霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第三章 (きよ)めの(たき)〔八四五〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 篇:第1篇 高砂の松 よみ(新仮名遣い):たかさごのまつ
章:第3章 清めの滝 よみ(新仮名遣い):きよめのたき 通し章番号:845
口述日:1922(大正11)年08月14日(旧06月22日) 口述場所: 筆録者:松村真澄 校正日: 校正場所: 初版発行日:1923(大正12)年9月15日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
石熊は命を救われたことを感謝し、末子姫を捕らえようとしていたことへの懺悔と、三五教への改心を歌にして歌った。
末子姫はこれまでの経緯を歌に歌って返し、カールはそれを引き継いで、自分がバラモン教に入り込んでいたことと、末子姫の教示によって大蛇が解脱して石熊を救った有様を目撃した感慨を歌った。
石熊は一行に同道することになり、珍の都を指して進んで行く。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2022-01-12 19:03:52 OBC :rm3003
愛善世界社版:32頁 八幡書店版:第5輯 584頁 修補版: 校定版:34頁 普及版:13頁 初版: ページ備考:
001 高照山(たかてるやま)本拠(ほんきよ)(かた)めたるバラモン(けう)石熊(いしくま)は、002末子姫(すゑこひめ)003(その)()感謝(かんしや)()(へう)し、004(うた)(もつ)所感(しよかん)()べたり。005その(うた)
006石熊常世(とこよ)(くに)()れませる
007常世(とこよ)神王(しんわう)自在天(じざいてん)
008大国彦(おほくにひこ)()てられし
009バラモン(けう)神司(かむつかさ)
010(ふか)(めぐみ)高砂(たかさご)
011(たから)(しま)(あら)はれて
012高照山(たかてるやま)根拠(こんきよ)とし
013(こころ)(かた)石熊(いしくま)
014信心(しんじん)堅固(けんご)(まも)りつつ
015(をしへ)(のり)遵奉(じゆんぽう)
016服従(まつろ)(きた)信徒(まめひと)
017(なん)容赦(ようしや)荒行(あらげう)
018火渡(ひわた)(つるぎ)(はし)()
019水底(みなそこ)くぐり茨室(いばらむろ)
020赤裸(まつぱだか)にて()()ませ
021(くぎ)()ちたる足駄(あしだ)はき
022(かみ)より()けし肉体(にくたい)
023(そこな)(やぶ)りて()(いだ)
024(かみ)(たい)する(いけにえ)
025(おも)()めたる神司(かむづかさ)
026(かみ)(いか)りを(やはら)げて
027天国(てんごく)浄土(じやうど)(たす)けられ
028未来(みらい)()をば(のが)れむと
029(まよ)()つたるバラモンの
030(まこと)(みち)(たが)へるを
031(いま)(やうや)(さと)りけり
032あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
033仁慈(じんじ)無限(むげん)大神(おほかみ)
034青人草(あをひとぐさ)(はじ)めとし
035禽獣(きんじう)虫魚(ちうぎよ)(つく)らしし
036(まこと)(おや)三五(あななひ)
037(かみ)(をしへ)末子姫(すゑこひめ)
038()らせ(たま)ひし(こと)()
039()くより(われ)()村肝(むらきも)
040(こころ)(そら)()えわたり
041げにも(たふと)言霊(ことたま)
042御稜威(みいづ)(たま)をてらしつつ
043大蛇(をろち)魔神(まがみ)()せられて
044(うご)きもならぬ身体(からたま)
045かばひ(なが)らも(むね)(うち)
046悔悟(くわいご)言霊(ことたま)()りつれば
047(たちま)(ひら)(むね)(やみ)
048末子(すゑこ)(ひめ)言霊(ことたま)
049流石(さすが)大蛇(をろち)感歎(かんたん)
050(あつ)(なみだ)をこぼしつつ
051(われ)()まむと(ねら)ひたる
052(こころ)(こま)立直(たてなほ)
053修羅(しうら)亡執(もうしふ)(たちま)ちに
054()れて姿(すがた)水煙(みづけぶり)
055(こころ)(あか)もおち滝津(たきつ)
056速川(はやかは)()()れませる
057瀬織津(せおりつ)(ひめ)(さち)はひて
058(あだ)(ことごと)()えにける
059あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
060御霊(みたま)(さち)(かか)ぶりて
061(こころ)(ねぢ)けし石熊(いしくま)
062末子(すゑこ)(ひめ)御恵(みめぐみ)
063(すく)(いだ)され(いま)(はや)
064三五教(あななひけう)皇神(すめかみ)
065(ひかり)(ふか)(てら)されぬ
066(かみ)(おもて)(あら)はれて
067(ぜん)(あく)とを(たて)わける
068(この)()(つく)りし神直日(かむなほひ)
069(こころ)(ひろ)大直日(おほなほひ)
070(ただ)何事(なにごと)(ひと)()
071直日(なほひ)見直(みなほ)聞直(ききなほ)
072()(あやまち)()(なほ)
073誠一(まことひと)つの言霊(ことたま)
074世人(よびと)(すく)三五(あななひ)
075(かみ)(をしへ)(たふ)とさよ
076仮令(たとへ)天地(てんち)(かは)(とも)
077(かみ)(ちか)ひし(わが)(こころ)
078いかで(かは)らむ高砂(たかさご)
079(くに)(しづ)まる竜世姫(たつよひめ)
080国魂神(くにたまがみ)(おん)(まへ)
081真心(まごころ)こめて只管(ひたすら)
082(ちか)ひまつらむバラモンの
083(かみ)(つか)へし宣伝使(せんでんし)
084高照山(たかてるやま)(きづ)きたる
085教館(をしへやかた)今日(けふ)よりは
086三五教(あななひけう)(たてまつ)
087(この)()(つく)(たま)ひたる
088()大本(おほもと)皇神(すめかみ)
089麻柱(あななひ)まつり()(ため)
090(ちから)(かぎ)()(かぎ)
091(つか)へまつらむ惟神(かむながら)
092(かみ)御末(みすゑ)末子姫(すゑこひめ)
093(まが)(けが)れも捨子姫(すてこひめ)
094(つみ)もカールの(おん)(まへ)
095罪科(つみとが)(おも)石熊(いしくま)
096(こころ)(つく)()(まつ)
097あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
098(かみ)(こころ)見直(みなほ)して
099(うづ)(みやこ)にこれよりは
100(われ)()(ともな)(たま)へかし
101(うづ)(やかた)人々(ひとびと)
102今迄(いままで)(あた)へし(しひた)げの
103(つみ)陳謝(ちんしや)(たてまつ)
104従僕(しもべ)となりて永久(とことは)
105(うづ)(みやこ)門番(もんばん)
106(つか)へまつりて赤誠(せきせい)
107(あら)はしまつる(わが)(こころ)
108(ゆる)させ(たま)瑞御霊(みづみたま)
109(いづ)御霊(みたま)(おん)(まへ)
110(つつし)(うやま)()(まつ)
111あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
112御霊(みたま)(さち)はひましませよ』
113 捨子姫(すてこひめ)(また)(うた)()したり。114(その)(うた)
115捨子姫(あめ)河原(かはら)(たて)として
116(なが)めし(ごと)(この)瀑布(ばくふ)
117(みづ)御霊(みたま)(うづ)()
118()()でませる末子姫(すゑこひめ)
119(この)()(どろ)(すす)がむと
120(なが)れも(きよ)きエデン(がは)
121身魂(みたま)(きよ)(あし)(あら)
122(こころ)(あか)捨子姫(すてこひめ)
123従僕(みとも)(かみ)召連(めしつ)れて
124(しほ)八百路(やほぢ)八汐路(やしほぢ)
125秋津(あきつ)(ひめ)御守(みまも)りに
126(やうや)(わた)りテルの(くに)
127ハラの(みなと)上陸(じやうりく)
128テルの(くに)をば横断(わうだん)
129テル山峠(やまたうげ)山麓(さんろく)
130(すす)(きた)りて(つき)(よひ)
131芝生(しばふ)(うへ)(よこ)たはり
132()(かた)()(すゑ)(あん)じつつ
133(ねむ)りにつきし折柄(をりから)
134(にはか)(きこ)ゆる(ひと)(こゑ)
135何人(なにびと)なるかと()()まし
136(はなし)様子(やうす)(うかが)へば
137バラモン(けう)神司(かむづかさ)
138信徒(まめひと)(とも)五人(ごにん)()
139(わたし)のいねし(かたはら)
140(こし)(うち)かけて無駄話(むだばなし)
141高照山(たかてるやま)石熊(いしくま)
142(かみ)言葉(ことば)(したが)ひて
143顕恩郷(けんおんきやう)より(わた)()
144三五教(あななひけう)宣伝使(せんでんし)
145末子(すゑこ)(ひめ)捨子姫(すてこひめ)
146ハラの(みなと)上陸(じやうりく)
147テル山峠(やまたうげ)乗越(のりこ)えて
148(うづ)(みやこ)(すす)()
149それの途中(とちう)待伏(まちぶ)せて
150二人(ふたり)女神(めがみ)()(とら)
151高照山(たかてるやま)(やかた)まで
152()(かへ)れよとの石熊(いしくま)
153指図(さしづ)なれど連日(れんじつ)
154(つか)れに(あし)早痛(はやいた)
155歩行(ほかう)自由(じいう)にならざれば
156ここに一夜(いちや)()かさむと
157(かた)()ふこそ不思議(ふしぎ)なれ
158(われ)()二人(ふたり)(みみ)さとく
159一伍(いちぶ)一什(しじう)聞終(ききをは)
160(しづか)上衣(うはぎ)をぬぎ()てて
161(かみ)ふり(みだ)(こゑ)()
162珍姿(ちんし)怪体(くわいたい)(あら)はせば
163さて(おそ)ろしや幽霊(いうれい)
164(あら)はれたりと()(さき)
165雪崩(なだれ)()つて(にげ)()
166カールとネロの両人(りやうにん)
167(すこ)しも(さわ)がず吾々(われわれ)
168(むか)つて言葉(ことば)をかけて()
169(これよりカール引継(ひきつ)いで(うた)ふ)
170(うづ)(みやこ)(あれ)ませる
171松若彦(まつわかひこ)神館(かむやかた)
172(をしへ)(なら)ふカールなり
173二人(ふたり)女神(めがみ)(いま)(ここ)
174(あら)はれますとバラモンの
175(かみ)(つかさ)信徒(まめひと)
176(なか)(まじ)はり()れも(また)
177一味(いちみ)(なか)(くは)はりて
178様子(やうす)(うかが)(たす)けむと
179権謀(けんぼう)術数(じゆつすう)皇神(すめかみ)
180(こころ)()はぬか()らね(ども)
181二人(ふたり)(たす)けてやうやうに
182(いぬゐ)(たき)()()れば
183(あに)(はか)らむや石熊(いしくま)
184教司(をしへつかさ)(たき)()
185大蛇(をろち)(たま)()せられて
186(いし)(ごと)くに()(たま)
187あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
188(かみ)冥罰(めいばつ)(たちま)ちに
189(あら)はれ(きた)りて石熊(いしくま)
190知死期(ちしご)(まく)()りしかと
191(こころ)(なか)(よろこ)びつ
192見棄(みす)ててゆかむと両人(りやうにん)
193(かみ)(つかさ)()べつれば
194末子(すゑこ)(ひめ)(くび)をふり
195仁慈(じんじ)無限(むげん)大神(おほかみ)
196(こころ)(なか)()(さと)
197四海(しかい)同胞(どうはう)博愛(はくあい)
198御心(みこころ)()ちて天地(あめつち)
199(かみ)(かな)ひし太祝詞(ふとのりと)
200()らせ(たま)へば()如何(いか)
201悪虐(あくぎやく)無道(むだう)大蛇(をろち)まで
202慈愛(じあい)言葉(ことば)感歎(かんたん)
203(あつ)(なみだ)(なが)しつつ
204さも(すさ)まじき形相(ぎやうさう)
205()つて(やさ)しく()()きて
206解脱(げだつ)(たき)()(とう)
207後白雲(あとしらくも)()えて()
208あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
209(かみ)御稜威(みいづ)(たふと)けれ
210(かみ)御徳(みとく)(かしこ)けれ』
211 かく(うた)(をは)り、212石熊(いしくま)()ひを()れて、213一行(いつかう)()(にん)末子姫、捨子姫、カール、石熊の四人では?は、214テル山峠(やまたうげ)(のぼ)り、215(うづ)(みやこ)()して(すす)()く。
216大正一一・八・一四 旧六・二二 松村真澄録)

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