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聖師伝
はしがき
01 御誕生
02 穴太の里
03 祖父の話
04 祖父の性行
05 祖父の再生
06 幼少年時代
07 小学校時代
08 久兵衛池事件
09 青年時代
10 獣医学の研究
11 父の死
12 青年時代の煩悶
13 高熊山出修の動機
14 高熊山の修行
15 使命の自覚
16 幽斎の修業
17 開祖との会見
18 聖師の大本入り
19 聖師と筆先
20 聖師の苦闘
21 神苑の拡張と造営
22 神島開き
23 大本の発展
24 第一次大本事件
25 霊界物語の口述
26 エスペラントとローマ字の採用
27 世界紅卍字会との提携
28 蒙古入り
29 世界宗教連盟と人類愛善会
30 大正より昭和へ
31 明光社の設立
32 急激な発展
33 第二次大本事件
34 愛善苑の新発足
35 晩年の聖師
36 御昇天
37 御昇天後の大本
【附録】出口聖師年譜
(メニューの右肩に*1が付いているものは、本文がまだテキスト化されていないもの。*2は内容がほぼ同じ他のテキストがあるもの。)
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三六、御昇天
インフォメーション
題名:
36 御昇天
著者:
大本教学院・編
ページ:
目次メモ:
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
B100800c36
001
越えて昭和二十三年一月十八日朝、
002
突然御容態が悪化し、
003
駆けつけた四人の医師たちによって、
004
よほどの御重態であることが発表されました。
005
本部は、
006
折から静岡方面に巡教中の委員長・出口伊佐男氏宛に打電し、
007
出口家の人々全員は枕頭にあつまり、
008
ひたすら看護につくされました。
009
全国の各連絡事務所、
010
会合所へは聖師の急変が報ぜられ、
011
本部では奉仕者、
012
亀岡、
013
綾部在住信者一同によって御平癒祈願が行われました。
014
しかし、
015
ついに昭和二十三年一月十九日午前七時五十五分聖師は夫人のお手に抱かれて静かに御昇天になられました。
016
享年七十八をもって、
017
ここに波乱重畳の御生涯を終られました。
018
一月二十日招魂祭、
019
二十一日御納棺、
020
二十八日告別式が行われ、
021
御霊枢は三十日の深更午前一時天恩郷を出発して十五里の道を役員信者たちによって綾部へお移しされました。
022
そして御霊枢は
彰徳殿
(
しょうとくでん
)
に安置され、
023
二月二日午前九時より御葬祭が執行され、
024
奥津城
(
おくつき
)
は
天王平
(
てんのうだいら
)
に開祖の奥津城と並んで建てられ、
025
ここに
瑞霊
(
ずいれい
)
真如
(
しんにょ
)
聖師は永久に鎮まり給うことになられたのであります。
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