霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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序文(じよぶん)

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第74巻 天祥地瑞 丑の巻 篇:前付 よみ(新仮名遣い):
章:序文 よみ(新仮名遣い):じょぶん 通し章番号:
口述日:1933(昭和8)年10月20日(旧09月2日) 口述場所:水明閣 筆録者:加藤明子 校正日: 校正場所: 初版発行日:1934(昭和9)年1月5日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
七十四巻は、紫微天界における国土(くに)生み神生みの神業(みわざ)の一部を略述したもので、主に太元顕津男の神の活動を説いている。
紫微天界は、何億万年もの後、修理固成の大経綸によって現在の大地球となったのである。紫微天界とは、天体中における豊葦原の瑞穂の国なのである。
五圏層の天界もまた、億兆の無数の大宇宙を形成して、永遠にずっと神人を守り、現在にいたるまで活動を続けているのである。
国土生み神生みの神業の物語の中に、神々の神名において、活動の状態と言霊の無限の稜威(いづ=尊厳の威光)を明示してある。心をしのばせて熟読するように。
物語は、紫微天界の中でもまだ幼い真鶴山の固成から、玉野森の清丘へ、そして主の大神に神勅を請うまでのいきさつを示している。
天界の言葉はすべてアオウエイの五大父音で通じているが、現代人のためにやむをえず、三十一文字の和歌を応用して神意を発表してある。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm740001
愛善世界社版: 八幡書店版:第13輯 157頁 修補版: 校定版:前付 1頁 普及版: 初版: ページ備考:
001 本巻(ほんくわん)紫微(しび)天界(てんかい)()ける国土生(くにう)神生(かみう)みの神業(みわざ)一端(いつたん)略述(りやくじゆつ)せしものにして、002(しゆ)として太元(おほもと)顕津男(あきつを)(かみ)活動(くわつどう)()きたり。003抑々(そもそも)紫微(しび)天界(てんかい)は、004幾億万(いくおくまん)(ねん)(のち)005修理(しうり)固成(こせい)大経綸(だいけいりん)によりて、006現在(げんざい)大地球(だいちきう)(くわ)したれば、007紫微(しび)天界(てんかい)無論(むろん)天体中(てんたいちう)()ける、008豊葦原(とよあしはら)瑞穂(みづほ)(くに)なる(こと)()るべきなり。009五圏層(ごけんそう)天界(てんかい)また億兆(おくてう)無数(むすう)大宇宙(だいうちう)形成(けいせい)して、010永遠(えいゑん)無窮(むきう)神人(しんじん)(まも)り、011活動(くわつどう)(つづ)()るなり。012国土生(くにう)神生(かみう)みの神業(みわざ)(かん)し、013数多(あまた)神々(かみがみ)神名(みな)による活動(くわつどう)情態(じやうたい)(およ)言霊(ことたま)無限(むげん)稜威(いづ)をも明示(めいじ)しあれば、014(こころ)をひそめて玩味(ぐわんみ)すべきなり。
015 本書(ほんしよ)()するところは、016顕津男(あきつを)(かみ)国土生(くにう)神生(かみう)みせむと、017紫微(しび)天界(てんかい)(ちう)(いま)地稚(つちわか)真鶴山(まなづるやま)修理(しうり)固成(こせい)より、018玉野森(たまのもり)清丘(すがをか)(わた)られ、019()大神(おほかみ)神勅(しんちよく)()(たま)(まで)経緯(いきさつ)(しめ)したり。
020 (また)天界(てんかい)()ける言葉(ことば)は、021(すべ)てアオウエイの五大(ごだい)父音(ふおん)をもつて(つう)ずると(いへど)も、022現代人(げんだいじん)七十五(しちじふご)(せい)言霊(ことたま)(ことごと)使用(しよう)せざれば、023神代語(じんだいご)(かい)(がた)きを(もつ)て、024()むを()(ここ)三十一(みそひと)文字(もじ)敷島(しきしま)(うた)応用(おうよう)して神意(しんい)発表(はつぺう)したれば、025読者(どくしや)(その)()(りやう)せらるべし。
 
026   昭和八年十月三十一日 旧九月十三日
027      於水明閣 口述者識
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