霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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霊(たま)の礎(いしずゑ)(九)

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 篇:後付 よみ(新仮名遣い):
章:霊の礎(九) よみ(新仮名遣い):たまのいしずえ 通し章番号:
口述日:1922(大正11)年10月08日(旧08月18日) 口述場所: 筆録者:松村真澄 校正日: 校正場所: 初版発行日:1924(大正13)年3月3日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじはMさん作成です(一部加筆訂正してあります)。一部の章はAIによって要約を作成しています。[×閉じる]:
天上世界にも東西南北の方位がある。愛の善徳をそなえた天人は東西に住む。東方は明瞭に、西方はおぼろげに愛を感じる。
愛の徳から証覚を得た天人は南北に住む。南方は明瞭に証覚を具えた天人が住み、北方はおぼろげに証覚を備えた天人が住む。
主神がいます霊国にある天人と、天国にある天人はみな共に、この順序を守っている。主の霊国は愛の徳である。この徳に依って真光にしたがう度合いにより、天人おのおのに相違があるのである。
天の御国における愛は、主神に対する愛である。ここから来る真光は、無上の証覚である。霊国所在の真愛は、公共に対する愛である。これを仁愛(みろく)と称えるのである。
仁愛の真の光明は、神に基づく知恵である。この知恵を、信というのである。
主神が統轄なし給う高天原の天界は、二つに分かれている。主神のまします天界を霊の国と呼ぶ。天人たちが住居する世界は、天国である。
天国の天人は主神を太陽と打ち仰ぎ、霊国の天人は主神を月と打ち仰ぐ。主神が顕現し給うところは、東である。
このように、天国では太陽、霊国では月と現れ給うのは、愛と信とを摂受する度合いが異なるためである。愛の善徳は火に応じ、信は光明に応じる。霊国と天国が二つに分かれるゆえんである。
天人が現界の太陽と月を見ると、暗く見える。なぜなら、地上における火熱は自愛に相応し、光明はその自愛から招く虚偽に相当するからである。
自愛は、主神の愛とまったく相反する。そして自愛から生じる虚偽は、主神が有する神真と正反対なのである。
主神が具える神愛神真に逆らうものは、天人の眼には暗く映るのである。天国にある天人は主の神を太陽のように打ち仰ぎ、霊国の天人は月のように打ち仰ぐ。
地獄の世界にあるものは、自己と世界のみを愛し、神に逆らうために暗黒迷妄のうちに居り、神に背き主神を後方に捨てておく。これらを鬼霊精霊と称え、地獄の鬼というのである。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる]: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:0000-00-00 00:00:00 文字数:1065 OBC :rm379901
愛善世界社版:309頁 八幡書店版:第7輯 149頁 修補版: 校定版:321頁 普及版: 初版: ページ備考:
派生[?]この文献を底本として書かれたと思われる文献です。[×閉じる]:出口王仁三郎全集 > 第二巻 宗教・教育編 > 第四篇 神霊世界 > 第三章 霊の礎
001現実(げんじつ)世界(せかい)を後(あと)にして
002天上(てんじやう)世界(せかい)に往(ゆ)き見(み)れば
003地上(ちじやう)の世界(せかい)と同様(どうやう)に
004東西(とうざい)南北(なんぼく)の方位(ほうゐ)あり
005而(しか)して諸(もも)の天人(てんにん)は
006各(おのおの)住所(ぢうしよ)に異同(いどう)あり
007愛(あい)の善徳(ぜんとく)具(そな)へたる
008天人(てんにん)住(す)めるは東西位(とうざいゐ)
009而(しか)して東方(とうはう)は明瞭(めいれう)に
010之(これ)をば感(かん)じ西方(せいはう)は
011おぼろに之(これ)を感(かん)ず也(なり)
012愛(あい)の徳(とく)より証覚(しようかく)を
013具(そな)へて住(す)むは南北位(なんぼくゐ)
014而(しか)して南方(なんぱう)は明瞭(めいれう)に
015証覚光(しようかくくわう)を具(そな)へたる
016天人(てんにん)許(ばか)り之(これ)に住(す)み
017又(また)北方(ほつぱう)はおぼろげに
018証覚光(しようかくくわう)を具(そな)へたる
019天人(てんにん)のみぞ之(これ)に住(す)む
020主神(すしん)のいます霊国(れいごく)に
021在(あ)る天人(てんにん)と天国(てんごく)に
022在(あ)る天人(てんにん)と皆(みな)共(とも)に
023これの順序(じゆんじよ)を守(まも)れども
024主(す)の霊国(れいごく)は愛(あい)の徳(とく)
025この徳(とく)に依(よ)り真光(しんくわう)に
026従(したが)ふものと相異(さうい)あり
027天(てん)の御国(みくに)に於(お)ける愛(あい)は
028主神(すしん)に対(たい)する愛(あい)にして
029之(これ)より来(きた)る真光(しんくわう)は
030即(すなは)ち無上(むじやう)の証覚(しようかく)ぞ
031霊国(れいごく)所在(しよざい)の真愛(しんあい)は
032公共(こうきよう)に対(たい)する愛(あい)にして
033之(これ)をば仁愛(みろく)と称(とな)ふなり
034仁愛(みろく)の真(しん)の光明(くわうみやう)は
035神(かみ)に基(もとづ)く智慧(ちゑ)ぞかし
036これの智慧(ちゑ)をば信(しん)と云(い)ふ
037○
038主神(すしん)の統轄(とうかつ)為(な)し給(たま)ふ
039高天原(たかあまはら)の天界(てんかい)は
040全(まつた)く二(ふた)つに分(わか)れあり
041主神(すしん)の坐(ま)します天界(てんかい)を
042称(しよう)して霊(れい)の国(くに)と謂(い)ひ
043天人(てんにん)達(たち)の住居(ぢうきよ)せる
044世界(せかい)は即(すなは)ち天国(てんごく)ぞ
045霊(れい)の御国(みくに)と天国(てんごく)を
046構成(こうせい)したる諸々(もろもろ)の
047天(てん)の世界(せかい)の方向(はうかう)は
048決(けつ)して同(おな)じきものならず
049そも天国(てんごく)の天人(てんにん)は
050主神(すしん)を太陽(たいやう)と打仰(うちあふ)ぎ
051霊(れい)の御国(みくに)に住(す)むものは
052主神(すしん)を月(つき)と打仰(うちあふ)ぐ
053而(しか)して主神(すしん)の顕現(けんげん)し
054たまふ処(ところ)は東(ひがし)なり
055真神(しんしん)即(すなは)ち主(す)の神(かみ)は
056天国(てんごく)にては太陽(たいやう)と
057顕(あら)はれ給(たま)ひ霊国(れいごく)に
058在(あ)りては月(つき)と顕(あ)れたまふ
059斯(か)くも二種(にしゆ)の御姿(みすがた)に
060顕(あら)はれ玉(たま)ふは何故(なにゆゑ)ぞ
061愛(あい)と信(しん)とを摂受(せつじゆ)する
062度合(どあひ)の異(ことな)る為(ため)ぞかし
063愛(あい)の善徳(ぜんとく)は火(ひ)に応(おう)じ
064信(しん)は光明(くわうみやう)に相応(あひおう)ず
065是(これ)霊国(れいごく)と天国(てんごく)の
066二(ふた)つに分(わか)るる所以(ゆゑん)なり
067○
068高天原(たかあまはら)の天界(てんかい)に
069住(す)む天人(てんにん)の眼(まなこ)より
070見(み)る太陽(たいやう)は天界(てんかい)の
071太陽(たいやう)に比(ひ)して最暗(いとくら)し
072又(また)太陰(たいいん)も同様(どうやう)に
073天界(てんかい)の月(つき)に比(くら)ぶれば
074最(もつと)も暗(くら)く見(み)ゆるなり
075其(その)理(り)如何(いかん)と云(い)ふならば
076地上(ちじやう)に於(お)ける太陽(たいやう)の
077火熱(くわねつ)は自愛(じあい)に相応(さうおう)し
078その光明(くわうみやう)は自愛(じあい)より
079招(まね)ける虚偽(きよぎ)に相応(さうおう)す
080そもそも自愛(じあい)は主(す)の神(かみ)の
081愛(あい)と全(まつた)く相反(あひはん)し
082自愛(じあい)よりするその虚偽(きよぎ)は
083主神(すしん)の有(いう)する神真(しんしん)と
084正反対(せいはんたい)となればなり
085かくして主神(すしん)の具(そな)へたる
086神愛(しんあい)神真(しんしん)そのものに
087逆(さか)らふものは天人(てんにん)の
088眼(まなこ)に暗(くら)く映(うつ)るなり
089高天原(たかあまはら)の天国(てんごく)に
090ある天人(てんにん)は主(す)の神(かみ)を
091太陽(たいやう)の如(ごと)く打仰(うちあふ)ぎ
092霊国(れいごく)在住(ざいぢゆう)の天人(てんにん)は
093月(つき)の如(ごと)くに仰(あふ)ぐなり
094○
095地獄(ぢごく)の世界(せかい)に在(あ)るものは
096自己(じこ)と世界(せかい)をのみ愛(あい)し
097神(かみ)に逆(さか)らふその為(ため)に
098暗黒(あんこく)溟濛(めいもう)の裡(うち)に居(を)り
099全(まつた)く神(かみ)に相背(あひそむ)き
100主神(すしん)を後方(しりへ)に捨(す)てておく
101これ等(ら)を鬼霊(きれい)精霊(せいれい)と
102称(とな)へて地獄(ぢごく)の鬼(おに)となす
103アヽ惟神(かむながら)々々(かむながら)
104神(かみ)の世界(せかい)の奇(くし)びなる。
105  大正十一年十二月
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