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伊都能売神諭
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伊都能売神諭
> 大正7年12月2日
(N)
(年月日不明) >>>
大正七年一二月二日
インフォメーション
種類:
伊都能売神諭
年月日:
1918(大正7)年12月2日(旧10月29日)
神霊界掲載号:
大正7年12月22日号(第76号)【大本教祖号】 8頁
神霊界八幡書店復刻版:
第3巻 404頁
八幡書店版伊都能売神諭:
10頁
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
is01
001
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
国常立尊
(
くにとこたちのみこと
)
が、
002
明治
(
めいじ
)
廿五
(
にじゆうご
)
年
(
ねん
)
から
永
(
なが
)
らく
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
の
体内
(
たいない
)
を
借
(
か
)
りて、
003
若姫君
(
わかひめぎみ
)
の
尊
(
みこと
)
と
引添
(
ひきそ
)
ふて
変性男子
(
へんぜうなんし
)
と
成
(
な
)
りて、
004
三千世界
(
さんぜんせかい
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
の
経綸
(
しぐみ
)
を、
005
筆先
(
ふでさき
)
に
書
(
かか
)
して
知
(
し
)
らしたなれど、
006
後
(
あと
)
の
立直
(
たてなを
)
しの
筆先
(
ふでさき
)
は
未
(
ま
)
だかかして
無
(
な
)
いから、
007
変性女子
(
へんぜうによし
)
の
体内
(
たいない
)
を
藉
(
か
)
りて
是
(
これ
)
から
時節
(
じせつ
)
に
応
(
おほ
)
じて
書
(
かか
)
すぞよ。
008
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
は
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
から
経綸
(
しぐみ
)
いたして
在
(
あ
)
る
事
(
こと
)
が、
009
一分
(
いちぶ
)
一厘
(
いちりん
)
違
(
ちが
)
はん、
010
皆
(
みな
)
出
(
で
)
て
来
(
く
)
る
時節
(
じせつ
)
が
迫
(
せま
)
りたのであるから、
011
此
(
この
)
経綸
(
しぐみ
)
は
変
(
かわ
)
りは
致
(
いた
)
さんなれど、
012
世
(
よ
)
の
立直
(
たてなを
)
しは
人民
(
じんみん
)
の
肉体
(
にくたい
)
を
使
(
つか
)
ふて
致
(
いた
)
さねば
成
(
な
)
らぬ
事
(
こと
)
であるから、
013
人民
(
じんみん
)
の
改心
(
かいしん
)
次第
(
しだい
)
で
速
(
はや
)
くも
成
(
な
)
り、
014
亦
(
また
)
遅
(
をく
)
れも
致
(
いた
)
すから、
015
是
(
これ
)
から
変性女子
(
へんぜうによし
)
と
役員
(
やくいん
)
が
確
(
しつ
)
かり
致
(
いた
)
して
下
(
くだ
)
さらんと、
016
中々
(
なかなか
)
大事業
(
たいもう
)
であるから、
017
一寸
(
ちよつと
)
の
油断
(
ゆだん
)
も
寸隙
(
すき
)
も
無
(
な
)
いぞよ。
018
二代
(
にだい
)
の
御世継
(
およつぎ
)
は
澄子
(
すみこ
)
に
命令
(
めいれい
)
は
下
(
さが
)
りて
居
(
を
)
るなれど、
019
モウ
少
(
すこ
)
し
立直
(
たてなを
)
しの
筆先
(
ふでさき
)
をかかねば
成
(
な
)
らぬから、
020
変性女子
(
へんぜうによし
)
の
体内
(
たいない
)
を
借
(
か
)
りて
筆先
(
ふでさき
)
を
出
(
だ
)
すから、
021
今迄
(
いままで
)
のやうな
筆先
(
ふでさき
)
の
見
(
み
)
やう
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
りたら
大
(
おほ
)
きな
間違
(
まちが
)
いが
出来
(
しゆつたい
)
いたすぞよ。
022
此
(
この
)
筆先
(
ふでさき
)
は
国常立尊
(
くにとこたちのみこと
)
が
変性女子
(
へんぜうによし
)
の
体内
(
たいない
)
を
借
(
か
)
りて
知
(
し
)
らすのであるから、
023
男子
(
なんし
)
にかかした
筆先
(
ふでさき
)
とはチツトは
筆
(
ふで
)
の
使
(
つか
)
い
方
(
かた
)
が
違
(
ちが
)
ふなれど、
024
神
(
かみ
)
の
経綸
(
しぐみ
)
は
毛筋
(
けすじ
)
も
間違
(
まちが
)
いは
致
(
いた
)
さんから、
025
其
(
そ
)
の
覚悟
(
かくご
)
で
筆先
(
ふでさき
)
を
読
(
よ
)
みて、
026
腹帯
(
はらをび
)
を
緩
(
ゆる
)
まんやうに
致
(
いた
)
して
下
(
くだ
)
されよ。
027
明治
(
めいじ
)
廿五年
(
にじゆうごねん
)
から
大出口
(
おほでぐち
)
直
(
なを
)
の
手
(
て
)
を
借
(
か
)
りて、
028
三千世界
(
さんぜんせかい
)
の
大芝居
(
おほしばい
)
が
始
(
はじ
)
まるぞよと
申
(
もう
)
して
知
(
し
)
らしておいたが、
029
一番叟
(
いちばんそう
)
、
030
二番叟
(
にばんそう
)
、
031
三番叟
(
さんばんそう
)
も
相
(
あい
)
済
(
す
)
みて、
032
いよいよ
是
(
これ
)
から
初段
(
しよだん
)
が
始
(
はじ
)
まるぞよ。
033
初段
(
しよだん
)
、
034
二段
(
にだん
)
の
始
(
はじま
)
りて
居
(
を
)
る
間
(
あいだ
)
に、
035
世界
(
せかい
)
の
大本
(
おほもと
)
は
皆
(
みな
)
揃
(
そろ
)
ふて
霊魂
(
みたま
)
を
研
(
みが
)
いて、
036
何彼
(
なにか
)
の
準備
(
じゆんび
)
を
致
(
いた
)
して、
037
三段目
(
さんだんめ
)
の
立役者
(
たちやくしや
)
となりて、
038
此
(
こ
)
の
乱
(
みだ
)
れ
切
(
き
)
つた
世界
(
せかい
)
を
尉
(
ぜう
)
と
姥
(
うば
)
とで
掃除
(
さうじ
)
致
(
いた
)
して、
039
昔
(
むかし
)
の
元
(
もと
)
の
水晶
(
すいしよ
)
の
松
(
まつ
)
の
神代
(
かみよ
)
に
立直
(
たてなを
)
さねば
成
(
な
)
らぬから、
040
是
(
これ
)
からは
段々
(
だんだん
)
と
因縁
(
いんねん
)
の
御魂
(
みたま
)
を
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
へ
引寄
(
ひきよ
)
して、
041
霊魂
(
みたま
)
を
研
(
みが
)
かして、
042
今度
(
こんど
)
の
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立直
(
たてなを
)
しの
御用
(
ごよう
)
に
使
(
つか
)
ふ、
043
末代
(
まつだい
)
の
仕組
(
しぐみ
)
が
致
(
いた
)
してあるから、
044
此
(
この
)
大本
(
おほもと
)
の
肝心
(
かんじん
)
の
役員
(
やくいん
)
は
真心
(
こころ
)
から
親切
(
しんせつ
)
に
御取次
(
おとりつ
)
ぎを
致
(
いた
)
して
下
(
くだ
)
さらぬと、
045
好
(
す
)
き
嫌
(
きら
)
いの
在
(
あ
)
るやうな
事
(
こと
)
では、
046
折角
(
せつかく
)
神
(
かみ
)
が
綱
(
つな
)
を
掛
(
か
)
けて
引寄
(
ひきよ
)
した
身魂
(
みたま
)
を
取遁
(
とりにが
)
すやうな
事
(
こと
)
が
出来
(
しゆつたい
)
いたすぞよ。
047
此
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
は
何事
(
なにごと
)
に
由
(
よ
)
らず
神界
(
しんかい
)
の
命令
(
めいれい
)
通
(
どほ
)
りに
致
(
いた
)
さねば、
048
途中
(
とちう
)
で
経綸
(
しぐみ
)
が
変
(
かわ
)
りたら
今度
(
こんど
)
の
事
(
こと
)
は
成就
(
ぜうじゆ
)
いたさんぞよ。
049
今度
(
こんど
)
世
(
よ
)
の
立直
(
たてなを
)
しが
出来
(
しゆつたい
)
致
(
いた
)
さなんだら、
050
世界
(
せかい
)
はモ
一
(
ひと
)
つ
乱
(
みだ
)
れて
潰
(
つぶ
)
れるより
仕様
(
しよう
)
はないぞよ。
051
此
(
この
)
世界
(
せかい
)
を
立直
(
たてなを
)
す
尊
(
とほと
)
い
経綸
(
しぐみ
)
の
判
(
わか
)
る
所
(
とこ
)
は、
052
綾部
(
あやべ
)
の
竜宮館
(
りうぐうやかた
)
、
053
地
(
ち
)
の
高天原
(
たかあまはら
)
より
外
(
ほか
)
には
無
(
な
)
いから、
054
我
(
われ
)
も
私
(
わし
)
もと
申
(
もう
)
して
是
(
これ
)
からは
金銀
(
きんぎん
)
持
(
も
)
つて、
055
御用
(
ごよう
)
に
使
(
つか
)
ふて
下
(
くだ
)
されと
申
(
もう
)
して
来
(
く
)
るもの
斗
(
ばか
)
りであれども、
056
神
(
かみ
)
の
赦
(
ゆる
)
しなき
人民
(
じんみん
)
の
宝
(
たから
)
は
受取
(
うけと
)
る
事
(
こと
)
は
成
(
な
)
らぬぞよ。
057
汚
(
よご
)
れたものが
一分
(
いちぶ
)
混
(
まぜ
)
りても、
058
今度
(
こんど
)
は
水晶
(
すいしよう
)
の
神代
(
かみよ
)
に
致
(
いた
)
すには
大
(
おほ
)
きな
邪魔
(
じやま
)
に
成
(
な
)
るから、
059
役員
(
やくいん
)
の
人
(
ひと
)
は
充分
(
じゆうぶん
)
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
けて
下
(
くだ
)
され。
060
変性男子
(
へんぜうなんし
)
の
御魂
(
みたま
)
国常立尊
(
くにとこたちのみこと
)
が
女子
(
によし
)
の
手
(
て
)
を
借
(
か
)
りて
念
(
ねん
)
を
押
(
を
)
しておくぞよ。
061
◎
062
世界
(
せかい
)
は
九分
(
くぶ
)
九厘
(
くりん
)
と
成
(
な
)
りて、
063
昔
(
むかし
)
からの
生神
(
いきがみ
)
の
経綸
(
しぐみ
)
は
成就
(
ぜうじゆ
)
いたしたから、
064
変性男子
(
へんぜうなんし
)
若姫岐美尊
(
わかひめぎみのみこと
)
は
天
(
てん
)
に
上
(
のぼ
)
りて
守護
(
しゆごう
)
いたすから、
065
日
(
ひ
)
の
大神
(
おほかみ
)
、
066
月
(
つき
)
の
大神
(
おほかみ
)
、
067
天照皇大神
(
あまてらすおほかみ
)
御三体
(
ごさんたい
)
の
大神
(
おほかみ
)
は、
068
地
(
ち
)
へ
降
(
お
)
りまして
今度
(
こんど
)
の
御手伝
(
おてつだい
)
を
遊
(
あそ
)
ばすなり、
069
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
国常立尊
(
くにとこたちのみこと
)
は
天地
(
てんち
)
を
駆廻
(
かけめぐ
)
りて
世界
(
せかい
)
一切
(
いつさい
)
を
構
(
かま
)
ふなり、
070
坤
(
ひつじさる
)
の
金神
(
こんじん
)
は
弥々
(
いよいよ
)
奧役
(
おくやく
)
となりて
地
(
ち
)
の
神界
(
しんかい
)
を
主護
(
しゆごう
)
いたして
三千世界
(
さんぜんせかい
)
を
一厘
(
いちりん
)
の
経綸
(
しぐみ
)
で
立直
(
たてなを
)
す
役
(
やく
)
となりたから、
071
是
(
これ
)
から
天地
(
てんち
)
の
様子
(
やうす
)
も
世界
(
せかい
)
の
一切
(
いつさい
)
も
大変
(
おほがわ
)
りが
致
(
いた
)
すのが
迅
(
はや
)
いから、
072
何程
(
なにほど
)
自我
(
が
)
の
強
(
つよ
)
い
人民
(
じんみん
)
でも、
073
悪
(
あく
)
の
強
(
つよ
)
い
邪神
(
じやじん
)
でも、
074
改心
(
かいしん
)
いたさな
成
(
な
)
らんやうに、
075
一日
(
いちにち
)
増
(
ま
)
しに
変
(
かわ
)
りて
来
(
く
)
るぞよ。
076
昔
(
むかし
)
から
斯世
(
このよ
)
初
(
はじま
)
りてから
未
(
ま
)
だ
無
(
な
)
き
事
(
こと
)
がセングリセングリ
出来
(
しゆつたい
)
いたすぞよ。
077
珍
(
めづ
)
らしき
事
(
こと
)
も
出来
(
でき
)
るぞよ。
078
◎
079
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
が
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
の
娘
(
むすめ
)
を
王子
(
わうじ
)
と
八木
(
やぎ
)
へ
遣
(
や
)
りてありたのは、
080
神
(
かみ
)
の
経綸
(
しぐみ
)
であると
申
(
もう
)
して、
081
男子
(
なんし
)
の
手
(
て
)
と
口
(
くち
)
とで
知
(
し
)
らして
在
(
あ
)
りたが、
082
王子
(
わうじ
)
の
梨木峠
(
なしのきとうげ
)
で、
083
昔
(
むかし
)
からの
因縁
(
いんねん
)
に
由
(
よ
)
りて
本田
(
ほんだ
)
親徳
(
ちかあつ
)
と
変性女子
(
へんぜうによし
)
との
面会
(
めんかい
)
をさして、
084
女子
(
によし
)
に
霊学
(
れいがく
)
を
授
(
さづ
)
けるやうに
致
(
いた
)
したのも、
085
王子
(
わうじ
)
の
産土
(
うぶすな
)
暗
(
くらが
)
りの
宮
(
みや
)
を
仲立
(
なかだち
)
に
致
(
いた
)
しての
事
(
こと
)
でありたぞよ。
086
澄子
(
すみこ
)
も
王子
(
わうじ
)
へ
暫
(
しばら
)
く
遣
(
や
)
りて、
087
幼
(
をさな
)
い
年
(
とし
)
から
色々
(
いろいろ
)
と
人
(
ひと
)
の
能
(
よ
)
ふせん
辛
(
つら
)
い
目
(
め
)
をさして
在
(
あ
)
りたが、
088
其時
(
そのとき
)
から
変性女子
(
へんぜうによし
)
に
面会
(
めんかい
)
さして
綱
(
つな
)
が
掛
(
か
)
けてありたので
在
(
あ
)
るから、
089
肉体
(
にくたい
)
は
二代
(
にだい
)
と
夫婦
(
ふうふ
)
に
致
(
いた
)
して、
090
坤
(
ひつじさる
)
の
金神
(
こんじん
)
の
奧役
(
おくやく
)
を
為
(
さ
)
してあるぞよ。
091
是
(
これ
)
も
人民
(
じんみん
)
には
一寸
(
ちよつと
)
見当
(
けんとう
)
の
取
(
と
)
れん
仕組
(
しぐみ
)
であるぞよ。
092
八木
(
やぎ
)
へ
久子
(
ひさこ
)
を
遣
(
や
)
りてあるのも、
093
深
(
ふか
)
い
経綸
(
しぐみ
)
であると
申
(
もう
)
したが、
094
明治
(
めいじ
)
三十一年の
紅葉
(
もみぢ
)
の
色
(
いろ
)
の
真盛
(
まつさか
)
りに、
095
八木
(
やぎ
)
からの
頼
(
たの
)
みで
変性女子
(
へんぜうによし
)
が
参
(
まい
)
りたのであるぞよ。
096
変性男子
(
へんぜうなんし
)
は
人民
(
じんみん
)
に
百日
(
ひやくにち
)
の
水行
(
みづぎやう
)
を
命
(
さ
)
して、
097
身魂
(
みたま
)
を
研
(
みが
)
いて
水晶
(
すいしよう
)
に
洗濯
(
せんだく
)
いたす
御役
(
おやく
)
なり、
098
変性女子
(
へんぜうによし
)
は
霊
(
れい
)
を
以
(
もつ
)
て
人民
(
じんみん
)
の
身魂
(
みたま
)
を
研
(
みが
)
く
御役
(
おやく
)
に
拵
(
こし
)
らへてあるぞよ。
099
其
(
その
)
霊魂
(
みたま
)
の
因縁
(
いんねん
)
に
由
(
よ
)
つて、
100
男子
(
なんし
)
の
旅立
(
たびだち
)
には、
101
何時
(
いつ
)
も
大空
(
そら
)
が
曇
(
くも
)
りて
雨
(
あめ
)
が
降
(
ふ
)
りたなり、
102
女子
(
によし
)
の
旅立
(
たびだち
)
には
何時
(
いつ
)
も
火
(
ひ
)
の
守護
(
しゆごう
)
で
在
(
あ
)
るから、
103
曇
(
くも
)
りた
空
(
そら
)
も
直
(
すぐ
)
に
晴天
(
せいてん
)
となりたので
在
(
あ
)
るぞよ。
104
変性男子
(
へんぜうなんし
)
は
肉体
(
にくたい
)
が
水
(
みづ
)
、
105
霊体
(
れいたい
)
が
火
(
ひ
)
であるなり、
106
女子
(
によし
)
は
肉体
(
にくたい
)
が
火
(
ひ
)
で
霊体
(
れいたい
)
が
水
(
みづ
)
であるから、
107
男子
(
なんし
)
の
旅立
(
たびだち
)
には
水
(
みづ
)
の
守護
(
しゆごう
)
なり、
108
女子
(
によし
)
の
出立
(
しゆつたつ
)
には
火
(
ひ
)
の
守護
(
しゆごう
)
と
成
(
な
)
りたのであるぞよ。
109
変性男子
(
へんぜうなんし
)
の
霊魂
(
みたま
)
は
天
(
てん
)
の
役
(
やく
)
、
110
夫
(
をつと
)
の
役
(
やく
)
なり、
111
女子
(
によし
)
の
霊魂
(
みたま
)
は
地
(
ち
)
の
役
(
やく
)
、
112
妻
(
つま
)
の
御用
(
ごよう
)
であるぞよ。
113
火
(
ひ
)
と
水
(
みづ
)
との
守護
(
しゆごう
)
で、
114
天地
(
てんち
)
を
開
(
ひら
)
く
火水
(
ひみづ
)
の
経綸
(
しぐみ
)
であるから
此
(
こ
)
の
先
(
さき
)
は
天
(
てん
)
と
地
(
ち
)
との
神
(
かみ
)
の
働
(
はたら
)
きが
明白
(
ありやか
)
に
判
(
わか
)
りて
来
(
く
)
るぞよ。
115
変性女子
(
へんぜうによし
)
の
身魂
(
みたま
)
を
明治
(
めいじ
)
三十二
年
(
ねん
)
の
六月
(
ろくがつ
)
廿三
日
(
にち
)
に、
116
竜宮館
(
りうぐうやかた
)
の
高天原
(
たかあまはら
)
へ
引寄
(
ひきよ
)
して、
117
色々
(
いろいろ
)
と
気苦労
(
きぐろう
)
をさして、
118
身魂
(
みたま
)
の
荒研
(
あらみが
)
きを
致
(
いた
)
さしたが、
119
女子
(
によし
)
も
余
(
あま
)
り
我
(
が
)
が
強
(
つよ
)
かりたので、
120
改心
(
かいしん
)
さすのに
十年
(
じゆうねん
)
掛
(
かか
)
りたが、
121
明治
(
めいじ
)
四十二
年
(
ねん
)
の
七月
(
しちがつ
)
十二
日
(
にち
)
から
坤
(
ひつじさる
)
の
守護
(
しゆごう
)
に
致
(
いた
)
して、
122
大本
(
おほもと
)
の
経綸
(
しぐみ
)
の
御用
(
ごよう
)
を
命
(
さ
)
して
来
(
き
)
たぞよ。
123
それでも
未
(
ま
)
だ
世
(
よ
)
の
立直
(
たてなを
)
しの
御用
(
ごよう
)
さすには、
124
余
(
あま
)
り
混
(
まぜ
)
りが
有
(
あ
)
りて
間
(
ま
)
に
合
(
あ
)
はぬから、
125
大正
(
たいせう
)
七年
(
しちねん
)
の
七月
(
しちがつ
)
十二
日
(
にち
)
女子
(
によし
)
の
肉体
(
にくたい
)
の
誕生日
(
たんぜうび
)
から、
126
此世
(
このよ
)
の
荒衣
(
あらごも
)
を
脱
(
ぬ
)
がすために、
127
七十五
日
(
にち
)
の
肉体
(
にくたい
)
と
霊魂
(
みたま
)
の
大洗濯
(
おほせんだく
)
を
致
(
いた
)
さしたぞよ。
128
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
は十三
日
(
にち
)
の
間
(
あいだ
)
食物
(
しよくもつ
)
を
取上
(
とりあ
)
げたなれど、
129
女子
(
によし
)
の
肉体
(
にくたい
)
は
余
(
あま
)
り
曇
(
くも
)
りが
激
(
はげ
)
しいから、
130
四十八日の
間
(
あいだ
)
食物
(
しよくもつ
)
を
取上
(
とりあ
)
げて
身魂
(
みたま
)
に
苦労
(
くろう
)
をさして
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立直
(
たてなを
)
しの
御用
(
ごよう
)
に
使
(
つか
)
ふので
在
(
あ
)
るそよ。
131
何事
(
なにごと
)
も
皆
(
みな
)
神
(
かみ
)
からの
命令
(
めいれい
)
でさせられるので
在
(
あ
)
るぞよ。
132
変性女子
(
へんぜうによし
)
の
身魂
(
みたま
)
を
〆木
(
しめき
)
に
掛
(
かけ
)
て、
133
汚
(
きた
)
ない
分子
(
もの
)
を
吐出
(
はきだ
)
さしておいて、
134
五十日目
(
ごじゆうにちめ
)
から
国常立尊
(
くにとこたちのみこと
)
が
坤
(
ひつじさる
)
の
金神
(
こんじん
)
と
引添
(
ひつそ
)
ふて、
135
女子
(
によし
)
の
霊魂
(
みたま
)
を
世界中
(
せかいぢう
)
連
(
つ
)
れ
廻
(
まわ
)
りて、
136
世
(
よ
)
の
立直
(
たてなを
)
しの
守護
(
しゆごう
)
がさして
在
(
あ
)
るぞよ。
137
七十五
日
(
にち
)
の
床縛
(
とこしば
)
りが
済
(
す
)
みて、
138
二日
(
ふつか
)
の
間
(
あいだ
)
肉体
(
にくたい
)
を
休
(
やす
)
まして、
139
三日目
(
みつかめ
)
には
大本
(
おほもと
)
変性男子
(
へんぜうなんし
)
の
肉体
(
にくたい
)
の
最後
(
さいご
)
の
大祭
(
だいさい
)
を
致
(
いた
)
させ、
140
四日目
(
よつかめ
)
は
祖霊社
(
それいしや
)
の
祭
(
まつ
)
りを
済
(
す
)
まさせ、
141
五日目
(
いつかめ
)
には
変性女子
(
へんぜうによし
)
の
口
(
くち
)
を
借
(
か
)
りて、
142
大本
(
おほもと
)
の
立直
(
たてなを
)
しの
厳
(
きび
)
しき
教
(
をし
)
えを、
143
大本
(
おほもと
)
の
役員
(
やくいん
)
信者
(
しんじや
)
に
申
(
もうし
)
聞
(
き
)
かしてあるから、
144
チツトも
間違
(
まちが
)
いの
無
(
な
)
いやうに、
145
是
(
これ
)
から
此
(
この
)
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
は
心配
(
こころくば
)
りを
致
(
いた
)
して
下
(
くだ
)
さらぬと、
146
肝腎
(
かんじん
)
の
仕組
(
しぐみ
)
が
遅
(
おく
)
れるから、
147
天地
(
てんち
)
の
神々様
(
かみがみさま
)
に
申訳
(
もうしわけ
)
のない
事
(
こと
)
になりて
了
(
しも
)
ふぞよ。
148
翌
(
あ
)
けて
六日目
(
むいかめ
)
、
149
旧
(
きう
)
十月
(
じゆうがつ
)
の
三日
(
みつか
)
、
150
新
(
しん
)
の
十一月
(
じゆういちがつ
)
六日
(
むいか
)
の
五
(
いつ
)
つ
時
(
どき
)
、
151
神界
(
しんかい
)
の
経綸
(
しぐみ
)
が
成就
(
ぜうじゆ
)
いたして、
152
今度
(
こんど
)
の
世界
(
せかい
)
の
大戦争
(
おほたたかい
)
を
一寸
(
ちよつと
)
止
(
と
)
めさして
置
(
を
)
いて、
153
其晩
(
そのばん
)
の
四
(
よ
)
つ
時
(
どき
)
(十時三十分)に、
154
天
(
てん
)
からの
御迎
(
おむかい
)
で
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
は
若姫君尊
(
わかひめぎみのみこと
)
の
御魂
(
みたま
)
と
引添
(
ひきそ
)
ふて
天
(
てん
)
へ
上
(
のぼ
)
りたぞよ。
155
是
(
これ
)
からは
天
(
てん
)
の
様子
(
やうす
)
も
明白
(
ありやか
)
に
判
(
わか
)
り
出
(
だ
)
すぞよ。
156
一旦
(
いつたん
)
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
は
天
(
てん
)
へ
上
(
のぼ
)
りたなれど、
157
直
(
なを
)
の
御魂
(
みたま
)
は
三代
(
さんだい
)
の
直霊
(
なをひ
)
に
憑
(
うつ
)
りて
地
(
ち
)
の
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いたさ
)
すぞよ。
158
直
(
なを
)
の
御魂
(
みたま
)
は
天
(
てん
)
にありては
国常立尊
(
くにとこたちのみこと
)
と
引添
(
ひきそ
)
ふて、
159
大国常立尊
(
おほくにとこたちのみこと
)
大出口神
(
おほでぐちのかみ
)
となりて
世界
(
せかい
)
の
守護
(
しゆごう
)
を
致
(
いた
)
すなり、
160
地
(
ち
)
に
降
(
くだ
)
りては
変性女子
(
へんぜうによし
)
の
身魂
(
みたま
)
に
国常立尊
(
くにとこたちのみこと
)
が
憑
(
うつ
)
りて、
161
立直
(
たてなを
)
しの
御筆先
(
ふでさき
)
をかかすなり、
162
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
の
御魂
(
みたま
)
は
木花咲耶姫
(
このはなさくやひめ
)
殿
(
どの
)
の
宿
(
やど
)
りた
身魂
(
みたま
)
の
三代
(
さんだい
)
直霊
(
なをひ
)
に
憑
(
うつ
)
りて、
163
直霊主尊
(
なをひぬしのみこと
)
となりて
地
(
ち
)
の
神界
(
しんかい
)
の
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
さす
経綸
(
しぐみ
)
が
成就
(
ぜうじゆ
)
いたしたから、
164
是
(
これ
)
からの
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
は
是
(
これ
)
までとは
大変
(
おほがわ
)
りが
致
(
いた
)
すぞよ。
165
今
(
いま
)
一寸
(
ちよつと
)
大本
(
おほもと
)
の
内部
(
ま
)
が
静
(
しづ
)
かにあるから、
166
世界
(
せかい
)
も
一寸
(
ちよつと
)
の
間
(
ま
)
だけは
静
(
しづ
)
かにあれど、
167
此
(
この
)
節分
(
せつぶん
)
が
済
(
す
)
みたる
大本
(
おほもと
)
も
世界
(
せかい
)
も
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が
喧
(
やか
)
ましう
忙
(
せわ
)
しうなるから、
168
今
(
いま
)
の
静
(
しづ
)
かな
中
(
うち
)
に、
169
何彼
(
なにか
)
の
準備
(
じゆんび
)
をいたして
置
(
を
)
かねば、
170
俄
(
にわか
)
に
橡面貌
(
とちめんぼう
)
を
振
(
ふ
)
らねば
成
(
な
)
らんやうな
事
(
こと
)
になるぞよ。
171
大正
(
たいせう
)
七年
(
しちねん
)
旧
(
きう
)
十月
(
じゆうがつ
)
廿九
日
(
にち
)
、
172
新
(
しん
)
の十二
月
(
がつ
)
二日
(
ふつか
)
、
173
変性女子
(
へんぜうによし
)
に
憑
(
うつ
)
りてしるしをく。
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(年月日不明) >>>
神諭
>
伊都能売神諭
> 大正7年12月2日
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【大正7年12月2日|伊都能売神諭|/is01】
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