霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第二六章 橘(たちばな)の舞(まひ)〔四九三〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻 篇:第5篇 乾坤清明 よみ(新仮名遣い):けんこんせいめい
章:第26章 橘の舞 よみ(新仮名遣い):たちばなのまい 通し章番号:493
口述日:1922(大正11)年03月04日(旧02月06日) 口述場所: 筆録者:藤津久子 校正日: 校正場所: 初版発行日:1922(大正11)年9月10日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじはMさん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]:
橘姫は立ち上がり、祝歌を歌い、それに合わせて自ら祝いの舞を踊った。
天之児屋根命は立ち上がり、月雪花の三姉妹の祝歌に対するお礼の返歌を歌った。そして歌の中に、大地の主と現れました皇大神の政を称える歌を詠み込んだ。
太玉命は立ち上がって、簡単な祝歌を歌った。
神々はまた各々祝歌を歌って遷宮式はめでたく終了した。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる]: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2026-08-18 12:00:41 文字数:1852 OBC :rm1126
愛善世界社版:243頁 八幡書店版:第2輯 600頁 修補版: 校定版:248頁 普及版:105頁 初版: ページ備考:
001 橘姫(たちばなひめ)は立(た)ち上(あが)り、002遷宮式(せんぐうしき)の祝歌(しゆくか)を奏上(そうじやう)したり。003其(そ)の歌(うた)、
004橘姫『皇(すめ)大神(おほかみ)の千万(ちよろづ)に
005此(この)世(よ)を治(をさ)め給(たま)はむと
006心(こころ)筑紫(つくし)の橘(たちばな)の
007小戸(をど)の青木(あをき)ケ原(はら)にます
008神(かむ)伊邪那岐(いざなぎ)の大神(おほかみ)の
009依(よ)さしのままに海原(うなばら)を
010知(し)ろし召(め)さむと天(あま)の原(はら)
011雲霧(くもきり)分(わ)けて葦原(あしはら)の
012瑞穂(みづほ)の国(くに)に天降(あも)りまし
013神(かみ)の教(をしへ)の永久(とこしへ)に
014橘姫(たちばなひめ)の美(うる)はしく
015勲(いさを)を祝(いは)ひ奉(たてまつ)る
016世(よ)は平(たひら)かに安(やす)らかに
017山川(やまかは)草木(くさき)おしなべて
018君(きみ)の御稜威(みいづ)を慕(した)ひつつ
019仕(つか)へ奉(まつ)らむ現(うつ)し御代(みよ)
020生代(いくよ)足代(たるよ)の礎(いしづゑ)を
021茲(ここ)に顕(うつし)の国(くに)の宮(みや)
022救(すく)ひの神(かみ)が現(あら)はれて
023善(ぜん)と悪(あく)とを立別(たてわけ)る
024別(わ)けて尊(たふと)き伊邪那岐(いざなぎ)の
025神(かみ)の御水火(みいき)に現(あ)れませる
026神(かみ)の御言(みこと)の御(み)あらかを
027仕(つか)へ奉(まつ)りしアーメニヤ
028ウラルの山(やま)のウラル彦(ひこ)
029ウラルの姫(ひめ)の曲神(まがかみ)も
030誠(まこと)の神(かみ)の分霊魂(わけみたま)
031恵(めぐみ)も深(ふか)き皇神(すめかみ)の
032大御心(おほみこころ)に隔(へだ)てなく
033善(よし)も悪(あし)きもおしなべて
034守(まも)らせ給(たま)ふ神心(かみごころ)
035曲(まが)のみたまに迷(まよ)はされ
036神(かみ)に背(そむ)きし二柱(ふたはしら)
037いたく憎(にく)ませ給(たま)ふなく
038恵(めぐみ)の露(つゆ)の山川(やまかは)や
039荒野(あれの)の草(くさ)に致(いた)るまで
040注(そそ)がせ給(たま)ふ神直日(かむなほひ)
041心(こころ)も広(ひろ)き大直日(おほなほひ)
042直日(なほひ)に見直(みなほ)し聞(き)き直(なほ)し
043宣(の)り直(なほ)しつつ曲神(まがかみ)の
044海(うみ)より深(ふか)き罪咎(つみとが)を
045拭(ぬぐ)ひて助(たす)け給(たま)へかし
046一視(いつし)同仁(どうじん)天地(あめつち)の
047神(かみ)の恵(めぐみ)は天津(あまつ)日(ひ)の
048総(すべ)ての物(もの)に照(て)る如(ごと)く
049三五(さんご)の月(つき)の隈(くま)もなく
050恵(めぐ)みの露(つゆ)を与(あた)ふ如(ごと)
051御心(みこころ)平(たひら)に安(やす)らかに
052恵(めぐ)みも深(ふか)き言霊(ことたま)に
053言向(ことむ)け和(やは)し天(あめ)が下(した)
054四方(よも)の国々(くにぐに)落(お)ちもなく
055漏(も)れなく救(すく)ひ給(たま)へかし
056顕(うつし)の国(くに)の宮(みや)の前(まへ)
057畏(かしこ)み仕(つか)へ奉(まつ)る身(み)の
058吾(あ)が祈言(ねぎごと)を橘(たちばな)の
059姫(ひめ)の命(みこと)と現(あら)はれて
060常世(とこよ)の暗(やみ)を吹(ふ)き祓(はら)ひ
061天(あま)の岩戸(いはと)をおし分(わ)けて
062ミロクの神(かみ)の神業(かむわざ)に
063仕(つか)へ奉(まつ)らむ今日(けふ)の日(ひ)に
064仕(つか)へ奉(まつ)るぞ尊(たふと)けれ
065仕(つか)へ奉(まつ)るぞ尊(たふと)けれ』
066と歌(うた)ひ終(をは)つて元(もと)の座(ざ)に着(つ)きける。
067 天之(あめの)児屋根(こやねの)命(みこと)は立(た)ち上(あが)り、
068天之児屋根命『天津(あまつ)御空(みそら)に千万(ちよろづ)の
069星(ほし)の輝(かがや)き渡(わた)る如(ごと)
070大海原(おほうなばら)に現(あ)れませる
071天(あめ)の益人(ますひと)民草(たみぐさ)の
072限(かぎ)りも知(し)らぬ安(やす)の河(かは)
073真砂(まさご)の如(ごと)く生(う)みなして
074神世(かみよ)を開(ひら)かせ給(たま)ふなり
075大御(おほみ)百姓(たから)となり出(い)でし
076百人(ももびと)、千人(ちびと)、万人(よろづびと)
077草(くさ)の片葉(かきは)も漏(も)らすなく
078天(あめ)と地(つち)との水火(いき)を汲(く)み
079筑紫(つくし)の日向(ひむか)の橘(たちばな)の
080小戸(をど)の青木(あをき)ケ原(はら)と鳴(な)る
081生言霊(いくことたま)のアオウエイ
082五大(ごだい)父音(ふおん)の神(かみ)の声(こゑ)
083母音(ぼいん)はカサタナハマヤラワ
084父(ちち)と母(はは)との息(いき)合(あは)せ
085火(ひ)の神(かみ)キシチニヒミイリヰ
086水(みづ)と現(あ)れます言霊(ことたま)の
087息(いき)はケセテネヘメエレヱ
088地(つち)の御神(みかみ)と現(あ)れませる
089息(いき)はコソトノホモヨロヲ
090息(いき)は結(むす)びの神(かみ)の声(こゑ)
091成(な)るはクスツヌフムユルウ
092五十(いそ)の言霊(ことたま)鳴(な)り出(い)でて
093二十五(にじふご)声(せい)を生(う)み出(いだ)し
094天地(あめつち)四方(よも)の神人(かみびと)や
095万(よろづ)の物(もの)を生(う)みませる
096其(その)言霊(ことたま)の清(きよ)くして
097比(たぐ)ひ稀(まれ)なる神嘉言(かむよごと)
098天(あま)のかず歌(うた)数(かぞ)へつつ
099空(そら)明(あきら)けく地(つち)豊(ゆた)に
100治(をさ)まる天津(あまつ)太祝詞(ふとのりと)
101祝詞(のりと)の声(こゑ)は天地(あめつち)に
102轟(とどろ)き渡(わた)り曲津見(まがつみ)の
103神(かみ)も隠(かく)ろひ鎮(しづ)まりて
104常夜(とこよ)の暗(やみ)も晴(は)れ渡(わた)り
105塵(ちり)も留(とど)めぬ顕国(うつしくに)
106玉(たま)の宮居(みやゐ)の神祭(かむまつ)り
107上(かみ)と下(しも)とは睦(むつ)び合(あ)ひ
108天(あめ)と地(つち)とは明(あきら)けく
109鏡(かがみ)の面(おも)を合(あ)はせつつ
110玉(たま)の御柱(みはしら)搗(つ)きかため
111身魂(みたま)も清(きよ)き剣(つるぎ)太刀(たち)
112斯(か)くも目出度(めでた)き今日(けふ)の空(そら)
113空(そら)行(ゆ)く雲(くも)も憚(はばか)りて
114晴(は)れ渡(わた)りたるコーカスの
115山(やま)の祭(まつ)りぞ尊(たふと)けれ
116日(ひ)は照(て)る光(ひか)る月(つき)は満(み)つ
117三(み)ツの御霊(みたま)の神柱(かむばしら)
118大神津見(おほかむづみ)の三(み)ツの桃(もも)
119月(つき)雪(ゆき)花(はな)と現(あら)はれし
120三五教(あななひけう)の三柱(みはしら)の
121神(かみ)の宰(つかさ)の宣伝使(せんでんし)
122錦(にしき)の袖(そで)を振(ふ)り栄(は)えて
123今日(けふ)の御祭(みまつ)り祝(ほ)ぎまつる
124松(まつ)は千歳(ちとせ)の色(いろ)深(ふか)く
125千代(ちよ)に八千代(やちよ)に永久(とこしへ)に
126栄(さか)えミロクの御代(みよ)までも
127幸(さち)多(おほ)かれと祈(いの)るなり
128幸(さち)多(おほ)かれと祈(いの)るなり
129此(この)世(よ)を照(て)らす惟神(かむながら)
130御霊(みたま)幸(さち)はひましまして
131大地(だいち)の主(ぬし)とあれませる
132皇(すめ)大神(おほかみ)のまつりごと
133守(まも)らせ給(たま)へ天津(あまつ)神(かみ)
134国津(くにつ)神(かみ)たち八百万(やほよろづ)
135五伴男(いつとものを)や八十(やそ)伴男(ともを)
136草(くさ)の片葉(かきは)にいたるまで
137今日(けふ)の生日(いくひ)の良(よ)き日(ひ)をば
138祝(いは)ひ奉(まつ)るぞ尊(たふと)けれ』
139 太玉(ふとたまの)命(みこと)は、140太玉串(ふとたまぐし)を手(て)にしながら立(た)ち上(あが)り、141簡単(かんたん)なる祝歌(しゆくか)を奏上(そうじやう)したり。
142太玉命『天(あめ)と地(つち)との神々(かみがみ)の
143水火(いき)より成(な)りし神嘉言(かむよごと)
144四方(よも)に轟(とどろ)き高光(たかてる)の
145天(あめ)の児屋根(こやね)の神宰(かむづかさ)
146宣(の)る言霊(ことたま)の清(きよ)くして
147太(ふと)き勲(いさを)を太玉(ふとたま)の
148太玉串(ふとたまぐし)となびきつつ
149太敷(ふとしき)立(た)てし宮柱(みやばしら)
150仮令(たとへ)雨風(あめかぜ)地震(ないふる)の
151叫(たけ)び荒(すさ)ぶる世(よ)ありとも
152天地(てんち)清(きよ)むる言霊(ことたま)の
153水火(いき)に固(かた)めし神(かみ)の宮(みや)
154千代(ちよ)も八千代(やちよ)も動(うご)かまじ
155アヽ尊(たふと)しや有難(ありがた)や
156今日(けふ)の祭(まつ)りの此(こ)の庭(には)に
157三(み)つ葉(ば)の彦(ひこ)の宣伝使(せんでんし)
158神(かみ)の御稜威(みいづ)も広道(ひろみち)の
159別(わけ)の命(みこと)と現(あら)はれて
160心(こころ)平(たひら)に安(やす)らかに
161太玉串(ふとたまぐし)を奉(たてまつ)る
162アヽ惟神(かむながら)々々(かむながら)
163御霊(みたま)幸(さち)はひましまして
164秋津(あきつ)島根(しまね)を永久(とこしへ)に
165守(まも)らせ給(たま)へ幾千代(いくちよ)も
166顕(うつし)の国(くに)の宮(みや)の元(もと)
167塵(ちり)も留(とど)めじ清(きよ)らかに
168神世(かみよ)を永久(とは)に立(た)てませよ
169神世(かみよ)は永久(とは)に栄(さか)えませ
170栄(さか)ゆる御代(みよ)を松竹(まつたけ)や
171梅(うめ)の花(はな)咲(さ)く春(はる)の日(ひ)の
172心(こころ)も長閑(のどか)に受(う)けませよ
173心(こころ)を平(たひら)に受(う)けませよ』
174と歌(うた)ひ終(をは)つて元(もと)の座(ざ)に着(つ)きにける。
175 此(この)外(ほか)、176神人(かみがみ)等(ら)は各自(めいめい)に祝歌(しゆくか)を奏上(そうじやう)し、177目出度(めでたく)遷宮式(せんぐうしき)は終了(しうれう)を告(つ)げたりける。
178(大正一一・三・四 旧二・六 藤津久子録)
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