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霊界物語
海洋万里(第25~36巻)
第30巻(巳の巻)
序
凡例
総説
第1篇 高砂の松
第1章 主従二人
第2章 乾の滝
第3章 清めの滝
第4章 懐旧の歌
第2篇 珍野瞰下
第5章 下坂の歌
第6章 樹下の一宿
第7章 提燈の光
第8章 露の道
第3篇 神縁微妙
第9章 醜の言霊
第10章 妖雲晴
第11章 言霊の妙
第12章 マラソン競争
第13章 都入
第4篇 修理固成
第14章 霊とパン
第15章 花に嵐
第16章 荒しの森
第17章 出陣
第18章 日暮シの河
第19章 蜘蛛の児
第20章 雉と町
第5篇 山河動乱
第21章 神王の祠
第22章 大蜈蚣
第23章 ブール酒
第24章 陥穽
附記 湯ケ島温泉
附記 天津祝詞解
附記 デモ国民歌
余白歌
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海洋万里(第25~36巻)
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第30巻(巳の巻)
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<<< 蜘蛛の児
(B)
(N)
神王の祠 >>>
第二〇章
雉
(
きじ
)
と
町
(
まち
)
〔八六二〕
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻
篇:
第4篇 修理固成
よみ(新仮名遣い):
しゅうりこせい
章:
第20章 雉と町
よみ(新仮名遣い):
きじとまち
通し章番号:
862
口述日:
1922(大正11)年08月16日(旧06月24日)
口述場所:
筆録者:
松村真澄
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1923(大正12)年9月15日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
マチとキジは、先ほどの勝利の味を宣伝歌を歌いながら夜道を進んで行く。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
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:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2022-02-18 17:05:59
OBC :
rm3020
愛善世界社版:
228頁
八幡書店版:
第5輯 653頁
修補版:
校定版:
243頁
普及版:
92頁
初版:
ページ備考:
001
マチは
夜
(
よる
)
の
道
(
みち
)
を
歩
(
あゆ
)
み
乍
(
なが
)
ら、
002
意気
(
いき
)
揚々
(
やうやう
)
として
歌
(
うた
)
を
唄
(
うた
)
ひ
進
(
すす
)
み
行
(
ゆ
)
く。
003
其
(
その
)
歌
(
うた
)
、
004
マチ『
神
(
かみ
)
が
表
(
おもて
)
に
現
(
あら
)
はれて
005
善
(
ぜん
)
と
悪
(
あく
)
とを
立別
(
たてわ
)
ける
006
三五教
(
あななひけう
)
の
御
(
おん
)
教
(
をしへ
)
007
実地
(
じつち
)
の
誠
(
まこと
)
を
居乍
(
ゐなが
)
らに
008
味
(
あぢ
)
はひ
見
(
み
)
たる
嬉
(
うれ
)
しさよ
009
ウラルの
神
(
かみ
)
の
御教
(
みをしへ
)
は
010
人
(
ひと
)
の
弱
(
よわ
)
きに
附
(
つ
)
け
入
(
い
)
りて
011
神
(
かみ
)
の
天国
(
てんごく
)
楯
(
たて
)
となし
012
或
(
あるひ
)
は
脅
(
おど
)
し
叱
(
しか
)
りつけ
013
吾
(
わが
)
国人
(
くにびと
)
を
無理
(
むり
)
やりに
014
彼
(
か
)
れが
教
(
をしへ
)
に
引入
(
ひきい
)
れる
015
四方
(
よも
)
の
国人
(
くにびと
)
驚
(
おどろ
)
いて
016
何
(
いづ
)
れも
心
(
こころ
)
に
合
(
あは
)
ね
共
(
ども
)
017
止
(
や
)
むを
得
(
え
)
ざれば
入信
(
にふしん
)
し
018
心
(
こころ
)
を
詐
(
いつ
)
はる
偽信仰
(
にせしんかう
)
019
池
(
いけ
)
に
浮
(
う
)
かべる
浮草
(
うきぐさ
)
の
020
昨日
(
きのふ
)
は
向
(
むか
)
うの
岸
(
きし
)
に
咲
(
さ
)
き
021
今日
(
けふ
)
はこちらの
岸
(
きし
)
に
咲
(
さ
)
く
022
無理
(
むり
)
往生
(
わうじやう
)
の
此
(
この
)
教
(
をしへ
)
023
いかでか
花
(
はな
)
の
開
(
ひら
)
くべき
024
何時
(
いつ
)
か
木実
(
このみ
)
の
結
(
むす
)
ぶべき
025
吾
(
わが
)
国民
(
くにたみ
)
は
飢
(
うゑ
)
に
泣
(
な
)
き
026
咽喉
(
のど
)
もかわきて
朝夕
(
あさゆふ
)
に
027
此
(
この
)
世
(
よ
)
を
歎
(
かこ
)
つ
折柄
(
をりから
)
に
028
霊主
(
れいしゆ
)
体従
(
たいじう
)
を
標榜
(
へうぼう
)
し
029
苦
(
くる
)
しき
此
(
この
)
世
(
よ
)
は
仮
(
かり
)
の
世
(
よ
)
ぢや
030
至美
(
しび
)
と
至楽
(
しらく
)
の
天国
(
てんごく
)
へ
031
災
(
わざはひ
)
多
(
おほ
)
き
現世
(
うつしよ
)
を
032
捨
(
す
)
てて
神国
(
みくに
)
へ
昇
(
のぼ
)
り
行
(
ゆ
)
け
033
などと
教
(
をし
)
へる
醜
(
しこ
)
の
道
(
みち
)
034
困
(
こま
)
りぬいたる
時
(
とき
)
もあれ
035
恵
(
めぐ
)
みの
雨
(
あめ
)
は
降
(
ふ
)
り
来
(
きた
)
り
036
吾
(
われ
)
等
(
ら
)
国人
(
くにびと
)
一同
(
いちどう
)
は
037
蘇生
(
そせい
)
の
思
(
おも
)
ひをなしにけり
038
其
(
その
)
神恩
(
しんおん
)
に
酬
(
むく
)
いむと
039
荒
(
あら
)
しの
森
(
もり
)
に
駆
(
か
)
け
来
(
きた
)
り
040
神
(
かみ
)
の
柱
(
はしら
)
と
現
(
あ
)
れませる
041
国依別
(
くによりわけ
)
の
御
(
おん
)
前
(
まへ
)
に
042
心
(
こころ
)
の
誠
(
まこと
)
を
明
(
あ
)
かしつつ
043
今日
(
けふ
)
は
嬉
(
うれ
)
しき
弟子
(
でし
)
の
数
(
かず
)
044
喜
(
よろこ
)
び
勇
(
いさ
)
み
進
(
すす
)
む
折
(
をり
)
045
ウラルの
教
(
をしへ
)
の
神司
(
かむづかさ
)
046
ユーズ、アナンが
数百
(
すうひやく
)
の
047
部下
(
ぶか
)
を
引
(
ひき
)
つれ
降
(
くだ
)
り
来
(
く
)
る
048
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
049
限
(
かぎ
)
りある
身
(
み
)
の
吾
(
わが
)
力
(
ちから
)
050
試
(
ため
)
すは
今
(
いま
)
や
此
(
この
)
時
(
とき
)
と
051
日暮
(
ひぐら
)
シ
河
(
がは
)
の
北堤
(
きたつつみ
)
052
ユーズの
率
(
ひき
)
ゆる
一隊
(
いつたい
)
に
053
向
(
むか
)
つて
珍
(
うづ
)
の
言霊
(
ことたま
)
を
054
いと
爽
(
さわや
)
かに
宣
(
の
)
りつれば
055
敵
(
てき
)
は
怒
(
いか
)
つて
剣
(
つるぎ
)
太刀
(
たち
)
056
月
(
つき
)
の
光
(
ひかり
)
に
閃
(
ひらめ
)
かし
057
前後
(
ぜんご
)
左右
(
さいう
)
に
攻
(
せ
)
めかくる
058
心得
(
こころえ
)
たりと
身
(
み
)
をかわし
059
草葉
(
くさば
)
の
蔭
(
かげ
)
に
身
(
み
)
を
忍
(
しの
)
び
060
敵
(
てき
)
の
様子
(
やうす
)
を
伺
(
うかが
)
へば
061
心
(
こころ
)
の
曇
(
くも
)
りし
盲
(
めくら
)
共
(
ども
)
062
味方
(
みかた
)
と
味方
(
みかた
)
の
同士打
(
どうしうち
)
063
剣光
(
けんくわう
)
閃
(
ひらめ
)
く
面白
(
おもしろ
)
さ
064
折
(
をり
)
しもあれや
国依別
(
くによりわけ
)
の
065
貴
(
うづ
)
の
司
(
つかさ
)
が
霊光
(
れいくわう
)
を
066
天津
(
あまつ
)
日
(
ひ
)
の
如
(
ごと
)
射
(
い
)
てらせば
067
流石
(
さすが
)
のユーズも
辟易
(
へきえき
)
し
068
総体
(
そうたい
)
崩
(
くづ
)
れて
蜘蛛
(
くも
)
の
子
(
こ
)
を
069
散
(
ち
)
らすが
如
(
ごと
)
く
逃
(
に
)
げて
行
(
ゆ
)
く
070
此
(
この
)
有様
(
ありさま
)
を
打眺
(
うちなが
)
め
071
吾
(
わ
)
れは
思
(
おも
)
はず
吹出
(
ふきいだ
)
し
072
心
(
こころ
)
も
勇
(
いさ
)
み
腕
(
うで
)
は
鳴
(
な
)
り
073
悠々
(
いういう
)
騒
(
さわ
)
がず
橋
(
はし
)
の
辺
(
べ
)
に
074
帰
(
かへ
)
り
来
(
きた
)
りし
面白
(
おもしろ
)
さ
075
国依別
(
くによりわけ
)
に
従
(
したが
)
ひて
076
丸木
(
まるき
)
の
橋
(
はし
)
を
打渡
(
うちわた
)
り
077
夜露
(
よつゆ
)
に
月
(
つき
)
の
宿
(
やど
)
る
道
(
みち
)
078
涼
(
すず
)
しき
風
(
かぜ
)
に
送
(
おく
)
られて
079
夜
(
よる
)
なきヒルの
神館
(
かむやかた
)
080
楓
(
かへで
)
の
別
(
わけ
)
の
現
(
あ
)
れませる
081
聖地
(
せいち
)
へ
進
(
すす
)
む
嬉
(
うれ
)
しさよ
082
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
083
御霊
(
みたま
)
幸
(
さち
)
はひましまして
084
マチとキジとの
両人
(
りやうにん
)
が
085
心
(
こころ
)
を
清
(
きよ
)
め
身
(
み
)
を
浄
(
きよ
)
め
086
神
(
かみ
)
の
御
(
おん
)
為
(
ため
)
国
(
くに
)
の
為
(
ため
)
087
世人
(
よびと
)
の
為
(
ため
)
に
真心
(
まごころ
)
を
088
尽
(
つく
)
させ
玉
(
たま
)
へ
天津
(
あまつ
)
神
(
かみ
)
089
国津
(
くにつ
)
神
(
かみ
)
達
(
たち
)
八百万
(
やほよろづ
)
090
国魂神
(
くにたまがみ
)
の
竜世姫
(
たつよひめ
)
091
御倉
(
みくら
)
の
宮
(
みや
)
の
御
(
おん
)
前
(
まへ
)
に
092
赤
(
あか
)
き
心
(
こころ
)
を
現
(
あら
)
はして
093
遥
(
はる
)
かに
感謝
(
かんしや
)
し
奉
(
たてまつ
)
る
094
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
095
御霊
(
みたま
)
幸
(
さち
)
はひましませよ』
096
キジは
又
(
また
)
もやマチの
歌
(
うた
)
に
励
(
はげ
)
まされて、
097
足拍子
(
あしべうし
)
に
合
(
あは
)
せ
歌
(
うた
)
ひ
始
(
はじ
)
めた。
098
キジ『
俺
(
おれ
)
の
在所
(
ざいしよ
)
はチルの
国
(
くに
)
099
御倉
(
みくら
)
の
山
(
やま
)
の
峰
(
みね
)
つづき
100
村
(
むら
)
の
難儀
(
なんぎ
)
を
見
(
み
)
るにつけ
101
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐ
)
みを
蒙
(
かうむ
)
りて
102
飢
(
うゑ
)
に
苦
(
くるし
)
む
人々
(
ひとびと
)
を
103
救
(
すく
)
ひ
玉
(
たま
)
へと
谷川
(
たにがは
)
に
104
現
(
あら
)
はれ
祈
(
いの
)
る
折柄
(
をりから
)
に
105
天
(
あめ
)
の
八重雲
(
やへくも
)
掻
(
か
)
き
分
(
わ
)
けて
106
降
(
くだ
)
りましたる
神人
(
かみびと
)
の
107
生言霊
(
いくことたま
)
に
助
(
たす
)
けられ
108
瀕死
(
ひんし
)
の
境
(
さかひ
)
に
陥
(
おちい
)
りし
109
数多
(
あまた
)
の
人々
(
ひとびと
)
忽
(
たちま
)
ちに
110
飢
(
うゑ
)
を
充
(
み
)
たして
甦
(
よみがへ
)
り
111
これぞ
誠
(
まこと
)
の
救世主
(
きうせいしゆ
)
112
吾
(
われ
)
等
(
ら
)
の
父
(
ちち
)
か
母神
(
ははがみ
)
か
113
此
(
この
)
高恩
(
かうおん
)
の
万分一
(
まんぶいち
)
114
報
(
むく
)
い
奉
(
まつ
)
らでおくべきか
115
御後
(
みあと
)
を
慕
(
した
)
ひ
逸早
(
いちはや
)
く
116
御
(
おん
)
目
(
め
)
にかかり
鴻恩
(
こうおん
)
の
117
万分一
(
まんぶいち
)
に
報
(
むく
)
いむと
118
マチと
語
(
かた
)
らひ
山坂
(
やまさか
)
を
119
一散走
(
いつさんばし
)
りに
乗越
(
のりこ
)
えて
120
木々
(
きぎ
)
の
花
(
はな
)
さへチルの
村
(
むら
)
121
荒
(
あら
)
しの
郷
(
さと
)
に
来
(
き
)
て
見
(
み
)
れば
122
実
(
げ
)
に
有難
(
ありがた
)
き
宣伝使
(
せんでんし
)
123
天津
(
あまつ
)
祝詞
(
のりと
)
を
宣
(
の
)
らせつつ
124
木蔭
(
こかげ
)
に
憩
(
いこ
)
ひ
玉
(
たま
)
ひたる
125
其
(
その
)
御姿
(
みすがた
)
を
伏
(
ふ
)
し
拝
(
をが
)
み
126
歓喜
(
くわんき
)
の
涙
(
なみだ
)
にくれ
乍
(
なが
)
ら
127
御弟子
(
みでし
)
の
数
(
かず
)
に
加
(
くは
)
へられ
128
心
(
こころ
)
勇
(
いさ
)
みて
日暮
(
ひぐら
)
シの
129
河
(
かは
)
の
畔
(
ほとり
)
に
来
(
き
)
て
見
(
み
)
れば
130
思
(
おも
)
ひがけなきウラル
教
(
けう
)
131
ユーズ、アナンの
宣伝使
(
せんでんし
)
132
剣
(
つるぎ
)
抜
(
ぬ
)
き
持
(
も
)
ち
太刀槍
(
たちやり
)
を
133
林
(
はやし
)
の
如
(
ごと
)
く
立
(
た
)
て
並
(
なら
)
べ
134
三葉葵
(
みつばあふひ
)
の
白旗
(
しらはた
)
を
135
風
(
かぜ
)
に
靡
(
なび
)
かせ
堂々
(
だうだう
)
と
136
進
(
すす
)
み
来
(
きた
)
るぞ
面白
(
おもしろ
)
き
137
国依別
(
くによりわけ
)
の
御許
(
みゆる
)
しに
138
われはアナンの
一隊
(
いつたい
)
に
139
喜
(
よろこ
)
び
勇
(
いさ
)
み
立向
(
たちむか
)
ひ
140
生言霊
(
いくことたま
)
を
宣
(
の
)
りつれば
141
頑迷
(
ぐわんめい
)
不霊
(
ふれい
)
の
曲神
(
まがかみ
)
は
142
情
(
なさけ
)
容赦
(
ようしや
)
も
荒風
(
あらかぜ
)
に
143
旗
(
はた
)
を
靡
(
なび
)
かせつきかかる
144
エヽ
面倒
(
めんだう
)
と
四五十
(
しごじふ
)
の
145
敵
(
てき
)
を
忽
(
たちま
)
ち
鷲掴
(
わしづか
)
み
146
日暮
(
ひぐら
)
シ
河
(
がは
)
に
投
(
な
)
げ
込
(
こ
)
めば
147
アナンの
司
(
つかさ
)
を
始
(
はじ
)
めとし
148
ウラルの
教
(
をしへ
)
の
一隊
(
いつたい
)
は
149
総体
(
そうたい
)
乱
(
みだ
)
れ
崩
(
くづ
)
れ
出
(
だ
)
す
150
折柄
(
をりから
)
照
(
て
)
らす
霊光
(
れいくわう
)
に
151
旭
(
あさひ
)
に
露
(
つゆ
)
の
消
(
き
)
えし
如
(
ごと
)
152
命
(
いのち
)
カラガラ
失
(
う
)
せて
行
(
ゆ
)
く
153
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
154
神
(
かみ
)
の
力
(
ちから
)
を
目
(
ま
)
のあたり
155
目撃
(
もくげき
)
したる
尊
(
たふと
)
さよ
156
日暮
(
ひぐら
)
シ
河
(
がは
)
を
打渡
(
うちわた
)
り
157
神
(
かみ
)
の
司
(
つかさ
)
に
従
(
したが
)
ひて
158
物騒
(
ぶつそう
)
至極
(
しごく
)
の
夜
(
よる
)
の
道
(
みち
)
159
互
(
たがひ
)
に
戦功
(
せんこう
)
誇
(
ほこ
)
りつつ
160
露
(
つゆ
)
ふみしめて
進
(
すす
)
み
行
(
ゆ
)
く
161
東
(
あづま
)
の
空
(
そら
)
は
茜
(
あかね
)
して
162
心
(
こころ
)
の
空
(
そら
)
も
照
(
て
)
り
渡
(
わた
)
り
163
いと
爽
(
さわや
)
かな
朝風
(
あさかぜ
)
に
164
吹
(
ふ
)
かれてヒルの
神館
(
かむやかた
)
165
霊地
(
れいち
)
を
指
(
さ
)
して
進
(
すす
)
み
行
(
ゆ
)
く
166
身
(
み
)
の
上
(
うへ
)
こそは
楽
(
たの
)
しけれ
167
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
168
御霊
(
みたま
)
幸
(
さち
)
はひましませよ
169
朝日
(
あさひ
)
は
照
(
て
)
るとも
曇
(
くも
)
るとも
170
月
(
つき
)
は
盈
(
み
)
つとも
虧
(
か
)
くるとも
171
キジの
命
(
いのち
)
のある
限
(
かぎ
)
り
172
三五教
(
あななひけう
)
の
御
(
おん
)
為
(
ため
)
に
173
不惜
(
ふじやく
)
身命
(
しんめい
)
どこ
迄
(
まで
)
も
174
神
(
かみ
)
の
教
(
をしへ
)
に
従
(
したが
)
ひて
175
普
(
あまね
)
く
世人
(
よびと
)
を
惟神
(
かむながら
)
176
尊
(
たふと
)
き
教
(
をしへ
)
に
救
(
すく
)
ひなむ
177
天
(
あめ
)
と
地
(
つち
)
との
大神
(
おほかみ
)
は
178
吾
(
われ
)
等
(
ら
)
を
深
(
ふか
)
く
守
(
まも
)
ります
179
吾
(
われ
)
は
神
(
かみ
)
の
子
(
こ
)
神
(
かみ
)
の
宮
(
みや
)
180
なりとの
真理
(
しんり
)
聞
(
き
)
きしより
181
此
(
この
)
世
(
よ
)
に
人
(
ひと
)
と
生
(
うま
)
れたる
182
其
(
その
)
天職
(
てんしよく
)
を
悟
(
さと
)
りけり
183
神
(
かみ
)
の
御
(
おん
)
為
(
ため
)
世
(
よ
)
の
為
(
ため
)
に
184
尽
(
つく
)
さにやおかぬキジの
胸
(
むね
)
185
マチの
心
(
こころ
)
も
其
(
その
)
通
(
とほ
)
り
186
国依別
(
くによりわけ
)
の
神
(
かみ
)
様
(
さま
)
よ
187
完美
(
うまら
)
に
委曲
(
つばら
)
に
聞
(
きこ
)
し
召
(
め
)
し
188
いや
永久
(
とこしへ
)
に
吾々
(
われわれ
)
を
189
正
(
ただ
)
しき
神
(
かみ
)
の
御教
(
みをしへ
)
に
190
厚
(
あつ
)
く
導
(
みちび
)
き
玉
(
たま
)
へかし
191
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
192
御霊
(
みたま
)
幸
(
さち
)
はひましませよ』
193
と
歌
(
うた
)
ひ
乍
(
なが
)
ら、
194
ドシドシと
白
(
しろ
)
みかけた
空
(
そら
)
を、
195
勢
(
いきほひ
)
よくヒルの
都
(
みやこ
)
を
指
(
さ
)
して
立向
(
たちむか
)
ふ。
196
(
大正一一・八・一六
旧六・二四
松村真澄
録)
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