霊界物語.ネット
~出口王仁三郎 大図書館~
設定
|
ヘルプ
ホーム
霊界物語
天祥地瑞(第73~81巻)
第74巻(丑の巻)
序文
総説
第1篇 渺茫千里
第1章 科戸の風
第2章 野路の草枕
第3章 篠の笹原
第4章 朝露の光
第5章 言霊神橋
第6章 真鶴山霊
第7章 相聞の闇
第8章 黒雲晴明
第9章 真鶴鳴動
第2篇 真鶴新国
第10章 心の手綱
第11章 万代の誓
第12章 森の遠望
第13章 水上の月
第14章 真心の曇らひ
第15章 晴天澄潮
第16章 真言の力(一)
第17章 真言の力(二)
第18章 玉野の森
第19章 玉野の神丘
第20章 松下の述懐
第3篇 玉藻霊山
第21章 玉野清庭
第22章 天地は曇る
第23章 意想の外
第24章 誠の化身
第25章 感歎幽明
第26章 総神登丘
余白歌
×
設定
この文献を王仁DBで開く
印刷用画面を開く
[?]
プリント専用のシンプルな画面が開きます。文章の途中から印刷したい場合は、文頭にしたい位置のアンカーをクリックしてから開いて下さい。
[×閉じる]
話者名の追加表示
[?]
セリフの前に話者名が記していない場合、誰がしゃべっているセリフなのか分からなくなってしまう場合があります。底本にはありませんが、話者名を追加して表示します。
[×閉じる]
追加表示する
追加表示しない
【標準】
表示できる章
テキストのタイプ
[?]
ルビを表示させたまま文字列を選択してコピー&ペーストすると、ブラウザによってはルビも一緒にコピーされてしまい、ブログ等に引用するのに手間がかかります。そんな時には「コピー用のテキスト」に変更して下さい。ルビも脚注もない、ベタなテキストが表示され、きれいにコピーできます。
[×閉じる]
通常のテキスト
【標準】
コピー用のテキスト
文字サイズ
S
【標準】
M
L
ルビの表示
通常表示
【標準】
括弧の中に表示
表示しない
アンカーの表示
[?]
本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。
[×閉じる]
左側だけに表示する
【標準】
表示しない
全てのアンカーを表示
宣伝歌
[?]
宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。
[×閉じる]
一段組
【標準】
二段組
脚注[※]用語解説
[?]
[※]、[*]、[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。[※]は主に用語説明、[*]は編集用の脚注で、表示させたり消したりできます。[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。
[×閉じる]
脚注マークを表示する
【標準】
脚注マークを表示しない
脚注[*]編集用
[?]
[※]、[*]、[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。[※]は主に用語説明、[*]は編集用の脚注で、表示させたり消したりできます。[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。
[×閉じる]
脚注マークを表示する
脚注マークを表示しない
【標準】
外字の外周色
[?]
一般のフォントに存在しない文字は専用の外字フォントを使用しています。目立つようにその文字の外周の色を変えます。
[×閉じる]
無色
【標準】
赤色
現在のページには外字は使われていません
表示がおかしくなったらリロードしたり、クッキーを削除してみて下さい。
【新着情報】
サブスク完了しました
。どうもありがとうございます。
|
サイトをリニューアルしました。不具合がある場合は
従来バージョン
をお使い下さい
霊界物語
>
天祥地瑞(第73~81巻)
>
第74巻(丑の巻)
> 第2篇 真鶴新国 > 第15章 晴天澄潮
<<< 真心の曇らひ
(B)
(N)
真言の力(一) >>>
第一五章
晴天
(
せいてん
)
澄潮
(
ちようてう
)
〔一八八三〕
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第74巻 天祥地瑞 丑の巻
篇:
第2篇 真鶴新国
よみ(新仮名遣い):
まなづるしんこく
章:
第15章 晴天澄潮
よみ(新仮名遣い):
せいてんちょうちょう
通し章番号:
1883
口述日:
1933(昭和8)年10月24日(旧09月6日)
口述場所:
水明閣
筆録者:
森良仁
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1934(昭和9)年1月5日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
[×閉じる]
:
顕津男の神の仁慈のこもった歌に、生代比女の恨みの炎は消えてしまった。静かで美しい玉野湖の情景は、天国浄土の様を取り戻した。
この光景に遠見男の神は瑞御霊の大愛をたたえる歌を歌った。
圓屋比古の神は、愛善・愛悪が行き交って国が固まる様を悟り、天地を丸く治めることに尽力することを誓った。また、顕津男の神の活動をたたえた。
多々久美の神は、恋の恐ろしい側面を目の当たりにした感慨を歌った。
宇礼志穂の神は、瑞御霊の神業の辛苦に思いを馳せる歌を歌った。
美波志比古の神は、瑞御霊の仁慈の徳と言霊の力をたたえる歌を歌った。
産玉の神は、生代比女の一途な思いを憐れみ慈しむ歌を歌った。
魂機張の神は、神業と生代比女の思いの間で苦しんだ顕津男の神の心に、涙の歌を歌った。
結比合の神は、再び澄み渡った景色に、目的地・玉野森へ心が急ぐ思いを歌った。
美味素の神は、湖面を照らす月と、ゆきかう日の徳をたたえる歌を歌った。
真言厳の神は、月の恵みをたたえ、先頭に立って玉野湖を馬に乗って泳ぎ渡った。
顕津男の神たち一行は、真言厳の神に続いた。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
[×閉じる]
:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
rm7415
愛善世界社版:
八幡書店版:
第13輯 221頁
修補版:
校定版:
225頁
普及版:
初版:
ページ備考:
001
顕津男
(
あきつを
)
の
神
(
かみ
)
の
仁慈
(
じんじ
)
の
籠
(
こも
)
れる
言霊
(
ことたま
)
の
御歌
(
みうた
)
に、
002
生代
(
いくよ
)
比女
(
ひめ
)
の
神
(
かみ
)
が
恋
(
こひ
)
の
恨
(
うら
)
みも
炎
(
ほのほ
)
も、
003
玉野湖
(
たまのこ
)
の
水泡
(
みなわ
)
と
消
(
き
)
えて、
004
水面
(
すゐめん
)
には
月
(
つき
)
の
鏡
(
かがみ
)
を
写
(
うつ
)
し、
005
雲霧
(
くもきり
)
の
幕
(
まく
)
何
(
いづ
)
れにか
取
(
と
)
り
外
(
はづ
)
されて、
006
大空
(
おほぞら
)
の
蒼
(
あを
)
にきらめく
星影
(
ほしかげ
)
を
湖底
(
こてい
)
に
描
(
ゑが
)
き、
007
天国
(
てんごく
)
浄土
(
じやうど
)
の
光景
(
くわうけい
)
と
回復
(
くわいふく
)
したるぞ
不思議
(
ふしぎ
)
なる。
008
遠見男
(
とほみを
)
の
神
(
かみ
)
は、
009
今
(
いま
)
目前
(
まのあたり
)
展開
(
てんかい
)
したる
天地
(
てんち
)
の
光景
(
くわうけい
)
を
眺
(
なが
)
めて
湖面
(
こめん
)
に
向
(
むか
)
ひ、
010
御歌
(
みうた
)
詠
(
よ
)
ませ
給
(
たま
)
ふ。
011
『
天晴
(
あは
)
れ
天晴
(
あは
)
れ
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
言霊
(
ことたま
)
に
012
天地
(
あめつち
)
四方
(
よも
)
の
雲
(
くも
)
晴
(
は
)
れにけり
013
恐
(
おそろ
)
しきものは
恋
(
こひ
)
かも
思
(
おも
)
ひかも
014
この
天地
(
あめつち
)
を
闇
(
やみ
)
となしける
015
天地
(
あめつち
)
を
深
(
ふか
)
く
包
(
つつ
)
みし
闇雲
(
やみくも
)
も
016
情
(
なさけ
)
の
言葉
(
ことば
)
に
晴
(
は
)
れ
渡
(
わた
)
りぬる
017
瑞御霊
(
みづみたま
)
神
(
かみ
)
の
苦
(
くる
)
しき
御心
(
みこころ
)
を
018
悟
(
さと
)
りて
吾
(
われ
)
は
涙
(
なみだ
)
に
暮
(
く
)
るるも
019
玉野湖
(
たまのうみ
)
の
鏡
(
かがみ
)
に
月
(
つき
)
は
冴
(
さ
)
えにつつ
020
波
(
なみ
)
は
静
(
しづか
)
に
香
(
かを
)
りこそすれ
021
八千尋
(
やちひろ
)
の
底
(
そこ
)
まで
澄
(
す
)
めるこの
湖
(
うみ
)
の
022
深
(
ふか
)
き
思
(
おも
)
ひを
和
(
やは
)
らげし
岐美
(
きみ
)
よ
023
目路
(
めぢ
)
遠
(
とほ
)
く
彼方
(
かなた
)
の
岸
(
きし
)
にうつろへる
024
玉野
(
たまの
)
神森
(
かみもり
)
見
(
み
)
え
初
(
そ
)
めにける
025
一片
(
ひときれ
)
の
雲
(
くも
)
さへも
無
(
な
)
き
大空
(
おほぞら
)
の
026
心
(
こころ
)
にかがよふ
神
(
かみ
)
の
霊線
(
たましひ
)
027
大愛
(
たいあい
)
の
神
(
かみ
)
の
心
(
こころ
)
に
比
(
くら
)
ぶれば
028
吾
(
われ
)
は
小
(
ちい
)
さき
愛
(
あい
)
に
狂
(
くる
)
へるも
029
今日
(
けふ
)
よりは
心
(
こころ
)
の
手綱
(
たづな
)
ひき
締
(
し
)
めて
030
大愛
(
たいあい
)
の
道
(
みち
)
進
(
すす
)
まむと
思
(
おも
)
ふ
031
恋
(
こひ
)
すてふ
心
(
こころ
)
は
愛
(
めぐ
)
し
清
(
すが
)
しもよ
032
天
(
あめ
)
と
地
(
つち
)
との
中
(
なか
)
に
輝
(
かがや
)
く
033
湖原
(
うなばら
)
をなでて
吹
(
ふ
)
き
来
(
こ
)
しそよ
風
(
かぜ
)
の
034
わが
面
(
おも
)
吹
(
ふ
)
きて
香
(
かを
)
る
宵
(
よひ
)
なり
035
見
(
み
)
の
限
(
かぎ
)
り
月
(
つき
)
の
下
(
した
)
びに
草
(
くさ
)
も
木
(
き
)
も
036
安
(
やす
)
き
眠
(
ねむ
)
りにつきにけらしな
037
荒風
(
あらかぜ
)
に
揉
(
も
)
まれて
汀
(
みぎは
)
の
葭葦
(
よしあし
)
は
038
片靡
(
かたなび
)
きつつ
露
(
つゆ
)
に
光
(
ひか
)
れる
039
瑞御霊
(
みづみたま
)
恵
(
めぐみ
)
の
露
(
つゆ
)
の
霑
(
うるほ
)
ひに
040
この
天地
(
あめつち
)
は
洗
(
あら
)
はれにける
041
闇
(
やみ
)
深
(
ふか
)
く
湖原
(
うなばら
)
荒
(
あ
)
れしたまゆらを
042
吾
(
われ
)
は
艱
(
なや
)
みぬ
御供
(
みとも
)
に
仕
(
つか
)
へて
043
吹
(
ふ
)
きすさび
荒
(
あ
)
れ
狂
(
くる
)
ひたる
湖風
(
うなかぜ
)
も
044
静
(
しづ
)
まりにけり
岐美
(
きみ
)
の
情
(
なさけ
)
に
045
頼
(
たの
)
むべきものは
神
(
かみ
)
かも
恐
(
おそ
)
るべき
046
邪曲
(
まが
)
は
恋
(
こひ
)
かもこの
天地
(
あめつち
)
に
047
かくならば
勇
(
いさ
)
みて
御供
(
みとも
)
仕
(
つか
)
へつつ
048
吾
(
われ
)
渡
(
わた
)
り
行
(
ゆ
)
かむ
神馬
(
しんめ
)
の
守
(
まも
)
りに』
049
圓屋
(
まるや
)
比古
(
ひこ
)
の
神
(
かみ
)
は
御歌
(
みうた
)
詠
(
よ
)
ませ
給
(
たま
)
ふ。
050
『はろばろと
岐美
(
きみ
)
の
旅路
(
たびぢ
)
に
仕
(
つか
)
へ
来
(
き
)
て
051
吾
(
われ
)
は
悟
(
さと
)
りぬ
世
(
よ
)
の
状態
(
ありさま
)
を
052
恋心
(
こひごころ
)
燃
(
も
)
えつ
消
(
き
)
えつつまた
燃
(
も
)
えつ
053
天
(
あめ
)
と
地
(
つち
)
とを
恨
(
うら
)
みにとざせり
054
とざしたる
天地
(
あめつち
)
の
闇
(
やみ
)
も
情
(
なさけ
)
ある
055
生言霊
(
いくことたま
)
に
明
(
あ
)
け
放
(
はな
)
れたり
056
大空
(
おほぞら
)
を
隈
(
くま
)
なく
包
(
つつ
)
みし
黒雲
(
くろくも
)
は
057
恋
(
こひ
)
の
炎
(
ほのほ
)
と
思
(
おも
)
へば
恐
(
おそろ
)
し
058
美
(
うるは
)
しき
紫微
(
しび
)
天界
(
てんかい
)
のことごとは
059
愛
(
あい
)
より
生
(
う
)
みしと
思
(
おも
)
へば
畏
(
かしこ
)
し
060
愛善
(
あいぜん
)
と
愛悪
(
あいあく
)
交々
(
こもごも
)
ゆきかひて
061
紫微
(
しび
)
天界
(
てんかい
)
は
固
(
かた
)
まり
行
(
ゆ
)
くも
062
天
(
あめ
)
も
地
(
つち
)
も
圓屋
(
まるや
)
の
比古
(
ひこ
)
の
神
(
かみ
)
の
稜威
(
いづ
)
に
063
丸
(
まる
)
く
治
(
をさ
)
めむ
神
(
かみ
)
のまにまに
064
神
(
かみ
)
と
神
(
かみ
)
国
(
くに
)
と
国
(
くに
)
との
交
(
まじ
)
らひを
065
丸
(
まる
)
く
治
(
をさ
)
めむわが
誓
(
ちか
)
ひなり
066
丸々
(
まるまる
)
と
御空
(
みそら
)
の
月
(
つき
)
は
玉野湖
(
たまのうみ
)
の
067
上
(
うへ
)
と
下
(
した
)
とにかがよふこの
宵
(
よひ
)
068
この
宵
(
よひ
)
の
移
(
うつ
)
り
変
(
かは
)
りのさま
見
(
み
)
つつ
069
わが
行先
(
ゆくさき
)
の
光
(
ひかり
)
見
(
み
)
つむる
070
目路
(
めぢ
)
遠
(
とほ
)
きこの
神国
(
かみくに
)
を
固
(
かた
)
めむと
071
駆
(
か
)
け
廻
(
めぐ
)
ります
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
はや』
072
多々久美
(
たたくみ
)
の
神
(
かみ
)
は
御歌
(
みうた
)
詠
(
よ
)
ませ
給
(
たま
)
ふ。
073
『わが
力
(
ちから
)
及
(
およ
)
ばざりけり
恋雲
(
こひぐも
)
の
074
四方
(
よも
)
をふさぎしその
束
(
つか
)
の
間
(
ま
)
を
075
国土
(
くに
)
造
(
つく
)
る
神
(
かみ
)
の
御供
(
みとも
)
の
畏
(
かしこ
)
さを
076
思
(
おも
)
へば
心
(
こころ
)
ゆるされぬかな
077
湖
(
うみ
)
荒
(
あ
)
れて
大蛇
(
をろち
)
の
出
(
い
)
でしたまゆらを
078
吾
(
われ
)
は
畏
(
かしこ
)
み
見
(
み
)
て
居
(
ゐ
)
たりける
079
玉野湖
(
たまのうみ
)
の
岸辺
(
きしべ
)
に
立
(
た
)
ちて
吾
(
われ
)
はただ
080
浪
(
なみ
)
凪
(
な
)
ぎ
渡
(
わた
)
る
時
(
とき
)
を
待
(
ま
)
ちつつ
081
不甲斐
(
ふがひ
)
なき
吾
(
われ
)
と
思
(
おも
)
へど
恋雲
(
こひぐも
)
を
082
晴
(
は
)
らさむ
術
(
すべ
)
なく
黙
(
もだ
)
し
居
(
ゐ
)
にけり
083
瑞御霊
(
みづみたま
)
艱
(
なや
)
める
態
(
さま
)
を
目前
(
まのあたり
)
084
見
(
み
)
つつ
術
(
すべ
)
なき
吾
(
われ
)
を
悲
(
かな
)
しむ
085
言霊
(
ことたま
)
に
恵
(
めぐみ
)
の
露
(
つゆ
)
の
輝
(
かがや
)
きて
086
大蛇
(
をろち
)
の
胸
(
むね
)
は
和
(
なご
)
みたりけむ
087
恐
(
おそろ
)
しく
忌
(
いま
)
はしきものは
恋
(
こひ
)
すてふ
088
心
(
こころ
)
に
生
(
う
)
まるる
影
(
かげ
)
なりにけり
089
縹渺
(
へうべう
)
と
限
(
かぎ
)
りも
知
(
し
)
らぬ
大野原
(
おほのはら
)
も
090
月
(
つき
)
の
光
(
ひかり
)
に
輝
(
かがや
)
きそめたり
091
久方
(
ひさかた
)
の
天
(
あめ
)
また
地
(
つち
)
を
黒雲
(
くろくも
)
に
092
包
(
つつ
)
みし
邪曲
(
まが
)
は
恋
(
こひ
)
なりにけり
093
国土生
(
くにう
)
みの
供
(
とも
)
に
仕
(
つか
)
へて
恐
(
おそろ
)
しき
094
恋
(
こひ
)
てふものの
影
(
かげ
)
見
(
み
)
たりけり
095
村肝
(
むらきも
)
の
心
(
こころ
)
静
(
しづ
)
めて
黙
(
もだ
)
しつつ
096
眺
(
なが
)
むる
恋
(
こひ
)
の
大蛇
(
をろち
)
すさまじ』
097
宇礼志穂
(
うれしほ
)
の
神
(
かみ
)
は
御歌
(
みうた
)
詠
(
よ
)
ませ
給
(
たま
)
ふ。
098
『
天地
(
あめつち
)
によみがへりたる
心地
(
ここち
)
して
099
鏡
(
かがみ
)
の
湖
(
うみ
)
の
月
(
つき
)
仰
(
あふ
)
ぐかな
100
天心
(
てんしん
)
に
輝
(
かがや
)
く
月
(
つき
)
のかげ
冴
(
さ
)
えて
101
玉野
(
たまの
)
湖水
(
こすゐ
)
は
澄
(
す
)
み
照
(
て
)
らひけり
102
移
(
うつ
)
り
行
(
ゆ
)
く
世
(
よ
)
の
状態
(
ありさま
)
をつくづくと
103
わが
目前
(
まのあたり
)
偲
(
しの
)
びけらしな
104
言霊
(
ことたま
)
の
厳
(
いづ
)
の
力
(
ちから
)
も
揉
(
も
)
み
消
(
け
)
して
105
恋
(
こひ
)
の
炎
(
ほのほ
)
は
燃
(
も
)
え
立
(
た
)
ちにけり
106
燃
(
も
)
え
立
(
た
)
ちし
恋
(
こひ
)
の
炎
(
ほのほ
)
は
雲
(
くも
)
となり
107
雨
(
あめ
)
となりつつ
天地
(
あめつち
)
を
包
(
つつ
)
めり
108
瑞御霊
(
みづみたま
)
貴
(
うづ
)
の
神業
(
かむわざ
)
御子生
(
みこう
)
みの
109
艱
(
なや
)
み
思
(
おも
)
へば
謹
(
つつし
)
みの
湧
(
わ
)
く
110
謹
(
つつし
)
みて
国魂神
(
くにたまがみ
)
を
生
(
う
)
みまする
111
神
(
かみ
)
の
神業
(
みわざ
)
の
難
(
かた
)
きを
偲
(
しの
)
ぶも
112
地
(
つち
)
稚
(
わか
)
く
漂
(
ただよ
)
へる
国土
(
くに
)
を
固
(
かた
)
めずば
113
紫微
(
しび
)
天界
(
てんかい
)
は
栄
(
さか
)
えざるらむ
114
愛善
(
あいぜん
)
の
神代
(
かみよ
)
ながらも
兎
(
と
)
もすれば
115
恨
(
うら
)
み
憎
(
にく
)
みて
争
(
あらそ
)
ふが
憂
(
う
)
し
116
葭葦
(
よしあし
)
の
生
(
お
)
ひ
茂
(
しげ
)
りたる
国原
(
くにばら
)
を
117
拓
(
ひら
)
かす
岐美
(
きみ
)
の
艱
(
なや
)
みを
思
(
おも
)
ふ』
118
美波志
(
みはし
)
比古
(
ひこ
)
の
神
(
かみ
)
は
御歌
(
みうた
)
詠
(
よ
)
ませ
給
(
たま
)
ふ。
119
『
吹
(
ふ
)
き
荒
(
すさ
)
ぶ
荒野
(
あらの
)
の
風
(
かぜ
)
も
湖風
(
うなかぜ
)
も
120
ひたをさまりぬ
情
(
なさけ
)
の
言葉
(
ことば
)
に
121
神々
(
かみがみ
)
はいふも
更
(
さら
)
なり
天界
(
てんかい
)
の
122
総
(
すべ
)
ては
情
(
なさけ
)
によみがへるなり
123
天界
(
てんかい
)
に
情
(
なさけ
)
を
知
(
し
)
らぬ
神
(
かみ
)
は
無
(
な
)
し
124
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
艱
(
なや
)
み
畏
(
かしこ
)
し
125
天地
(
あめつち
)
を
包
(
つつ
)
みし
雲
(
くも
)
も
晴
(
は
)
れ
渡
(
わた
)
り
126
清
(
すが
)
しくなりぬわが
魂線
(
たましひ
)
は
127
広袤
(
くわうばう
)
万里
(
ばんり
)
稚
(
わか
)
き
国原
(
くにばら
)
拓
(
ひら
)
きます
128
岐美
(
きみ
)
の
功
(
いさを
)
の
畏
(
かしこ
)
さ
思
(
おも
)
ふ
129
大空
(
おほぞら
)
の
月
(
つき
)
の
御霊
(
みたま
)
と
生
(
あ
)
れませし
130
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
功
(
いさを
)
光
(
ひか
)
るも
131
大空
(
おほぞら
)
の
月
(
つき
)
さへ
雲
(
くも
)
に
覆
(
おほ
)
はるる
132
世
(
よ
)
に
言霊
(
ことたま
)
の
稜威
(
いづ
)
を
思
(
おも
)
へり
133
言霊
(
ことたま
)
の
御稜威
(
みいづ
)
に
生
(
な
)
りし
天界
(
てんかい
)
は
134
澄
(
す
)
みきらひつつ
塵
(
ちり
)
の
無
(
な
)
き
国
(
くに
)
135
罪
(
つみ
)
穢
(
けがれ
)
塵
(
ちり
)
さへも
無
(
な
)
き
国原
(
くにばら
)
を
136
曇
(
くも
)
らせ
荒
(
すさ
)
ぶ
恋
(
こひ
)
の
黒雲
(
くろくも
)
137
天界
(
てんかい
)
に
恋
(
こひ
)
すてふことなかりせば
138
天地
(
あめつち
)
を
包
(
つつ
)
む
雲
(
くも
)
は
起
(
おこ
)
らじ
139
愛善
(
あいぜん
)
の
光
(
ひかり
)
の
満
(
み
)
つる
天界
(
てんかい
)
を
140
穢
(
けが
)
さじものと
言霊
(
ことたま
)
宣
(
の
)
るも
141
善悪
(
よしあし
)
のゆきかふこれの
天界
(
てんかい
)
は
142
雲霧
(
くもきり
)
立
(
た
)
つも
是非
(
ぜひ
)
なかるらむ』
143
産玉
(
うぶだま
)
の
神
(
かみ
)
は
御歌
(
みうた
)
詠
(
よ
)
ませ
給
(
たま
)
ふ。
144
『
野路
(
のぢ
)
遠
(
とほ
)
く
岐美
(
きみ
)
を
守
(
まも
)
りて
玉野湖
(
たまのうみ
)
の
145
岸辺
(
きしべ
)
に
見
(
み
)
たり
世
(
よ
)
の
状態
(
ありさま
)
を
146
永久
(
とこしへ
)
に
祟
(
たた
)
ると
宣
(
の
)
りし
比女神
(
ひめがみ
)
の
147
心
(
こころ
)
思
(
おも
)
へば
悲
(
かな
)
しかりける
148
永久
(
とこしへ
)
に
恨
(
うら
)
みを
残
(
のこ
)
す
曲業
(
まがわざ
)
を
149
改
(
あらた
)
めませよ
神
(
かみ
)
ます
国土
(
くに
)
に
150
愛
(
いと
)
しさのあまりあまりて
比女神
(
ひめがみ
)
の
151
恨
(
うら
)
みの
心
(
こころ
)
燃
(
も
)
え
立
(
た
)
ちにけむ
152
世
(
よ
)
を
恨
(
うら
)
み
神
(
かみ
)
を
恨
(
うら
)
むも
恋
(
こひ
)
すてふ
153
心
(
こころ
)
の
糸
(
いと
)
の
縺
(
もつれ
)
なりけり
154
村肝
(
むらきも
)
の
心
(
こころ
)
の
縺
(
もつれ
)
解
(
と
)
くよしも
155
なくなく
悲
(
かな
)
しき
恋
(
こひ
)
なりにける
156
神生
(
かみう
)
みの
神業
(
みわざ
)
に
仕
(
つか
)
ふる
岐美
(
きみ
)
なれば
157
一入
(
ひとしほ
)
愛
(
いと
)
しく
思
(
おぼ
)
し
給
(
たま
)
はむを
158
愛善
(
あいぜん
)
の
天界
(
てんかい
)
なれば
愛
(
いと
)
しさの
159
心
(
こころ
)
は
何
(
いづ
)
れの
神
(
かみ
)
も
持
(
も
)
つなり
160
比女神
(
ひめがみ
)
の
深
(
ふか
)
き
思
(
おも
)
ひは
湖
(
みづうみ
)
の
161
底
(
そこ
)
ひもつひに
湧
(
わ
)
き
立
(
た
)
ちにけむ
162
恐
(
おそろ
)
しきものは
恋
(
こひ
)
かも
恨
(
うら
)
みかも
163
この
神国
(
かみくに
)
も
破
(
やぶ
)
れむとせし』
164
魂機張
(
たまきはる
)
の
神
(
かみ
)
は
御歌
(
みうた
)
詠
(
よ
)
ませ
給
(
たま
)
ふ。
165
『たまきはる
生命
(
いのち
)
の
恋
(
こひ
)
を
遂
(
と
)
げむとて
166
艱
(
なや
)
みの
果
(
はて
)
は
大蛇
(
をろち
)
となりぬる
167
玉
(
たま
)
の
緒
(
を
)
の
生命
(
いのち
)
惜
(
をし
)
まず
細女
(
くはしめ
)
の
168
恋
(
こひ
)
の
炎
(
ほのほ
)
は
天
(
あめ
)
をこがせり
169
瑞御霊
(
みづみたま
)
情
(
なさけ
)
の
籠
(
こも
)
る
言霊
(
ことたま
)
に
170
この
天地
(
あめつち
)
は
明
(
あ
)
け
放
(
はな
)
れたり
171
深々
(
しんしん
)
と
夜
(
よ
)
は
更
(
ふ
)
けにけり
月影
(
つきかげ
)
も
172
西空
(
にしぞら
)
低
(
ひく
)
ううつろひにけり
173
大空
(
おほぞら
)
に
傾
(
かたむ
)
く
月
(
つき
)
のかげ
冴
(
さ
)
えて
174
わが
駒
(
こま
)
の
影
(
かげ
)
長
(
なが
)
くなりけり
175
主
(
ス
)
の
神
(
かみ
)
の
神言
(
みこと
)
の
儘
(
まま
)
に
国魂神
(
くにたまがみ
)
176
生
(
う
)
まさむ
岐美
(
きみ
)
を
愛
(
いと
)
しと
思
(
おも
)
ふ
177
凡神
(
ただがみ
)
の
身
(
み
)
にしおはさば
非時
(
ときじく
)
に
178
かかる
艱
(
なや
)
みに
逢
(
あ
)
はせまじものを
179
凡神
(
ただがみ
)
の
眼
(
まなこ
)
に
写
(
うつ
)
る
我
(
わが
)
岐美
(
きみ
)
の
180
神業
(
みわざ
)
は
悪
(
あ
)
しと
写
(
うつ
)
りこそすれ
181
凡神
(
ただがみ
)
の
妬
(
ねた
)
み
嫉
(
そね
)
みの
恐
(
おそろ
)
しさに
182
ましてつれなき
恋
(
こひ
)
のあだ
神
(
がみ
)
183
果
(
はて
)
しなき
艱
(
なや
)
みを
胸
(
むね
)
に
包
(
つつ
)
みつつ
184
この
湖原
(
うなばら
)
を
渡
(
わた
)
らす
岐美
(
きみ
)
はも
185
わが
岐美
(
きみ
)
の
心
(
こころ
)
の
艱
(
なや
)
み
思
(
おも
)
ひつつ
186
わが
目
(
め
)
の
涙
(
なみだ
)
湖
(
うみ
)
と
漂
(
ただよ
)
ふ』
187
結比合
(
むすびあはせ
)
の
神
(
かみ
)
は
御歌
(
みうた
)
詠
(
よ
)
ませ
給
(
たま
)
ふ。
188
『
天
(
あめ
)
と
地
(
つち
)
を
結
(
むす
)
び
合
(
あは
)
せて
月日
(
じつげつ
)
の
189
影
(
かげ
)
を
宿
(
やど
)
せる
玉野湖
(
たまのうみ
)
天晴
(
あは
)
れ
190
月
(
つき
)
も
日
(
ひ
)
も
澄
(
す
)
みきらひたる
湖原
(
うなばら
)
の
191
岸辺
(
きしべ
)
に
立
(
た
)
ちて
世
(
よ
)
を
思
(
おも
)
ふかな
192
虫
(
むし
)
の
音
(
ね
)
もいやさやさやに
響
(
ひび
)
きつつ
193
水面
(
みなも
)
の
月
(
つき
)
は
強
(
つよ
)
く
冴
(
さ
)
えたり
194
湖
(
みづうみ
)
に
浮
(
うか
)
べる
月
(
つき
)
の
影
(
かげ
)
見
(
み
)
れば
195
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
心
(
こころ
)
を
思
(
おも
)
ふ
196
天地
(
あめつち
)
を
結
(
むす
)
び
合
(
あは
)
せの
神
(
かみ
)
ながら
197
この
恋綱
(
こひづな
)
を
吾
(
われ
)
如何
(
いか
)
にせむ
198
兎
(
と
)
も
角
(
かく
)
も
生言霊
(
いくことたま
)
の
御光
(
みひかり
)
に
199
明
(
あか
)
し
進
(
すす
)
まむ
玉野森
(
たまのもり
)
まで
200
駿馬
(
はやこま
)
の
足掻
(
あが
)
き
急
(
せは
)
しく
地
(
ち
)
をかきて
201
吾
(
われ
)
を
促
(
うなが
)
すさまの
愛
(
めぐ
)
しも
202
湖
(
みづうみ
)
に
浮
(
うか
)
べる
月
(
つき
)
の
影
(
かげ
)
見
(
み
)
つつ
203
駒
(
こま
)
は
勇
(
いさ
)
むか
足掻
(
あが
)
きせはしも』
204
美味素
(
うましもと
)
の
神
(
かみ
)
は
御歌
(
みうた
)
詠
(
よ
)
ませ
給
(
たま
)
ふ。
205
『
月読
(
つきよみ
)
は
東
(
ひがし
)
に
天津
(
あまつ
)
日
(
ひ
)
は
西
(
にし
)
に
206
ゆきかひにつつ
湖面
(
こめん
)
を
照
(
て
)
らすも
207
西空
(
にしぞら
)
の
雲井
(
くもゐ
)
の
幕
(
まく
)
を
押
(
お
)
しわけて
208
東
(
ひがし
)
に
進
(
すす
)
ます
月読
(
つきよみ
)
の
神
(
かみ
)
209
東雲
(
しののめ
)
の
空
(
そら
)
押
(
お
)
しわけて
天津
(
あまつ
)
日
(
ひ
)
は
210
日毎
(
ひごと
)
に
西
(
にし
)
の
空
(
そら
)
に
沈
(
しづ
)
むも
211
右左
(
みぎひだり
)
月日
(
つきひ
)
のゆきかひあればこそ
212
この
天界
(
てんかい
)
は
栄
(
さか
)
えこそすれ
213
月
(
つき
)
と
日
(
ひ
)
を
天
(
あめ
)
と
地
(
つち
)
とをまつぶさに
214
結
(
むす
)
び
合
(
あは
)
せて
神代
(
かみよ
)
を
守
(
まも
)
らむ』
215
真言厳
(
まこといづ
)
の
神
(
かみ
)
は
御歌
(
みうた
)
詠
(
よ
)
ませ
給
(
たま
)
ふ。
216
『
此処
(
ここ
)
に
来
(
き
)
て
思
(
おも
)
はず
時
(
とき
)
を
移
(
うつ
)
しけり
217
愛
(
あい
)
と
恋
(
こひ
)
との
艱
(
なや
)
みの
幕
(
まく
)
に
218
天
(
あめ
)
高
(
たか
)
く
国原
(
くにばら
)
広
(
ひろ
)
し
月読
(
つきよみ
)
は
219
恵
(
めぐみ
)
の
露
(
つゆ
)
を
隈
(
くま
)
なく
配
(
くば
)
りつ
220
いざさらば
駒
(
こま
)
を
並
(
なら
)
べて
御供
(
みとも
)
せむ
221
この
湖原
(
うなばら
)
はよし
深
(
ふか
)
くとも
222
駿馬
(
はやこま
)
の
手綱
(
たづな
)
をしかと
握
(
にぎ
)
りしめ
223
泳
(
およ
)
ぎ
渡
(
わた
)
らむ
駒
(
こま
)
もろともに
224
おほけなくも
吾
(
われ
)
先頭
(
せんとう
)
に
仕
(
つか
)
ふべし
225
続
(
つづ
)
かせ
給
(
たま
)
へ
百
(
もも
)
の
神
(
かみ
)
等
(
たち
)
』
226
斯
(
か
)
く
謡
(
うた
)
ひ
終
(
を
)
へて
白馬
(
はくば
)
にヒラリと
跨
(
またが
)
り、
227
一鞭
(
ひとむち
)
あてて
月
(
つき
)
照
(
て
)
る
湖面
(
こめん
)
を、
228
竜蛇
(
りうだ
)
の
躍
(
をど
)
るが
如
(
ごと
)
く
浪
(
なみ
)
を
蹴立
(
けた
)
てて
走
(
はし
)
り
行
(
ゆ
)
く。
229
顕津男
(
あきつを
)
の
神
(
かみ
)
を
始
(
はじ
)
めとし
百神
(
ももがみ
)
等
(
たち
)
は、
230
真言厳
(
まこといづ
)
の
神
(
かみ
)
の
踏切
(
ふみき
)
りし
浪
(
なみ
)
の
穂
(
ほ
)
を
伝
(
つた
)
ひて、
231
驀地
(
まつしぐら
)
に
馬上
(
ばじやう
)
進
(
すす
)
ませ
給
(
たま
)
ふ。
232
(
昭和八・一〇・二四
旧九・六
於水明閣
森良仁
謹録)
Δこのページの一番上に戻るΔ
<<< 真心の曇らひ
(B)
(N)
真言の力(一) >>>
霊界物語
>
天祥地瑞(第73~81巻)
>
第74巻(丑の巻)
> 第2篇 真鶴新国 > 第15章 晴天澄潮
このページに誤字・脱字や表示乱れなどを見つけたら教えて下さい。
返信が必要な場合はメールでお送り下さい。【
メールアドレス
】
【第15章 晴天澄潮|第74巻|天祥地瑞|霊界物語|/rm7415】
合言葉「みろく」を入力して下さい→