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伊都能売神諭
大正7年12月2日
（年月日不明）
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大正7年12月24日
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伊都能売神諭
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大正8年1月1日 ＞＞＞
大正七年一二月二七日
インフォメーション
種類：
伊都能売神諭
年月日：
1918（大正7）年12月27日（旧11月24日）
神霊界掲載号：
大正8年1月15日号（第78号） 10頁
神霊界八幡書店復刻版：
第4巻 64頁
八幡書店版伊都能売神諭：
48頁
概要：
備考：
神示の中には旧11/25と出てくるが実際には旧11/24（日没後か？）
タグ：
データ凡例：
データ最終更新日：
OBC ：
is08
001
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
の
筆先
(
ふでさき
)
で
大本
(
おほもと
)
内部
(
ないぶ
)
の
役員
(
やくいん
)
に
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
けるぞよ。
002
明治
(
めいじ
)
二十五
年
(
ねん
)
から
変性男子
(
へんぜうなんし
)
大出口
(
おほでぐち
)
の
守
(
かみ
)
の
身魂
(
みたま
)
に
苦労
(
くろう
)
を
致
(
いた
)
さして、
003
二十七
年
(
ねん
)
の
間
(
あいだ
)
神界
(
しんかい
)
の
御用
(
ごよう
)
をいたさして
在
(
あ
)
りたなれど、
004
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
が
天地
(
てんち
)
の
冥加
(
めうが
)
が
畏
(
をそ
)
ろしいと
申
(
もう
)
して、
005
何程
(
なにほど
)
厳
(
きび
)
しき
冬
(
ふゆ
)
の
寒空
(
さむぞら
)
にも、
006
日
(
ひ
)
に
三度
(
さんど
)
五度
(
ごど
)
の
水行
(
みずぎやう
)
を
致
(
いた
)
して、
007
其上
(
そのうへ
)
に
神
(
かみ
)
の
御用
(
ごよう
)
を
勤
(
つと
)
めて
下
(
くだ
)
されたなれど、
008
何程
(
なにほど
)
寒
(
さむ
)
うても
火鉢
(
ひばち
)
一
(
ひと
)
つ
使
(
つか
)
ふた
事
(
こと
)
も
手
(
て
)
を
暖
(
あた
)
ためて
筆先
(
ふでさき
)
を
書
(
か
)
いた
事
(
こと
)
も
無
(
な
)
く、
009
誠
(
まこと
)
に
慎
(
つつし
)
みの
良
(
よ
)
い
身魂
(
みたま
)
であるから、
010
永
(
なが
)
らくの
間
(
あいだ
)
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
の
役員
(
やくいん
)
信者
(
しんじや
)
に
鏡
(
かがみ
)
にして
見
(
み
)
せてありたが、
011
今迄
(
いままで
)
の
大本
(
おほもと
)
の
役員
(
やくいん
)
は
直
(
なを
)
が
申
(
もう
)
す
事
(
こと
)
や
行状
(
をこない
)
を
能
(
よ
)
く
呑込
(
のみこ
)
みて、
012
ミロクの
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
を
致
(
いた
)
して
下
(
くだ
)
されて、
013
神
(
かみ
)
の
経綸
(
しぐみ
)
も
段々
(
だんだん
)
と
出来
(
でき
)
て
来
(
き
)
たなれど、
014
誰
(
だれ
)
も
楽
(
らく
)
な
方
(
ほう
)
へ
行
(
ゆ
)
き
易
(
やす
)
いもので
在
(
あ
)
るから、
015
今
(
いま
)
の
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
の
役員
(
やくいん
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
は、
016
薩張
(
さつぱ
)
り
精神
(
せいしん
)
が
緩
(
ゆる
)
みて
了
(
しも
)
ふた、
017
世間並
(
せけんなみ
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
に
逆戻
(
さかもど
)
り
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
るぞよ。
018
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
は八十三
歳
(
さい
)
になりても
火鉢
(
ひばち
)
一
(
ひ
)
とつ
抱
(
かか
)
えた
事
(
こと
)
は
無
(
な
)
かりたぞよ。
019
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
を
鏡
(
かがみ
)
に
出
(
だ
)
して
世
(
よ
)
の
立直
(
たてなを
)
しの
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
が
致
(
いた
)
して
見
(
み
)
せて
在
(
あ
)
りたなれど、
020
今
(
いま
)
の
大本
(
おほもと
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
と
申
(
もう
)
すものは、
021
若
(
わか
)
い
者
(
もの
)
が
火鉢
(
ひばち
)
を
持
(
も
)
たな
何
(
なに
)
一
(
ひ
)
とつ
能
(
よ
)
う
致
(
いた
)
さず、
022
金竜殿
(
きんりようでん
)
へ
修行
(
しゆぎやう
)
に
参
(
まい
)
る
守護神
(
しゆうごうじん
)
人民
(
じんみん
)
は
沢山
(
たくさん
)
に
火鉢
(
ひばち
)
を
並
(
なら
)
べて
贅沢
(
ぜいたく
)
な
今
(
いま
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
、
023
ソンナ
事
(
こと
)
で
斯
(
こ
)
の
世
(
よ
)
の
立直
(
たてなを
)
しの
大本
(
おほもと
)
の
修行
(
しゆうげう
)
は
到底
(
とうてい
)
出来
(
でき
)
は
致
(
いた
)
さんから、
024
冬
(
ふゆ
)
の
修行
(
しゆぎよう
)
は
火
(
ひ
)
が
無
(
な
)
ければ
出来
(
でき
)
んような
弱
(
よわ
)
い
人民
(
じんみん
)
は、
025
修行
(
しゆげう
)
を
止
(
や
)
めて
一日
(
いちにち
)
も
早
(
はや
)
く
各自
(
めいめい
)
の
国元
(
くにもと
)
へ
立帰
(
たちかへ
)
らして
下
(
くだ
)
され。
026
折角
(
せつかく
)
永
(
なが
)
らくの
間
(
あいだ
)
大出口
(
おほでぐち
)
直
(
なを
)
に
苦労
(
くろう
)
さして、
027
今
(
いま
)
まで
築
(
きづ
)
き
上
(
あ
)
げたる
教
(
をしへ
)
の
土台
(
どだい
)
が
転覆
(
てんぷく
)
いたしかけて
居
(
を
)
るから、
028
神
(
かみ
)
は
誠
(
まこと
)
に
困
(
こま
)
りて
居
(
を
)
るなれど、
029
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
さんは
鼻高
(
はなだか
)
が
多
(
をほ
)
いから、
030
知
(
し
)
らず
知
(
し
)
らずに
慢神
(
まんしん
)
が
出
(
で
)
て、
031
神
(
かみ
)
の
教
(
をしへ
)
に
背
(
そむ
)
くやうな
事
(
こと
)
が
出来
(
しゆつたい
)
いたすのであるから、
032
余程
(
よほど
)
大本
(
おほもと
)
の
役員
(
やくいん
)
は
隅
(
すみ
)
から
隅
(
すみ
)
まで
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
けて
下
(
くだ
)
されよ。
033
世界
(
せかい
)
から
参
(
まい
)
りて
来
(
く
)
る
守護神
(
しゆごうじん
)
人民
(
じんみん
)
は
可成
(
なるべく
)
は
外
(
そと
)
に
宿
(
と
)
めて
下
(
くだ
)
されよ。
034
大本
(
おほもと
)
の
内部
(
なか
)
に
宿
(
と
)
まれる
様
(
やう
)
になるのは、
035
余程
(
よほど
)
の
研
(
みが
)
けた
身魂
(
みたま
)
でないと、
036
誰
(
だれ
)
でも
是
(
これ
)
からは
構
(
かま
)
はずに
止
(
と
)
める
事
(
こと
)
は
出来
(
でき
)
ぬから、
037
堅
(
かた
)
う
心得
(
こころえ
)
て
下
(
くだ
)
され。
038
神界
(
しんかい
)
から
一度
(
いちど
)
筆先
(
ふでさき
)
に
出
(
だ
)
して
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
けた
事
(
こと
)
は、
039
早速
(
さつそく
)
に
聞
(
き
)
いて
貰
(
もら
)
はんと、
040
大変
(
たいへん
)
な
邪魔
(
じやま
)
になりて
後悔
(
こうかい
)
いたす
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
て
来
(
く
)
るぞよ。
041
神界
(
しんかい
)
の
都合
(
つごう
)
が
在
(
あ
)
るから、
042
此
(
こ
)
の
節分
(
せつぶん
)
からは
修行者
(
しゆげうじや
)
は
一人
(
いちにん
)
も
宿
(
と
)
められんから、
043
其
(
その
)
覚悟
(
かくご
)
を
致
(
いた
)
して
下
(
くだ
)
され。
044
役員
(
やくいん
)
信者
(
しんじや
)
の
家
(
うち
)
で
止
(
と
)
めて
下
(
くだ
)
さるのは
誠
(
まこと
)
に
結構
(
けつこう
)
であるぞよ。
045
是
(
これ
)
から
斯
(
この
)
大本
(
おほもと
)
は
神界
(
しんかい
)
の
御用
(
ごよう
)
は
段々
(
だんだん
)
と
激
(
はげ
)
しく
成
(
な
)
るから、
046
国々
(
くにぐに
)
から
出
(
で
)
て
参
(
まい
)
る
修行人
(
しゆげうじん
)
を
内部
(
なか
)
に
止
(
と
)
めて
居
(
を
)
るやうな
事
(
こと
)
で
在
(
あ
)
りたら、
047
肝腎
(
かんじん
)
の
神界
(
しんかい
)
の
大事
(
だいじ
)
の
経綸
(
しぐみ
)
を、
048
未
(
ま
)
だ
訳
(
わけ
)
の
判
(
わか
)
りて
居
(
を
)
らん
守護神
(
しゆごうじん
)
が
生聞
(
なまき
)
きいたして、
049
却
(
かへつ
)
て
仕組
(
しぐみ
)
の
邪魔
(
じやま
)
を
致
(
いた
)
すから、
050
神
(
かみ
)
の
集会
(
しゆうかい
)
する
事
(
こと
)
も
出来
(
でき
)
ぬ
故
(
ゆへ
)
、
051
神
(
かみ
)
の
経綸
(
しぐみ
)
が
遅
(
おく
)
れて
来
(
く
)
る
斗
(
ばか
)
りで
在
(
あ
)
るぞよ。
052
此
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
は
地
(
ち
)
の
高天原
(
たかあまはら
)
の
竜宮館
(
りうぐうやかた
)
、
053
神宮
(
しんぐう
)
坪
(
つぼ
)
の
内
(
うち
)
と
申
(
もう
)
して、
054
天地
(
てんち
)
の
元
(
もと
)
の
生神
(
いきがみ
)
の
天地
(
てんち
)
へ
昇降
(
あがりをり
)
いたす
神聖
(
きよらか
)
な
地面
(
ぢめん
)
で
在
(
あ
)
るから、
055
御地
(
おつち
)
を
踏
(
ふ
)
む
丈
(
だ
)
けでも
恐
(
をそ
)
れが
多
(
をほ
)
い
所
(
とこ
)
であるのに、
056
何
(
なに
)
も
判
(
わか
)
らぬ
守護神
(
しゆごうじん
)
人民
(
じんみん
)
を
神
(
かみ
)
の
座
(
ざ
)
より
上
(
うへ
)
の
二階
(
にかい
)
に
寝
(
ね
)
さしたり、
057
広前
(
ひろま
)
に
休
(
やす
)
ましたり、
058
何時
(
いつ
)
までもそんな
事
(
こと
)
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
りたら
神聖
(
きよらか
)
な
場所
(
ばしよ
)
が
汚
(
よご
)
れて
了
(
しも
)
ふから、
059
神
(
かみ
)
が
集
(
あつ
)
まる
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
ぬから、
060
其
(
その
)
心得
(
こころえ
)
に
此
(
こ
)
の
中
(
なか
)
の
役員
(
やくいん
)
から
改
(
あらた
)
めて
下
(
くだ
)
され。
061
大出口
(
おほでぐち
)
直
(
なを
)
の
身魂
(
みたま
)
は
国替
(
くにがへ
)
いたしたなれど、
062
肉体
(
にくたい
)
の
時
(
とき
)
よりは
一層
(
いつそう
)
酷
(
きび
)
しく
成
(
な
)
るから、
063
今
(
いま
)
のやうな
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
は
到底
(
とうてい
)
赦
(
ゆる
)
されんから、
064
節分
(
せつぶん
)
限
(
かぎ
)
り
大本
(
おほもと
)
に
宿
(
と
)
める
事
(
こと
)
は
止
(
や
)
めて
下
(
くだ
)
されよ。
065
此
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
立廻
(
たちまわ
)
り
役
(
やく
)
は
止
(
や
)
むを
得
(
え
)
んから、
066
今
(
いま
)
の
内
(
うち
)
は
大本
(
おほもと
)
で
寝起
(
ねを
)
きを
為
(
さ
)
せて
修行
(
しゆげう
)
なり
御用
(
ごよう
)
をさせるぞよ。
067
大正七年十二月二十七日 旧の同年十一月二十五日
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