霊界物語は最後の審判書なり
インフォメーション
鏡:水鏡
題名:霊界物語は最後の審判書なり
よみ:
著者:出口王仁三郎
神の国掲載号:1925(大正14)年10月号
八幡書店版:237頁
愛善世界社版:24頁
著作集:
第五版:24頁
第三版:24頁
全集:336頁
初版:9頁
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :kg007
001 キリストは、002最後の審判を為す為めに再臨すると云つたが、003彼の最後の審判と云ふのは、004火洗礼を施す事の謂ひである。005彼は火洗礼を施さんとして、006其偉業が中途にして挫折したため、007再び来つて火の洗礼を、008完成せんと欲したのである。
009 火洗礼とは、010人間を霊的に救済する事であると云ふ事は、011既に我弟子達の周知の事である。012最後の審判は、013閻魔大王が罪人を審くと同様なる形式に於て行はるると、014考へて居る人が多いやうだが、015それは違ふ。016天国に入り得るものと、017地獄に陥落するものとの標準を示される事である。018此標準を示されて後、019各自はその自由意志によつて、020自ら選んで天国に入り、021或は自ら進んで地獄におつる、022そは各自の意志想念の如何によるのである。
023 標準とは何か、024霊界物語によつて示されつつある神示そのものである。025故に最後の審判は、026大正十年十月より、027既に開かれて居るのである。028バイブルに「又天国の、029此福音を万民に、030證せん為めに、031普く天下に宣べ伝へられん。032然る後末期いたるべし」とある如く、033大正十二年より、034支那、035朝鮮の順序を経て、036今や全世界にこの福音が宣べ伝へられつつあるではないか、037……。