霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第二一章 応酬歌(おうしうか)〔一一四六〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第42巻 舎身活躍 巳の巻 篇:第5篇 出風陣雅 よみ(新仮名遣い):しゅっぷうじんが
章:第21章 応酬歌 よみ(新仮名遣い):おうしゅうか 通し章番号:1146
口述日:1922(大正11)年11月25日(旧10月7日) 口述場所: 筆録者:北村隆光 校正日: 校正場所: 初版発行日:1924(大正13)年7月1日
概要: 舞台:イルナ城(入那城、セーラン王の館) あらすじ[?]このあらすじはMさん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]:
北光神は、宣伝歌を歌いながらどこからともなくイルナ城の一同の前に現れた。
神が人間をこの世に下し給うたのは、天国浄土の繁栄を開くためである。
選び清めた魂が高天原に現れて霊的活動をなし、天男天女が産み落とした霊子が地上世界に産み落とされ、人間界の夫婦に巻き付けられる。
人間はこうして神の御子として地上に生まれ、教育を受け、霊肉共に発達し、この世を捨てて天国の御園に帰るのである。
肉体とは、天人の霊子が発育を遂げる苗代なのである。種がまかれ苗が育ち、天国に移植される。そのとき人は現界を離れて天に復活し、天国浄土の神業に参加する時なのである。
神の御国を天国浄土の写しとしてこの世に建設し、短きこの世を楽しみつつ、元津御霊を健やか磨き育て、神の国に帰るのである。
イルナの国のセーラン王をはじめ、右守、ヤスダラ姫らは三五教の教えを聞いて、ようやく人生の尊き使命を悟り、改心することができたことのうれしさ、めでたさよ。
一同は北光神を最敬礼をもって迎えた。北光神は莞爾として一同に対して改心ができたことに対する祝歌と教歌を歌った。一同はこれに対して述懐の歌と改心の覚悟を表す歌を歌って答えた。
セーラン王はこれまでのいきさつを述懐しつつ、自ら改心後の治世に対する思いを読み込んだ宣伝歌を歌った。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる]: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2022-12-29 12:45:21 文字数:2768 OBC :rm4221
愛善世界社版:255頁 八幡書店版:第7輯 734頁 修補版: 校定版:262頁 普及版:110頁 初版: ページ備考:
001北光神『神(かみ)が表(おもて)に現(あら)はれて
002善神(ぜんしん)邪神(じやしん)を立別(たてわ)ける
003抑(そもそも)神(かみ)が人間(にんげん)を
004此(この)世(よ)に下(くだ)し給(たま)ひしは
005天国(てんごく)浄土(じやうど)の繁栄(はんゑい)を
006開(ひら)かむための思召(おぼしめ)し
007選(え)り清(きよ)めたる魂(たま)と魂(たま)
008高天原(たかあまはら)に現(あら)はれて
009夫婦(めをと)の道(みち)を開(ひら)きつつ
010現界人(げんかいじん)と同様(どうやう)に
011霊的(れいてき)活動(くわつどう)を開始(かいし)して
012情(じやう)と情(じやう)との結(むす)び合(あ)ひ
013天人(てんにん)男女(なんによ)は相共(あひとも)に
014美斗能(みとの)麻具倍比(まぐはひ)なしながら
015清(きよ)き正(ただ)しき霊子(たまのこ)を
016地上(ちじやう)の世界(せかい)に生(う)み落(おと)し
017人間界(にんげんかい)に活動(くわつどう)する
018夫婦(ふうふ)の体(たい)に蒔(ま)きつける
019天(てん)より降(くだ)せし霊子(たまのこ)は
020父(ちち)と母(はは)との御水火(みいき)にて
021忽(たちま)ち母体(ぼたい)に浸入(しんにふ)し
022動(どう)静(せい)解(かい)凝(ぎよう)引(いん)弛(ち)分(ぶん)合(がふ)の
023八(や)つの力(ちから)や剛柔流(がうじうりう)
024三(み)つの体(たい)をもととして
025十月(とつき)の間(あひだ)母(おや)の身(み)に
026潜(ひそ)みて身体(しんたい)完成(くわんせい)し
027霊子(れいし)の宮(みや)を機関(きくわん)とし
028此(この)世(よ)に現(あら)はれ来(きた)るなり
029人(ひと)の子(こ)として生(うま)れたる
030神(かみ)の御子(みこ)なる人々(ひとびと)は
031地上(ちじやう)に於(お)ける教育(けういく)を
032完全(くわんぜん)無欠(むけつ)に受(う)けながら
033霊肉(れいにく)ともに発達(はつたつ)し
034其(その)成人(せいじん)の暁(あかつき)は
035此(この)世(よ)を捨(す)てて天国(てんごく)の
036御園(みその)に帰(かへ)るものぞかし
037抑(そも)人間(にんげん)の肉体(にくたい)は
038天津(あまつ)御国(みくに)に住(すま)ひたる
039天人(てんにん)どもの霊(たま)の子(こ)が
040発育(はついく)遂(と)ぐる苗代(なはしろ)ぞ
041種(たね)蒔(ま)き苗(なへ)立(た)ち天国(てんごく)の
042田畑(たはた)に移植(いしよく)する時(とき)は
043人(ひと)は愈(いよいよ)現界(げんかい)を
044離(はな)れて天(てん)に復活(ふくくわつ)し
045天国(てんごく)浄土(じやうど)の神業(しんげふ)に
046参加(さんか)しまつる時(とき)ぞかし
047あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
048神(かみ)の御国(みくに)は目(ま)のあたり
049此(この)地(ち)の上(うへ)に建設(けんせつ)し
050天国(てんごく)浄土(じやうど)の移写(いしや)として
051短(みじか)き此(この)世(よ)を楽(たの)しみつ
052元津(もとつ)御霊(みたま)を健(すこや)かに
053磨(みが)きつ育(そだ)てつ雲霧(くもきり)を
054押分(おしわ)け帰(かへ)る神(かみ)の国(くに)
055あゝ有難(ありがた)し有難(ありがた)し
056イルナの都(みやこ)の刹帝利(せつていり)
057セーラン王(わう)も今(いま)までは
058天津(あまつ)御国(みくに)の消息(せうそく)を
059知(し)らざるために種々(いろいろ)と
060地上(ちじやう)に於(お)ける欲望(よくばう)に
061心(こころ)を駆(か)られ居(ゐ)たりしが
062三五教(あななひけう)の御教(みをしへ)を
063聞(き)きてやうやう人生(じんせい)の
064尊(たふと)き使命(しめい)を悟(さと)りつつ
065短(みじか)き此(この)世(よ)に欲望(よくばう)を
066達成(たつせい)せむと企(たく)みたる
067悪逆(あくぎやく)無道(ぶだう)の右守(うもり)をば
068直日(なほひ)に見直(みなほ)し聞直(ききなほ)し
069救(すく)ひ与(あた)へし健気(けなげ)さよ
070吾(われ)は北光彦(きたてるひこ)の神(かみ)
071天(あめ)の目一(まひと)つ神司(かむつかさ)
072高照山(たかてるやま)を立(た)ち出(い)でて
073汝(なれ)が命(みこと)の身辺(しんぺん)を
074守(まも)り救(すく)はむその為(ため)に
075暗(やみ)に紛(まぎ)れて来(き)て見(み)れば
076実(げ)にも目出度(めでた)き今日(けふ)の空(そら)
077月日(つきひ)の光(ひかり)も爽(さはや)かに
078入那(いるな)の城(しろ)は永久(とこしへ)に
079花(はな)咲(さ)き匂(にほ)ふ世(よ)となりぬ
080黄金姫(わうごんひめ)や清照姫(きよてるひめ)の
081貴(うづ)の命(みこと)やヤスダラ姫(ひめ)
082竜雲司(りううんつかさ)を始(はじ)めとし
083テームス、レーブ、カル、リーダー
084其(その)他(ほか)百(もも)の司(つかさ)等(ら)の
085清(きよ)き心(こころ)の花(はな)を見(み)て
086喜(よろこ)び勇(いさ)む胸(むね)の裡(うち)
087三五教(あななひけう)の御教(みをしへ)が
088普(あまね)く地上(ちじやう)に亘(わた)りなば
089敵(てき)もなければ味方(みかた)なし
090善悪(ぜんあく)邪正(じやせい)おしなべて
091尊(たふと)き神(かみ)の御恵(みめぐみ)に
092潤(うるほ)ひまつり天国(てんごく)の
093姿(すがた)を地上(ちじやう)に現(あら)はすは
094今(いま)目(ま)のあたり見(み)る如(ごと)し
095実(げ)にも尊(たふと)き国(くに)の祖(おや)
096国治立(くにはるたちの)大御神(おほみかみ)
097瑞(みづ)の御霊(みたま)の大御神(おほみかみ)
098天教山(てんけうざん)に在(あ)れませる
099木花(このはな)咲耶姫(さくやひめ)の神(かみ)
100大地(だいち)をかねて守(まも)ります
101金勝要(きんかつかねの)大御神(おほみかみ)
102御稜威(みいづ)輝(かがや)く日(ひ)の出別(でわけ)
103日(ひ)の出神(でのかみ)の神徳(しんとく)に
104忽(たちま)ち開(ひら)く常暗(とこやみ)の
105天(あま)の岩戸(いはと)は永久(とことは)に
106塞(ふさ)がであれや惟神(かむながら)
107神(かみ)の御前(みまへ)に北光(きたてる)の
108天(あめ)の目一(まひと)つ神司(かむつかさ)
109至仁至愛(みろく)の神(かみ)の心(こころ)もて
110天地(てんち)万有(ばんいう)一切(いつさい)に
111代(かは)りて願(ねが)ひ奉(たてまつ)る
112あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
113御霊(みたま)幸(さち)はへましませよ』
114と歌(うた)ひながら、115北光(きたてる)の神(かみ)は悠然(いうぜん)として奥(おく)の間(ま)より現(あら)はれ来(きた)る其(その)不思議(ふしぎ)さ。116セーラン王(わう)始(はじ)め一同(いちどう)は突然(とつぜん)の目一(まひと)つ神(のかみ)の降臨(かうりん)に驚嘆(きやうたん)やるかたなく、117最敬礼(さいけいれい)を以(もつ)て之(これ)を遇(ぐう)し、118北光(きたてるの)神(かみ)を正座(しやうざ)に招(お)ぎ奉(まつ)つた。
119 北光(きたてるの)神(かみ)は莞爾(くわんじ)として一同(いちどう)を見廻(みまは)し、
120北光神『千早振(ちはやぶ)る神(かみ)の教(をしへ)の開(ひら)け口(ぐち)
121誠(まこと)一(ひと)つの手力男(たぢからをの)神(かみ)。
122手力男(たぢからを)神(かみ)の命(みこと)は何処(いづく)なる
123誠(まこと)を守(まも)る人(ひと)の心(こころ)に。
124高天(たかあま)の原(はら)の御国(みくに)は何処(いづく)なる
125誠(まこと)に強(つよ)き人(ひと)の心(こころ)に。
126国治(くにはる)の立(たちの)命(みこと)の御舎(みあらか)は
127汝(な)が肉体(からたま)の臍下丹田(したついはね)に。
128入那山(いるなやま)木(こ)の葉(は)のさやぐ醜風(しこかぜ)も
129凪(な)ぎて静(しづ)けき今日(けふ)の空(そら)かな。
130高照(たかてる)の山(やま)を立出(たちい)で北光(きたてる)の
131神(かみ)の光(ひかり)は輝(かがや)きにけむ』
132セーラン『霊(たま)幸(ち)はふ神(かみ)の光(ひかり)に照(て)らされて
133入那(いるな)の闇(やみ)は晴(は)れ渡(わた)りけり。
134恋(こ)ひ慕(した)ふヤスダラ姫(ひめ)の肉体(からたま)を
135忘(わす)れ果(は)てけり神(かみ)のまにまに。
136ヤスダラ姫(ひめ)神(かみ)の命(みこと)よ心(こころ)せよ
137汝(なれ)をば憎(にく)む心(こころ)にあらぬを。
138さりながら誠(まこと)の道(みち)に照(て)らされて
139消(き)え失(う)せにけり恋(こひ)の黒雲(くろくも)。
140美(うる)はしくいとしく思(おも)ふ吾(わが)胸(むね)は
141今(いま)も昔(むかし)も変(かは)らざりけり。
142道(みち)の為(た)め世人(よびと)のために荒(あ)れ狂(くる)ふ
143心(こころ)の駒(こま)を引(ひ)きしばり行(ゆ)く。
144心(こころ)にもあらぬ美辞(よごと)を述(の)ぶるより
145神(かみ)のまにまに打明(うちあ)かしおく』
146ヤスダラ『有難(ありがた)し吾(わが)大君(おほぎみ)の御心(みこころ)は
147幾世(いくよ)経(へ)ぬとも忘(わす)れざらまし。
148大君(おほぎみ)よサマリー姫(ひめ)と常永遠(とことは)に
149御国(みくに)を守(まも)れ神(かみ)のまにまに。
150今(いま)よりは三五教(あななひけう)の神司(かむつかさ)
151世人(よびと)のために鹿島立(かしまだ)ちせむ。
152サマリーの姫(ひめ)の命(みこと)に物(もの)申(まを)す
153誠(まこと)を捧(ささ)げ王(きみ)に仕(つか)へよ』
154サマリー『心安(うらやす)く思召(おぼしめ)しませ姫(ひめ)命(みこと)
155朝(あさ)な夕(ゆふ)なに清(きよ)く仕(つか)へむ。
156君(きみ)行(ゆ)かば後(あと)に残(のこ)りし吾々(われわれ)は
157心(こころ)淋(さび)しく日(ひ)を送(おく)るらむ。
158さりながら神(かみ)の御(おん)手(て)に抱(いだ)かれし
159吾(わが)身(み)の上(うへ)を案(あん)じ給(たま)ふな。
160大君(おほぎみ)に誠心(まことごころ)を捧(ささ)げつつ
161吾(わが)国民(くにたみ)を安(やす)く守(まも)らむ』
162黄金(わうごん)『村肝(むらきも)の心(こころ)の悩(なや)み失(う)せにけり
163姫(ひめ)と姫(ひめ)との和(やは)らぎを見(み)て』
164清照(きよてる)『天津(あまつ)日(ひ)は御空(みそら)に高(たか)く清照(きよてる)の
165姫(ひめ)の心(こころ)は輝(かがや)き渡(わた)る。
166カールチン右守(うもり)の司(つかさ)に物(もの)申(まを)す
167吾(わが)悪戯(いたづら)を許(ゆる)し給(たま)はれ。
168何事(なにごと)も見直(みなほ)しするは神(かみ)の道(みち)
169もとより悪(あ)しき心(こころ)ならねば』
170カールチン『有難(ありがた)し清照姫(きよてるひめ)の御言葉(みことば)は
171淋(さび)しき吾(われ)の生命(いのち)なりけり。
172今日(けふ)よりは賤(いや)しき心(こころ)取直(とりなほ)し
173神(かみ)と君(きみ)とに誠(まこと)を尽(つく)さむ』
174セーリス『斯(か)くすれば斯(か)くなるものと知(し)りながら
175引(ひ)くに引(ひ)かれぬ場合(ばあひ)なりけり
176天地(あめつち)の皇(すめ)大神(おほかみ)よ許(ゆる)しませ
177知(し)りて犯(をか)せし詐(いつは)りの罪(つみ)を』
178北光(きたてる)『何事(なにごと)も皆(みな)惟神(かむながら)々々(かむながら)
179霊(たま)幸(ち)はへませ教子(をしへご)の上(へ)に。
180善(よ)しと云(い)ひ悪(あ)ししと云(い)ふも人(ひと)の世(よ)の
181かりの隔(へだ)てと聞直(ききなほ)す神(かみ)。
182吾(われ)こそは天津誠(あまつまこと)の御教(みをしへ)を
183四方(よも)の国々(くにぐに)開(ひら)く神司(みつかさ)。
184さりながら月(つき)に村雲(むらくも)花(はな)に風(かぜ)
185雪(ゆき)に朝日(あさひ)のあたる世(よ)の中(なか)。
186何事(なにごと)も神(かみ)の御胸(みむね)にまかすこそ
187高天(たかま)の原(はら)にのぼる架橋(かけはし)』
188 セーラン王(わう)は声(こゑ)も涼(すず)しく歌(うた)ふ。189其(その)歌(うた)、
190セーラン王『神(かみ)が表(おもて)に現(あら)はれて
191イルナの城(しろ)に蟠(わだか)まる
192醜(しこ)の枉津(まがつ)を追(お)ひ払(はら)ひ
193言向(ことむ)け給(たま)ひし尊(たふと)さよ
194吾(われ)はイルナの刹帝利(せつていり)
195バラモン教(けう)の神司(かむつかさ)
196鬼熊別(おにくまわけ)の御教(みをしへ)を
197朝(あさ)な夕(ゆふ)なに謹(つつし)みて
198仕(つか)へまつりし甲斐(かひ)ありて
199妻子(さいし)と在(あ)れます黄金(わうごん)の
200姫(ひめ)の命(みこと)や清照(きよてる)の
201貴(うづ)の司(つかさ)に助(たす)けられ
202又(また)もや北光(きたてる)神司(かむづかさ)
203其(その)外(ほか)忠義(ちうぎ)の人々(ひとびと)に
204身(み)を守(まも)られて入那城(いるなじやう)
205再(ふたた)び王(わう)と君臨(くんりん)し
206世(よ)を常久(とことは)に守(まも)り行(ゆ)く
207嬉(うれ)しき身(み)とはなりにけり
208朝日(あさひ)は照(て)るとも曇(くも)るとも
209月(つき)は盈(み)つとも虧(か)くるとも
210仮令(たとへ)大地(だいち)は沈(しづ)むとも
211三五教(あななひけう)の御教(みをしへ)は
212堅磐(かきは)常磐(ときは)に忘(わす)れまじ
213三五教(あななひけう)やウラル教(けう)
214バラモン教(けう)と種々(いろいろ)に
215教(をしへ)の名称(めいしよう)は変(かは)れども
216天地(てんち)を造(つく)り給(たま)ひたる
217誠(まこと)の神(かみ)は一柱(ひとはしら)
218国治立(くにはるたちの)大神(おほかみ)の
219一(ひと)つに帰(き)するものぞかし
220梵天(ぼんてん)帝釈(たいしやく)自在天(じざいてん)
221盤古(ばんこ)大神(だいじん)塩長(しほなが)の
222彦(ひこ)の命(みこと)の御(おん)守護(まもり)
223愈(いよいよ)高(たか)く深(ふか)くして
224宇内(うだい)唯一(ゆゐいつ)の三五(あななひ)の
225教(をしへ)に導(みちび)き給(たま)ひたる
226宏大(くわうだい)無辺(むへん)の神徳(しんとく)を
227謹(つつし)み感謝(かんしや)し奉(たてまつ)る
228左守(さもり)の司(かみ)のクーリンス
229右守(うもり)の司(かみ)のカールチン
230心(こころ)を清(きよ)め身(み)を浄(きよ)め
231いざこれよりは入那城(いるなじやう)
232セーラン王(わう)の聖職(せいしよく)を
233輔翼(ほよく)しまつり国民(くにたみ)に
234塗炭(とたん)の苦(くる)しをば逃(のが)れしめ
235天国(てんごく)浄土(じやうど)の真諦(しんたい)を
236導(みちび)き諭(さと)し天国(てんごく)を
237地上(ちじやう)に細(つぶ)さに建設(けんせつ)し
238人(ひと)と生(うま)れし天職(てんしよく)を
239上下(うへした)睦(むつ)み親(した)しみて
240仕(つか)へまつらむ吾(わが)心(こころ)
241麻柱(あなな)ひませよ惟神(かむながら)
242神(かみ)に誓(ちか)ひて諸々(もろもろ)の
243司(つかさ)の前(まへ)に宣(の)り伝(つた)ふ
244あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
245御霊(みたま)幸(さち)はへましませよ』
246(大正一一・一一・二五 旧一〇・七 北村隆光録)
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