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伊都能売神諭
01 大正7年12月2日
02 (年月日不明)
03 大正7年12月22日
13 大正7年12月23日
05 大正7年12月24日
04 大正7年12月25日
06 大正7年12月26日
08 大正7年12月27日
07 大正8年1月1日
09 大正8年1月2日
10 大正8年1月2日
11 大正8年1月5日
12 大正8年1月11日
14 大正8年1月19日
17 大正8年1月21日
18 大正8年1月25日
19 大正8年1月25日
15 大正8年1月27日
20 大正8年1月27日
16 大正8年2月6日
21 大正8年2月13日
22 大正8年2月18日
23 大正8年2月20日
24 大正8年2月21日
25 大正8年3月7日
26 大正8年3月8日
29 大正8年3月10日
27 大正8年3月11日
28 大正8年3月12日
30 大正8年4月13日
31 大正8年4月23日
32 大正8年5月5日
33 大正8年6月3日
34 大正8年6月4日
35 大正8年7月12日
36 大正8年8月11日
37 大正8年8月12日
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大正八年三月七日
インフォメーション
種類:
伊都能売神諭
年月日:
1919(大正8)年3月7日(旧2月6日)
神霊界掲載号:
大正8年3月15日号(第82号) 1頁
神霊界八幡書店復刻版:
第4巻 251頁
八幡書店版伊都能売神諭:
125頁
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
is25
001
大正八年三月七日 旧二月六日
002
国常立尊
(
くにとこたちのみこと
)
が
変性女子
(
へんぜうによし
)
の
手
(
て
)
を
籍
(
かり
)
て、
003
世界改造
(
よのたてなをし
)
の
次第
(
しだい
)
を
書
(
か
)
きおくぞよ。
004
明治
(
めいじ
)
二十五年から
神政
(
しんせい
)
開祖
(
かいそ
)
大出口
(
おほでぐち
)
直
(
なを
)
の
手
(
て
)
を
借
(
か
)
り
口
(
くち
)
を
借
(
か
)
りて、
005
警告
(
しらし
)
た
事
(
こと
)
の
実地
(
じつち
)
が
現
(
あら
)
はれる
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りたぞよ。
006
伊勢神宮
(
いすらえる
)
の
五十鈴川
(
いそすずがは
)
の十二の
支流
(
わかれ
)
も
今
(
いま
)
までは、
007
其
(
その
)
源泉
(
げんせん
)
を
知
(
し
)
らなんだなれど、
008
弥々
(
いよいよ
)
天
(
あま
)
の
岩戸
(
いわと
)
を
開
(
ひら
)
く
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
たから、
009
斯
(
こ
)
の
清
(
きよ
)
き
流
(
ながれ
)
の
末
(
すえ
)
の
濁
(
にご
)
りを、
010
真澄
(
ますみ
)
の
鏡
(
かがみ
)
の
言霊
(
ことたま
)
に
清
(
きよ
)
め
改
(
あらた
)
め、
011
世界
(
せかい
)
を十二の
国
(
くに
)
に
立別
(
たてわ
)
け、
012
一
(
ひと
)
つの
源
(
もと
)
の
流
(
なが
)
れに
立直
(
たてなを
)
し、
013
十二の
国
(
くに
)
を
一
(
ひと
)
つの
神国
(
しんこく
)
の
天津日嗣
(
あまつひつぎ
)
の
神皇様
(
きみさま
)
が、
014
平
(
たひ
)
らけく
安
(
やす
)
らけく
治
(
をさ
)
め
玉
(
たま
)
ふ
松
(
まつ
)
の
御代
(
みよ
)
に
立代
(
たてかへ
)
るに
付
(
つい
)
て、
015
神政開祖
(
よはね
)
の
身魂
(
みたま
)
に二十五年に
渡
(
わた
)
りて、
016
人民
(
じんみん
)
の
身魂
(
みたま
)
を
五十鈴川
(
いすずがは
)
の
流
(
ながれ
)
に
洗
(
あら
)
い
清
(
きよ
)
めて、
017
漸
(
よう
)
やく
大正
(
たいせう
)
六年からは
一段
(
いちだん
)
奥
(
おく
)
の
鎮魂
(
ちんこん
)
帰神
(
きしん
)
の
神法
(
しんぽう
)
に
依
(
よ
)
り、
018
変性女子
(
へんぜうによし
)
の
御魂
(
みたま
)
を
御用
(
ごよう
)
に
立
(
たて
)
てて、
019
艮
(
とど
)
めの
経綸
(
しぐみ
)
に
使
(
つか
)
ふて
在
(
あ
)
るなれど、
020
今
(
いま
)
の
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
は、
021
間口
(
まぐち
)
の
広
(
ひろ
)
い
奥行
(
おくゆき
)
の
短
(
みじ
)
かい、
022
学
(
がく
)
斗
(
ばか
)
りに
迷信
(
めいしん
)
いたして、
023
斯世
(
このよ
)
は
物質的
(
ぶつしつてき
)
学
(
がく
)
さえ
修
(
をさ
)
めたら、
024
世界
(
せかい
)
は
安全
(
あんぜん
)
に
治
(
をさ
)
まる
如
(
よ
)
うに
取違
(
とりちが
)
い
斗
(
ばか
)
り
致
(
いた
)
して
居
(
お
)
るから、
025
天地
(
てんち
)
の
元
(
もと
)
の
先祖
(
せんぞ
)
の
申
(
もう
)
す
事
(
こと
)
はチツトも
耳
(
みみ
)
へ
這入
(
はい
)
らず、
026
却
(
かへつ
)
て
反対
(
はんたい
)
に
迷信
(
めいしん
)
いたして、
027
世界
(
せかい
)
を
恐喝
(
おどす
)
やうに
悪
(
わ
)
るく
誤解
(
とり
)
て、
028
種々
(
いろいろ
)
と
斯
(
この
)
大本
(
おほもと
)
を
世間
(
せけん
)
から
攻撃
(
こうげき
)
いたす
者
(
もの
)
も
出来
(
でき
)
て
居
(
お
)
るなれど、
029
誠
(
まこと
)
の
神
(
かみ
)
はソンナ
少
(
ちい
)
さい
事
(
こと
)
に
往生
(
をうぜう
)
は
致
(
いた
)
さんから、
030
今
(
いま
)
に
実地
(
じつち
)
を
世界
(
せかい
)
へ
表
(
あら
)
はして
見
(
み
)
せて
与
(
や
)
るから、
031
何
(
なん
)
なりと
申
(
もう
)
して
反対
(
はんたい
)
いたすが
良
(
よ
)
いぞよ。
032
是
(
これ
)
でも
今
(
いま
)
に
大本
(
おほもと
)
の
教
(
をしえ
)
の
誠
(
まこと
)
が
天晴
(
あつぱ
)
り
判明
(
わかり
)
て
来
(
く
)
るから、
033
判明
(
わかり
)
て
来
(
き
)
たら
又
(
また
)
手
(
て
)
を
曳
(
ひ
)
き
合
(
あ
)
ふて
日本
(
にほん
)
の
為
(
ため
)
世界
(
せかい
)
の
為
(
ため
)
に
活動
(
かつどう
)
いたすぞよ。
034
今
(
いま
)
は
精神界
(
せいしんかい
)
が
暗黒
(
くらやみ
)
で
何
(
なに
)
も
判
(
わか
)
らんから、
035
色眼鏡
(
いろめがね
)
を
掛
(
か
)
けて、
036
新聞屋
(
しんぶんや
)
までが
色々
(
いろいろ
)
と
浅
(
あさ
)
い
観察
(
かんさつ
)
を
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
へ
触
(
ふ
)
れて
呉
(
く
)
れるなれど、
037
是
(
これ
)
も
神界
(
しんかい
)
の
予定
(
よてい
)
の
経綸
(
しぐみ
)
で
在
(
あ
)
るから、
038
今
(
いま
)
の
新聞
(
しんぶん
)
雑誌
(
ざつし
)
は
一生懸命
(
いつせうけんめい
)
に
面白
(
おもしろ
)
がつて
悪言
(
あくげん
)
を
書並
(
かきなら
)
べて
居
(
お
)
るなれど、
039
是
(
これ
)
も
知
(
し
)
らず
知
(
し
)
らずに
神界
(
しんかい
)
から
使
(
つか
)
はれて、
040
神
(
かみ
)
の
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
して
居
(
お
)
るので
在
(
あ
)
るから、
041
中々
(
なかなか
)
御苦労
(
ごくろう
)
な
御役
(
おやく
)
で
在
(
あ
)
るぞよ。
042
明治
(
めいじ
)
二十五年から
出口
(
でぐち
)
の
手
(
て
)
で、
043
新聞
(
しんぶん
)
に
一旦
(
いつたん
)
はトコトン
悪
(
わる
)
く
言
(
い
)
はれて、
044
跡
(
あと
)
で
良
(
よ
)
く
成
(
な
)
る
仕組
(
しぐみ
)
じやと
申
(
もう
)
して、
045
筆先
(
ふでさき
)
で
永
(
なが
)
らく
知
(
し
)
らした
事
(
こと
)
の
実地
(
じつち
)
が
参
(
まい
)
りたので
在
(
あ
)
るから、
046
神界
(
しんかい
)
の
経綸
(
しぐみ
)
通
(
どほ
)
りが
廻
(
まわ
)
りて
来
(
き
)
たのであるぞよ。
047
是
(
これ
)
からは
日
(
ひ
)
に
増
(
まし
)
に
日本魂
(
やまとだましい
)
の
研
(
みが
)
けた
守護神
(
しゆごうじん
)
人民
(
じんみん
)
が、
048
地
(
ち
)
の
高天原
(
たかあまはら
)
へ
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
て
三千年
(
さんぜんねん
)
の
経綸
(
しぐみ
)
の
御用
(
ごよう
)
をいたすから、
049
此
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
内部
(
なか
)
の
役員
(
やくいん
)
は
充分
(
じゆうぶん
)
に
日本魂
(
やまとだましい
)
を
研
(
みが
)
いて、
050
神国
(
しんこく
)
成就
(
ぜうじゆ
)
の
御用
(
ごよう
)
に
立
(
た
)
ちて
下
(
くだ
)
されよ。
051
誠
(
まこと
)
の
者
(
もの
)
は
神界
(
しんかい
)
から
国々
(
くにぐに
)
に
配置
(
まくば
)
りてあるから、
052
段々
(
だんだん
)
と
引寄
(
ひきよ
)
せるから、
053
是
(
これ
)
からは
眼
(
め
)
が
廻
(
まわ
)
る
程
(
ほど
)
この
大本
(
おほもと
)
は
急
(
いそ
)
がしく
成
(
な
)
るぞよ。
054
何程
(
なにほど
)
世界
(
せかい
)
から
悪
(
わる
)
く
申
(
もう
)
されても、
055
肝腎
(
かんじん
)
の
大本
(
おほもと
)
に
誠
(
まこと
)
の
行為
(
おこない
)
さえ
致
(
いた
)
して
居
(
お
)
りたら、
056
世界中
(
せかいぢう
)
が
一塊
(
ひとかたまり
)
に
成
(
な
)
りて
参
(
まい
)
りても
微躯
(
びく
)
とも
致
(
いた
)
さぬ
教
(
をしえ
)
で
在
(
あ
)
れども、
057
今
(
いま
)
の
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
に
何程
(
なにほど
)
良
(
よ
)
く
言
(
い
)
はれて
賞
(
ほめ
)
られても、
058
誠
(
まこと
)
の
教
(
をしへ
)
が
腹
(
はら
)
へ
這入
(
はい
)
らず、
059
誠
(
まこと
)
の
行為
(
おこない
)
が
出来
(
でき
)
て
居
(
お
)
らなんだら
神界
(
しんかい
)
から
赦
(
ゆる
)
さんから、
060
心得
(
こころえ
)
た
上
(
うへ
)
にも
心得
(
こころえ
)
て、
061
日本
(
にほん
)
神国
(
しんこく
)
の
人民
(
じんみん
)
相当
(
さうたう
)
の
行為
(
おこない
)
をいたして、
062
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
を
擁護
(
まもり
)
、
063
神
(
かみ
)
と
皇上
(
おかみ
)
とに
安心
(
あんしん
)
を
為
(
し
)
て
戴
(
いただ
)
く、
064
誠
(
まこと
)
の
行状
(
おこない
)
を
為
(
さ
)
せる、
065
世界
(
せかい
)
の
大本
(
おほもと
)
で
在
(
あ
)
るぞよ。
066
今
(
いま
)
の
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
の
精神
(
せいしん
)
を
改造
(
かいざう
)
いたして
置
(
お
)
いて、
067
世界
(
せかい
)
の
改造
(
かいざう
)
に
掛
(
かか
)
る
経綸
(
しぐみ
)
であるから、
068
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
は
一日
(
いちにち
)
も
早
(
はや
)
く
神
(
かみ
)
の
洪恩
(
こうをん
)
を
弁
(
わきま
)
へ、
069
皇室
(
こうしつ
)
の
尊厳
(
そんげん
)
と
国家
(
こくか
)
の
大使命
(
だいしめい
)
と
国民
(
こくみん
)
の
天職
(
てんしよく
)
を
覚
(
さと
)
つて、
070
誠
(
まこと
)
の
日本魂
(
やまとだましい
)
に
立帰
(
たちかへ
)
り、
071
一番
(
いちばん
)
に
此
(
こ
)
の
神国
(
しんこく
)
を
修斎
(
しうさい
)
し、
072
次
(
つぎ
)
に
国民
(
こくみん
)
一致
(
いつち
)
の
神力
(
しんりき
)
で
外国
(
がいこく
)
を
平
(
たひ
)
らけく
安
(
やす
)
らけく
治
(
をさ
)
めて
与
(
や
)
らねば
成
(
な
)
らぬのが、
073
日本
(
にほん
)
人民
(
じんみん
)
の
神
(
かみ
)
から
与
(
あた
)
へられた
大使命
(
だいしめい
)
であるなれど、
074
今
(
いま
)
の
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
は
肝心
(
かんじん
)
の
国体
(
こくたい
)
の
精神
(
せいしん
)
を
忘
(
わす
)
れて、
075
外国
(
がいこく
)
の
精神
(
せいしん
)
に
誑
(
だま
)
されて
了
(
しま
)
ふて
居
(
を
)
るから、
076
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
では
絶対
(
ぜつたい
)
に
天地
(
てんち
)
が
潰
(
つぶ
)
れても
用
(
もち
)
ゐられん、
077
民主主義
(
みんしゆしゆぎ
)
を
唱
(
とな
)
へる
鼻高
(
はなだか
)
が
出来
(
でき
)
て
来
(
き
)
て、
078
何
(
なに
)
も
知
(
し
)
らぬ
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
が
学者
(
がくしや
)
の
申
(
もう
)
す
事
(
こと
)
を
信
(
しん
)
じて、
079
夫
(
そ
)
れに
付和雷同
(
ふわらいどう
)
して
約
(
つま
)
らん
事
(
こと
)
を
致
(
いた
)
すやうに
曇
(
くも
)
りて
了
(
しま
)
ふて
居
(
を
)
るから、
080
今
(
いま
)
が
世界
(
せかい
)
の
性念場
(
せうねんば
)
であるから、
081
神
(
かみ
)
が
永
(
なが
)
らく
苦労
(
くろう
)
いたして、
082
人民
(
じんみん
)
に
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
けるので
在
(
あ
)
るぞよ。
083
◎
084
天
(
てん
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
の
五六七
(
みろく
)
の
御守護
(
ごしゆごう
)
に
成
(
な
)
るに
付
(
つい
)
て、
085
一旦
(
いつたん
)
三千世界
(
さんぜんせかい
)
の
大洗濯
(
おほせんだく
)
が
初
(
はじま
)
りたら、
086
斯世
(
このよ
)
が
根本
(
こつぽん
)
から
覆
(
かへ
)
りて
了
(
しま
)
ふて、
087
元
(
もと
)
の
泥海
(
どろうみ
)
に
成
(
な
)
るより
仕様
(
しよう
)
が
無
(
な
)
い
所
(
ところ
)
であれども、
088
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
が
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
から
悔
(
くや
)
し
残念
(
ざんねん
)
を
堪忍
(
こばり
)
つめて
蓄
(
たくわ
)
へて
来
(
き
)
た
一輪
(
いちりん
)
の
神力
(
しんりき
)
で、
089
斯世
(
このよ
)
を
受取
(
うけとり
)
て、
090
善
(
ぜん
)
一
(
ひ
)
と
筋
(
すじ
)
の
誠
(
まこと
)
の
神世
(
かみよ
)
に
致
(
いた
)
すのであるから、
091
第一番
(
だいいちばん
)
に
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
の
御魂
(
みたま
)
を
改造
(
たてかへ
)
ねば
成
(
な
)
らぬから、
092
中々
(
なかなか
)
の
大事業
(
たいもう
)
であるぞよ。
093
今
(
いま
)
の
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
は、
094
元
(
もと
)
の
神
(
かみ
)
から
分
(
わ
)
けて
貰
(
もら
)
ふた
結構
(
けつこう
)
な
身魂
(
みたま
)
を、
095
残
(
のこ
)
らず
汚
(
よご
)
して
了
(
しま
)
ふて、
096
虫
(
むし
)
の
息
(
いき
)
同様
(
どうよう
)
に
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
るから、
097
之
(
これ
)
に
神力
(
しんりき
)
を
渡
(
わた
)
して、
098
生
(
い
)
きた
神国
(
しんこく
)
の
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
させる
経綸
(
しぐみ
)
であるぞよ。
099
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
の
肉体
(
にくたい
)
は、
100
生
(
い
)
きて
体主霊従
(
あく
)
の
身魂
(
みたま
)
で
活動
(
かつだう
)
いたして
居
(
を
)
れども、
101
肝心
(
かんじん
)
の
本霊
(
ほんれい
)
は
物欲
(
ぶつよく
)
に
圧
(
をさ
)
えられてチツトも
活動
(
かつだう
)
いたさぬから、
102
生
(
い
)
きて
動
(
うご
)
く
死骸
(
しかばね
)
であるから、
103
今
(
いま
)
の
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
の
身魂
(
みたま
)
に
生命
(
いのち
)
を
与
(
あた
)
へて、
104
天地
(
てんち
)
経綸
(
しぐみ
)
の
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
させる
大本
(
おほもと
)
の
教
(
をしへ
)
であるぞよ。
105
今
(
いま
)
の
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
は
人生
(
じんせい
)
の
本義
(
ほんぎ
)
を
知
(
し
)
らぬから、
106
衣食住
(
いしよくじゆう
)
の
物欲
(
ぶつよく
)
斗
(
ばか
)
りに
迷
(
まよ
)
ふて、
107
自分
(
じぶん
)
から
肝心
(
かんじん
)
の
人格
(
じんかく
)
を
殺
(
ころ
)
して
居
(
を
)
るものが
七分
(
しちぶ
)
あるから、
108
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
が
明治
(
めいじ
)
二十五年から、
109
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
は
今
(
いま
)
に
三分
(
さんぶ
)
に
成
(
な
)
ると
申
(
もう
)
して
置
(
お
)
いたが、
110
此
(
こ
)
の
神
(
かみ
)
の
申
(
もうし
)
た
通
(
とほ
)
り、
111
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
は
人民
(
じんみん
)
としての
資格
(
しかく
)
が
亡
(
ほろ
)
びて
了
(
しま
)
ふて、
112
誠
(
まこと
)
の
生命
(
せいめい
)
人格
(
じんかく
)
を
保
(
たも
)
つものは、
113
世界中
(
せかいぢう
)
平均
(
ひきなら
)
して
二分
(
にぶ
)
も
面倒
(
めんど
)
いぞよ。
114
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
は
神
(
かみ
)
の
生
(
い
)
き
宮
(
みや
)
であると
云
(
い
)
ふ
人生
(
じんせい
)
の
本義
(
ほんぎ
)
を
忘
(
わす
)
れて、
115
野獣
(
やじゆう
)
の
如
(
よ
)
うな
精神
(
せいしん
)
に
堕落
(
おち
)
て
了
(
しま
)
ふて
居
(
を
)
るから、
116
人三化七
(
ばけもの
)
ばかりで
誠
(
まこと
)
の
天職
(
てんしよく
)
を
弁
(
わきま
)
へた
誠
(
まこと
)
の
人民
(
じんみん
)
は
二分
(
にぶ
)
より
無
(
な
)
い
事
(
こと
)
に、
117
神界
(
しんかい
)
から
見
(
み
)
ると
亡
(
ほろ
)
びて
了
(
しも
)
ふて
居
(
を
)
るから、
118
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
が
天地
(
てんち
)
の
神々
(
かみがみ
)
へ
御詫
(
おわび
)
を
致
(
いた
)
して、
119
悪
(
あく
)
の
身魂
(
みたま
)
を
善
(
ぜん
)
に
生
(
い
)
かして、
120
穏
(
をだや
)
かな
松
(
まつ
)
の
世
(
よ
)
至仁至愛
(
みろく
)
の
神代
(
かみよ
)
に
改造
(
たてなを
)
すので
在
(
あ
)
るから、
121
斯
(
この
)
大本
(
おほもと
)
へ
引寄
(
ひきよ
)
せられた
身魂
(
みたま
)
は、
122
神代
(
かみよ
)
から
深
(
ふか
)
い
因縁
(
いんねん
)
があるから、
123
天下
(
てんか
)
の
憂
(
うれ
)
ひに
先
(
さき
)
だつて
憂
(
うれ
)
ひ
神国
(
しんこく
)
成就
(
ぜうじゆ
)
の
大神業
(
だいしんげう
)
を
補助
(
たすけ
)
る
天
(
てん
)
からの
役目
(
やくめ
)
であるから、
124
普通
(
ふつう
)
の
神信心
(
かみしんじん
)
とは
根本
(
こつぽん
)
からの
相違
(
さうい
)
であるから、
125
一身一家
(
いつしんいつか
)
の
勝手
(
かつて
)
な
利己的
(
われよし
)
の
信仰者
(
しんじや
)
は、
126
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
の
神
(
かみ
)
の
気勘
(
きかん
)
に
叶
(
かな
)
はんので
在
(
あ
)
るぞよ。
127
世
(
よ
)
の
改造
(
たてかへ
)
に
就
(
つい
)
て、
128
今度
(
こんど
)
は
二度目
(
にどめ
)
の
天
(
あま
)
の
岩戸
(
いわと
)
が
開
(
ひら
)
けるのであるから、
129
開
(
ひら
)
けたら
一旦
(
いつたん
)
はドンナ
悪
(
あく
)
の
身魂
(
みたま
)
でも
神
(
かみ
)
の
仁愛
(
めぐみ
)
で、
130
霊肉
(
みたま
)
共
(
とも
)
に
助
(
たす
)
けて
与
(
や
)
る
仕組
(
しぐみ
)
であれども、
131
余
(
あま
)
り
何時
(
いつ
)
までも
体主霊従
(
あく
)
の
改心
(
かいしん
)
が
出来
(
でき
)
ぬと、
132
止
(
や
)
むを
得
(
え
)
ずの
事
(
こと
)
に
成
(
な
)
るから、
133
神
(
かみ
)
は
一人
(
いちにん
)
もツツボには
落
(
をと
)
し
度
(
たく
)
もないから、
134
早
(
はや
)
く
改心
(
かいしん
)
いたして
下
(
くだ
)
されよ。
135
体主霊従
(
あく
)
の
守護神
(
しゆごうじん
)
が
改心
(
かいしん
)
いたしたら、
136
其人
(
そのにん
)
の
本霊
(
ほんれい
)
は
歓
(
よろ
)
こんで
誠
(
まこと
)
の
道
(
みち
)
を
守
(
まも
)
るやうになるから、
137
身魂
(
みたま
)
に
生命
(
せいめい
)
が
出来
(
でき
)
て
来
(
く
)
るぞよ。
138
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
は
八分
(
はちぶ
)
まで
生
(
い
)
きた
死骸
(
しかばね
)
であるぞよ。
139
御魂
(
みたま
)
さえ
生
(
い
)
きて
働
(
はたら
)
けるやうに
成
(
な
)
りたら、
140
仮令
(
たとへ
)
肉体
(
にくたい
)
は
亡
(
ほろ
)
びて
居
(
を
)
りても、
141
神国
(
しんこく
)
の
結構
(
けつこう
)
な
生
(
い
)
きた
人民
(
じんみん
)
であるぞよ。
142
生
(
い
)
きた
国家
(
こくか
)
の
守護神
(
しゆごうじん
)
であるぞよ。
143
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
は三十年で
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
立直
(
たてなを
)
しを
致
(
いた
)
す
仕組
(
しぐみ
)
で
在
(
あ
)
りたなれど、
144
余
(
あま
)
り
改心
(
かいしん
)
が
出来
(
でき
)
ぬので
立替
(
たてかへ
)
だけにに三十年かかるから、
145
後
(
あと
)
の
立直
(
たてなを
)
しが十年も
延
(
の
)
びたから、
146
夫
(
そ
)
れだけ
世界
(
せかい
)
の
物事
(
ものごと
)
が
遅
(
おく
)
れて
来
(
き
)
たから、
147
一日
(
いちにち
)
でも
早
(
はや
)
く
神国
(
しんこく
)
成就
(
ぜうじゆ
)
いたすやうに、
148
各自
(
めいめい
)
の
身魂
(
みたま
)
を
此
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
から
立替
(
たてかへ
)
立直
(
たてなを
)
して、
149
三千世界
(
さんぜんせかい
)
へ
鏡
(
かがみ
)
に
出
(
だ
)
して
貰
(
もら
)
はねばならぬぞよ。
150
この
大本
(
おほもと
)
は
世界
(
せかい
)
の
鏡
(
かがみ
)
で
在
(
あ
)
るから、
151
善悪
(
ぜんあく
)
ともに
世界
(
せかい
)
へ
写
(
うつ
)
るので
在
(
あ
)
るから、
152
大本
(
おほもと
)
から
一番
(
いちばん
)
に
水晶
(
すいしよう
)
に
研
(
みが
)
いて
下
(
くだ
)
されと、
153
永
(
なが
)
らくの
間
(
あいだ
)
出口
(
でぐち
)
の
手
(
て
)
で
気
(
き
)
が
付
(
つ
)
けて
在
(
あ
)
りたぞよ。
154
一日
(
いちにち
)
遅
(
おく
)
れても
世界
(
せかい
)
は
大変
(
たいへん
)
な
困難
(
こんなん
)
であるから、
155
地
(
ち
)
の
高天原
(
たかあまはら
)
へ
立寄
(
たちよ
)
る
役員
(
やくいん
)
信者
(
しんじや
)
から
早
(
はや
)
く
改良
(
かいりよう
)
いたさぬと、
156
天地
(
てんち
)
の
神々様
(
かみがみさま
)
へ
対
(
たい
)
して
申訳
(
もうしわけ
)
の
無
(
な
)
き
事
(
こと
)
になるぞよ。
157
筆先
(
ふでさき
)
の
取違
(
とりちが
)
いたして
居
(
を
)
る
役員
(
やくいん
)
信者
(
しんじや
)
が、
158
此
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
にも
大分
(
だいぶ
)
あるが、
159
是
(
これ
)
は
慢神
(
まんしん
)
が
強
(
つよ
)
いから
大間違
(
おほまちが
)
いが
出来
(
しゆつたい
)
するので
在
(
あ
)
るぞよ。
160
それで
明治
(
めいじ
)
二十五年からの
筆先
(
ふでさき
)
を、
161
十分
(
じうぶん
)
に
腹
(
はら
)
へ
入
(
い
)
れて
下
(
くだ
)
されと、
162
クドウ
申
(
もう
)
して
在
(
あ
)
るぞよ。
163
神
(
かみ
)
の
心
(
こころ
)
と
人民
(
じんみん
)
の
心
(
こころ
)
とは
大変
(
たいへん
)
な
相違
(
さうゐ
)
であるから、
164
誠
(
まこと
)
の
人民
(
じんみん
)
は
神
(
かみ
)
の
心
(
こころ
)
を
汲
(
く
)
み
取
(
と
)
りて、
165
神心
(
かんごころ
)
に
成
(
な
)
りて
下
(
くだ
)
さらぬと、
166
神界
(
しんかい
)
の
誠
(
まこと
)
の
経綸
(
しぐみ
)
は
到底
(
とうてい
)
判
(
わか
)
りは
致
(
いた
)
さぬぞよ。
167
役員
(
やくいん
)
信者
(
しんじや
)
の
間違
(
まちが
)
ふた
言葉
(
ことば
)
や
行動
(
をこない
)
が、
168
斯
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
教
(
をしえ
)
の
名
(
な
)
を
傷
(
きづつ
)
け、
169
神
(
かみ
)
の
名
(
な
)
を
汚
(
よご
)
し、
170
経綸
(
しぐみ
)
の
邪魔
(
じやま
)
を
致
(
いた
)
すので
在
(
あ
)
るぞよ。
171
外部
(
そと
)
からは
指
(
ゆび
)
一本
(
いつぽん
)
さえる
事
(
こと
)
の
出来
(
でき
)
ぬ、
172
立派
(
りつぱ
)
な
天地
(
てんち
)
へ
一貫
(
いつかん
)
した
教
(
をしえ
)
であれども、
173
獅子身中
(
しししんちう
)
の
虫
(
むし
)
が
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
に
発生
(
わい
)
て、
174
大本
(
おほもと
)
を
破
(
やぶ
)
るのであるから、
175
皆
(
みな
)
の
御方
(
おかた
)
心得
(
こころえ
)
た
上
(
うへ
)
にも
心得
(
こころえ
)
て、
176
獅子身中
(
しししんちう
)
の
虫
(
むし
)
に
成
(
な
)
らぬやうに
致
(
いた
)
して
下
(
くだ
)
されよ。
177
自分
(
じぶん
)
から
誰
(
だれ
)
も
獅子身中
(
しししんちう
)
の
虫
(
むし
)
に
成
(
な
)
らうと
思
(
おも
)
ふものは
無
(
な
)
けれ
共
(
ども
)
、
178
知
(
し
)
らず
知
(
し
)
らずの
間
(
あいだ
)
に
神
(
かみ
)
の
教
(
をしえ
)
の
大元
(
おほもと
)
を
誤解
(
とりちがい
)
いたして、
179
間違
(
まちが
)
ふた
事
(
こと
)
を
申
(
もう
)
したり、
180
変
(
へん
)
な
行動
(
をこない
)
を
致
(
いた
)
して
良
(
よ
)
い
気
(
き
)
に
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
るから、
181
神界
(
しんかい
)
の
却
(
かへつ
)
て
邪魔
(
じやま
)
をいたすので
在
(
あ
)
るぞよ。
182
一生懸命
(
いつせうけんめい
)
に
神
(
かみ
)
の
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
したと
想
(
をも
)
ふて
居
(
を
)
る
人民
(
じんみん
)
ほど
取違
(
とりちが
)
いが
多
(
おほ
)
いので
在
(
あ
)
るぞよ。
183
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
は
今
(
いま
)
が
一番
(
いちばん
)
大事
(
だいじ
)
の
大峠
(
おほとほげ
)
であるから、
184
皆
(
みな
)
の
役員
(
やくいん
)
信者
(
しんじや
)
が
誠
(
まこと
)
の
日本魂
(
やまとだましい
)
を
発揮
(
はつき
)
して、
185
天地
(
てんち
)
に
代
(
かは
)
る
大活動
(
だいかつどう
)
の
時期
(
じき
)
であるぞよ。
186
此
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
の
規則
(
きそく
)
が
定
(
さだま
)
りて
神
(
かみ
)
から
見
(
み
)
て
是
(
これ
)
で
結構
(
けつこう
)
と
申
(
もう
)
すやうに
成
(
な
)
りたら、
187
神
(
かみ
)
は
其処
(
そこ
)
で
天晴
(
あつぱれ
)
表面
(
おもて
)
に
成
(
な
)
るなれど、
188
大本
(
おほもと
)
の
規則
(
きそく
)
が
規
(
き
)
まりて、
189
善
(
ぜん
)
一
(
ひ
)
ト
筋
(
すじ
)
の
行
(
をこな
)
いが
出来
(
でき
)
ぬ
先
(
さき
)
に
表面
(
をもて
)
に
成
(
な
)
りた
処
(
ところ
)
で、
190
皆
(
みな
)
の
者
(
もの
)
が
栃麺棒
(
とちめんぼう
)
を
振
(
ふ
)
る
斗
(
ばか
)
りであるぞよ。
191
神
(
かみ
)
は
早
(
はや
)
く
表
(
をもて
)
に
成
(
な
)
りて、
192
現界
(
げんかい
)
で
活動
(
かつだう
)
いたしたいなれど、
193
今
(
いま
)
ではモチト
大本
(
おほもと
)
が
定
(
き
)
まらんから、
194
早
(
はや
)
く
何彼
(
なにか
)
の
行方
(
やりかた
)
を
変
(
か
)
えて
下
(
くだ
)
されよ。
195
神
(
かみ
)
急
(
せ
)
けるぞよ。
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