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伊都能売神諭
01 大正7年12月2日
02 (年月日不明)
03 大正7年12月22日
13 大正7年12月23日
05 大正7年12月24日
04 大正7年12月25日
06 大正7年12月26日
08 大正7年12月27日
07 大正8年1月1日
09 大正8年1月2日
10 大正8年1月2日
11 大正8年1月5日
12 大正8年1月11日
14 大正8年1月19日
17 大正8年1月21日
18 大正8年1月25日
19 大正8年1月25日
15 大正8年1月27日
20 大正8年1月27日
16 大正8年2月6日
21 大正8年2月13日
22 大正8年2月18日
23 大正8年2月20日
24 大正8年2月21日
25 大正8年3月7日
26 大正8年3月8日
29 大正8年3月10日
27 大正8年3月11日
28 大正8年3月12日
30 大正8年4月13日
31 大正8年4月23日
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33 大正8年6月3日
34 大正8年6月4日
35 大正8年7月12日
36 大正8年8月11日
37 大正8年8月12日
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大正八年三月一〇日
インフォメーション
種類:
伊都能売神諭
年月日:
1919(大正8)年3月10日(旧2月9日)
神霊界掲載号:
大正8年4月1日号(第83号) 1頁
神霊界八幡書店復刻版:
第4巻 293頁
八幡書店版伊都能売神諭:
145頁
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2017-08-27 12:45:55
OBC :
is29
001
大正八年三月十日 旧二月九日
002
国常立尊
(
くにとこたちのみこと
)
の
筆先
(
ふでさき
)
であるぞよ。
003
変性男子
(
へんぜうなんし
)
の
御魂
(
みたま
)
稚日女之命
(
わかひめぎみのみこと
)
は
世
(
よ
)
の
初
(
はじま
)
りに、
004
天若彦命
(
あまわかひこのみこと
)
と
素盞嗚尊
(
すさのをのみこと
)
の
為
(
ため
)
に
押込
(
おしこ
)
まれて、
005
八重
(
やえ
)
九重
(
ここのえ
)
に
咲
(
さ
)
く
芳
(
かん
)
ばしき
花
(
はな
)
の
苔
(
つぼ
)
みを、
006
半開
(
はんひらき
)
にして
散
(
ち
)
り
亡
(
う
)
せ
給
(
たま
)
ひ、
007
地
(
ち
)
に
落
(
を
)
ちて
神代
(
かみよ
)
一代
(
いちだい
)
の
永
(
なが
)
い
艱難
(
かんなん
)
苦労
(
くろう
)
を
遊
(
あそ
)
ばしたが、
008
天若彦命
(
あまわかひこのみこと
)
の
天
(
てん
)
の
規則
(
きそく
)
破
(
やぶ
)
りの
罪
(
つみ
)
を
我身
(
わがみ
)
に
引受
(
ひきう
)
け、
009
今
(
いま
)
まで
善
(
ぜん
)
一
(
ひ
)
とつを
貫
(
つらぬ
)
いて
御出
(
おいで
)
なされた
日本魂
(
やまとだましい
)
の
誠
(
まこと
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
であるぞよ。
010
大本
(
おほもと
)
の
役員
(
やくいん
)
から
此
(
こ
)
の
次第
(
しだい
)
を
了解
(
りやうかい
)
いたして
下
(
くだ
)
さらぬと、
011
今度
(
こんど
)
の
仕組
(
しぐみ
)
は
根本
(
こんぽん
)
が
判
(
わか
)
らんのであるぞよ。
012
稚日女命
(
わかひめぎみのみこと
)
の
肉体
(
にくたい
)
は
上天
いたして、
013
天地
(
てんち
)
の
間
(
あいだ
)
を
守護
(
しゆごう
)
いたして
居
(
を
)
れるから、
014
是
(
これ
)
からは
世界
(
せかい
)
の
物事
(
ものごと
)
は
速
(
はや
)
く
成
(
な
)
るから、
015
一日
(
いちにち
)
の
猶予
(
ゆうよ
)
も
出来
(
でき
)
ぬぞよ。
016
世
(
よ
)
の
初
(
はじま
)
りから、
017
誠
(
まこと
)
の
日本魂
(
やまとだましい
)
を
天地
(
てんち
)
に
貫
(
つらぬ
)
いて
来
(
こ
)
られた
御徳
(
おとく
)
が、
018
今度
(
こんど
)
斯世
(
このよ
)
に
表
(
あら
)
はれて、
019
天
(
てん
)
も
地
(
ち
)
も
一度
(
いちど
)
に
明
(
あき
)
らかに
稜威
(
みいづ
)
が
輝
(
かがや
)
く
様
(
やう
)
に
成
(
な
)
りたのは、
020
誠
(
まこと
)
と
苦労
(
くろう
)
の
結果
(
けつくわ
)
であるから、
021
斯
(
この
)
神
(
かみ
)
の
昔
(
むかし
)
からの
行状
(
をこない
)
は
世界
(
せかい
)
の
善
(
ぜん
)
の
亀鑑
(
かがみ
)
であるぞよ。
022
亦
(
ま
)
た
天若彦命
(
あまわかひこのみこと
)
は
非常
(
ひじよう
)
な
狡猾
(
こうこつ
)
な
陰険
(
いんけん
)
な
邪神
(
じやじん
)
であるから、
023
誠
(
まこと
)
の
神様
(
かみさま
)
の
御苦労
(
ごくろう
)
の
徳
(
とく
)
を
横奪
(
よこどり
)
いたして、
024
神
(
かみ
)
の
世
(
よ
)
を
自由自在
(
じゆうじざい
)
に
持荒
(
もちあ
)
らした
神
(
かみ
)
であるぞよ。
025
天若彦命
(
あまわかひこのみこと
)
は
若姫君命
(
わかひめぎみのみこと
)
の
養育
(
やういく
)
された
黄金竜姫命
(
こがねたつひめのみこと
)
に
恋慕
(
れんぼう
)
して、
026
天
(
てん
)
の
規則
(
きそく
)
を
破
(
やぶ
)
り、
027
貞操
(
ていさう
)
を
汚
(
よご
)
さしめ、
028
傍若無人
(
ぼうじやくむじん
)
の
挙動
(
きやだう
)
を
致
(
いた
)
し、
029
終
(
しまい
)
に
他
(
ほか
)
の
神々
(
かみがみ
)
も
夫
(
そ
)
の
行動
(
をこない
)
に
感染
(
かんせん
)
して
残
(
のこ
)
らず
天
(
てん
)
の
罪
(
つみ
)
を
犯
(
をか
)
し、
030
総損
(
そうそこ
)
ないと
成
(
な
)
りて
了
(
しま
)
ふて、
031
皆
(
みな
)
の
神
(
かみ
)
が
世
(
よ
)
に
落
(
を
)
ちねばならぬ
始末
(
しまつ
)
となつたのであるぞよ。
032
夫
(
そ
)
れで
今日
(
こんにち
)
までは
元
(
もと
)
の
誠
(
まこと
)
の
神
(
かみ
)
は
世
(
よ
)
に
現
(
あら
)
はれず、
033
根底国
(
ねのくに
)
の
刑罰
(
けいばつ
)
を
受
(
う
)
けて
苦
(
くる
)
しみて
居
(
を
)
りたなれど、
034
今度
(
こんど
)
の
二度目
(
にどめ
)
の
天岩戸開
(
あまのいわとびら
)
きに
就
(
つい
)
て、
035
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
の
元
(
もと
)
の
誠
(
まこと
)
が
現
(
あら
)
はれて
来
(
き
)
て、
036
九
(
ここの
)
ツ
花
(
はな
)
が
咲
(
さ
)
く
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りたから、
037
善
(
ぜん
)
一
(
ひ
)
と
筋
(
すじ
)
を
貫
(
つらぬ
)
きて
御出
(
おいで
)
遊
(
あそ
)
ばした、
038
若姫君命
(
わかひめぎみのみこと
)
の
養育
(
やういく
)
なされた
八柱
(
やはしら
)
の
神
(
かみ
)
を
世
(
よ
)
に
上
(
あ
)
げて、
039
十葉
(
とよう
)
の
花
(
はな
)
を
咲
(
さ
)
かす
神代
(
かみよ
)
と
成
(
な
)
りたから、
040
今度
(
こんど
)
の
世
(
よ
)
の
改造
(
かいざう
)
に
昔
(
むかし
)
からの
神々
(
かみがみ
)
の
因縁
(
いんねん
)
を
説分
(
ときわ
)
けて、
041
万古末代
(
まんごまつだい
)
の
世
(
よ
)
を
治
(
をさ
)
めて、
042
神
(
かみ
)
も
仏
(
ぶつ
)
も
人民
(
じんみん
)
も、
043
餓鬼
(
がき
)
虫
(
むし
)
けら
迄
(
まで
)
も
助
(
たす
)
けて、
044
松
(
まつ
)
の
代
(
よ
)
ミロクの
代
(
よ
)
と
立直
(
たてなを
)
して
了
(
しも
)
ふので
在
(
あ
)
るから、
045
中々
(
なかなか
)
骨
(
ほね
)
の
折
(
を
)
れる
事
(
こと
)
であるぞよ。
046
大本
(
おほもと
)
の
信者
(
しんじや
)
の
中
(
なか
)
には、
047
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
と
申
(
もう
)
す
事
(
こと
)
を
大変
(
たいへん
)
な
誤解
(
ごかい
)
を
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
るものが
在
(
あ
)
るが、
048
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
は
神界
(
しんかい
)
幽界
(
ゆうかい
)
現界
(
げんかい
)
の
邪悪分子
(
じやあくぶんし
)
を
全部
(
ぜんぶ
)
改革
(
かいかく
)
いたすと
云
(
い
)
ふ
意味
(
いみ
)
であるぞよ。
049
世
(
よ
)
の
立直
(
たてなを
)
しと
申
(
もう
)
すのは
昔
(
むかし
)
の
神代
(
かみよ
)
に
皇祖
(
こうそ
)
の
神々
(
かみがみ
)
が
御定
(
おさだ
)
め
成
(
な
)
された
通
(
とほ
)
りの、
050
完全無欠
(
かんぜんむけつ
)
の
神政
(
しんせい
)
を
開
(
ひら
)
いて、
051
三千世界
(
さんぜんせかい
)
を
天津日嗣
(
あまつひつぎ
)
の
御威徳
(
ごいとく
)
で
言向和
(
ことむけや
)
はし、
052
天
(
あめ
)
の
下
(
した
)
四方
(
よも
)
の
国
(
くに
)
を
平
(
たひら
)
けく
安
(
やす
)
らけく
知食
(
しろしめ
)
し
給
(
たま
)
ふ
御神業
(
ごしんげう
)
の
完成
(
かんせい
)
いたす
事
(
こと
)
で
在
(
あ
)
るぞよ。
053
余
(
あま
)
り
大
(
おほ
)
きな
間違
(
まちが
)
いで、
054
アフンと
致
(
いた
)
す
事
(
こと
)
が
来
(
く
)
るから、
055
充分
(
じゆうぶん
)
に
神
(
かみ
)
の
慈悲心
(
じひごころ
)
に
成
(
な
)
りて、
056
筆先
(
ふでさき
)
を
眼
(
め
)
を
通
(
とほ
)
して
下
(
くだ
)
されよと
永
(
なが
)
らくの
間
(
あいだ
)
気
(
き
)
が
付
(
つ
)
けてあるのに、
057
自己
(
われ
)
の
心
(
こころ
)
が
汚
(
きた
)
ないから、
058
色々
(
いろいろ
)
と
疑
(
うたが
)
ふたり、
059
取違
(
とりちが
)
い
致
(
いた
)
したり、
060
中
(
なか
)
には
途方
(
とほう
)
も
無
(
な
)
い
事
(
こと
)
を
申
(
もう
)
して
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
を
驚
(
をどろ
)
かす
事
(
こと
)
になるから、
061
神
(
かみ
)
の
深
(
ふか
)
き
慈悲心
(
こころ
)
に
照
(
て
)
り
合
(
あは
)
して、
062
我
(
わが
)
身魂
(
みたま
)
の
善悪
(
よしあし
)
を
省
(
かへり
)
みるが
良
(
よ
)
いぞよ。
063
神
(
かみ
)
からは
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
は
皆
(
み
)
な
我
(
わが
)
子
(
こ
)
で
在
(
あ
)
るから、
064
しかりたりたらしたり、
065
色々
(
いろいろ
)
と
致
(
いた
)
して
改心
(
かいしん
)
を
促
(
うな
)
がして
居
(
を
)
るので
在
(
あ
)
るから、
066
大本
(
おほもと
)
の
肝腎
(
かんじん
)
の
役員
(
やくいん
)
から
充分
(
じゆうぶん
)
に
神心
(
かみごころ
)
を
考
(
かんが
)
へて、
067
出
(
で
)
て
来
(
く
)
る
人
(
ひと
)
に
違
(
ちが
)
はぬ
教
(
をしへ
)
を
致
(
いた
)
して
下
(
くだ
)
されよ。
068
善
(
ぜん
)
になるのも
悪
(
あく
)
に
代
(
かは
)
るのも、
069
皆
(
みな
)
役員
(
やくいん
)
の
舌
(
した
)
一枚
(
いちまい
)
の
使
(
つか
)
い
様
(
やう
)
に
由
(
よ
)
るぞよ。
070
人民
(
じんみん
)
の
舌
(
した
)
ほど
結構
(
けつこう
)
なものの
恐
(
おそ
)
ろしいものは
無
(
な
)
いぞよ。
071
明治
(
めいじ
)
二十五年からの
筆先
(
ふでさき
)
を
心
(
こころ
)
を
鎮
(
しづ
)
めて
覗
(
のぞ
)
いて
居
(
を
)
りたら、
072
神
(
かみ
)
の
誠
(
まこと
)
の
精神
(
せいしん
)
が
判
(
わか
)
りて
来
(
く
)
るぞよ。
073
八釜
(
やかま
)
しう
申
(
もう
)
さいでも
神
(
かみ
)
の
知
(
し
)
らした
事
(
こと
)
は
世界
(
せかい
)
から
順
(
じゆん
)
に
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るから、
074
黙
(
だま
)
りて
居
(
を
)
りて
改心
(
かいしん
)
も
出来
(
でき
)
るなり、
075
神徳
(
しんとく
)
も
与
(
あた
)
へられるぞよ。
076
◎
077
斯
(
この
)
大本
(
おほもと
)
には
昔
(
むかし
)
の
神代
(
かみよ
)
から
罪
(
つみ
)
を
作
(
つく
)
りて
来
(
き
)
た
体主霊従
(
あく
)
の
身魂
(
みたま
)
の
人民
(
じんみん
)
ほど、
078
先
(
さき
)
へ
引
(
ひ
)
き
寄
(
よ
)
せて、
079
御魂
(
みたま
)
の
借金
(
しやくきん
)
済
(
すま
)
しの
為
(
ため
)
に
大望
(
たいもう
)
な
神界
(
しんかい
)
の
御用
(
ごよう
)
を
命
(
さ
)
して
在
(
あ
)
るので
在
(
あ
)
るから、
080
其
(
そ
)
の
覚悟
(
かくご
)
を
致
(
いた
)
して、
081
我
(
わ
)
れ
一
(
ひ
)
と
神国
(
しんこく
)
の
為
(
ため
)
に
尽
(
つく
)
して
下
(
くだ
)
さらぬと、
082
我
(
われ
)
に
神力
(
しんりき
)
学力
(
がくりき
)
が
在
(
あ
)
るから
引
(
ひ
)
き
寄
(
よ
)
せられた
如
(
よ
)
うに
思
(
おも
)
ふて
油断
(
ゆだん
)
いたしたら、
083
大変
(
たいへん
)
な
間違
(
まちが
)
いが
出来
(
でき
)
てくるぞよ。
084
斯
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
は
盛
(
さか
)
んになる
程
(
ほど
)
敵
(
てき
)
が
多
(
おほ
)
く
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るから、
085
其
(
その
)
敵対
(
てきた
)
ふて
来
(
き
)
た
人民
(
じんみん
)
を、
086
大切
(
たいせつ
)
に
致
(
いた
)
して
親切
(
しんせつ
)
に
取扱
(
とりあつか
)
ひ、
087
神界
(
しんかい
)
の
真理
(
しんり
)
を
懇切
(
こんせつ
)
に
説
(
と
)
き
諭
(
さと
)
して、
088
歓
(
よろ
)
こばして
改心
(
かいしん
)
さして、
089
皇道
(
くわうだう
)
大本
(
おほもと
)
の
神
(
かみ
)
の
誠
(
まこと
)
の
教
(
をしへ
)
に
帰順
(
きじゆん
)
いたさす
経綸
(
しぐみ
)
であるから、
090
敵
(
てき
)
が
殖
(
ふ
)
える
程
(
ほど
)
段々
(
だんだん
)
と
良
(
よ
)
く
成
(
な
)
るぞよ。
091
今度
(
こんど
)
の
神界
(
しんかい
)
の
経綸
(
しぐみ
)
は
強
(
つよ
)
い
敵
(
てき
)
ほど
良
(
よ
)
き
味方
(
みかた
)
に
成
(
な
)
りて
御用
(
ごよう
)
を
助
(
たす
)
ける
仕組
(
しぐみ
)
であるから、
092
敵
(
てき
)
が
殖
(
ふ
)
えて
来
(
く
)
る
程
(
ほど
)
この
教
(
をしへ
)
は
立派
(
りつぱ
)
に
開
(
ひら
)
けるぞよ。
093
三千世界
(
さんぜんせかい
)
を
開
(
ひら
)
くと
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
は、
094
今
(
いま
)
までの
如
(
よ
)
うな
筆法
(
ひつぽう
)
で
古事記
(
こじき
)
を
説
(
と
)
いても、
095
肝腎
(
かんじん
)
の
奥
(
おく
)
の
奥
(
おく
)
が
明
(
あき
)
らかにならぬから、
096
誠
(
まこと
)
の
神政
(
しんせい
)
復古
(
ふくこ
)
は
成就
(
ぜうじゆ
)
いたさんぞよ。
097
今度
(
こんど
)
は
二度目
(
にどめ
)
の
天
(
あま
)
の
岩戸開
(
いわとびら
)
きで
在
(
あ
)
るから、
098
肉体
(
にくたい
)
その
儘
(
まま
)
で
天地
(
てんち
)
の
在
(
あ
)
らん
限
(
かぎ
)
り、
099
幽界
(
ゆうかい
)
現界
(
げんかい
)
に
出入
(
しゆつにう
)
往来
(
わうらい
)
いたして、
100
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
の
智慧
(
ちゑ
)
や
学力
(
がくりき
)
で
判
(
わか
)
らぬ
神理
(
こと
)
を
調
(
しら
)
べて
置
(
お
)
いて
三人
(
さんにん
)
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
の
経綸
(
しぐみ
)
が
致
(
いた
)
して
在
(
あ
)
るから、
101
是
(
これ
)
が
判
(
わか
)
りて
来
(
き
)
たら
三千世界
(
さんぜんせかい
)
が
一度
(
いちど
)
に
鳴
(
な
)
るぞよ。
102
三人
(
さんにん
)
世
(
よ
)
の
本
(
もと
)
の
因縁
(
いんねん
)
も、
103
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
神
(
かみ
)
の
御苦労
(
ごくろう
)
も
鏡
(
かがみ
)
の
如
(
ごと
)
くに
判
(
わか
)
りて
来
(
く
)
るぞよ。
104
そこへ
成
(
な
)
りたら
如何
(
いか
)
な
鼻高
(
はなだか
)
でも
悪神
(
あくがみ
)
でも
成程
(
なるほど
)
と
改心
(
かいしん
)
いたすなれど、
105
斯
(
この
)
大本
(
おほもと
)
の
経綸
(
しぐみ
)
は
世界中
(
せかいぢう
)
に
仕組
(
しぐみ
)
てあるから、
106
今
(
いま
)
に
吃驚箱
(
びつくりばこ
)
の
蓋
(
ふた
)
が
開
(
あ
)
いたら、
107
我
(
われ
)
も
私
(
わたし
)
もと
申
(
もう
)
して
世界中
(
せかいぢう
)
から
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
へ
詰
(
つめ
)
かけるから、
108
今
(
いま
)
の
内
(
うち
)
に
充分
(
じゆうぶん
)
の
用意
(
ようい
)
が
出来
(
でき
)
て
居
(
を
)
らぬと、
109
俄
(
にわか
)
にトチ
面貌
(
めんぼう
)
を
振
(
ふ
)
るやうに
成
(
な
)
るぞよ。
110
節分
(
せつぶん
)
から
世界
(
せかい
)
の
様子
(
やうす
)
が
大変
(
たいへん
)
に
替
(
かわ
)
るに
就
(
つい
)
て、
111
先
(
ま
)
づ
斯
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
内部
(
なか
)
から
立替
(
たてかへ
)
改造
(
たてなをし
)
を
致
(
いた
)
すと
申
(
もう
)
して
知
(
し
)
らした
事
(
こと
)
の
実地
(
じつち
)
が
参
(
まい
)
りたぞよ。
112
各自
(
めいめい
)
に
腹帯
(
はらをび
)
を
確
(
しつ
)
かり
占
(
しめ
)
て
居
(
を
)
らぬと、
113
一
(
ひと
)
つの
峠
(
とうげ
)
が
在
(
あ
)
りても
直
(
す
)
ぐに
後戻
(
あともど
)
りをいたすと
申
(
もう
)
したが、
114
筆先
(
ふでさき
)
の
十分
(
じうぶん
)
腹
(
はら
)
へ
這入
(
はいつ
)
た
人民
(
じんみん
)
は
大磐石
(
だいばんじやく
)
で、
115
押
(
を
)
しても
突
(
つ
)
いても
微躯
(
びく
)
りとも
致
(
いた
)
さねど、
116
浅
(
あさ
)
い
筆先
(
ふでさき
)
の
見様
(
みよう
)
をいたして
居
(
を
)
る
人民
(
じんみん
)
は、
117
ヒヨロ
付
(
つ
)
いて
後餅
(
しりもち
)
を
搗
(
つ
)
いて、
118
神力
(
しんりき
)
は
落
(
を
)
ちるなり
世界
(
せかい
)
からは
良
(
よ
)
い
笑
(
わら
)
はれものと
成
(
な
)
るから、
119
何時
(
いつ
)
も
日本魂
(
やまとだましい
)
を
研
(
みが
)
いて
居
(
を
)
れと
申
(
もう
)
して、
120
細
(
こま
)
こう
書
(
か
)
いて
知
(
し
)
らして
在
(
あ
)
りたぞよ。
121
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
が
綾
(
あや
)
の
高天原
(
たかあまはら
)
の
神屋敷
(
かみやしき
)
に
現
(
あら
)
はれて、
122
八百万
(
やほよろづ
)
の
神
(
かみ
)
を
集
(
あつ
)
めて、
123
天
(
てん
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
から
思兼
(
おもいかね
)
の
神
(
かみ
)
と
御命令
(
ごめいれい
)
を
戴
(
いただ
)
きて
万物
(
ばんぶつ
)
の
種
(
たね
)
を
編
(
あ
)
み
出
(
だ
)
し、
124
苦労
(
くろう
)
いたして
立派
(
りつぱ
)
な
神
(
かみ
)
の
世
(
よ
)
が
造
(
つく
)
れたと
思
(
おも
)
へば、
125
天
(
あめ
)
の
若彦命
(
わかひこのみこと
)
が
色々
(
いろいろ
)
と
勝手
(
かつて
)
な
事
(
こと
)
の
行
(
や
)
り
放題
(
ほうだい
)
で、
126
天地
(
てんち
)
の
教
(
をしへ
)
を
根本
(
こんぽん
)
から
覆
(
くつ
)
がへしてから、
127
世
(
よ
)
は
段々
(
だんだん
)
と
曇
(
くも
)
る
斗
(
ばか
)
り、
128
上
(
あ
)
げも
下
(
を
)
ろしも
成
(
な
)
らぬ
様
(
やう
)
に、
129
此
(
この
)
神
(
かみ
)
の
眷属
(
けんぞく
)
の
羽張
(
はば
)
り
様
(
やう
)
と
申
(
もう
)
すものは、
130
人
(
ひと
)
の
苦労
(
くろう
)
を
横奪
(
よこどり
)
ばかりで
在
(
あ
)
りたから、
131
高天原
(
たかあまはら
)
から
乱
(
みだ
)
れて
来
(
き
)
て、
132
今
(
いま
)
の
世
(
よ
)
までも
悪
(
あく
)
の
種
(
たね
)
が
伝
(
つた
)
はりて
来
(
き
)
て
居
(
を
)
るから、
133
今
(
いま
)
の
世界
(
せかい
)
の
所作柄
(
しよさがら
)
は、
134
万物
(
ばんぶつ
)
の
霊長
(
れいちよう
)
どころか、
135
四
(
よ
)
ツ
足
(
あし
)
にも
劣
(
をと
)
りた
精神
(
せいしん
)
になり
切
(
き
)
りて
了
(
しも
)
ふて
居
(
を
)
るぞよ。
136
一寸先
(
いつすんさ
)
きも
見
(
み
)
えぬ
所
(
ところ
)
まで
霊魂
(
みたま
)
が
曇
(
くも
)
り
切
(
き
)
つて
居
(
を
)
るから、
137
今度
(
こんど
)
は
天
(
てん
)
の
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて、
138
人民
(
じんみん
)
の
霊魂
(
たま
)
に
燈明
(
あかり
)
を
付
(
つ
)
けて、
139
元
(
もと
)
の
日本魂
(
やまとだましい
)
に
生
(
うま
)
れ
返
(
か
)
やして
与
(
や
)
らねば、
140
斯世
(
このよ
)
の
泥海
(
どろうみ
)
を
此
(
この
)
ままに
致
(
いた
)
して
置
(
を
)
いては、
141
モウ
此
(
こ
)
の
后
(
さき
)
は
一寸
(
ちよつと
)
の
間
(
あいだ
)
も、
142
行
(
ゆ
)
きも
還
(
もど
)
りも
出来
(
でき
)
ん
事
(
こと
)
になりて、
143
何
(
なに
)
から
破裂
(
はれつ
)
いたすやら
分
(
わか
)
らんから、
144
神
(
かみ
)
は
人民
(
じんみん
)
を
助
(
たす
)
けたいのが
一心
(
いつしん
)
で
在
(
あ
)
るから、
145
一日
(
いちにち
)
も
早
(
はや
)
く
人民
(
じんみん
)
の
首
(
くび
)
の
位
(
くらい
)
にある
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
から
改心
(
かいしん
)
いたして、
146
世界
(
せかい
)
へ
善
(
ぜん
)
一
(
ひ
)
と
筋
(
すじ
)
の
良
(
よ
)
き
鏡
(
かがみ
)
を
出
(
だ
)
して
下
(
くだ
)
され、
147
今
(
いま
)
に
世界
(
せかい
)
は
激
(
はげ
)
しく
成
(
な
)
るから、
148
変性女子
(
へんぜうによし
)
の
身魂
(
みたま
)
から
水晶
(
すいせう
)
に
研
(
みが
)
いて
下
(
くだ
)
されよ。
149
女子
(
によし
)
の
身魂
(
みたま
)
の
改心
(
かいしん
)
さえ
出来
(
でき
)
たら、
150
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
の
改心
(
かいしん
)
が
早
(
はや
)
く
成
(
な
)
るなり、
151
改心
(
かいしん
)
が
一日
(
いちにち
)
遅
(
をく
)
れたら
遅
(
をく
)
れた
丈
(
だ
)
けは、
152
世界
(
せかい
)
が
永
(
なが
)
く
苦
(
くる
)
しむので
在
(
あ
)
るから、
153
斯
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
肝心
(
かんじん
)
の
御方
(
おかた
)
から
日本魂
(
やまとだましい
)
に
立帰
(
たちかへ
)
りて、
154
神国
(
しんこく
)
成就
(
ぜうじゆ
)
の
御用
(
ごよう
)
を
勤
(
つと
)
めて
下
(
くだ
)
されよ。
155
大本
(
おほもと
)
の
教
(
をしへ
)
は
智慧
(
ちゑ
)
や
学
(
がく
)
では
何程
(
なにほど
)
考
(
かんが
)
へても、
156
人民力
(
じんみんりき
)
では
見当
(
けんとう
)
の
取
(
と
)
れん、
157
奥
(
おく
)
の
深
(
ふか
)
い
経綸
(
しぐみ
)
であるから、
158
是
(
これ
)
からソロソロと
変性女子
(
へんぜうによし
)
の
手
(
て
)
で、
159
順
(
じゆん
)
に
時節
(
じせつ
)
に
応
(
おう
)
じて
知
(
し
)
らすぞよ。
160
大本
(
おほもと
)
の
筆先
(
ふでさき
)
は
其
(
その
)
人々
(
にんにん
)
の
御魂
(
みたま
)
相応
(
さうをう
)
に
感得
(
とれ
)
る
様
(
やう
)
に
書
(
かか
)
してあるから、
161
余程
(
よほど
)
御魂
(
みたま
)
を
研
(
みが
)
かんと、
162
真理
(
まこと
)
の
神意
(
こと
)
が
判
(
わか
)
らんから、
163
取違
(
とりちが
)
いが
出来
(
でき
)
るから、
164
筆先
(
ふでさき
)
を
説
(
と
)
く
役員
(
やくいん
)
も
聞
(
き
)
く
人民
(
じんみん
)
も、
165
第一
(
だいいち
)
に
神
(
かみ
)
の
心
(
こころ
)
に
成
(
な
)
りて
考
(
かんが
)
へて
下
(
くだ
)
さらんと
困
(
こま
)
る
事
(
こと
)
が
出来
(
しゆつたい
)
いたすぞよ。
166
筆先
(
ふでさき
)
の
御用
(
ごよう
)
いたして、
167
錦
(
にしき
)
の
旗
(
はた
)
の
経綸
(
しぐみ
)
の
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
る
変性女子
(
へんぜうによし
)
の
御魂
(
みたま
)
でさへも、
168
今
(
いま
)
までは
神界
(
しんかい
)
の
機
(
はた
)
の
仕組
(
しぐみ
)
は
判
(
わか
)
りて
居
(
を
)
らなんだ
位
(
ぐらい
)
であるから、
169
普通
(
ひととうり
)
の
人民
(
じんみん
)
には
判
(
わか
)
らんのも
無理
(
むり
)
は
無
(
な
)
いぞよ。
170
夫
(
そ
)
れで
今迄
(
いままで
)
は
夜
(
よ
)
ルの
守護
(
しゆごう
)
であると
申
(
もう
)
して
知
(
し
)
らして
在
(
あ
)
りたなれど、
171
大正
(
たいせう
)
八年からは
弥々
(
いよいよ
)
日出
(
ひので
)
の
守護
(
しゆごう
)
となりて、
172
変性男子
(
へんぜうなんし
)
と
女子
(
によし
)
との
身魂
(
みたま
)
が
世界
(
せかい
)
へ
天晴
(
あつぱ
)
れ
現
(
あら
)
はれるから、
173
一日
(
いちにち
)
も
早
(
はや
)
く
此
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
から
改心
(
かいしん
)
いたして、
174
世間
(
せけん
)
から
見
(
み
)
てアレデならこそ
三千世界
(
さんぜんせかい
)
の
大本
(
おほもと
)
、
175
地
(
ち
)
の
高天原
(
たかあまはら
)
で
在
(
あ
)
ると
申
(
もう
)
すやうに
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
たら、
176
一度
(
いちど
)
に
開
(
ひら
)
く
梅
(
うめ
)
の
花
(
はな
)
と
申
(
もう
)
すのであるぞよ。
177
開
(
ひら
)
いて
散
(
ち
)
りて
実
(
み
)
を
結
(
むす
)
び、
178
隅々
(
すみずみ
)
までも
澄極
(
すみき
)
りて、
179
世界
(
せかい
)
に
輝
(
かが
)
やく
世
(
よ
)
の
本
(
もと
)
の
神
(
かみ
)
の
教
(
をしへ
)
を、
180
四方
(
よも
)
の
国
(
くに
)
から
尋
(
たづ
)
ねて
来
(
く
)
る
八
(
や
)
ツの
年
(
とし
)
、
181
新畳
(
さらたたみ
)
でさえも
打
(
う
)
てば、
182
埃
(
ほこり
)
の
出
(
で
)
る
者
(
もの
)
なれど、
183
何程
(
なにほど
)
たたいても
埃
(
ほこり
)
一
(
ひと
)
つ
出
(
で
)
て
来
(
こ
)
ん
所
(
ところ
)
まで
研
(
みが
)
き
上
(
あ
)
げて、
184
天地
(
てんち
)
え
御眼
(
おめ
)
に
掛
(
かか
)
る
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
の
経綸
(
しぐみ
)
であるから、
185
其
(
その
)
覚悟
(
かくご
)
を
致
(
いた
)
して、
186
斯
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
へ
出
(
で
)
て
来
(
く
)
る
人民
(
じんみん
)
は、
187
世界並
(
せかいなみ
)
の
改心
(
かいしん
)
ぐらいでは
可
(
いか
)
んから、
188
研
(
みが
)
いた
上
(
うへ
)
にも
研
(
みが
)
いて
下
(
くだ
)
されと
毎時
(
いつ
)
も
申
(
もう
)
して
知
(
し
)
らして
在
(
あ
)
るぞよ。
189
世
(
よ
)
の
諺
(
ことわざ
)
にも、
190
大
(
おほ
)
きな
器物
(
うつは
)
には
大
(
おほ
)
きい
影
(
かげ
)
が
刺
(
さ
)
すと
申
(
もう
)
すなれど、
191
大本
(
おほもと
)
の
教
(
をしへ
)
は
大
(
おほ
)
きな
器
(
うつわ
)
でも
小
(
ちい
)
さい
器
(
うつわ
)
でも、
192
水晶
(
すいしよう
)
に
澄極
(
すみき
)
る
処
(
とこ
)
まで
研
(
みが
)
く
教
(
をしへ
)
で
在
(
あ
)
るから、
193
影
(
かげ
)
と
日向
(
ひなた
)
の
区別
(
くべつ
)
無
(
な
)
く、
194
却
(
かへ
)
つて
影
(
かげ
)
には
強
(
つよ
)
い
光
(
ひか
)
りが
差
(
さ
)
す
教
(
をしへ
)
であるぞよ。
195
毛筋
(
けすじ
)
の
横巾
(
よこはば
)
も
間違
(
まちが
)
いの
無
(
な
)
い
教
(
をしへ
)
であるから、
196
大本
(
おほもと
)
の
信者
(
しんじや
)
は
日本魂
(
やまとだましい
)
に
立帰
(
たちかへ
)
りて、
197
毛筋
(
けすじ
)
ほどの
虚言
(
うそ
)
や
詐
(
いつわ
)
りは
致
(
いた
)
されず、
198
悪
(
わる
)
いと
申
(
もう
)
す
事
(
こと
)
は
露
(
つゆ
)
ほども
出来
(
でき
)
ぬ
世
(
よ
)
の
立直
(
たてなをし
)
の
教
(
をしへ
)
であるから、
199
明治
(
めいじ
)
二十五年から
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
の
教
(
をしへ
)
は、
200
他
(
ほか
)
の
教会
(
きやうかい
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
とは
天地
(
てんち
)
の
相違
(
さうゐ
)
で
在
(
あ
)
ると
申
(
もう
)
すので
在
(
あ
)
るぞよ。
201
我
(
われ
)
の
心
(
こころ
)
が
写
(
うつ
)
りて
心
(
こころ
)
相応
(
さうをう
)
に
感得
(
とれ
)
る
神諭
(
ふでさき
)
であるから、
202
我
(
われ
)
の
身魂
(
みたま
)
の
磨
(
みが
)
けん
内
(
うち
)
から
知
(
し
)
つた
顔
(
かほ
)
して
筆先
(
ふでさき
)
を
説
(
と
)
いても、
203
大間違
(
おほまちが
)
い
大取違
(
おほとりちが
)
い
斗
(
ばか
)
りに
成
(
な
)
るから、
204
口
(
くち
)
と
心
(
こころ
)
と
行
(
をこな
)
いの
揃
(
そろ
)
ふ
誠
(
まこと
)
の
人民
(
じんみん
)
でないと、
205
神諭
(
ふでさき
)
の
奥
(
をく
)
の
精神
(
せいしん
)
はとうてい
分
(
わか
)
らんぞよ。
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