霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第一二章 水火(すゐくわ)の活動(くわつどう)〔一八四三〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第73巻 天祥地瑞 子の巻 篇:第1篇 紫微天界 よみ(新仮名遣い):しびてんかい
章:第12章 水火の活動 よみ(新仮名遣い):すいかのかつどう 通し章番号:1843
口述日:1933(昭和8)年10月11日(旧08月22日) 口述場所:水明閣 筆録者:加藤明子 校正日: 校正場所: 初版発行日:1933(昭和8)年11月22日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじはMさん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]:
大宇宙間に鳴り止まないス声によって、火と水の物質が生み出された。火と水は、スの言霊によって生み出されたものだが、火の性質は横に流れ、水の性質は縦に流れるものである。
したがって、火は水の力によって縦にのぼり、水は火の横の力によって横に流れるのである。
火も水がなければ燃えることができず、水も火の力がなければ流れることができずに氷となってしまう。天界の光彩・炎熱も、内に内包する水気の力によっている。
紫微天界の大太陽は炎熱猛烈であったため、太元顕津男の神は高地秀の峯にのぼり、幾多の年月、生言霊を奏上した。すると、その言霊が宇宙に凝って、大太陰が顕れた。
大太陰は水気多く、内なる火の力によって輝き、天界の神人を守った。
天之道立の神は大太陽を機関とし、太元顕津男の神は大太陰を機関として経綸を行い、ここに天界は火水の調節ができて、以前に勝って栄えた。
太元顕津男の神は大太陰界に鎮まって至仁至愛(みろく)の神と現われた。
至仁至愛(みろく)の大神は、数百億年を経た今日までも、若返り若返りつつ宇宙一切の天地を守っている。また、地上の危機にあたって瑞の御霊の神霊を肉の宮居に降し、更生の神業を託したのである。そして、神代における活動そのままに、迫害と嘲笑との中に終始一貫尽くし給う。
大太陽に鎮まる大神を厳の御霊と言い、大太陰界に鎮まって宇宙の守護にあたる神霊を瑞の御霊という。
厳の御霊、瑞の御霊二神が接合して至仁至愛(みろく)神政を樹立した神の名を、伊都能売(いづのめ)の神という。
紫微天界より数億万年の今日に至って、二神がようやく伊都能売の神として現われ、大宇宙の中心である現代の地球の真秀良場に現れ、現界に身をおいて宇宙更生の神業に尽くす世となったのである。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる]: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:0000-00-00 00:00:00 文字数:1887 OBC :rm7312
愛善世界社版: 八幡書店版:第13輯 54頁 修補版: 校定版:85頁 普及版: 初版: ページ備考:
派生[?]この文献を底本として書かれたと思われる文献です。[×閉じる]:出口王仁三郎全集 > 第一巻 皇道編 > 第八篇 瑞祥 > 第四章 水火の活動
001 大宇宙(だいうちう)間(かん)に鳴(な)り鳴(な)りて、002鳴(な)り止(や)まず、003鳴(な)りあまれる厳(いづ)の生言霊(いくことたま)ス声(ごゑ)によりて、004七十五(しちじふご)声(せい)の神(かみ)現(あらは)れ給(たま)ひしことは、005既(すで)に前述(ぜんじゆつ)の如(ごと)し。
006 スの言霊(ことたま)は鳴(な)り鳴(な)りて、007遂(つひ)に大宇宙(だいうちう)間(かん)に火(ひ)と水(みづ)との物質(ぶつしつ)を生(う)み給(たま)ふ。008抑々(そもそも)一切(いつさい)の霊魂(れいこん)物質(ぶつしつ)は何(いづ)れもスの言霊(ことたま)の生(う)むところなり。009而(しか)して火(ひ)の性質(せいしつ)は横(よこ)に流(なが)れ、010水(みづ)の性質(せいしつ)は縦(たて)に流(なが)るるものなり。011故(ゆゑ)に火(ひ)は水(みづ)の力(ちから)によりて縦(たて)にのぼり、012又(また)水(みづ)は火(ひ)の横(よこ)の力(ちから)によりて横(よこ)に流(なが)る。013昔(むかし)の言霊(げんれい)学者(がくしや)は火(ひ)は縦(たて)にして、014水(みづ)は横(よこ)なりと言(い)へれども、015其(そ)の根元(こんげん)に至(いた)りては然(しか)らず、016火(ひ)も水(みづ)なければ燃(も)ゆる能(あた)はず光(ひか)る能(あた)はず、017水(みづ)も亦(また)火(ひ)の力(ちから)添(そ)はざれば流動(りうどう)する能(あた)はず、018遂(つひ)に凝(こ)り固(かた)まりて氷柱(ひようちう)となるものなり。019冬(ふゆ)の日(ひ)の氷(こほり)は火(ひ)の気(け)の去(さ)りし水(みづ)の本質(ほんしつ)なり、020此(こ)の理(り)によりて水(みづ)は縦(たて)に活用(はたらき)をなし、021火(ひ)は横(よこ)に動(うご)くものなる事(こと)を知(し)るべし。
022 天界(てんかい)に於(お)ける光彩(くわうさい)炎熱(えんねつ)も内包(ないはう)せる水気(すゐき)の力(ちから)なり。023紫微(しび)天界(てんかい)には大太陽(だいたいやう)現(あらは)れ給(たま)ひて左旋(させん)運動(うんどう)を起(おこ)し、024東(ひがし)より西(にし)にコースを取(と)るのみにして、025西(にし)より東(ひがし)に廻(まは)る太陰(たいいん)なし。026炎熱(えんねつ)猛烈(まうれつ)にして神人(しんじん)を絶対(ぜつたい)的(てき)に安住(あんぢう)せしむる機関(きくわん)とはならざりしかば、027茲(ここ)に太元(おほもと)顕津男(あきつを)の神(かみ)は高地秀(たかちほ)の峯(みね)にのぼらせ給(たま)ひ、028幾多(いくた)の年月(としつき)の間(あひだ)、029生言霊(いくことたま)を奏上(そうじやう)し給(たま)へば、030大神(おほかみ)の言霊(ことたま)宇宙(うちう)に凝(こ)りて茲(ここ)に大太陰(だいたいいん)は顕現(けんげん)されたるなり。031而(しか)して大太陰(だいたいいん)は水気(すゐき)多(おほ)く火(ひ)の力(ちから)をもつて輝(かがや)き給(たま)へば、032右旋(うせん)運動(うんどう)を起(おこ)して西(にし)より東(ひがし)にコースをとり、033天界(てんかい)の神人(しんじん)を守(まも)らせ給(たま)ふ。034天之(あめの)道立(みちたつ)の神(かみ)は大太陽(だいたいやう)を機関(きくわん)として、035凡百(ぼんぴやく)の経綸(けいりん)を行(おこな)ひ給(たま)ひ、036太元(おほもと)顕津男(あきつを)の神(かみ)は大太陰(だいたいいん)を機関(きくわん)として宇宙(うちう)天界(てんかい)を守(まも)らせ給(たま)へば、037茲(ここ)に天界(てんかい)はいよいよ火水(くわすゐ)の調節(てうせつ)なりて以前(いぜん)に勝(まさ)る万有(ばんいう)の栄(さかえ)を見(み)るに至(いた)れり。
038 太元(おほもと)顕津男(あきつを)の神(かみ)は大(だい)太陰界(たいいんかい)に鎮(しづ)まり給(たま)ひて至仁至愛(みろく)の神(かみ)と現(げん)じ給(たま)ひ、039数百億(すうひやくおく)年(ねん)の末(すゑ)の世(よ)迄(まで)も永久(とこしへ)に鎮(しづ)まり給(たま)ふぞ畏(かしこ)けれ。040至仁至愛(みろく)の大神(おほかみ)は数百億(すうひやくおく)年(ねん)を経(へ)て今日(こんにち)に至(いた)るも、041若返(わかがへ)り若返(わかがへ)りつつ今(いま)に宇宙(うちう)一切(いつさい)の天地(てんち)を守(まも)らせ給(たま)ひ、042今(いま)や地上(ちじやう)の覆滅(ふくめつ)せむとするに際(さい)し、043瑞(みづ)の御霊(みたま)の神霊(しんれい)を世(よ)に降(くだ)して更生(かうせい)の神業(みわざ)を依(よ)さし給(たま)ふべく、044肉(にく)の宮居(みやゐ)に降(くだ)りて神代(かみよ)に於(お)ける御(ご)活動(くわつどう)そのままに、045迫害(はくがい)と嘲笑(てうせう)との中(なか)に終始(しうし)一貫(いつくわん)尽(つく)し給(たま)ふこそ畏(かしこ)けれ。
046 大太陽(だいたいやう)に鎮(しづ)まり給(たま)ふ大神(おほかみ)を厳(いづ)の御霊(みたま)と称(たた)へ奉(まつ)り、047大(だい)太陰界(たいいんかい)に鎮(しづ)まりて宇宙(うちう)の守護(しゆご)に任(にん)じ給(たま)ふ神霊(しんれい)を瑞(みづ)の御霊(みたま)と称(たた)へ奉(まつ)る。048厳(いづ)の御霊(みたま)、049瑞(みづ)の御霊(みたま)二神(にしん)の接合(せつがふ)して至仁至愛(みろく)神政(しんせい)を樹立(じゆりつ)し給(たま)ふ神(かみ)の御名(みな)を伊都能売(いづのめの)神(かみ)と申(まを)す。050即(すなは)ち伊都(いづ)は厳(いづ)にして火(ひ)なり、051能売(のめ)は水力(すゐりよく)、052水(みづ)の力(ちから)なり、053水(みづ)は又(また)瑞(みづ)の活用(はたらき)を起(おこ)して茲(ここ)に瑞(みづ)の御霊(みたま)となり給(たま)ふ。054紫微(しび)天界(てんかい)の開闢(かいびやく)より数億万(すうおくまん)年(ねん)の今日(こんにち)に至(いた)りていよいよ伊都能売(いづのめの)神(かみ)と顕現(けんげん)し、055大宇宙(だいうちう)の中心(ちうしん)たる現代(げんだい)の地球(ちきう)(仮(かり)に地球(ちきう)といふ)の真秀良場(まほらば)に現(あらは)れ、056現身(うつせみ)をもちて、057宇宙(うちう)更生(かうせい)の神業(みわざ)に尽(つく)し給(たま)ふ世(よ)とはなれり。
058厳御霊(いづみたま)瑞(みづ)の御霊(みたま)の接合(せつがふ)を
059伊都能売(いづのめ)御霊(みたま)と称(たた)へまつらふ
060厳(いづ)の御霊(みたま)太陽界(たいやうかい)に在(おは)しまして
061火(ひ)の活動(はたらき)を行(おこな)ひたまふ
062瑞(みづ)の御霊(みたま)太陰界(たいいんかい)にましまして
063水(みづ)の活動(はたらき)を行(おこな)はせたまふ
064いづいづし厳(いづ)の御霊(みたま)の活用(はたらき)に
065宇宙(うちう)を包(つつ)む火(ひ)は光(ひか)るなり
066みづみづし瑞(みづ)の御霊(みたま)は幸(さちは)ひて
067宇宙(うちう)に水(みづ)の力(ちから)を与(あた)ふ
068ここに説(と)く太陽(たいやう)太陰(たいいん)両神(りやうしん)は
069我(わ)が地(ち)より見(み)る陰陽(いんやう)に非(あら)ず
070火(ひ)は水(みづ)の力(ちから)に動(うご)き水(みづ)は火(ひ)の
071力(ちから)によりて流動(りうどう)するなり
072何事(なにごと)も水(みづ)のみにしては成(な)らざらむ
073火(ひ)の助(たす)けこそ水(みづ)を生(い)かすも
074火(ひ)のみにていかで燃(も)ゆべき光(ひか)るべき
075水(みづ)の力(ちから)をかりて動(うご)くも
076火(ひ)と水(みづ)の言霊(ことたま)これを火水(かみ)といひ
077又(また)火水(ほし)と言(い)ふ宇宙(うちう)の大道(だいだう)
078水(みづ)と火(ひ)の言霊(ことたま)合(がつ)して水火(しほ)となり
079宇宙(うちう)万有(ばんいう)の水火(いき)となるなり
080火(ひ)と水(みづ)は即(すなは)ち火水(かみ)なり水(みづ)と火(ひ)は
081即(すなは)ち水火(しほ)なり陰陽(いんやう)の活動(はたらき)
082水(みづ)と火(ひ)の活用(はたらき)によりてフの霊(みたま)
083即(すなは)ち力(ちから)あらはるるなり
084雨(あめ)も風(かぜ)も雪(ゆき)霜(しも)霰(あられ)も水(みづ)と火(ひ)の
085交(まじ)はる度合(どあひ)によりてなるなり
086大空(おほぞら)に輝(かがや)く日月(じつげつ)星辰(せいしん)も
087雷(いかづち)電(いなづま)も水火(すゐくわ)の力(ちから)よ
088火(ひ)の系統(けいとう)ばかり処(ところ)を得顔(えがほ)なる
089世(よ)は曇(くも)るより外(ほか)に道(みち)なし
090猛烈(まうれつ)なる力(ちから)をもちて万有(ばんいう)を
091焼尽(せうじん)するは火(ひ)の行為(すさび)なり
092火(ひ)の力(ちから)のみ活動(はたら)ける世(よ)の中(なか)は
093乱(みだ)れ曇(くも)りて治(をさ)まることなし
094地(ち)の上(うへ)の百(もも)の国々(くにぐに)日(ひ)に月(つき)に
095禍(わざはひ)起(おこ)るは火(ひ)のみの世(よ)なり
096乱(みだ)れ果(は)てし世(よ)を正(ただ)さむと瑞御霊(みづみたま)
097厳(いづ)の御霊(みたま)と共(とも)に出(い)でませり
098瑞御霊(みづみたま)の力(ちから)のみにて万有(ばんいう)は
099如何(いか)で栄(さか)えむ火(ひ)のあらざれば
100火(ひ)と水(みづ)を塩梅(あんばい)なして世(よ)に出(い)づる
101伊都能売(いづのめの)神(かみ)の活動(はたらき)尊(たふと)し
102伊都能売(いづのめ)の神(かみ)は地上(ちじやう)に降(くだ)りまし
103宇宙(うちう)更生(かうせい)に着手(ちやくしゆ)したまへり
104厳御霊(いづみたま)陽気(やうき)を守(まも)り瑞御霊(みづみたま)
105陰(いん)を守(まも)りて国(くに)は治(をさ)まる
106瑞御霊(みづみたま)至仁至愛(みろく)の神(かみ)と現(あらは)れて
107天(あめ)の御柱(みはしら)たつる神代(みよ)なり
108伊都能売(いづのめ)の神(かみ)の功(いさを)のなかりせば
109世(よ)の行先(ゆくさき)は亡(ほろ)び行(ゆ)くべし
110万有(ばんいう)を育(そだ)て助(たす)くる神業(かむわざ)は
111瑞(みづ)の御霊(みたま)の力(ちから)なりけり
112火(ひ)と水(みづ)の二(ふた)つの神業(みわざ)ありてこそ
113天地(てんち)活動(くわつどう)次(つ)ぎ次(つ)ぎ起(おこ)る
114われは今(いま)伊都能売(いづのめ)の神(かみ)の功(いさを)もて
115曇(くも)れる神代(みよ)を光(てら)さむと思(おも)ふ
116(昭和八・一〇・一一 旧八・二二 於水明閣 加藤明子謹録)
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