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伊都能売神諭
01 大正7年12月2日
02 (年月日不明)
03 大正7年12月22日
13 大正7年12月23日
05 大正7年12月24日
04 大正7年12月25日
06 大正7年12月26日
08 大正7年12月27日
07 大正8年1月1日
09 大正8年1月2日
10 大正8年1月2日
11 大正8年1月5日
12 大正8年1月11日
14 大正8年1月19日
17 大正8年1月21日
18 大正8年1月25日
19 大正8年1月25日
15 大正8年1月27日
20 大正8年1月27日
16 大正8年2月6日
21 大正8年2月13日
22 大正8年2月18日
23 大正8年2月20日
24 大正8年2月21日
25 大正8年3月7日
26 大正8年3月8日
29 大正8年3月10日
27 大正8年3月11日
28 大正8年3月12日
30 大正8年4月13日
31 大正8年4月23日
32 大正8年5月5日
33 大正8年6月3日
34 大正8年6月4日
35 大正8年7月12日
36 大正8年8月11日
37 大正8年8月12日
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大正八年二月一三日
インフォメーション
種類:
伊都能売神諭
年月日:
1919(大正8)年2月13日(旧1月13日)
神霊界掲載号:
大正8年3月1日号(第81号) 1頁
神霊界八幡書店復刻版:
第4巻 195頁
八幡書店版伊都能売神諭:
92頁
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2017-08-25 10:32:09
OBC :
is21
001
大正
(
たいせう
)
八年二月十三日
旧
(
きう
)
一月十三日
002
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
国常立之神言
(
くにとこたちのみこと
)
変性男子
(
へんぜうなんし
)
の
御魂
(
みたま
)
が、
003
竜宮館
(
りうぐうやかた
)
の
高天原
(
たかあまはら
)
に
現
(
あら
)
はれて、
004
昔
(
むかし
)
の
根本
(
こつぽん
)
の
事
(
こと
)
を
知
(
し
)
らすぞよ。
005
今日
(
けふ
)
は
出口直日主命
(
でぐちなをひぬしのみこと
)
の
上天
(
ぜうてん
)
から
丸
(
ま
)
る
百日
(
ひやくにち
)
に
当
(
あた
)
る
祭日
(
さいじつ
)
であるから、
006
大本
(
おほもと
)
の
標目
(
しるし
)
の
十曜
(
とよう
)
の
紋
(
もん
)
の
由来
(
わけ
)
を
書
(
か
)
きをくぞよ。
007
国常立之尊
(
くにとこたちのみこと
)
が
世
(
よ
)
の
太初
(
もと
)
から
悔
(
くや
)
しき
残念
(
ざんねん
)
を
堪忍
(
こば
)
りて、
008
在
(
あ
)
るにあられぬ
苦労
(
くろう
)
艱難
(
かんなん
)
を
致
(
いた
)
して
貯
(
たくわ
)
えた、
009
只
(
ただ
)
一輪
(
いちりん
)
の
生
(
い
)
き
花
(
はな
)
の
開
(
ひら
)
きて
散
(
ち
)
りて
芳
(
かん
)
ばしき、
010
果実
(
み
)
を
結
(
むす
)
ぶ
時節
(
じせつ
)
が
到来
(
きた
)
から、
011
善
(
ぜん
)
一筋
(
ひとすじ
)
で
貫
(
つらぬ
)
きて
来
(
き
)
た
神
(
かみ
)
と、
012
悪
(
あく
)
計
(
ばか
)
りを
企
(
たく
)
みて、
013
好
(
す
)
き
候
(
そうろう
)
に
致
(
いた
)
して
来
(
き
)
た
神
(
かみ
)
との
因縁
(
いんねん
)
を
現
(
あら
)
はして、
014
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
の
守護
(
しゆごう
)
と
致
(
いた
)
すぞよ。
015
大本
(
おほもと
)
の
十曜
(
とよう
)
の
神紋
(
しんもん
)
は、
016
世界
(
せかい
)
統一
(
とういつ
)
の
標章
(
しるし
)
であるから、
017
この
神紋
(
しんもん
)
の
由来
(
わけ
)
を
知
(
し
)
らねば
肝心
(
かんじん
)
の
神秘
(
こと
)
が
分
(
わか
)
らぬぞよ。
018
九重
(
ここのえ
)
の
花
(
はな
)
が
十曜
(
とよう
)
に
化
(
な
)
りて
咲
(
さ
)
く
時
(
とき
)
は、
019
万劫末代
(
まんごうまつだい
)
しほれぬ
生
(
い
)
き
花
(
はな
)
で
在
(
あ
)
ると
申
(
もう
)
して、
020
今迄
(
いままで
)
の
神諭
(
ふでさき
)
に
出
(
だ
)
して
在
(
あ
)
ろうがな。
021
斯
(
こ
)
の
九
(
ここの
)
つ
花
(
はな
)
が
十曜
(
とよう
)
に
開
(
ひら
)
く
其
(
その
)
時
(
とき
)
は、
022
如何
(
どん
)
な
鼻高
(
はなだか
)
も
如何
(
どん
)
な
悪魔
(
あくま
)
も
改心
(
かいしん
)
いたして、
023
今
(
いま
)
までの
自分
(
じぶん
)
の
思
(
をも
)
いの
違
(
ちが
)
ふて
居
(
を
)
りた
事
(
こと
)
が
明白
(
ありやか
)
に
分
(
わか
)
りて
帰順
(
おうぜう
)
いたすぞよ。
024
三千世界
(
さんぜんせかい
)
の
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
を
締固
(
しめかた
)
めた
折
(
をり
)
に、
025
一生懸命
(
いつせうけんめい
)
に
大活動
(
おほはたらき
)
を
致
(
いた
)
した
誠
(
まこと
)
の
神
(
かみ
)
の
因縁
(
いんねん
)
を
説
(
と
)
いて
置
(
お
)
くから、
026
万
(
よろづ
)
の
神々様
(
かみがみさま
)
も
人民
(
じんみん
)
も、
027
能
(
よ
)
く
腹
(
はら
)
へ
呑
(
の
)
み
込
(
こ
)
みなされよ。
028
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
地
(
ち
)
の
高天原
(
たかあまはら
)
に、
029
変性男子
(
へんぜうなんし
)
と
変性女子
(
へんぜうによし
)
の
身魂
(
みたま
)
を
現
(
あら
)
はして、
030
今
(
いま
)
までに
充分
(
ぢうぶん
)
に
気
(
き
)
が
注
(
つ
)
けて
在
(
あ
)
るなれど、
031
未
(
ま
)
だ
皆
(
みな
)
の
役員
(
やくいん
)
信者
(
しんじや
)
が
誤解
(
とりちがい
)
いたして
居
(
を
)
るから、
032
根本
(
こつぽん
)
から
神
(
かみ
)
の
因縁
(
いんねん
)
を
分
(
わ
)
けて
見
(
み
)
せるぞよ。
033
日本
(
にほん
)
の
古事記
(
こじき
)
にも
出
(
だ
)
してない
神
(
かみ
)
が
沢山
(
たくさん
)
に
在
(
あ
)
るから、
034
迷
(
まよ
)
はぬ
好
(
よ
)
うに
為
(
す
)
るが
可
(
よ
)
いぞよ。
035
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
が
改
(
あらた
)
めて
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
の
神
(
かみ
)
の
肉体
(
にくたい
)
を
表
(
あら
)
はすぞよ。
036
常世姫之命
(
とこよひめのみこと
)
の
御魂
(
みたま
)
の
宿
(
やど
)
りて
居
(
を
)
る、
037
○○○○○○○が、
038
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
の
神
(
かみ
)
の
生
(
い
)
き
魂
(
みたま
)
であるぞよ。
039
大分
(
だいぶ
)
思
(
おも
)
ひの
違
(
ちが
)
ふ
役員
(
やくいん
)
信者
(
しんじや
)
が
出来
(
でき
)
るぞよ。
040
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
の
神
(
かみ
)
の
肉体
(
にくたい
)
は○○○で
在
(
あ
)
ると
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
を、
041
変性男子
(
へんぜうなんし
)
の
上天
(
せうてん
)
までに
発表
(
しらし
)
たいと
思
(
おも
)
ふたなれど、
042
五六七
(
みろく
)
の
神
(
かみ
)
の
世
(
よ
)
に
成
(
な
)
るまで
控
(
ひか
)
えねば
成
(
な
)
らぬ
義理
(
ぎり
)
がありて、
043
態
(
わざ
)
とに
隠
(
かく
)
しておいたなれど、
044
モウ
大門
(
おほもん
)
も
経綸
(
しぐみ
)
の
形
(
かたち
)
だけ
出来
(
でき
)
たから、
045
変性女子
(
へんぜうによし
)
の
手
(
て
)
で
知
(
し
)
らすぞよ。
046
八木
(
やぎ
)
の
北山
(
きたやま
)
に
火竜
(
ひりよう
)
と
成
(
な
)
りて
実地
(
じつち
)
の
姿
(
すがた
)
が
見
(
み
)
せて
在
(
あ
)
るぞよ。
047
変性男子
(
へんぜうなんし
)
の
身魂
(
みたま
)
は
現世
(
このよ
)
で
百歳
(
ひやくさい
)
の
寿命
(
じゆめう
)
が
与
(
あた
)
えて
在
(
あ
)
りたなれど、
048
余
(
あま
)
り
仕組
(
しぐみ
)
が
後
(
をく
)
れるから、
049
天
(
てん
)
へ
上
(
あが
)
りて
守護
(
しゆごう
)
いたす
為
(
ため
)
に
早
(
はや
)
く
上天
(
せうてん
)
さして
御苦労
(
ごくろう
)
に
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
るぞよ。
050
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
の
大御宝
(
おほみたから
)
を
占
(
し
)
め
固
(
かた
)
める
折
(
をり
)
に、
051
差添
(
さしそへ
)
に
成
(
な
)
つて
活動
(
はたらき
)
なされた
神
(
かみ
)
は、
052
真道知彦命
(
まみちしるひこのみこと
)
、
053
青森知木彦命
(
あをもりしらきひこのみこと
)
、
054
天地要彦命
(
あめつちかなめひこのみこと
)
の
三男神
(
さんだんしん
)
と、
055
常世姫之命
(
とこよひめのみこと
)
、
056
黄金竜姫之命
(
こがねたつひめのみこと
)
、
057
合陀琉姫之命
(
あうだるひめのみこと
)
、
058
要耶麻姫之命
(
かなやまひめのみこと
)
、
059
言解姫之命
(
ことときひめのみこと
)
の
五女神
(
ごによしん
)
、
060
合
(
あわ
)
して三男五女
八柱
(
やはしら
)
の
神
(
かみ
)
を
育
(
そだ
)
て
上
(
あ
)
げて、
061
差添
(
さしそへ
)
の
御用
(
ごよう
)
を
命
(
さ
)
せなさつたのが
稚日女岐美尊
(
わかひめぎみのみこと
)
であるから、
062
是
(
これ
)
が
九重
(
ここのえ
)
の
花
(
はな
)
と
申
(
もう
)
すので
在
(
あ
)
るぞよ。
063
稚日女岐美尊
(
わかひめぎみのみこと
)
の
後見
(
こうけん
)
を
為
(
な
)
された
至善
(
ぜん
)
の
神様
(
かみさま
)
が
天照日子尊
(
あまてるひこのみこと
)
であるぞよ。
064
天照彦命
(
あまてるひこのみこと
)
は
海潮
(
かいてう
)
の
肉体
(
にくたい
)
に
宿
(
やど
)
りて、
065
五六七
(
みろく
)
の
世
(
よ
)
の
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
れるなれど、
066
誰
(
だれ
)
も
未
(
ま
)
だ
分
(
わか
)
りては
居
(
を
)
らぬぞよ。
067
此
(
この
)
神
(
かみ
)
が
表
(
あら
)
はれたら
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立直
(
たてなを
)
し、
068
九重
(
ここのえ
)
の
花
(
はな
)
が
十曜
(
とよう
)
に
咲
(
さ
)
くので、
069
三千世界
(
さんぜんせかい
)
の
統一
(
とういつ
)
が
成就
(
ぜうじゆ
)
するので
在
(
あ
)
るぞよ。
070
斯
(
この
)
神々
(
かみがみ
)
が
大国常立之尊
(
おほくにとこたちのみこと
)
の
差添
(
さしそ
)
え
日本魂
(
やまとだましい
)
の
純粋
(
きつすい
)
であるからタタキ
潰
(
つぶ
)
しても
潰
(
つぶ
)
れず、
071
火
(
ひ
)
に
焼
(
や
)
いても
焼
(
や
)
けもせぬ
剛強
(
ごうきやう
)
なる
御魂
(
みたま
)
であれど、
072
大地
(
だいち
)
の
祖神
(
おやがみ
)
が
世
(
よ
)
に
落
(
をと
)
されたに
就
(
つ
)
いて
供
(
とも
)
に
落
(
を
)
ちねば
成
(
な
)
らぬ
如
(
よ
)
うになりて
是非
(
ぜひ
)
なく
世
(
よ
)
に
落
(
を
)
ちたので
在
(
あ
)
るぞよ。
073
時節
(
じせつ
)
参
(
まい
)
りて
地
(
ち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
の
国常立之尊
(
くにとこたちのみこと
)
が
再
(
ふたた
)
び
世
(
よ
)
に
現
(
あら
)
はれるに
付
(
つい
)
て、
074
供
(
とも
)
に
今度
(
こんど
)
は
現
(
あら
)
はれて
万古末代
(
まんごまつだい
)
萎
(
しほ
)
れぬ
花
(
はな
)
の
咲
(
さ
)
く
結構
(
けつこう
)
な
神代
(
かみよ
)
が
来
(
き
)
たので
在
(
あ
)
るぞよ。
075
今度
(
こんど
)
は
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
建直
(
たてなほ
)
しであるから、
076
世
(
よ
)
の
太初
(
もと
)
からの
善悪
(
ぜんあく
)
の
胤
(
たね
)
を
残
(
のこ
)
らず
現
(
あら
)
はして
水晶
(
すいしよう
)
の
神代
(
かみよ
)
に
致
(
いた
)
すのであるから、
077
一切
(
いつさい
)
の
事
(
こと
)
を
書
(
か
)
きおかすぞよ。
078
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
の
国常立之尊
(
くにとこたちのみこと
)
を
世
(
よ
)
に
落
(
をと
)
したのは
第一番
(
だいいちばん
)
に
天稚日子命
(
あまわかひこのみこと
)
であるぞよ。
079
天稚日子命
(
あまわかひこのみこと
)
は
大変
(
たいへん
)
に
女
(
おんな
)
の
好
(
す
)
く
神
(
かみ
)
で
在
(
あ
)
りたから、
080
女神
(
めがみ
)
を
沢山
(
たくさん
)
に
部下
(
ぶか
)
に
付
(
つ
)
けて
天
(
てん
)
の
規則
(
きそく
)
を
破
(
やぶ
)
りたり
破
(
やぶ
)
らしたり、
081
体主霊従
(
あく
)
の
大将
(
たいせう
)
と
成
(
な
)
りて
世
(
よ
)
を
持
(
も
)
ち
荒
(
あら
)
した
神
(
かみ
)
で
在
(
あ
)
りたぞよ。
082
天地
(
てんち
)
の
別
(
わか
)
れた
折
(
おり
)
からの
邪気凝
(
じやきこりかた
)
まりて
体主霊従
(
あく
)
の
邪鬼
(
じやき
)
と
成
(
な
)
りた
神
(
かみ
)
が
天若日子命
(
あまわかひこのみこと
)
であるぞよ。
083
世
(
よ
)
の
根本
(
こんぽん
)
を
修理固成
(
つくりかため
)
た
地
(
ち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
を
押込
(
おしこ
)
める
経綸
(
しぐみ
)
を
致
(
いた
)
した
様
(
やう
)
な
邪神
(
あくがみ
)
であるから、
084
今
(
いま
)
までの
神界
(
しんかい
)
を
持
(
も
)
ちて
現界
(
このよ
)
までも
構
(
かま
)
ふて
来
(
き
)
たなれど、
085
肝心
(
かんじん
)
の
天地
(
てんち
)
の
神
(
かみ
)
の
大恩
(
だいおん
)
を
知
(
し
)
らずに
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
をアヤツリ
人形
(
にんげふ
)
に
致
(
いた
)
して
来
(
き
)
たから、
086
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
の
上
(
うへ
)
に
立
(
た
)
つ
守護神
(
しゆごうじん
)
が
薩張
(
さつぱ
)
り
心
(
こころ
)
が
曇
(
くも
)
りて
了
(
しも
)
ふて
胴体
(
どうたい
)
なしの
紙鳶
(
いか
)
昇
(
のぼ
)
りで
上下
(
うへし
)
たに
眼
(
め
)
が
着
(
つ
)
かぬから、
087
大空
(
おほぞら
)
斗
(
ばか
)
り
向
(
むか
)
ひて
仰向
(
あほむ
)
ひて
我身
(
わがみ
)
の
出世
(
しゆつせ
)
する
事
(
こと
)
斗
(
ばか
)
りに
心
(
こころ
)
を
奪
(
と
)
られて
居
(
を
)
るから、
088
地
(
ち
)
の
世界
(
せかい
)
が
真
(
しん
)
の
暗
(
やみ
)
同様
(
どうよう
)
になりて
今
(
いま
)
に
天地
(
てんち
)
が
転動
(
かへり
)
て
逆
(
さか
)
トンボリを
打
(
う
)
つ
事
(
こと
)
が
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るのも
判
(
わか
)
らぬ
様
(
やう
)
な
惨
(
むご
)
いことに
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
るが、
089
其
(
そ
)
れも
知
(
し
)
らずに
未
(
ま
)
だデモクラシーを
唱
(
とな
)
えて
騒
(
さわ
)
ぎ
廻
(
まわ
)
りて
居
(
を
)
りても、
090
日本
(
にほん
)
の
霊主体従
(
ぜん
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
致
(
いた
)
さねば
到底
(
とうてい
)
世界
(
せかい
)
の
艮
(
とど
)
めは
刺
(
さ
)
す
事
(
こと
)
は
出来
(
でき
)
ぬぞよ。
091
変性男子
(
へんぜうなんし
)
若姫君命
(
わかひめぎみのみこと
)
は
元来
(
がんらい
)
の
善神
(
ぜんしん
)
で
在
(
あ
)
るから、
092
大変
(
たいへん
)
な
千座
(
ちくら
)
の
置戸
(
をきど
)
を
負
(
お
)
ふて
国津神等
(
くにつかみたち
)
に
代
(
かわ
)
りて
世
(
よ
)
に
落
(
を
)
ち
成
(
な
)
されて
万神
(
ばんしん
)
万民
(
ばんみん
)
の
探
(
ふか
)
き
罪
(
つみ
)
を
贖
(
あがな
)
ひ
遊
(
あそ
)
ばされ、
093
天
(
てん
)
よりも
高
(
たか
)
く
咲
(
さ
)
く
可
(
べ
)
き
生
(
い
)
き
花
(
はな
)
を
咲
(
さ
)
かさずに
地獄
(
ぢごく
)
の
釜
(
かま
)
のコゲ
起
(
おこ
)
し、
094
在
(
あ
)
るに
在
(
あ
)
られん
御艱難
(
ごかんなん
)
を
遊
(
あそ
)
ばしたのも、
095
元
(
もと
)
を
糺
(
ただ
)
せば
天稚日子
(
あまわかひこ
)
の
命
(
みこと
)
のために
神
(
かみ
)
の
世
(
よ
)
一代
(
いちだい
)
の
御苦労
(
ごくろう
)
を
成
(
な
)
されて、
096
未
(
ま
)
だ
其
(
そ
)
の
苦労
(
くろう
)
が
余
(
あま
)
りて
現世
(
このよ
)
にて
其
(
その
)
罪
(
つみ
)
を
八人
(
はちにん
)
の
産
(
うみ
)
の
児
(
こ
)
に
負
(
お
)
はせて
在
(
あ
)
る
故
(
ゆへ
)
に、
097
三男五女
(
はちにん
)
の
児
(
こ
)
は
今
(
いま
)
に
八百万
(
やほよろづ
)
の
神
(
かみ
)
に
踏下
(
ふみさ
)
げられて
居
(
を
)
るから、
098
一通
(
ひととほ
)
りや
二通
(
ふたとほり
)
の
苦労
(
くろう
)
ではないぞよ。
099
斯
(
こ
)
の
由来
(
こと
)
が
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
の
重立
(
おもだ
)
ちた
役員
(
やくいん
)
に
早
(
はや
)
く
判
(
わか
)
りて
来
(
こ
)
んと、
100
十曜
(
とよう
)
の
神紋
(
しんもん
)
が
開
(
ひら
)
けぬぞよ。
101
十重
(
とえ
)
の
門
(
もん
)
が
開
(
ひら
)
けたら、
102
三千世界
(
さんぜんせかい
)
の
統一
(
とういつ
)
が
出来
(
でき
)
るので
在
(
あ
)
るから、
103
跡
(
あと
)
に
残
(
のこ
)
りて
居
(
お
)
る○○の
兄弟
(
きやうだい
)
と
変性女子
(
へんぜうによし
)
の
肉体
(
にくたい
)
とに
解
(
わ
)
けて
聞
(
き
)
かして
腹帯
(
はらをび
)
を
確
(
しつ
)
かりと
締
(
しめ
)
さして
置
(
お
)
かんと、
104
サアと
云
(
い
)
ふ
時
(
とき
)
に
成
(
な
)
ると
変性女子
(
へんぜうによし
)
の
肉体
(
にくたい
)
を
体主霊従
(
あく
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
の
人民
(
じんみん
)
が
世界
(
せかい
)
一致
(
いつち
)
して
引裂
(
ひきさ
)
きに
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るぞよ。
105
皆々
(
みなみな
)
の
結構
(
けつこう
)
な
天来
(
てんらい
)
の
神諭
(
ふでさき
)
を
取違
(
とりちが
)
い
致
(
いた
)
して、
106
肝心
(
かんじん
)
の
大本
(
おほもと
)
の
役員
(
やくいん
)
信者
(
しんじや
)
までが
変性女子
(
へんぜうによし
)
の
身魂
(
みたま
)
を
攻
(
せ
)
めに
来
(
く
)
る
者
(
もの
)
が
中
(
なか
)
には
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るぞよ。
107
肝腎
(
かんじん
)
の
判
(
わか
)
らねば
成
(
な
)
らぬ
肉体
(
にくたい
)
に
実地
(
じつち
)
の
神業
(
こと
)
が
判
(
わか
)
りて
居
(
お
)
らぬから、
108
物事
(
ものごと
)
が
後
(
をく
)
れて
世界中
(
せかいぢう
)
が
困
(
こま
)
る
事
(
こと
)
が
出来
(
しゆつたい
)
いたすから、
109
早
(
はや
)
く
肝心
(
かんじん
)
の
御方
(
おかた
)
に
知
(
し
)
らして
置
(
お
)
かぬと、
110
罪
(
つみ
)
なき
人民
(
じんみん
)
にまでも
泥水
(
どろみづ
)
を
呑
(
の
)
ますやうな
事
(
こと
)
が
出来
(
しゆつたい
)
いたすぞよ。
111
現今
(
いま
)
の
大本
(
おほもと
)
は
一旦
(
いつたん
)
天
(
てん
)
の
規則
(
きそく
)
が
破
(
やぶ
)
れて
了
(
しま
)
ふて、
112
世
(
よ
)
を
持
(
も
)
たれぬ
神
(
かみ
)
の
天稚日子
(
あまわかひこ
)
が
名
(
な
)
を
代
(
か
)
えて
充分
(
じうぶん
)
に
自身
(
われ
)
の
思
(
おもひ
)
が
達
(
たつ
)
した
形
(
かた
)
が
東
(
ひがし
)
の
空
(
そら
)
から
西
(
にし
)
の
地
(
ち
)
の
底
(
そこ
)
の
大本
(
おほもと
)
へ
写
(
うつ
)
りて
居
(
お
)
るので
在
(
あ
)
るから、
113
未
(
ま
)
だ
真実
(
ほんま
)
ものに
開
(
ひら
)
けて
居
(
お
)
るのでないから、
114
気宥
(
きゆる
)
しはチツトも
成
(
な
)
らぬぞよ。
115
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
の
神
(
かみ
)
の
因縁
(
ゐんねん
)
が
判
(
わか
)
りて
居
(
お
)
らぬから、
116
世界
(
せかい
)
の
物事
(
ものごと
)
が
後
(
をく
)
れるので
在
(
あ
)
るぞよ。
117
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
の
筆先
(
ふでさき
)
を
速
(
はや
)
く
調
(
しら
)
べておかぬと、
118
世界
(
せかい
)
へ
対
(
たい
)
して
申訳
(
もうしわけ
)
なき
事
(
こと
)
が
出来
(
しゆつたい
)
いたすぞよ。
119
自分
(
じぶん
)
ほど
神界
(
しんかい
)
の
事
(
こと
)
の
能
(
よ
)
く
分
(
わか
)
りたものはなきやうに
思
(
おも
)
ふて
自惚
(
うぬぼれ
)
いたして
居
(
お
)
りても、
120
世
(
よ
)
の
変
(
かわ
)
り
目
(
め
)
で
在
(
あ
)
るから、
121
神
(
かみ
)
の
奥
(
おく
)
には
奥
(
おく
)
が
在
(
あ
)
り、
122
未
(
ま
)
だ
其
(
その
)
奥
(
おく
)
には
奥
(
おく
)
の
奥
(
おく
)
の
大奥
(
おほおく
)
が
在
(
あ
)
るので
在
(
あ
)
るから、
123
可
(
よ
)
い
加減
(
かげん
)
な
一心
(
いつしん
)
では
誠
(
まこと
)
の
神秘
(
こと
)
は
判
(
わか
)
りは
致
(
いた
)
さんぞよ。
124
梅
(
うめ
)
で
開
(
ひら
)
ひて
云々
(
うんぬん
)
と
申
(
もう
)
す
事
(
こと
)
はドンナ
苦労
(
くろう
)
艱難
(
かんなん
)
いたしても、
125
又
(
また
)
ドンナ
悔
(
くや
)
しい
残念
(
ざんねん
)
な
事
(
こと
)
が
在
(
あ
)
つても
堪
(
た
)
え
堪
(
た
)
えて
持切
(
もちき
)
ると
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
の
誓
(
たと
)
えで
在
(
あ
)
るぞよ。
126
梅
(
うめ
)
で
開
(
ひら
)
くと
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
は
皆
(
みな
)
の
肝心
(
かんじん
)
の
行
(
おこな
)
ひで
在
(
あ
)
るから、
127
思
(
おも
)
ひ
違
(
ちが
)
いのないやうに
致
(
いた
)
して
身魂
(
みたま
)
を
充分
(
じうぶん
)
に
練
(
ね
)
り
鍛
(
きた
)
えて
下
(
くだ
)
されよ。
128
今
(
いま
)
は
未
(
ま
)
だ
天稚彦
(
あまわかひこ
)
の
系統
(
ひつぽう
)
が
重
(
おも
)
に
集
(
あつ
)
めて
在
(
あ
)
るから、
129
今
(
いま
)
大本
(
おほもと
)
に
集
(
あつま
)
りて
居
(
お
)
る
人民
(
じんみん
)
の
中
(
なか
)
に
天稚日子
(
あまわかひこ
)
の
行動
(
おこない
)
が
判
(
わか
)
りて
実地
(
じつち
)
を
調
(
しら
)
べて
置
(
お
)
いて
下
(
くだ
)
さらぬと、
130
皆
(
みな
)
の
守護神
(
しゆごうじん
)
が
濡手
(
ぬれて
)
で
粟
(
あわ
)
を
握
(
つか
)
むやうな
甘
(
あま
)
い
事
(
こと
)
を
思
(
おも
)
ふて
居
(
お
)
るものが
沢山
(
たくさん
)
あるから、
131
都合
(
つごう
)
が
好
(
よ
)
ければ
一生懸命
(
いつせうけんめい
)
に
勤
(
つと
)
めもするなれど、
132
少
(
すこ
)
し
形勢
(
ようす
)
が
悪
(
わる
)
いと
見
(
み
)
たら
皆
(
みな
)
還
(
かへ
)
りて
了
(
しも
)
ふと
云
(
い
)
ふやうな
水臭
(
みづくさ
)
い
役員
(
やくいん
)
も
中
(
なか
)
には
出来
(
でき
)
るから、
133
気宥
(
きゆる
)
しは
成
(
な
)
らんぞよ。
134
それで
各自
(
めいめい
)
に
心得
(
こころえ
)
て
気
(
き
)
を
注
(
つ
)
け
合
(
あ
)
ふて
互
(
たがい
)
に
何処
(
どこ
)
までも、
135
神国
(
しんこく
)
の
為
(
ため
)
に
生命
(
いのち
)
を
捧
(
ささ
)
げると
云
(
い
)
ふ
立派
(
りつぱ
)
な
日本魂
(
やまとだましい
)
に
研
(
みが
)
き
上
(
あ
)
げて
居
(
お
)
りて
下
(
くだ
)
されよ。
136
思
(
おもひ
)
が
間違
(
まちが
)
ふと
一寸
(
ちよつと
)
の
事
(
こと
)
が
在
(
あ
)
りても
経綸
(
しぐみ
)
が
後
(
をく
)
れても
直
(
す
)
ぐに
不足
(
ふそく
)
を
申
(
もう
)
したり、
137
顔
(
かほ
)
の
色
(
いろ
)
を
変
(
か
)
えたり
致
(
いた
)
すから、
138
何事
(
なにごと
)
が
在
(
あ
)
りても
一分
(
いちぶ
)
も
動
(
うご
)
かぬ
日本魂
(
やまとだましい
)
に
研
(
みが
)
いておかぬと、
139
世界
(
せかい
)
の
大峠
(
おほとほげ
)
と
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
の
大峠
(
おほとほげ
)
に
躓
(
つまづ
)
いて
後
(
あと
)
へ
引
(
ひ
)
かねば
成
(
な
)
らぬぞよ。
140
それでは
早
(
はや
)
ふから
大本
(
おほもと
)
の
教
(
をしえ
)
を
聞
(
き
)
いた
功能
(
かうなう
)
がないぞよ。
141
此度
(
こんど
)
の
二度目
(
にどめ
)
の
天之岩戸開
(
あまのいわとびら
)
きの
天地
(
てんち
)
の
大神
(
おほかみ
)
の
至仁至愛
(
みろく
)
の
御恵
(
おめぐ
)
みと
申
(
もう
)
すものは
洪大無辺
(
こうだいむへん
)
にして
何程
(
なにほど
)
人為
(
じんい
)
の
学問
(
がくもん
)
や
智識
(
ちしき
)
で
考
(
かんが
)
えて
見
(
み
)
ても
判
(
わか
)
らん
深
(
ふか
)
い
仕組
(
しぐみ
)
であるから、
142
鼻柱
(
はなばしら
)
を
体
(
てい
)
能
(
よ
)
く
捻
(
ね
)
ぢ
折
(
を
)
つて
生
(
うま
)
れ
赤子
(
あかご
)
に
立復
(
たちかへ
)
りたなれば、
143
三千年
(
さんぜんねん
)
の
経綸
(
しぐみ
)
の
世界
(
せかい
)
の
大機織が紋様
(
おほはたのもよう
)
が
判然
(
はんぜん
)
と
分明
(
わか
)
るなれど、
144
肝心
(
かんじん
)
の
機織
(
はた
)
の
模様
(
もやう
)
を
拵
(
こしら
)
へる
根本
(
こんぽん
)
をソコ
退
(
の
)
けに
致
(
いた
)
して、
145
人間界
(
にんげんかい
)
の
智慧
(
ちゑ
)
計
(
ばか
)
り
働
(
はたら
)
かして
居
(
お
)
ると、
146
何時
(
いつ
)
まで
焦慮
(
あせ
)
りて
骨
(
ほね
)
を
折
(
を
)
りても
肝心
(
かんじん
)
の
経綸
(
しぐみ
)
が
判
(
わか
)
らぬから、
147
一時
(
いちじ
)
も
早
(
はや
)
く
我
(
が
)
を
折
(
を
)
りて、
148
明治
(
めいじ
)
二十五年からの
筆先
(
ふでさき
)
を
充分
(
じうぶん
)
に
調
(
しら
)
べて
下
(
くだ
)
されよ。
149
神聖
(
しんせい
)
元年
(
ぐわんねん
)
からの
筆先
(
ふでさき
)
は
一層
(
いつそう
)
注意
(
ちうい
)
して
調
(
しら
)
べぬと
大
(
おほ
)
きな
取違
(
とりちが
)
いが
出来
(
しゆつたい
)
いたすぞよ。
150
大出口
(
おほでぐち
)
国直日主命
(
くになをひぬしのみこと
)
の
永年
(
ながらく
)
の
苦労
(
くろう
)
の
徳
(
とく
)
で
天若彦命
(
あまわかひこのみこと
)
の
肉体
(
にくたい
)
の
名
(
な
)
は
指
(
さ
)
さずに
神界
(
しんかい
)
から
赦
(
ゆる
)
しておくから、
151
我一
(
われいち
)
と
我心身
(
わがみ
)
をサニハ
致
(
いた
)
して
省
(
かへり
)
みて
身魂
(
みたま
)
を
立替
(
たてかへ
)
いたさぬと、
152
神界
(
しんかい
)
の
仕組
(
しぐみ
)
が
後
(
をく
)
れる
計
(
ばか
)
りであるぞよ。
153
何程
(
なにほど
)
外囲
(
そと
)
の
垣
(
かき
)
や
構造
(
かまへ
)
が
立派
(
りつぱ
)
でも
誠
(
まこと
)
の
教
(
をしえ
)
が
立
(
たた
)
ぬと
神界
(
しんかい
)
にて
教祖
(
きやうそ
)
の
神
(
かみ
)
が
苦
(
くる
)
しむから、
154
早
(
はや
)
く
改心
(
かいしん
)
いたして
誠
(
まこと
)
を
立
(
たて
)
て
下
(
くだ
)
されよ。
155
○○○○○○○には
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
の
神
(
かみ
)
の
生
(
い
)
き
魂
(
だま
)
の
守護
(
しゆごう
)
が
在
(
あ
)
るなれど、
156
未
(
ま
)
だ
充分
(
じうぶん
)
に
研
(
みが
)
けて
居
(
お
)
らぬから、
157
十に
二
(
ふた
)
つ
位
(
くらい
)
は
間違
(
まちが
)
いがあるぞよ。
158
天照彦命
(
あまてるひこのみこと
)
は
至善
(
ぜん
)
の
神
(
かみ
)
であるぞよ。
159
天稚彦
(
あまわかひこ
)
は
悪
(
あく
)
の
神
(
かみ
)
で
在
(
あ
)
るぞよ。
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