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仏足頂礼(ぶつそくちやうらい)

インフォメーション

鏡：玉鏡題名：仏足頂礼よみ：著者：出口王仁三郎

神の国掲載号：1933（昭和8）年08月号八幡書店版：363頁愛善世界社版：198頁著作集：第五版：76頁第三版：76頁全集：初版：54頁

概要：備考：タグ：データ凡例：データ最終更新日： OBC ：kg522

001　釈迦(しやか)が成道(じやうだう)して山(やま)を出(い)で、002父(ちち)浄飯王(じやうばんわう)に会見(くわいけん)した時(とき)、003王(わう)は仏足(ぶつそく)を頂(いただ)いて礼拝(らいはい)したと記(しる)されて居(ゐ)るが、004それは実際(じつさい)に親(おや)への孝行(かうかう)であつて、005永年(ながねん)の修行(しうぎやう)によつて得(え)た霊徳(れいとく)を父(ちち)に贈与(ぞうよ)する最(もつと)もよい方法(はうはふ)であつたのである。006元来(ぐわんらい)霊気(れいき)は四肢(しし)の指先(ゆびさき)に於(おい)て最(もつと)も多(おほ)く放射(はうしや)するものである。007特(とく)に足(あし)の指先(ゆびさき)が一番(いちばん)多(おほ)く霊(れい)を放射(はうしや)するのであるから、008釈迦(しやか)が足(あし)を父(ちち)の額(ひたひ)につけて、009先(ま)づ一番(いちばん)に父(ちち)に霊徳(れいとく)を頒(わか)たんとしたのである。010満(まん)足(ぞく)したと云(い)ひ、011足(た)らふと云(い)ひ、012円満(ゑんまん)具(ぐ)足(そく)と云(い)ひ、013皆(みな)足(あし)の字(じ)がつくのはこの理由(りゆう)から来(く)るのである。

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