放任主義の教育に就て
インフォメーション
鏡:玉鏡
題名:放任主義の教育に就て
よみ:
著者:出口王仁三郎
神の国掲載号:1932(昭和7)年11月号
八幡書店版:226頁
愛善世界社版:190頁
著作集:374頁
第五版:31頁
第三版:31頁
全集:
初版:11頁
概要:
備考:
タグ:test
データ凡例:
データ最終更新日:2020-07-04 14:00:31
OBC :kg472
001 王仁が子供の教育には放任主義をとれといふのは、002今日の児童教育があまり干渉がひど過ぎるから、003その反動としていふので、004矢張り放任の中に干渉があり、005干渉の中に放任があらねばならない。006親が子供に、007物を貰つても直ぐ両手を重ねてお礼を云ふことを教へるが、008あれなども乞食根性を強ひるやうなものであつて王仁は大嫌ひだ。009余り親が子供に干渉し過ぎてゐるのである。
010 今大本式の教育を受けた子供を世間で悪く云ふのは善悪に対する標準が違ふからで、011本当は親の干渉を受けすぎないで暢び暢びしたのがいい。012年頃になれば礼儀などはひとりでに覚えるから、013余り干渉してはいけない。