霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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アンカーの表示 [?]本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。[×閉じる]


宣伝歌 [?]宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。[×閉じる]
脚注 [?][※]や[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。まだ少ししか付いていませんが、目障りな場合は「表示しない」設定に変えて下さい。ただし[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。[×閉じる]


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インフォメーション
題名: 著者:出口王仁三郎
ページ:431 目次メモ:
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2021-04-20 13:32:42 OBC :B121805c217
初出[?]この文献の初出または底本となったと思われる文献です。[×閉じる]『更生日記 二の巻』昭和6年2月13日
春の野に咲く百花(ももばな)千花(ちばな)  蝶々の如くに飛び交ひて
次へ次へと移り行く  (ぬし)の浮気のじれつたさ
わたしや悩まし寝られない  もしもお酒が飲めたなら
一時(いつとき)二時(にとき)三時(さんとき)でも  胸の悩みを忘れむものを
ほんに此の世はままならぬ  女と(うま)れたかなしさは
いか(ほど)胸のさわぐとも  一人をつつしむ春の宵。
(ぬし)をあやつる心猿意馬を  のろふ心はなけれども
思へばかなしい春の夜半(よは)  小さい女のこの胸に
警鐘乱打の響きあり  ほんにつれないこの思ひ
いづれに向つて吐逆(とぎやく)せむ。
春は悩まし君の留守  今日で二十日も顔をみぬ
親しい主の友が来て  庭の桜をかこつけて
酒を進むるじれつたさ  み空の月も吾が胸を
あはれみたまふかおぼろげに  のぞかせたまふとみるうちに
しとしと降り来る春の雨  ほんにつれないはづかしい。
女ざかりの二八(にはち)の春を  桜の娘とうたはれて
一人寝る夜の淋しさは  神より(ほか)に知らざらむ
深山(みやま)の奥の柴栗(しばぐり)も  ひらくためしのあるものと
さとらぬ父上母上の  心の空がじれつたい
このままいつまでしのび得む。
(昭和六・二・一三 更生日記 二の巻)
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