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伊都能売神諭
01 大正7年12月2日
02 (年月日不明)
03 大正7年12月22日
13 大正7年12月23日
05 大正7年12月24日
04 大正7年12月25日
06 大正7年12月26日
08 大正7年12月27日
07 大正8年1月1日
09 大正8年1月2日
10 大正8年1月2日
11 大正8年1月5日
12 大正8年1月11日
14 大正8年1月19日
17 大正8年1月21日
18 大正8年1月25日
19 大正8年1月25日
15 大正8年1月27日
20 大正8年1月27日
16 大正8年2月6日
21 大正8年2月13日
22 大正8年2月18日
23 大正8年2月20日
24 大正8年2月21日
25 大正8年3月7日
26 大正8年3月8日
29 大正8年3月10日
27 大正8年3月11日
28 大正8年3月12日
30 大正8年4月13日
31 大正8年4月23日
32 大正8年5月5日
33 大正8年6月3日
34 大正8年6月4日
35 大正8年7月12日
36 大正8年8月11日
37 大正8年8月12日
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大正八年八月一一日
インフォメーション
種類:
伊都能売神諭
年月日:
1919(大正8)年8月11日(旧7月16日)
神霊界掲載号:
大正8年11月1日号(第97号) 3頁
神霊界八幡書店復刻版:
第5巻 469頁
八幡書店版伊都能売神諭:
176頁
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
is36
001
大正八年八月十一日
002
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
大国常立尊
(
おほくにとこたちのみこと
)
が
明治
(
めいじ
)
二十五年から、
003
変性男子
(
へんぜうなんし
)
の
御魂
(
みたま
)
の
宿
(
やど
)
りて
居
(
を
)
る、
004
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
の
手
(
て
)
と
口
(
くち
)
とで、
005
永
(
なが
)
らく
知
(
し
)
らした
事
(
こと
)
の
実地
(
じつち
)
が
現
(
あら
)
はれて
来
(
き
)
たぞよ。
006
今
(
いま
)
に
成
(
な
)
りてからは、
007
何程
(
なにほど
)
日本
(
にほん
)
の
守護神
(
しゆごじん
)
が
焦慮
(
あせ
)
りたとて、
008
最
(
も
)
ふ
上
(
あ
)
げも
下
(
お
)
ろしも
成
(
な
)
らん
所
(
とこ
)
まで
世
(
よ
)
が
迫
(
せま
)
りて
来
(
き
)
たから、
009
何程
(
なにほど
)
守護神
(
しゆごじん
)
人民
(
じんみん
)
が
地団駄
(
ぢだんだ
)
踏
(
ふ
)
みたとて、
010
到底
(
とうてい
)
人民
(
じんみん
)
の
力
(
ちから
)
ではニジリとも
出来
(
でき
)
ぬから、
011
此上
(
このうへ
)
は
神力
(
しんりき
)
に
頼
(
た
)
よるより
外
(
ほか
)
に
道
(
みち
)
はないから、
012
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
を
)
れる
方
(
ほう
)
の
日本
(
にほん
)
の
守護神
(
しゆごじん
)
は、
013
早
(
はや
)
く
身魂
(
みたま
)
を
研
(
みが
)
ひて、
014
この
結構
(
けつこう
)
な
先祖
(
せんぞ
)
から
続
(
つづ
)
いた
国
(
くに
)
を
守護
(
しゆご
)
いたさぬと、
015
今度
(
こんど
)
行
(
や
)
り
損
(
そこ
)
なうたら、
016
万劫末代
(
まんごうまつだい
)
取返
(
とりかへ
)
しの
成
(
な
)
らん
事
(
こと
)
になりて、
017
世界
(
せかい
)
は
石屋
(
いしや
)
の
自由自在
(
じゆうじざい
)
にして
仕舞
(
しま
)
はれるぞよ。
018
今
(
いま
)
からでも
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
に
気
(
き
)
がついて、
019
守護神
(
しゆごうじん
)
と
一所
(
いつしよ
)
に
世界
(
せかい
)
の
大元
(
おほもと
)
、
020
地
(
ち
)
の
高天原
(
たかあまはら
)
へ
参
(
まい
)
りて、
021
イロハ
言霊
(
ことたま
)
の
勉強
(
べんきやう
)
を
致
(
いた
)
したならば、
022
末代
(
まつだい
)
に
一度
(
いちど
)
の
神界
(
しんかい
)
の
結構
(
けつこう
)
な
御用
(
ごよう
)
に
使
(
つか
)
ふてやるから、
023
国
(
くに
)
と
一軒
(
いつけん
)
の
家
(
いへ
)
とには
代
(
か
)
えられんから、
024
祖先
(
そせん
)
の
墳墓
(
ふんぼ
)
を
悪神
(
あくがみ
)
に
荒
(
あら
)
されともないと、
025
心
(
こころ
)
の
底
(
そこ
)
から
思
(
をも
)
ふ
誠
(
まこと
)
の
人民
(
じんみん
)
でありたら
出
(
で
)
て
御座
(
ござ
)
れ、
026
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
からの
生神
(
いきがみ
)
が
神力
(
しんりき
)
を
渡
(
わた
)
して、
027
世界
(
せかい
)
の
良
(
よ
)
き
鏡
(
かがみ
)
に
致
(
いた
)
してやるぞよ。
028
外国
(
がいこく
)
の
悪神
(
あくがみ
)
の
企
(
たく
)
みは、
029
神界
(
しんかい
)
にては
三千年
(
さんぜんねん
)
余
(
あま
)
り
前
(
まへ
)
から
仕組
(
しぐみ
)
を
悪神
(
あくがみ
)
が
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
りたなり、
030
外国
(
がいこく
)
の
人民
(
じんみん
)
の
肉体
(
にくたい
)
を
使
(
つか
)
ふて、
031
斯世
(
このよ
)
を
乱
(
みだ
)
して
拘
(
かか
)
りてからでも
二千年
(
にせんねん
)
になる
永
(
なが
)
い
経綸
(
しぐみ
)
であるから、
032
世界
(
せかい
)
隅々
(
すみずみ
)
までも
山
(
やま
)
の
谷々
(
たにだに
)
までも、
033
水
(
みづ
)
も
漏
(
もら
)
さぬ
経綸
(
しぐみ
)
をいたして
居
(
を
)
るぞよ。
034
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
は
神
(
かみ
)
の
国
(
くに
)
、
035
神
(
かみ
)
の
裔
(
こ
)
であると
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
を
忘
(
わす
)
れて、
036
外国
(
がいこく
)
から
来
(
き
)
た
個人主義
(
われよし
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
を
結構
(
けつこう
)
がりて、
037
今
(
いま
)
にエライ
目
(
め
)
に
遇
(
あ
)
はされる
事
(
こと
)
に
気
(
き
)
の
注
(
つ
)
かん
人民
(
じんみん
)
斗
(
ばか
)
りであるから、
038
何
(
ど
)
うぞして
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
から
改心
(
かいしん
)
さし
度
(
た
)
いと
思
(
をも
)
ふて、
039
変性男子
(
へんぜうなんし
)
と
女子
(
によし
)
とに
苦労
(
くろう
)
を
命
(
さ
)
して、
040
日夜
(
にちや
)
に
声
(
こゑ
)
を
嗄
(
か
)
らし、
041
筆
(
ふで
)
を
兀
(
ちび
)
らして
知
(
し
)
らしたので
在
(
あ
)
りたぞよ。
042
今度
(
こんど
)
の
国際連盟
(
こくさいれんめい
)
は
何
(
なに
)
も
知
(
し
)
らずに
皆
(
みな
)
の
人民
(
じんみん
)
が
結構
(
けつこう
)
がりて
居
(
を
)
れども、
043
斯
(
こ
)
の
為
(
ため
)
に
国魂
(
くにたま
)
を
混合
(
こんがう
)
して
了
(
しま
)
ふから、
044
世
(
よ
)
は
段々
(
だんだん
)
と
迫
(
せま
)
る
斗
(
ばかり
)
で、
045
モ
一
(
ひと
)
ツ
金
(
きん
)
の
力
(
ちから
)
が
覇張
(
はば
)
る
様
(
やう
)
になるから、
046
世界中
(
せかいぢう
)
の
困難
(
こんなん
)
が
一層
(
いつそう
)
激
(
はげ
)
しく
成
(
な
)
るぞよ。
047
自由
(
じゆう
)
とか
平等
(
べうだう
)
とか
申
(
もう
)
す
事
(
こと
)
は、
048
一寸
(
ちよつと
)
聞
(
き
)
けば
誠
(
まこと
)
に
結構
(
けつこう
)
な
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
の
様
(
やう
)
であるが、
049
日本
(
にほん
)
の
神国
(
しんこく
)
の
御先祖様
(
ごせんぞさま
)
の
道
(
みち
)
を
外
(
はづ
)
れて、
050
外
(
ほか
)
には
自由
(
じゆう
)
も
平和
(
へいわ
)
も
来
(
く
)
るものでないぞよ。
051
日本
(
にほん
)
には
天照大神様
(
あまてらすおほかみさま
)
の
万古不易
(
ばんこふゑき
)
の
動
(
うごか
)
ぬ
神教
(
みおしへ
)
があるから、
052
此
(
こ
)
の
教
(
をしへ
)
を
忘
(
わすれ
)
て、
053
向
(
むか
)
ふの
国
(
くに
)
の
悪神
(
あくがみ
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
を
致
(
いた
)
したら、
054
到底
(
たうてい
)
世界
(
せかい
)
は
安神
(
あんしん
)
して
暮
(
くら
)
す
事
(
こと
)
は
出来
(
でき
)
ぬから、
055
日本神国
(
にほんしんこく
)
の
人民
(
じんみん
)
は、
056
一人
(
いちにん
)
も
残
(
のこ
)
らず
天照大神様
(
あまてらすおほかみさま
)
の
御血筋
(
おちすじ
)
を
立
(
た
)
て、
057
麻柱
(
あななひ
)
の
誠
(
まこと
)
を
貫
(
つらぬ
)
いて
行
(
ゆ
)
かねば
成
(
な
)
らぬ、
058
大
(
おほき
)
い
天
(
てん
)
からの
責任
(
せきにん
)
があるので
在
(
あ
)
るから、
059
国
(
くに
)
の
権力
(
けんりよく
)
や
神
(
かみ
)
の
稜威
(
みいづ
)
を
無視
(
むし
)
するやうな、
060
悪神
(
あくがみ
)
の
計略
(
けいりやく
)
にかからぬ
様
(
やう
)
に
致
(
いた
)
して
下
(
くだ
)
されよ。
061
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
が
守護神
(
しゆごじん
)
人民
(
じんみん
)
に
永
(
なが
)
らく
気
(
き
)
を
付
(
つけ
)
て
置
(
を
)
いた
事
(
こと
)
の
実地
(
じつち
)
が
迫
(
せま
)
りて
来
(
き
)
て、
062
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
迄
(
まで
)
が
外国
(
がいこく
)
の
教
(
をしへ
)
を
結構
(
けつこう
)
なやうに
思
(
おも
)
ふて
了
(
しも
)
ふて
居
(
を
)
るから、
063
堂
(
どう
)
しても
改心
(
かいしん
)
が
出来
(
でき
)
ぬなら、
064
神
(
かみ
)
が
表
(
おもて
)
に
現
(
あら
)
はれて、
065
目
(
め
)
に
物
(
もの
)
見
(
み
)
せて
行
(
や
)
らねば、
066
モウ
改心
(
かいしん
)
のさせ
様
(
やう
)
が
無
(
な
)
いから、
067
世界
(
せかい
)
に
何事
(
なにごと
)
が
出
(
で
)
て
参
(
まい
)
りても、
068
神
(
かみ
)
を
恨
(
うら
)
めて
下
(
くだ
)
さるなよと
申
(
もう
)
して
念
(
ねん
)
に
念
(
ねん
)
を
押
(
を
)
して、
069
幾度
(
いくど
)
となく
知
(
し
)
らして
在
(
あ
)
るから、
070
神
(
かみ
)
と
出口
(
でぐち
)
にはモウ
不足
(
ふそく
)
は
申
(
もう
)
されまいぞよ。
071
悪神
(
あくがみ
)
の
先祖
(
せんぞ
)
の
企
(
たく
)
みで
薩張
(
さつぱ
)
り
世
(
よ
)
の
持方
(
もちかた
)
を
誤
(
あやま
)
らされて
了
(
しも
)
ふて、
072
上下
(
うへした
)
運否運
(
うんぷ
)
の
激
(
はげ
)
しき
世
(
よ
)
に
成
(
な
)
りて、
073
上下
(
うへした
)
の
守護神
(
しゆごじん
)
人民
(
じんみん
)
が
内輪喧嘩
(
うちわけんか
)
斗
(
ばか
)
りで
日
(
ひ
)
を
暮
(
くら
)
し、
074
ストライキなぞを
起
(
をこ
)
さな
成
(
な
)
らん
様
(
やう
)
に、
075
国
(
くに
)
と
人民
(
じんみん
)
の
心
(
こころ
)
とを
乱
(
みださ
)
れて
居
(
を
)
りて、
076
チツトも
気
(
き
)
の
注
(
つか
)
ぬ
厄介
(
やくかい
)
な
人民
(
じんみん
)
斗
(
ばか
)
りで
在
(
あ
)
るから、
077
神
(
かみ
)
も
大変
(
たいへん
)
骨
(
ほね
)
が
折
(
を
)
れるなれど、
078
是
(
これ
)
でも
神界
(
しんかい
)
にては
三千年
(
さんぜんねん
)
の
間
(
あいだ
)
の
苦労
(
くろう
)
の
固
(
かた
)
まりの
花
(
はな
)
の
咲
(
さ
)
く
経綸
(
しぐみ
)
が
致
(
いた
)
してあるから、
079
天下泰平
(
てんかたいへい
)
に
世
(
よ
)
を
治
(
をさ
)
めて、
080
弥勒
(
みろく
)
の
神代
(
かみよ
)
に
捻
(
ね
)
じ
直
(
なを
)
して、
081
天
(
てん
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
へ
御眼
(
おめ
)
に
掛
(
かか
)
るぞよ。
082
一日
(
いちにち
)
も
早
(
はや
)
く
神国
(
しんこく
)
の
天職
(
てんしよく
)
を
自覚
(
さとり
)
て、
083
天下修斎
(
てんかしうさい
)
の
天地
(
てんち
)
の
神
(
かみ
)
の
御用
(
ごよう
)
に
尽
(
つく
)
して
下
(
くだ
)
されよ。
084
神
(
かみ
)
は
霊
(
れい
)
であるから、
085
人間界
(
にんげんかい
)
の
仕事
(
しごと
)
は、
086
人間
(
にんげん
)
に
憑
(
かか
)
りて
致
(
いた
)
さねば
成
(
な
)
らぬなり、
087
現今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
は
余
(
あ
)
まり
身魂
(
みたま
)
が
曇
(
くも
)
り
切
(
き
)
りて
居
(
を
)
るから、
088
神
(
かみ
)
が
憑
(
うつ
)
る
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
ぬから、
089
一日
(
いちにち
)
も
早
(
はや
)
く
改心
(
かいしん
)
致
(
いた
)
して、
090
水晶
(
すいせう
)
の
身魂
(
みたま
)
に
研
(
みが
)
ひて
下
(
くだ
)
されよ。
091
天下
(
てんか
)
の
危急存亡
(
ききうそんぼう
)
の
秋
(
とき
)
で
在
(
あ
)
るから、
092
互
(
たがひ
)
に
小
(
ちひ
)
さい
感情
(
かんぜう
)
の
衝突
(
せうとつ
)
は
避
(
さ
)
けて、
093
モチト
大
(
おほ
)
きい
精神
(
こころ
)
を
以
(
もち
)
て
下
(
くだ
)
さらぬと、
094
ビツクリ
箱
(
ばこ
)
の
蓋
(
ふた
)
が
開
(
あ
)
いたら、
095
各自
(
かくじ
)
に
恥
(
はづ
)
かしく
成
(
な
)
りて、
096
大
(
おほ
)
きな
息
(
いき
)
も
出来
(
でき
)
ぬやうに
成
(
な
)
るから、
097
今
(
いま
)
の
内
(
うち
)
に
小我
(
せうが
)
を
捨
(
す
)
てて、
098
神我
(
しんが
)
に
立直
(
たてなを
)
して
御用
(
ごよう
)
を
聞
(
き
)
いて
下
(
くだ
)
され。
099
神
(
かみ
)
は
人民
(
じんみん
)
に
就
(
つ
)
いて、
100
互
(
たがひ
)
に
統一心
(
とういつしん
)
の
無
(
な
)
いのを
大変
(
たいへん
)
に
迷惑
(
めいわく
)
いたして
居
(
を
)
るぞよ。
101
今度
(
こんど
)
変性女子
(
へんぜうによし
)
を
瑞竜閣
(
ずいりようかく
)
へ
連
(
つ
)
れ
参
(
まい
)
りたのも、
102
神界
(
しんかい
)
の
深
(
ふか
)
き
経綸
(
しぐみ
)
のある
事
(
こと
)
ぞよ。
103
人民
(
じんみん
)
では
判
(
わか
)
らぬ
御用
(
ごよう
)
であるぞよ。
104
未
(
ま
)
だ
未
(
ま
)
だ
是
(
これ
)
から
女子
(
によし
)
の
身魂
(
みたま
)
を
仕組
(
しぐみ
)
の
場所
(
ばしよ
)
へ
連
(
つ
)
れ
参
(
まい
)
るから、
105
皆
(
みな
)
の
御方
(
おんかた
)
心配
(
しんぱい
)
を
致
(
いた
)
さずに、
106
神
(
かみ
)
から
命令
(
めいれい
)
の
下
(
さが
)
つた
御用
(
ごよう
)
を
一生懸命
(
いつせうけんめい
)
に
尽
(
つく
)
して
居
(
を
)
りて
下
(
くだ
)
されよ。
107
後
(
あと
)
になりて
機織
(
はた
)
が
織上
(
をりあが
)
りたら、
108
皆
(
みな
)
が
結構
(
けつこう
)
な
御用
(
ごよう
)
でありたと
申
(
もう
)
して、
109
歓
(
よろ
)
こぶ
仕組
(
しぐみ
)
であるから、
110
女子
(
によし
)
が
何処
(
どこ
)
へ
参
(
まい
)
りて
何事
(
なに
)
を
致
(
いた
)
しても、
111
皆
(
みな
)
神
(
かみ
)
の
命令
(
めいれい
)
であるから、
112
取越苦労
(
とりこしくろう
)
は
致
(
いた
)
して
下
(
くだ
)
さるなよ。
113
神
(
かみ
)
が
前
(
まへ
)
つ
前
(
まへ
)
つに
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
けおくぞよ。
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