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亀(かめ)ノ瀬(せ)の地質(ちしつ)

インフォメーション

鏡：玉鏡題名：亀ノ瀬の地質よみ：著者：出口王仁三郎

神の国掲載号：1932（昭和7）年03月号八幡書店版：408頁愛善世界社版：171頁著作集：第五版：89頁第三版：89頁全集：初版：66頁

概要：備考：タグ：データ凡例：データ最終更新日： OBC ：kg540

001　大阪(おほさか)府下(ふか)亀(かめ)ノ瀬(せ)附近(ふきん)一帯(いつたい)は地辷(ぢすべ)りで有名(いうめい)になつたが、002彼辺(あのへん)は太古(むかし)は海(うみ)だつたところである。003今(いま)でも地底(ちてい)に空虚(くうきよ)の処(ところ)があり、004従(したが)つて地盤(ぢばん)が柔(やはら)かくゆるんでゐるから、005それで今度(こんど)の様(やう)に陥没(かんぼつ)や地辷(ぢすべ)りをするやうになつたのである。006今(いま)の間(うち)こそ徐々(じよじよ)に地辷(ぢすべ)りしてゐるが、007やがて一度(いちど)に陥没(かんぼつ)する惧(おそ)れがある。008この事件(じけん)に就(つ)いては、009昭和(せうわ)六年(ろくねん)の二月号(にぐわつごう)の『神(かみ)の国(くに)』誌(し)で

010　西東(にしひがし)その方角(はうがく)はわからねど

011　　気(き)をつけてゐよ大和(やまと)国人(くにびと)

012と云(い)ふ歌(うた)を発表(はつぺう)して予(あらかじ)め警告(けいこく)しておいた筈(はず)である。013然(しか)しこんなことは亀(かめ)ノ瀬(せ)だけではなしに、014今後(こんご)世界(せかい)の各地(かくち)に、015殊(こと)に日本(につぽん)にも沢山(たくさん)出(で)てくるものと思(おも)はなくてはならない。

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