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伊都能売神諭
01 大正7年12月2日
02 (年月日不明)
03 大正7年12月22日
13 大正7年12月23日
05 大正7年12月24日
04 大正7年12月25日
06 大正7年12月26日
08 大正7年12月27日
07 大正8年1月1日
09 大正8年1月2日
10 大正8年1月2日
11 大正8年1月5日
12 大正8年1月11日
14 大正8年1月19日
17 大正8年1月21日
18 大正8年1月25日
19 大正8年1月25日
15 大正8年1月27日
20 大正8年1月27日
16 大正8年2月6日
21 大正8年2月13日
22 大正8年2月18日
23 大正8年2月20日
24 大正8年2月21日
25 大正8年3月7日
26 大正8年3月8日
29 大正8年3月10日
27 大正8年3月11日
28 大正8年3月12日
30 大正8年4月13日
31 大正8年4月23日
32 大正8年5月5日
33 大正8年6月3日
34 大正8年6月4日
35 大正8年7月12日
36 大正8年8月11日
37 大正8年8月12日
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大正七年一二月二六日
インフォメーション
種類:
伊都能売神諭
年月日:
1918(大正7)年12月26日(旧11月23日)
神霊界掲載号:
大正8年1月1日号(第77号) 16頁
神霊界八幡書店復刻版:
第4巻 26頁
八幡書店版伊都能売神諭:
41頁
概要:
備考:
神示の中には旧11/24と出てくるが実際には旧11/23(日没後か?)
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2017-08-22 15:44:29
OBC :
is06
001
坤
(
ひつじさる
)
の
金神
(
こんじん
)
豊国主之命
(
とよくにぬしのみこと
)
が
変性女子
(
へんぜうによし
)
の
手
(
て
)
を
借
(
か
)
りて
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
立直
(
たてなほし
)
の
神言
(
こと
)
を
書
(
か
)
きおくが
今度
(
こんど
)
の
二度目
(
にどめ
)
の
天之岩戸
(
あまのいはと
)
開
(
びら
)
きは
神界
(
しんかい
)
でも
大事業
(
たいもう
)
で
有
(
あ
)
るぞよ。
002
何事
(
なにごと
)
も
神界
(
しんかい
)
斗
(
ばか
)
りでは
地上
(
ちじやう
)
の
立直
(
たてなほ
)
しは
出来
(
でき
)
ぬから、
003
阿直
(
あぢき
)
王仁
(
おに
)
の
身魂
(
みたま
)
を
斯世
(
このよ
)
へ
現
(
あら
)
はして
三千世界
(
さんぜんせかい
)
を
修理
(
つくり
)
かえて
新
(
さら
)
つの
松
(
まつ
)
の
五六七
(
みろく
)
の
神政
(
よ
)
に
致
(
いた
)
すに
就
(
つい
)
ては、
004
大出口
(
おほでぐち
)
直
(
なほ
)
は
若姫君
(
わかひめぎみ
)
の
命
(
みこと
)
の
御魂
(
みたま
)
と
一
(
ひと
)
つに
成
(
な
)
りて、
005
上天
(
くにがへ
)
致
(
いた
)
して、
006
天
(
てん
)
の
大方
(
おほかた
)
を
修
(
おさ
)
め、
007
亦
(
ま
)
た
地
(
ち
)
へも
下
(
お
)
りて
此
(
こ
)
の
地
(
ち
)
の
上
(
うへ
)
の
立替
(
たてかへ
)
に
掛
(
かか
)
るなり、
008
変性女子
(
へんぜうによし
)
は
地
(
ち
)
の
高天原
(
たかあまはら
)
に
鎭
(
しづ
)
まりて
出口
(
でぐち
)
王仁
(
おに
)
の
肉体
(
にくたい
)
を
使
(
つか
)
ふて
地
(
ち
)
の
世界
(
せかい
)
の
立直
(
たてなほ
)
しに
掛
(
かか
)
らすぞよ。
009
それに
就
(
つい
)
ては
女子
(
によし
)
の
身魂
(
みたま
)
に七
歳
(
さい
)
の
時
(
とき
)
から
坤之金神
(
ひつじさるのこんじん
)
が
引添
(
ひつそ
)
ふて
世界
(
せかい
)
の
塩踏
(
しほふみ
)
がさして
在
(
あ
)
るぞよ。
010
十壹
歳
(
さい
)
の
七月
(
しちがつ
)
十二
日
(
にち
)
に
始
(
はじ
)
めて
帰神
(
かみががり
)
に
致
(
いた
)
して
天眼通
(
てんがんつう
)
、
011
天言通
(
てんごんつう
)
を
授
(
さづ
)
けて、
012
十三
歳
(
さい
)
の
七月
(
しちがつ
)
十二
日
(
にち
)
から
言霊
(
ことたま
)
の
応用
(
はたらき
)
を
教
(
をし
)
へて
神
(
かみ
)
が
色々
(
いろいろ
)
の
不思議
(
ふしぎ
)
を
為
(
さ
)
して
見
(
み
)
せたなれど、
013
丹波
(
たんば
)
の
穴太
(
あなを
)
と
云
(
い
)
ふやうな
草深
(
くさぶか
)
い
田舎
(
いなか
)
の
事
(
こと
)
で
在
(
あ
)
るから、
014
誰
(
たれ
)
も
身
(
み
)
の
上
(
うへ
)
を
分
(
わ
)
けて
呉
(
く
)
れるものは
無
(
な
)
く、
015
只
(
た
)
だ
村
(
むら
)
の
人民
(
じんみん
)
は
不思議
(
ふしぎ
)
な
少年
(
こども
)
じやと
噂
(
うわ
)
さをいたす
斗
(
ばか
)
りで、
016
女子
(
によし
)
の
両親
(
りようしん
)
も
神界
(
しんかい
)
の
事
(
こと
)
を
申
(
もう
)
すと
大変
(
たいへん
)
に
立腹
(
りつぷく
)
いたして
家
(
いへ
)
には
置
(
お
)
かぬと
申
(
もう
)
して、
017
幾度
(
いくたび
)
も
放
(
ほ
)
り
出
(
だ
)
した
事
(
こと
)
が
在
(
あ
)
るぞよ。
018
仏法
(
ぶつぽう
)
の
隆盛
(
さかん
)
な
土地
(
とち
)
で
有
(
あ
)
るから、
019
親族
(
しんぞく
)
株内
(
かぶうち
)
近所
(
きんじよ
)
の
人々
(
ひとびと
)
が
大変
(
たいへん
)
に
心配
(
しんぱい
)
いたして、
020
夫
(
そ
)
れほど
神様
(
かみさま
)
狂
(
きちが
)
ひに
成
(
な
)
りて
了
(
しま
)
ふては
先祖
(
せんぞ
)
の
後
(
あと
)
が
継
(
つ
)
げぬ。
021
我村
(
わがむら
)
には
神道
(
しんどう
)
は
一戸
(
いつけん
)
も
無
(
な
)
いのに、
022
村
(
むら
)
に
反対
(
はんたい
)
の
神道
(
しんどう
)
に
凝
(
こ
)
るなら
此
(
こ
)
の
村
(
むら
)
には
居
(
お
)
りては
貰
(
もら
)
えんからと
申
(
もう
)
して
四方八方
(
しほうはつぽう
)
から
攻
(
せ
)
め
立
(
た
)
てられ、
023
止
(
や
)
むを
得
(
え
)
ず
小学校
(
せうがつかう
)
の
助教師
(
じよきやうし
)
を
勤
(
つと
)
めさされたのは、
024
女子
(
によし
)
が十四
歳
(
さい
)
の
時
(
とき
)
で
在
(
あ
)
りたぞよ。
025
十四
歳
(
さい
)
の
時
(
とき
)
、
026
小学校
(
せうがつこう
)
の
教員室
(
きやういんしつ
)
で
一生懸命
(
いつせうけんめい
)
に
神道
(
しんどう
)
の
話
(
はなし
)
を
致
(
いた
)
して
居
(
お
)
りたら、
027
上級
(
じやうきゆう
)
の
教員
(
きやういん
)
山本
(
やまもと
)
と
申
(
もう
)
す
亀岡
(
もめをか
)
[
※
ルビ「もめをか」は底本通り
]
生
(
うま
)
れの
僧侶
(
ぼうず
)
の
教員
(
きやういん
)
と
大
(
おほ
)
きな
衝突
(
せうとつ
)
が
出来
(
でき
)
て、
028
其
(
そ
)
れが
為
(
ため
)
に
小学校
(
せうがつかう
)
を
退
(
の
)
く
事
(
こと
)
に
成
(
な
)
り、
029
十五
歳
(
さい
)
の
秋
(
あき
)
から
隣家
(
となり
)
の
奉公人
(
ほうこうにん
)
と
成
(
な
)
り
下
(
さが
)
り、
030
一
(
いつ
)
ケ
年
(
ねん
)
余
(
あま
)
り
無事
(
ぶじ
)
に
勤
(
つと
)
めた
折
(
おり
)
、
031
村人
(
むらびと
)
百三十五
戸
(
こ
)
と
女子
(
によし
)
の
父
(
ちち
)
、
032
上田
(
うへだ
)
吉松
(
よしまつ
)
と
公事
(
こうじ
)
が
突発
(
とつぱ
)
いたして
九死一生
(
きうしいつせう
)
の
父
(
ちち
)
の
難義
(
なんぎ
)
を
救
(
すく
)
ふために
奉公
(
ほうこう
)
を
辞
(
じ
)
し、
033
直
(
ただち
)
に
宮垣内
(
みやがきない
)
の
父
(
ちち
)
の
家
(
いへ
)
に
帰
(
かへ
)
り、
034
村人
(
むらびと
)
を
相手
(
あいて
)
に
二三日
(
にさんにち
)
対抗
(
たいこう
)
の
結果
(
すえ
)
、
035
邪
(
じや
)
は
終
(
つい
)
に
正
(
せい
)
に
敵
(
てき
)
し
難
(
がた
)
く、
036
上田家
(
うへだけ
)
の
大勝利
(
だいしようり
)
と
一旦
(
いつたん
)
は
成
(
な
)
りたなれど、
037
多勢
(
おほぜい
)
に
反対
(
はんたい
)
を
受
(
う
)
けた
上田
(
うへだ
)
の
家
(
いへ
)
は
忽
(
たちま
)
ち
生計
(
くらし
)
に
大困難
(
おほこんなん
)
を
来
(
き
)
たし、
038
親子
(
おやこ
)
七人
(
しちにん
)
路頭
(
ろとう
)
に
立
(
た
)
たねば
成
(
な
)
らぬ
所
(
ところ
)
まで
苦
(
くる
)
しみたなれど、
039
誰
(
ただ
)
一人
(
いちにん
)
として
同情
(
どうぜう
)
する
者
(
もの
)
は
無
(
な
)
く、
040
貧乏
(
びんぼう
)
は
一入
(
ひとしほ
)
甚
(
ひど
)
く
成
(
な
)
り、
041
世間
(
せけん
)
の
人情
(
にんぜう
)
の
紙
(
かみ
)
よりも
薄
(
うす
)
く、
042
氷
(
こほり
)
よりも
冷
(
つめ
)
たきを
悟
(
さと
)
りた
変性女子
(
へんぜうによし
)
は、
043
朝
(
あさ
)
に
夕
(
ゆう
)
に
産土
(
うぶすな
)
の
神
(
かみ
)
に
参拜
(
さんぱい
)
致
(
いた
)
し、
044
弥々
(
いよいよ
)
信念
(
しんねん
)
は
岩
(
いわ
)
の
如
(
ごと
)
くに
固
(
かた
)
まりたなれど、
045
其日
(
そのひ
)
暮
(
ぐら
)
しの
上田
(
うへだ
)
の
家
(
いへ
)
では
神様
(
かみさま
)
斗
(
ばか
)
りに
仕
(
つか
)
える
事
(
こと
)
も
出来
(
でき
)
ず、
046
父子
(
おやこ
)
が
荷車
(
にぐるま
)
曳
(
ひ
)
きと
成
(
な
)
つて
其日
(
そのひ
)
の
細
(
ほそ
)
い
煙
(
けむり
)
を
立
(
た
)
てて
居
(
お
)
りたのも
神界
(
しんかい
)
から
変性女子
(
へんぜうによし
)
の
御魂
(
みたま
)
を
今度
(
こんど
)
の
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立直
(
たてなほ
)
しの
御用
(
ごよう
)
に
使
(
つか
)
ふ
為
(
ため
)
に
神界
(
しんかい
)
の
深
(
ふか
)
い
経綸
(
しぐみ
)
で、
047
態
(
わざ
)
とに
片田舎
(
かたいなか
)
の
貧
(
まづ
)
しい
家
(
いへ
)
に
生
(
うま
)
れさして、
048
種々
(
いろいろ
)
の
艱難
(
かんなん
)
苦労
(
くらう
)
を
命
(
さ
)
したので
在
(
あ
)
りたぞよ。
049
何事
(
なにごと
)
も
皆
(
みな
)
神
(
かみ
)
から
知
(
し
)
らず
知
(
し
)
らず
為
(
さ
)
せられるので
在
(
あ
)
るぞよ。
050
女子
(
によし
)
が十八
歳
(
さい
)
になりた
春
(
はる
)
、
051
丹波国
(
たんばのくに
)
大枝坂
(
おほえださか
)
の
梨
(
なし
)
の
木
(
き
)
峠
(
とほげ
)
で
神界
(
しんかい
)
からの
経綸
(
しぐみ
)
で
霊学
(
れいがく
)
中興
(
ちうこう
)
の
偉人
(
ゐじん
)
、
052
本田
(
ほんだ
)
九郎
(
くろう
)
親徳
(
ちかあつ
)
に
途中
(
とちう
)
に
対面
(
たいめん
)
いたさせたのも、
053
皆
(
みな
)
神
(
かみ
)
の
経綸
(
しぐみ
)
の
引合
(
ひきあわ
)
せで
有
(
あ
)
りたぞよ。
054
それから
変性女子
(
へんぜうによし
)
の
身魂
(
みたま
)
にそろそろと
敬神行為
(
かみまつり
)
の
自由
(
じゆう
)
を
神界
(
しんかい
)
から
赦
(
ゆる
)
したから、
055
両親
(
りようしん
)
も
親族
(
しんぞく
)
も
近所
(
きんじよ
)
株内
(
かぶうち
)
も、
056
何時
(
いつ
)
とは
無
(
な
)
しに
邪魔
(
じやま
)
を
致
(
いた
)
さぬ
様
(
やう
)
に
成
(
な
)
りたぞよ。
057
何事
(
なにごと
)
が
出来
(
でき
)
るのも
皆
(
みな
)
神
(
かみ
)
の
経綸
(
しぐみ
)
であるから、
058
時節
(
じせつ
)
の
来
(
こ
)
ぬ
間
(
うち
)
に、
059
何程
(
なにほど
)
人民
(
じんみん
)
の
心
(
こころ
)
で
焦慮
(
あせり
)
て
見
(
み
)
ても
何
(
なに
)
一
(
ひと
)
つ
思
(
おも
)
ふやうに
行
(
い
)
きは
致
(
いた
)
さんので
在
(
あ
)
るぞよ。
060
それから
女子
(
によし
)
が二十三
歳
(
さい
)
になりた
夏
(
なつ
)
から、
061
獣医
(
じゆうゐ
)
と
牧畜
(
ぼくちく
)
の
事業
(
しごと
)
に
就事
(
かから
)
して
身魂
(
みたま
)
を
研
(
みが
)
かしてあるぞよ。
062
二十八
歳
(
さい
)
の
春
(
はる
)
までに、
063
神界
(
しんかい
)
から
色々
(
いろいろ
)
の
苦労
(
くらう
)
艱難
(
かんなん
)
を
命
(
さ
)
して、
064
何事
(
なにごと
)
にも
驚
(
をど
)
かぬ
様
(
やう
)
に
幾度
(
いくたび
)
も
生命
(
いのち
)
の
危
(
あや
)
ぶい
修行
(
ぎやう
)
を
命
(
さ
)
してあるから、
065
今
(
いま
)
は
何事
(
なにごと
)
が
出来
(
しゆつたい
)
いたしても
微躯
(
びく
)
とも
致
(
いた
)
さぬ
身魂
(
みたま
)
に
研
(
みが
)
けたから
明治
(
めいぢ
)
三十一年の二
月
(
がつ
)
から
弥々
(
いよいよ
)
神界
(
しんかい
)
の
誠
(
まこと
)
の
修業
(
ぎやう
)
に
掛
(
かか
)
らせたぞよ。
066
二十九の
年
(
ねん
)
から
綾部
(
あやべ
)
の
大元
(
おほもと
)
へ
引寄
(
ひきよ
)
して、
067
亦
(
また
)
改
(
あらた
)
め
十年
(
じゆうねん
)
の
修行
(
しゆぎやう
)
を
命
(
さ
)
して、
068
身魂
(
みたま
)
を
水晶
(
すいしよう
)
に
洗
(
あら
)
ふて、
069
神界
(
しんかい
)
の
経綸
(
しぐみ
)
をボツボツと
申
(
もう
)
し
付
(
つ
)
けてありたが、
070
女子
(
によし
)
が
弥々
(
いよいよ
)
三十九の
歳
(
とし
)
でありたぞよ。
071
今年
(
ことし
)
で
亦
(
また
)
十年目
(
じうねんめ
)
になりたから、
072
七月
(
しちがつ
)
の十二
日
(
にち
)
から七十五
日
(
にち
)
の
身魂
(
みたま
)
の
三度目
(
さんどめ
)
の
大洗濯
(
おほせんだく
)
を
致
(
いた
)
して
竜宮館
(
りうぐうやかた
)
の
誠
(
まこと
)
の
御用
(
ごよう
)
に
使
(
つか
)
ふやうになりたから、
073
変性男子
(
へんぜうなんし
)
の
御魂
(
みたま
)
と、
074
変性女子
(
へんぜうによし
)
の
御魂
(
みたま
)
とが、
075
天
(
てん
)
と
地
(
ち
)
と
二
(
ふた
)
つに
別
(
わか
)
れて
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
は
男子
(
なんし
)
が
天地
(
てんち
)
へ
昇降
(
おりあがり
)
致
(
いた
)
して
守護
(
しゆごう
)
をするなり、
076
女子
(
によし
)
は
地
(
ち
)
の
高天原
(
たかあまはら
)
に
豊国主之命
(
とよくにぬしのみこと
)
と
現
(
あら
)
はれて、
077
地
(
ち
)
の
世界
(
せかい
)
の
一切
(
いつさい
)
の
立直
(
たてなほ
)
しを
致
(
いた
)
す
御役
(
おんやく
)
と
定
(
さだ
)
まりたから、
078
百千万億人
(
ひやくせんまんおくにん
)
の
敵
(
てき
)
でも
百千万億
(
ひやくせんまんおく
)
の
悪魔
(
あくま
)
でも、
079
チツトモ
恐
(
おそ
)
れん
身魂
(
みたま
)
と
成
(
な
)
りたから、
080
世界
(
せかい
)
に
何事
(
なにごと
)
が
出来
(
しゆつたい
)
いたしても
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
許
(
ゆる
)
しの
無
(
な
)
き
事
(
こと
)
は、
081
ドンナ
小
(
ちい
)
さい
事業
(
こと
)
でも
我
(
が
)
では
行
(
い
)
かぬ
神政
(
よ
)
に
変
(
かわ
)
りて
来
(
き
)
たぞよ。
082
我
(
が
)
で
行
(
い
)
くなら
何
(
なん
)
なりと
人民
(
じんみん
)
の
力
(
ちから
)
で
行
(
や
)
りて
見
(
み
)
よ。
083
八九分
(
はちくぶ
)
までは
行
(
い
)
くなれど、
084
肝心
(
かんじん
)
の
艮
(
とど
)
めが
刺
(
さ
)
せんぞよ。
085
是
(
これ
)
が
世
(
よ
)
が
変
(
かわ
)
りて
居
(
お
)
るのであるぞよ。
086
天地
(
てんち
)
の
間
(
あいだ
)
は
八百万
(
やほよろづ
)
の
金神
(
こんじん
)
が
守護
(
しゆごう
)
いたすなり、
087
天地
(
てんち
)
の
主宰神
(
とりしまり
)
は
大国常立之命
(
おほくにとこたちのみこと
)
であるぞよ。
088
坤
(
ひつじさる
)
の
金神
(
こんじん
)
は
奧
(
おく
)
の
役
(
やく
)
で
在
(
あ
)
るから、
089
地
(
ち
)
の
一切
(
いつさい
)
を
主護
(
しゆごう
)
いたして、
090
天地
(
てんち
)
が
揃
(
そろ
)
ふて
水晶
(
すいせう
)
になりたら、
091
天
(
てん
)
の
御先祖様
(
ごせんぞうさま
)
に
御還
(
おかや
)
し
申
(
もう
)
して、
092
五六七
(
みろく
)
の
神代
(
かみよ
)
末代
(
まつだい
)
動
(
うご
)
かぬ
松
(
まつ
)
の
世
(
よ
)
と
致
(
いた
)
して、
093
天上
(
てんじやう
)
天下
(
てんか
)
は
清浄
(
せいじよう
)
太平
(
たいへい
)
に
治
(
おさ
)
まるので
在
(
あ
)
るが、
094
モウ
時節
(
じせつ
)
が
近寄
(
ちかよ
)
りて
来
(
き
)
たから、
095
一人
(
いちにん
)
なり
共
(
とも
)
早
(
はや
)
く
改心
(
かいしん
)
いたして、
096
日本人
(
にほんじん
)
だけの
誠
(
まこと
)
の
行
(
おこな
)
ひを
致
(
いた
)
して
下
(
くだ
)
されよ。
097
日本
(
にほん
)
は
結構
(
けつこう
)
な
国
(
くに
)
であるから、
098
日本
(
にほん
)
に
生
(
うま
)
れた
人民
(
じんみん
)
は
神
(
かみ
)
の
御用
(
ごよう
)
が
出来
(
でき
)
る
身魂
(
みたま
)
に
元
(
もと
)
から
拵
(
こし
)
らえてあるので
在
(
あ
)
るから、
099
勇
(
いさ
)
んで
身魂
(
みたま
)
を
研
(
みが
)
いて
何彼
(
なにか
)
の
御用
(
ごよう
)
を
我一
(
われいち
)
と
致
(
いた
)
して
下
(
くだ
)
され。
100
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
には
変性男子
(
へんぜうなんし
)
の
身魂
(
みたま
)
と
女子
(
によし
)
の
身魂
(
みたま
)
とが
現
(
あら
)
はして、
101
世界
(
せかい
)
の
鏡
(
かがみ
)
が
出
(
だ
)
してあるから、
102
此
(
こ
)
の
鏡
(
かがみ
)
に
我
(
われ
)
の
姿
(
すがた
)
を
移
(
うつ
)
して、
103
一日
(
いちにち
)
も
早
(
はや
)
く
世
(
よ
)
の
為
(
ため
)
国
(
くに
)
の
為
(
ため
)
に
夫
(
そ
)
れ
夫
(
ぞ
)
れ
身魂
(
みたま
)
相応
(
そうおう
)
の
活動
(
はたらき
)
をいたして
下
(
くだ
)
されよ。
104
神界
(
しんかい
)
は
何事
(
なにごと
)
も
皆
(
みな
)
帳面
(
ちようめん
)
に
記
(
しる
)
して
在
(
あ
)
るから、
105
滅多
(
めつた
)
に
使
(
つか
)
い
棄
(
ほか
)
しには
致
(
いた
)
さぬから、
106
安心
(
あんしん
)
いたして、
107
今
(
いま
)
までの
体主霊従
(
あく
)
の
心
(
こころ
)
を
入
(
い
)
れ
替
(
かへ
)
て、
108
何
(
なん
)
なりと
経綸
(
しぐみ
)
の
助
(
たす
)
けを
致
(
いた
)
して
下
(
くだ
)
され。
109
何時
(
いつ
)
まで
鎭魂
(
ちんこん
)
や
帰神
(
きしん
)
の
修行
(
しゆぎやう
)
を
致
(
いた
)
して
居
(
お
)
りても、
110
実地
(
じつち
)
の
行
(
おこな
)
ひを
致
(
いた
)
さねば、
111
神界
(
しんかい
)
の
手数
(
てすう
)
を
掛
(
か
)
ける
斗
(
ばか
)
りで、
112
斯
(
こ
)
の
通
(
とほ
)
りに
世
(
よ
)
が
迫
(
せま
)
りて
来
(
き
)
て
居
(
お
)
る
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
の
邪魔
(
じやま
)
に
成
(
な
)
る
斗
(
ばか
)
りであるぞよ。
113
誠
(
まこと
)
さえありて
神
(
かみ
)
の
申
(
もう
)
す
事
(
こと
)
が
一度
(
いちど
)
に
解
(
わか
)
る
人民
(
じんみん
)
の
御魂
(
みたま
)
でありたなら、
114
鎭魂
(
ちんこん
)
や
帰神
(
きしん
)
の
修行
(
しゆぎよう
)
は
要
(
い
)
らぬので
在
(
あ
)
れども、
115
一度
(
いちど
)
で
解
(
わか
)
らぬ
疑
(
うたが
)
ひの
深
(
ふか
)
い
人民
(
じんみん
)
の
為
(
ため
)
に、
116
この
大本
(
おほもと
)
で
神
(
かみ
)
が
手数
(
てすう
)
を
掛
(
か
)
けて
居
(
お
)
るのであるぞよ。
117
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
程
(
ほど
)
困
(
こま
)
りたものは
無
(
な
)
いぞよ。
118
天地
(
てんち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
の
生神
(
いきがみ
)
でも
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
の
解
(
わか
)
らぬ
身魂
(
みたま
)
には
困
(
こま
)
りて
居
(
お
)
るぞよ。
119
大正
(
たいせう
)
七年十二月二十六日
旧
(
きう
)
の十一月二十四日
坤
(
ひつじさる
)
の
金神
(
こんじん
)
が
竜宮館
(
りうぐうやかた
)
に
現
(
あら
)
はれて、
120
変性女子
(
へんぜうによし
)
の
身魂
(
みたま
)
を
使
(
つか
)
ふて
書
(
か
)
き
誌
(
し
)
るしおくぞよ。
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