支那道院奉唱呪文略解
インフォメーション
鏡:月鏡
題名:支那道院奉唱呪文略解
よみ:
著者:出口王仁三郎
神の国掲載号:1930(昭和5)年06月号
八幡書店版:235頁
愛善世界社版:
著作集:
第五版:135頁
第三版:135頁
全集:539頁
初版:110頁
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:2021-01-04 17:00:08
OBC :kg345
002 先天嗡啦昔静呢
008 静 実相真如
009 呢 粘着離れ去る
010 是を約すれば、011先天老祖無量寿を以て出世し、012実相真如の水火の呼吸を人群物類に与へて粘着の因を離去し以て六根清浄の社会を生じ給ふ意義なり。
013 要するに執着心と罪障の消滅を根本的に実行し給ふ意義なり。
015 雲天多婆夜怛哆
016 雲 天の結びの姿
019 婆 万里一貫 血柄の色
020 夜 矢也、021焼也
022 怛 突直し打込む
024 是を約すれば、025先天老祖産霊の金剛力を以て、026霊力体の活機を万里に一貫し、027乱れを治め、028夜見の邪神悪鬼を焼払ひ、029急速に神力を全地上に打込み根本の土台より突直し本元の太古神政を行ひ、030人群物類を安息せしめ給ふ意義なり。
031 要は神政復古治国安民の祥代を樹立せんとの神諭なり。
032 右は奉天道院に於ける乩示であつて旧三月九日(神示の出た日)より、033五十日間毎日(正午最もよし)五百回宛、034即ち千遍唱へるやうにとのお示しであつた。035余程重大なる神示に相違ないが、036意味を解する事が出来ないので、037最高幹部が寄り合つて評議の結果、038之は出口聖師(尋仁)にお尋ねするがよからうといふ事になり、039西川那華秀氏を介して大本井上主理の所へお願ひの取次を依頼して来たのに対する略解であります。040全文を一見せらるると、041直に筆を取つてかくの如く書かれたので、042言霊学をもつて解釈せられたので厶います。