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小異を捨てて大同につけ

インフォメーション
題名:小異を捨てて大同につけ 著者:出口王仁三郎
ページ:476 目次メモ:
概要: 備考: タグ: データ凡例:旧仮名遣いを新仮名遣いに改めた。 データ最終更新日:2016-11-29 16:05:57 OBC :B121805c228
初出[?]この文献の初出または底本となったと思われる文献です。[×閉じる]『真如の光』昭和7年2月5日号
 私が大阪に初めて来てから三十五年になる。これまでは大阪はまことに不統一の所でであったが、この頃ようやくまとまりがつきかけて来たのははなはだよろこばしい。
 大正十二年に教碑をほって本宮山にふせておいたが、今度九月八日にこれを立てた。ところがたちまち満洲事変が突発して急速に神業が進展して来た。新聞等では満蒙問題も片付いてこれから人気が好転するだろうと云うてるが、なかなかそうは行かぬ。外交の方でも明治七年、十七年、二十七年、三十七年と云うように戦争があり、さらに四十七年(大正三年)には欧洲大戦が起こり、五七年(大正十三年)には表面的でなくて軍縮の問題があった。今度の六十七年(昭和九年)にはますます大きく面倒になる。一方には反宗教運動が起こり世は大国難を叫ぶが、大本では国福を叫んで邁進するのである。天下のことはすべて窮すれば通ずる。数年後になればたいていの目鼻はつく。大本は先ず満蒙問題に大いに力を入れねばならぬ。
 人の和、地の利、天の時を待っていよいよ天運が循環して来た。しかしこの度はなかなかの大望(たいもう)だから易々とは成就せぬ。明治維新の時は人口は三千万人しかいなかったが、それでも二十年も用意がかかった。今度は人口がふえて、また人種も色々あるのであるから、なかなか容易ではない。これからは大困難になるから日本人は大いに緊張せねばならぬ。満蒙が生命線であることは大正元年から私は世間の注意をしておいた。全く日本が自給自足の国策を講ずる上においては大切なのである。
 日本は濱口内閣のとき金解禁をしたが、だんだん外国に金が流れて行くものだから今度犬養内閣では再び禁止した。外債の利息の支払いをしたら一年もすると正貨の基礎が危うくなる。実際日本は真の自給自足の経済を立てねば危機一髪である。
 幸い満洲事変で軍隊が大活躍して国威を宣揚してくれたが、どうしても今後はますます大事になる。
 大本はどうしても愛善運動でもって支那と工合よく結合せねばならぬ。前から私はこの運動については種を蒔いておいたが、今度これに花が咲き実がなるのを待っているわけだ。世間では直ぐに熟柿(じゅくし)が手に落ちるように思うている者もあるが、そう単純には行かない。
 皆が小異を捨てて大同につき、区々たる感情をすてて本当に結束せねばならぬ。少数といえども一致の力と云うものは非常に強いものである。特に大阪の一同は気をつけて貰いたい。
(昭和七・一・五 於大阪分院 同七・二・五 真如の光誌)
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