霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
目 次設 定
設定
印刷用画面を開く [?]プリント専用のシンプルな画面が開きます。文章の途中から印刷したい場合は、文頭にしたい位置のアンカーをクリックしてから開いて下さい。[×閉じる]
話者名の追加表示 [?]セリフの前に話者名が記していない場合、誰がしゃべっているセリフなのか分からなくなってしまう場合があります。底本にはありませんが、話者名を追加して表示します。[×閉じる]
表示できる章
テキストのタイプ [?]ルビを表示させたまま文字列を選択してコピー&ペーストすると、ブラウザによってはルビも一緒にコピーされてしまい、ブログ等に引用するのに手間がかかります。そんな時には「コピー用のテキスト」に変更して下さい。ルビも脚注もない、ベタなテキストが表示され、きれいにコピーできます。[×閉じる]

文字サイズ
フォント

ルビの表示



アンカーの表示 [?]本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。[×閉じる]


宣伝歌 [?]宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。[×閉じる]
脚注 [?][※]や[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。まだ少ししか付いていませんが、目障りな場合は「表示しない」設定に変えて下さい。ただし[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。[×閉じる]


文字の色
背景の色
ルビの色
傍点の色 [?]底本で傍点(圏点)が付いている文字は、『霊界物語ネット』では太字で表示されますが、その色を変えます。[×閉じる]
外字1の色 [?]この設定は現在使われておりません。[×閉じる]
外字2の色 [?]文字がフォントに存在せず、画像を使っている場合がありますが、その画像の周囲の色を変えます。[×閉じる]

  

表示がおかしくなったらリロードしたり、クッキーを削除してみて下さい。


【新着情報】10月30~31日に旧サイトから新サイトへの移行作業を行う予定です。実験用サイトサブスク
マーキングパネル
設定パネルで「全てのアンカーを表示」させてアンカーをクリックして下さい。

【引数の設定例】 &mky=a010-a021a034  アンカー010から021と、034を、イエローでマーキング。

          

大正八年二月二一日

インフォメーション
種類:伊都能売神諭 年月日:1919(大正8)年2月21日(旧1月21日)
神霊界掲載号:大正8年3月1日号(第81号) 16頁 神霊界八幡書店復刻版:第4巻 210頁 八幡書店版伊都能売神諭:117頁
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :is24
001 大正八年二月二十一日 旧正月二十一日
002 (うしとら)金神(こんじん)国常立之尊(くにとこたちのみこと)竜宮館(りうぐうやかた)()高天原(たかあまはら)神屋敷(かみやしき)(あら)はれて、003天照彦之尊(あまてるひこのみこと)御魂(みたま)宿(やど)りた言霊幸彦命(ことたまさちひこのみこと)体内(たいない)()りて世界改造(よのたてかえ)筆先(ふでさき)(しる)しおくぞよ。004明治(めいぢ)二十五年から大出口(おほでぐち)(なほ)()()りて世界(せかい)出現事変(あること)一切(いつさい)日本(にほん)守護神(しゆごうじん)人民(じんみん)警告(しらし)てをいた(こと)実地(じつち)(ちか)よりて()たぞよ。005日本(にほん)神国(しんこく)(うま)れて()身魂(みたま)(みな)日本魂(やまとだましい)性来(せうらい)(さづ)けて()りて上中下(じやうちうげ)三段(さんだん)身魂(みたま)(てん)から(くざ)して世界(せかい)経綸(しぐみ)させるやうに天国(てんごく)政治(せいぢ)地上(ちじやう)(うつ)して、006(きみ)(をみ)(たみ)とに立別(たてわ)けて()れども、007(いま)()逆様(さかさま)()りて()るから、008(たみ)身魂(みたま)大臣(をおみ)小臣(おみ)となり、009大臣(おうみ)小臣(をみ)身魂(みたま)(たみ)位置(くらい)()ち、010其上(そのうへ)八頭八尾(やつがしらやつを)邪神(じやじん)守護(しゆごう)いたして、011斯世(このよ)体主霊従(あく)()(かた)(みだ)して(しま)ふて(いま)世界(せかい)()惨害(ありさま)012(これ)()んとも(おも)はぬやうに()りたのは、013日本(にほん)(およ)世界(せかい)人民(じんみん)()()(あし)(ばか)され()つて()るからであるぞよ。014世界(せかい)経綸(けいりん)する天職(てんしよく)(そな)はりた日本(にほん)人民(じんみん)日本魂(やまとだましい)薩張(さつぱ)()けて(しま)ふて、015九分(くぶ)まで獣蓄(けもの)身魂(みたま)()つて()るぞよ。016天地(てんち)開闢(かいびやく)(はじめ)()からの約束(やくそく)時節(じせつ)(まい)りたから、017愚図々々(ぐずぐず)(いた)して()れんから、018(いま)(しづ)まりて()(うち)一日(いちにち)(はや)身魂(みたま)(みが)いて()らんと、019(ひがし)大空(おほぞら)から西(にし)谷底(たにそこ)(てん)()()(こと)出来(しゆつたい)いたしたら(にわか)に、020栃面貌(とちめんぼう)()つてアフンと(いた)さな()らぬやうになるぞよ。021それで一日(いちにち)(はや)日本魂(やまとだましい)(みが)けと(もう)すので()るぞよ。022日本魂(やまとだましい)(もう)すものは天地(てんち)先祖(せんぞ)(かみ)精神(せいしん)合一(あわ)した(こころ)()るぞよ。023至仁至愛(ぜん)大精神(だいせいしん)にして、024何事(なにごと)にも(こころ)(くば)行届(ゆきとど)き、025凶事(きやうじ)()ふとも、026大山(おほやま)(ごと)微躯(びく)とも(いた)さず、027物質欲(ぶつしつよく)()ちて精神(せいしん)(いと)安静(あんぜい)(こころ)であるぞよ。028(てん)相手(あいて)とし凡人(ぼんじん)(あらそ)はず、029天地(てんち)万有(ばんゆう)山野(やまぬの)海川(うみかわ)(われ)所有(しよゆう)となし、030春夏秋冬(はるなつあきふゆ)(ひる)()(やみ)(あめ)(かぜ)(かみなり)(しも)(ゆき)(みな)(わが)言霊(ことたま)自由(じゆう)()()(たま)であるぞよ。031如何(いか)なる災禍(わざわい)()ふも艱苦(かんく)(なめ)るも()(かい)せず、032幸運(こううん)(むか)ふも油断(ゆだん)せず、033生死一如(せいしいちによ)にして昼夜(ちゆうや)往来(おうらい)する(ごと)く、034世事(せじ)一切(いつさい)惟神(かんながら)大道(おほみち)()かせ、035(この)みも()(うら)みも()さず、036()(おも)んじて心裏(しんり)(つね)安静(あんせい)なる(たま)日本魂(やまとだましい)であるぞよ。037(つね)心中(しんちう)長閑(のどか)にして、038川水(かわみづ)(なが)るる(ごと)く、039(すゑ)(いた)(ほど)(ふか)くなりつつ自然(しぜん)四海(しかい)(たつ)し、040我意(わがい)(おこ)さず、041才智(さいち)(たよ)らず、042(てん)(とき)(おう)じて神意(しんい)(したが)つて天下(てんか)公共(こうきやう)(ため)活動(かつどう)し、043万難(ばんなん)(たゆ)まず(くつ)せず、044無事(ぶじ)にして(ぜん)(おこの)ふを日本魂(やまとだましい)(もう)すぞよ。045奇魂(くしみたま)()活動(かつどう)する(とき)大人(だいにん)(おこな)(そな)はり、046(しん)智者(ちしや)となり、047(もの)(もつ)(もの)見極(みきわ)め、048自己(おのれ)(ひと)しからん(こと)(よく)せずして身魂(みたま)(とも)平静(へいぜい)なり。049小人(せうにん)なるものは自己(おのれ)(もと)として(もの)()050自已(おのれ)(ひと)しからん(こと)(よく)するが(ゆへ)に、051(つね)心中(しんちう)(しづ)かならず、052(これ)体主霊従(あく)精神(せいしん)(もう)すぞよ。053(いま)()(なか)一般(いつぱん)(こころ)(みな)この(こころ)()るぞよ。054(まこと)日本魂(やまとだましい)のある人民(じんみん)(その)意志(こころ)平素(つね)(うち)にのみ(むか)ひ、055自己(おのれ)(ひと)()(ところ)(つつし)み、056自已(おのれ)力量(りきりやう)才覚(さいかく)(ひと)()られん(こと)(もと)めず、057天地(てんち)神明(しんめい)(みち)(したが)(まじ)はり、058(かみ)代表(だいひやう)となりて善言美辞(ぜんげんびし)(もち)ひ、059光風(こうふう)霽月(さいげつ)(ごと)人格(じんかく)(そな)へて自然(しぜん)()光輝(こうき)(はな)身魂(みたま)であるぞよ。060心神(しんしん)(つね)空虚(くうきよ)にして一点(いつてん)私心(ししん)()ければ、061常永(とこしえ)胸中(きやうちう)神国(しんこく)あり、062何事(なにごと)(すぐ)(まさ)りたる行動(こうどう)(この)み、063善者(ぜんしや)(よろ)こびて(とも)となし、064(おと)(けが)れたるを(あわれ)()(めぐ)む、065富貴(ふうき)(よく)せず(うらや)まず、066貧賤(ひんせん)(いと)はず(あなど)らず、067只々(ただただ)天下(てんか)(ため)至善(しぜん)(つく)(こと)のみに焦心(せうしん)す、068()至心(ししん)至情(しぜう)日本魂(やまとだましい)発動(はつどう)であるぞよ。069我身(わがみ)富貴(ふうき)(しよ)しては君国(くんこく)(ため)心魂(しんこん)(ささ)げ、070(ひん)(しよ)しては簡易(かんやう)生活(せいかつ)(あま)んじ、071欲望(よくぼう)(せい)(いとま)にも()(がい)せず、072自暴(じばう)自棄(じしつ)せず、073天命(てんめい)(たのし)みて自己(じこ)応分(おうぶん)天職(てんしよく)(まも)る、074(これ)日本魂(やまとだましい)発動(はつどう)であるぞよ。075天下修齋(てんかしうさい)大神業(だいしんぎやう)参加(さんか)する(とも)(けつ)して周章(あわて)(さわ)がず、076身魂(しんこん)(つね)洋々(やうやう)として大海(だいかい)(ごと)く、077(てん)(むなし)うして(とり)()ぶに(まか)すが(ごと)く、078(うみ)(ひろ)くして(うを)(おど)るに(したが)ふが(ごと)不動(ふどう)精神(せいしん)(つね)(やしな)ふ、079(これ)神政成就(しんせいじようじゆ)神業(しんげう)奉仕(ほうじ)する身魂(みたま)行動(こうどう)でなけねば()らぬのであるぞよ。080凡人(ぼんじん)()善事(ぜんじ)()(こと)にても(かみ)(ほう)(てら)して()しき(こと)(これ)()さず、081凡人(ぼんじん)()(あく)()(こと)にても(かみ)(まこと)(みち)(てら)して()(こと)(いさ)みて(これ)遂行(すいこう)すべし。082天意(てんい)(した)がひ大業(たいぎやう)()さんとするものは一疋(いつぴき)(むし)(いへど)(みだり)(これ)傷害(しやうがい)せず、083至仁(しじん)至愛(しあい)にして万有(ばんゆう)保護(ほご)し、084()(らん)(ぜう)じて(のぞみ)(おこ)さぬ至粋(しすい)至純(しじゆん)精神(せいしん)(たも)つ、085(これ)(まこと)日本魂(やまとだましい)発動(はつどう)であるぞよ。086今度(こんど)二度目(にどめ)天之岩戸開(あまのいわとびら)きの御用(ごよう)()身魂(みたま)是丈(これだけ)身魂(みたま)覚悟(かくご)()ければ到底(とうてい)(をは)りまで(つと)めると()(こと)出来(でき)んから、087毎度(いつも)筆先(ふでさき)日本魂(やまとだましい)(みが)いて(くだ)されと(もう)して()らして()るぞよ。088(いま)日本(にほん)人民(じんみん)九分九厘(くぶくりん)まで日本魂(やまとだましい)(くも)()りて(しま)ふて()るから、089(いま)人民(じんみん)所作柄(しよさがら)(もう)すものは薩張(さつぱ)精神(せいしん)利害(りがい)のために左右(さゆう)せられて、090一寸(いつすん)()きは暗黒(あんこく)であるから、091何時(いつ)(こころ)(せつ)ろしうて、092一寸(ちよつと)事変(こと)にも狼狽(うろた)(いそ)いで(かほ)(いろ)まで()えて(しま)人民(じんみん)(ばか)りで()るぞよ。093(これ)では到底(とうてい)日本(にほん)神国(しんこく)人民(じんみん)とは(もう)されんぞよ。094(いま)人民(じんみん)精神(せいしん)(もう)すものは体主霊従(あく)であるから(こころ)平素(いつも)外面(そと)ばかりに(はし)り、095人前(ひとまへ)だけは殊勝(しうせう)らしく(つつ)しみて()れど、096内心(ないしん)(もう)すものは頑空(がんくう)妄慮(もうりやう)であるから、097(すこ)しの(こと)にも微躯(びく)()いて外国(がいこく)()(あし)(くわ)えて()るやうな()(あは)されて()りても()()()かぬ厄介(やつかい)人民(じんみん)であるぞよ。098(いま)人民(じんみん)霊界(れいかい)事実(こと)(あたま)から(ちつ)とも(わか)りて()らんから、099万古末代(まんごまつだい)()(とほ)しの真理(しんり)(わき)まへず、100現世(このよ)でさえ立派(りつぱ)(くら)したら死後(しご)(どう)でも(かま)はぬと()一般(いつぱん)馬鹿(ばか)身魂(みたま)()るから、101天地神明(てんちしんめい)御威光(ごいこう)(おそ)れず、102現世(げんざい)富貴(ふうき)安逸(あんいつ)快楽(くわいらく)のみに(こころ)()られて(まづしき)蛇蠍(だかつ)(ごと)くに()(きら)い、103精神(せいしん)(くさ)ろうが天則(てんそく)(はず)そうが()んな(こと)には毛程(けほど)心配(しんぱい)いたさず、104黄金(おうごん)万能(ばんのう)主義(しゆぎ)信者(しんじや)()()み、105国家(こつか)(ため)身命(しんめい)(ささ)げんとする真人(もの)馬鹿(ばか)ものの()うに(ののし)(あざけ)り、106()(こと)(いと)(くだ)らぬ体欲(たいよく)(ふけ)りて、107肝心(かんじん)(てん)使命(しめい)(くざ)つた(かみ)()(みや)身魂(みたま)である(こと)(わす)れて()るから、108世界(せかい)()()しに悪事(あくじ)災害(さいがい)発生(はつせい)いたすので()るぞよ。109(すこ)順境(じゆんきやう)(むか)えば千年(せんねん)万年(まんねん)()()いと(もう)し、110(すこ)逆境(ぎやくきやう)()つれば(ただち)()結構(けつこう)神国(しんこく)(をそ)果敢(はか)なみ、111名聞(なきく)(はじ)るが(ゆへ)(まこと)(わす)利欲(りよく)(まなこ)(くら)みて()(わきま)へず天命(てんめい)(さと)らず、112自己(おのれ)よりも富貴(ふうき)(ひと)(うら)やみ()つソネミ、113自己(おのれ)よりも貧賤(ひんせん)なる(ひと)(あなど)軽蔑(さげす)(しの)(くる)しめ、114才智(さいち)芸能(げいのう)自己(おのれ)より(すぐ)れたる(ひと)(したが)(まな)(こと)()さず、115(かへつ)(これ)(そし)り、116自己(おのれ)()らざるを(おぎな)精神(せいしん)(ごう)もなく、117()かれ(わる)かれ自己(おのれ)()め、118()自己(おのれ)追従(ついせう)するものを(した)しみて害毒(がいどく)(まね)き、119(つい)()(これ)(にく)み、120智者(ちしや)賢者(けんしや)()(こと)()ぢて一生(いつせう)無知(むち)愚鈍(ぐどん)生活(せいかつ)(おく)(あわ)れな(いま)世界(せかい)人民(じんみん)度根性(どこんぜう)()るから、121何時(いつ)までも()(なか)暗黒界(くらがり)で、122(われ)我手(わがで)()らん困難(こんなん)(いた)人民(じんみん)(ばか)りで、123(かみ)()からは可愛想(かあいそう)()()れんから、124今度(こんど)(かみ)(おもて)(あら)はれて世界(せかい)人民(じんみん)()(さま)して改心(かいしん)さして結構(けつこう)神代(かみよ)立直(たてなほ)すので()るぞよ。125(あま)世界(せかい)(くも)りやうが(はげ)しいから、126神界(しんかい)中々(なかなか)(ほね)()れるぞよ。127世界(せかい)人民(じんみん)(なか)(あく)身魂(みたま)(たひら)げて(しま)ふて、128()立直(たてなほ)(いた)すのなれば容易(たやすい)なれど(かみ)世界(せかい)人民(じんみん)一人(いちにん)もツツボに(いた)()もないから、129色々(いろいろ)(もう)して(なが)らく出口(でぐち)(なほ)()警告(しらし)たので()れども、130(あま)何時(いつ)までも守護神(しゆごうじん)人民(じんみん)()いて(くだ)さらぬと()むを()ずの(こと)(いた)さねば()らぬから、131(かみ)中々(なかなか)(つら)(おも)ひを(いた)して()るから、132日本(にほん)人民(じんみん)ならチツトは(かみ)(こころ)推量(すいりよう)いたして(はや)身魂(みたま)(みが)いて神国(しんこく)行動(おこない)()(くだ)され。133何時(いつ)までも(かみ)人民(じんみん)()(さと)して()(いとま)がないから、134改心(かいしん)いたすなら(いま)(うち)であるぞよ。135(いま)人民(じんみん)(こころ)()ふやうな行為(おこない)(まこと)(かみ)(こころ)(かな)はず、136(かみ)(こころ)(かな)行為(おこない)いたす人民(じんみん)俗悪(ぞくあく)世界(せかい)(はな)(たか)人民(じんみん)(こころ)(かな)はぬから、137(こし)(よわ)日本魂(やまとだましい)(くさ)りた人民(じんみん)(のこ)らず(いま)世界(せかい)人民(じんみん)()いて(しま)ふて、138(たと)天道(てんどう)(かな)はぬ(こと)でも世界(せかい)人民(じんみん)()いと(もう)(こと)(なび)くなり、139天道(てんどう)(かな)ふた結構(けつこう)事業(こと)でも世界(せかい)から(わる)()はれたら()ぐに()めて(しま)ふなり、140(ただ)()(まへ)名利(めいり)(もと)め、141(かたち)(よく)(まよ)ふて天津誠(あまつまこと)()らず、142(ゆへ)()結構(けつこう)()高天原(たかあまはら)(まこと)(をしへ)迷信教(めいしんきやう)とか、143怪宗(かいしう)とか、144危険集団(きけんしうだん)とか(もう)して、145新聞(しんぶん)にまで()いて(わる)(もう)すので()るが、146(いま)俗悪(ぞくあく)世界(せかい)新聞(しんぶん)などに()()はれる(やう)世間向(せけんむ)きのする(をしへ)()りたら(かへつ)()大本(おほもと)(をしへ)(あく)(をしへ)であるぞよ。147(わる)()はれて()()経綸(しぐみ)であると明治(めいぢ)二十五年から()らして()いた(こと)実地(じつち)()(まい)りたので()るから、148世間(せけん)から(わる)()はれる(ほど)()大本(おほもと)(をしへ)結構(けつこう)になるので()るぞよ。149(いま)人民(じんみん)(ひと)から()められると()ぎた(こと)でも大変(たいへん)(よろ)こび()(ひと)にほこり高振(たかぶ)りたがり、150(また)自己(おのれ)(そし)るのを()いては実際(じつさい)なれば(おどろ)周章(あわ)(かほ)(いろ)まで(あを)くし、151()(こと)(そし)られると大変(たいへん)立腹(りつぷく)いたして名譽(めいよ)恢復(くわいふく)訴訟(そせう)(おこ)し、152自己(おのれ)過失(くわしつ)(かざ)り、153(また)(かく)し、154()()げて改心(かいしん)する(こと)()らず、155自己(おのれ)(こころ)邪悪(じやあく)なるを()りつつ(ひと)()めて()れると自己(おのれ)邪悪(じやあく)(たれ)()らぬと()(ゆる)し、156自己(おのれ)(よく)する(こと)(たと)少々(せうせう)罪悪(つみあく)なりと承知(せうち)しながら善人(ぜんじん)諫言(れんげん)(みみ)()れず、157(かへつ)(その)(まこと)(ひと)悪人(あくにん)(あつか)ひに(いた)すやうに()りた(いま)()(なか)であるから、158()して(まこと)(かみ)(もう)(こと)()きさうな(はづ)はなけれども、159(てん)から(もら)ふた直霊(ちよくれい)御魂(みたま)にチツトは(たづ)ねて()たら(かみ)(もう)(こと)(わか)らねば()らぬ(はづ)()るぞよ。160結構(けつこう)直霊(たま)我身(わがみ)(かか)(なが)ら、161小人(せうにん)(つみ)(つく)りて()らぬとは(あま)りで()るぞよ。162()がな(すき)がな(ひと)非事(ひじ)(さが)したり、163(ひと)名与(めいよ)(きづづ)けて自己(おのれ)眼識(がんしき)(たか)()つたやうに(かん)がへ()()たそれを(えら)いやうに(おも)ふて自慢(じまん)(いた)したり、164天道(てんどう)(そむ)いて俗悪(ぞくあく)世界(せかい)名与(めいよ)(もと)めたり、165()(そむ)いて利己主義(りこしゆぎ)立貫(たてぬ)高貴(かうき)()びへつらい、166(もつ)我身(わがみ)栄達(はんたつ)(はか)(ひと)()(くら)まして()(たく)み、167浮雲(うきぐも)(ごと)富貴(ふうき)希望(きぼう)して一生懸命(いつせうけんめい)心身(しんしん)(ろう)し、168(つい)には子孫(しそん)断絶(だんぜつ)(いん)()るを(さと)らず、169(わが)霊魂(みたま)永苦(えいく)(かへり)みず、170(ただ)現在(げんざい)(おい)てのみ自己(おのれ)()(こと)()つて(ひと)()(こと)()らず、171自己(おのれ)利益(りえき)あれば公道(こうどう)(やぶ)り、172(ひと)(そこの)ふをも(かへり)みずして(ちか)きは(その)()(ほろ)ぼし、173(とほ)きは(その)(いへ)(ほろ)ぼす(こと)()らず、174我程(われほど)立派(りつぱ)利発(りはつ)ものはなしと慢心(まんしん)して獣族(けもの)境界(きやうかい)(やす)んじ、175親子(おやこ)兄弟(きやうだい)他人(たにん)区別(くべつ)もなく、176利害(りがい)(ため)には(たがひ)敵視(てきし)する(いま)()(なか)有様(ありさま)177此様(こん)沒義道(もぎどう)(けが)らはしき()何時(いつ)までも(つづ)きそうな(こと)はないぞよ。178此世(このよ)何時(いつ)までも(この)調子(ちようし)()()うな(こと)()りたら天地(てんち)(あいだ)(かみ)一柱(ひとはしら)もないので()るぞよ。179今度(こんど)()高天原(たかあまはら)竜宮館(りうぐうやかた)から天地(てんち)(かみ)()るかないかを明白(あきらか)()けて()せて、180世界(せかい)人民(じんみん)改心(かいしん)さして(まつ)()ミロクの神代(かみよ)(いた)して、181世界(せかい)一列(いちれつ)(いさ)んで(くら)すやうに()()へて(しま)ふのであるぞよ。182()れに()(まで)世界(せかい)黄泉津比良坂(おほとうげ)()るから、183(いま)()(なか)精神(せいしん)根本(こつぽん)から立替(たてかへ)(しま)ふて(まこと)日本魂(やまとだましい)立帰(たちかへ)り、184神国(しんこく)成就(じやうじゆう)御用(ごよう)(つと)めて、185末代(まつだい)神国(しんこく)()(のこ)して(くだ)され、186(かみ)(まこと)のものにはドンナ神力(しんりき)(かげ)から(わた)して()るぞよ。187一日(いちにち)(はや)改心(かいしん)結構(けつこう)であるぞよ。
188明治(めいぢ)二十五年からの筆先(ふでさき)充分(じうぶん)(はら)()れて()(もら)はぬと、189大変(たいへん)取違(とりちが)いを(いた)すものが出来(でき)るぞよ。190この綾部(あやべ)()()ねば神徳(しんとく)(もら)えんやうに(おも)ふて、191一家(いつか)()げて移住(いじう)したり、192今迄(いままで)結構(けつこう)職業(しよくぎやう)まで()てたり、193学校(がくこう)退学(たいがく)したりして(まで)大本(おほもと)()()るやうな(こと)神慮(しんりよ)(かな)はぬぞよ。194大本(おほもと)祝詞(のりと)(なか)にも(まな)びの(わざ)(いくさ)(のり)益々(いやます)(ひら)()はりて玉垣(たまがき)内津御国(うちつみくに)細矛(くわちほこ)千足国(ちたるのくに)心安国(うらやすくに)云々(うんぬん)()てあらうがな。195(まな)びの(わざ)(すて)てまで信心(しんじん)いたせとは(もう)さんぞよ。196それとも事情(じじやう)()むを()(こと)があれば仕方(しかた)はなけれども、197(くや)しい残念(ざんねん)忍耐(こば)ることの出来(でき)んやうな身魂(みたま)でありたら到底(とうてい)(かみ)御用(ごよう)どころか我身(わがみ)(ひと)つさえも(おさ)まらんぞよ。198(これ)から大本(おほもと)(なか)充分(じうぶん)()()()ふて落度(おちど)のなき(やう)心得(こころえ)(くだ)さらんと()結構(けつこう)神国(しんこく)(をしへ)()(けが)(こと)()りて(かへつ)世界(せかい)から()るく(もう)されても弁解(べんかい)出来(でき)(こと)出来(しつたい)するぞよ。199()大本(おほもと)()(けが)すものは大本(おほもと)(なか)から出現(しつげん)するぞよ。200外部(そと)からは(ゆび)一本(いつぽん)さわる(こと)出来(でき)完全(かんぜん)(ある)毎度(まいど)筆先(ふでさき)(だし)(しら)したが余程(よほど)(ここ)からは何彼(なにか)(こと)気配(きくばり)いたして(かみ)(をしへ)(そむ)かぬ(やう)(ぜん)一筋(ひとすじ)(おこな)ひを(いた)して(かみ)()()(だす)やうに(いた)して(くだ)されよ。201(なに)(わか)らずに人民(じんみん)(こころ)(さわ)(やう)(こと)(もうす)(ない)ぞよ()(つけ)るぞよ。
絶賛発売中『超訳霊界物語2/出口王仁三郎の「身魂磨き」実践書/一人旅するスサノオの宣伝使たち』
オニド関連サイト最新更新情報
10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
5/8【霊界物語ネット】霊界物語ネットに出口王仁三郎の第六歌集『霧の海』を掲載しました。
このページに誤字・脱字や表示乱れなどを見つけたら教えて下さい。
返信が必要な場合はメールでお送り下さい。【メールアドレス
合言葉「みろく」を入力して下さい→  
霊界物語ネットは飯塚弘明が運営しています。【メールアドレス】 / 動作に不具合や誤字脱字等を発見されましたら是非お知らせ下さるようお願い申し上げます。 / 本サイトに掲載されている霊界物語等の著作物の電子データは飯塚弘明ほか、多数の方々の協力によって作られました。(スペシャルサンクス) / 本サイトの著作権(デザイン、プログラム、凡例等)は飯塚弘明にあります。出口王仁三郎の著作物(霊界物語等)の著作権は保護期間が過ぎていますのでご自由にお使いいただいて構いません。ただし一部分を引用するのではなく、本サイト掲載の大部分を利用して電子書籍等に転用する場合には、必ず出典と連絡先を記して下さい。→「本サイト掲載文献の利用について」 / 出口王仁三郎の著作物は明治~昭和初期に書かれたものです。現代においては差別的と見なされる言葉や表現もありますが、当時の時代背景を鑑みてそのままにしてあります。 / プライバシーポリシー
(C) 2007-2024 Iizuka Hiroaki