太陽を招び返した清盛
インフォメーション
鏡:水鏡
題名:太陽を招び返した清盛
よみ:
著者:出口王仁三郎
神の国掲載号:1926(大正15)年09月号
八幡書店版:205頁
愛善世界社版:40頁
著作集:
第五版:51頁
第三版:51頁
全集:353頁
初版:37頁
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :kg031
001 天地万物、002総て進展するばかりであつて後戻り、003仕直しと云ふ事は無い。004花がまづく咲いたから、005咲き直しをやると云ふ事は無い、006それだのに人間は物を造つても気に入らぬと直に壊してやり直しをする。007字が下手に書けたと云ふては書き直しをするが、008さうした場合前に使つた時間は全く無駄になつて仕舞ふ。009即ち太陽を招び返したと同じ訳になる。010昔、011平の清盛は太陽を招返した罪によりて、012大変な熱病を煩つて死んだと云はれて居る。013清盛の真似をやつて居て物事思ふやうにゆかう筈がない。
014 私は字を書いても、015絵を描いても、016文章を作つても、017楽焼をやつても、018仕直しと云ふ事をした事がない。019天地自然の運行に逆つてやつた仕事に、020碌な事は無い。