あらすじ[?]このあらすじは飯塚弘明の作成です。[×閉じる]:
第37・38巻は出口王仁三郎の若い頃の自叙伝である。
本巻には主に明治32年から大正5年にかけての出来事が記されている。
- 第1~7章
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王仁三郎は弥仙山(みせんざん)の村で吉崎九十九仙人と面会し、大自在天系の地上神界における一切の権限を受け取とる。
- 第8~12章
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王仁三郎は大本を法人組織に改めようとするが、これに憤慨した大本開祖・出口直は弥仙山のお宮に「岩戸隠れ」をしてしまう。
大本内部で王仁三郎に対する排斥運動がだんだん露骨になり、軟禁されたり、暗殺未遂事件が起きる。
- 第13~17章
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出口直・王仁三郎を始めとする一行は、「艮の金神」が押し込められた舞鶴沖の沓島(めしま)・冠島(おしま)に渡る。(沓島・冠島開き)
- 第18~19章
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直・王仁三郎一行は鞍馬山に登り、ここの精霊を言向け和する。(鞍馬山出修)
- 第20章
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丹後の元伊勢(皇大神宮)へ出向き、産釜(うぶがま)・産盥(うぶだらい)のお水を汲み取り、綾部の大本の井戸に注ぎ込む。(元伊勢お水のご用)
- 第21~27章
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日露戦争が勃発。変性女子(王仁三郎のこと)を早く改心させないと大変なことになる、と信者たちが王仁三郎に詰め寄る。
- 第28章
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出雲大社へ出向いて神火をもらい、綾部の大本でその火を百日間灯し続ける。(出雲火のご用)