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大正八年三月一〇日
インフォメーション
種類:
伊都能売神諭
年月日:
1919(大正8)年3月10日(旧2月9日)
神霊界掲載号:
大正8年4月1日号(第83号) 1頁
神霊界八幡書店復刻版:
第4巻 293頁
八幡書店版伊都能売神諭:
145頁
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2017-08-27 12:45:55
OBC :
is29
001
大正八年三月十日 旧二月九日
002
国常立尊
(
くにとこたちのみこと
)
の
筆先
(
ふでさき
)
であるぞよ。
003
変性男子
(
へんぜうなんし
)
の
御魂
(
みたま
)
稚日女之命
(
わかひめぎみのみこと
)
[
*
ママ
]
は
世
(
よ
)
の
初
(
はじま
)
りに、
004
天若彦命
(
あまわかひこのみこと
)
と
素盞嗚尊
(
すさのをのみこと
)
の
為
(
ため
)
に
押込
(
おしこ
)
まれて、
005
八重
(
やえ
)
九重
(
ここのえ
)
に
咲
(
さ
)
く
芳
(
かん
)
ばしき
花
(
はな
)
の
苔
(
つぼ
)
みを、
006
半開
(
はんひらき
)
にして
散
(
ち
)
り
亡
(
う
)
せ
給
(
たま
)
ひ、
007
地
(
ち
)
に
落
(
を
)
ちて
神代
(
かみよ
)
一代
(
いちだい
)
の
永
(
なが
)
い
艱難
(
かんなん
)
苦労
(
くろう
)
を
遊
(
あそ
)
ばしたが、
008
天若彦命
(
あまわかひこのみこと
)
の
天
(
てん
)
の
規則
(
きそく
)
破
(
やぶ
)
りの
罪
(
つみ
)
を
我身
(
わがみ
)
に
引受
(
ひきう
)
け、
009
今
(
いま
)
まで
善
(
ぜん
)
一
(
ひ
)
とつを
貫
(
つらぬ
)
いて
御出
(
おいで
)
なされた
日本魂
(
やまとだましい
)
の
誠
(
まこと
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
であるぞよ。
010
大本
(
おほもと
)
の
役員
(
やくいん
)
から
此
(
こ
)
の
次第
(
しだい
)
を
了解
(
りやうかい
)
いたして
下
(
くだ
)
さらぬと、
011
今度
(
こんど
)
の
仕組
(
しぐみ
)
は
根本
(
こんぽん
)
が
判
(
わか
)
らんのであるぞよ。
012
稚日女命
(
わかひめぎみのみこと
)
[
*
ママ
]
の
肉体
(
にくたい
)
は
上天
いたして、
013
天地
(
てんち
)
の
間
(
あいだ
)
を
守護
(
しゆごう
)
いたして
居
(
を
)
れるから、
014
是
(
これ
)
からは
世界
(
せかい
)
の
物事
(
ものごと
)
は
速
(
はや
)
く
成
(
な
)
るから、
015
一日
(
いちにち
)
の
猶予
(
ゆうよ
)
も
出来
(
でき
)
ぬぞよ。
016
世
(
よ
)
の
初
(
はじま
)
りから、
017
誠
(
まこと
)
の
日本魂
(
やまとだましい
)
を
天地
(
てんち
)
に
貫
(
つらぬ
)
いて
来
(
こ
)
られた
御徳
(
おとく
)
が、
018
今度
(
こんど
)
斯世
(
このよ
)
に
表
(
あら
)
はれて、
019
天
(
てん
)
も
地
(
ち
)
も
一度
(
いちど
)
に
明
(
あき
)
らかに
稜威
(
みいづ
)
が
輝
(
かがや
)
く
様
(
やう
)
に
成
(
な
)
りたのは、
020
誠
(
まこと
)
と
苦労
(
くろう
)
の
結果
(
けつくわ
)
であるから、
021
斯
(
この
)
神
(
かみ
)
の
昔
(
むかし
)
からの
行状
(
をこない
)
は
世界
(
せかい
)
の
善
(
ぜん
)
の
亀鑑
(
かがみ
)
であるぞよ。
022
亦
(
ま
)
た
天若彦命
(
あまわかひこのみこと
)
は
非常
(
ひじよう
)
な
狡猾
(
こうこつ
)
な
陰険
(
いんけん
)
な
邪神
(
じやじん
)
であるから、
023
誠
(
まこと
)
の
神様
(
かみさま
)
の
御苦労
(
ごくろう
)
の
徳
(
とく
)
を
横奪
(
よこどり
)
いたして、
024
神
(
かみ
)
の
世
(
よ
)
を
自由自在
(
じゆうじざい
)
に
持荒
(
もちあ
)
らした
神
(
かみ
)
であるぞよ。
025
天若彦命
(
あまわかひこのみこと
)
は
若姫君命
(
わかひめぎみのみこと
)
の
養育
(
やういく
)
された
黄金竜姫命
(
こがねたつひめのみこと
)
に
恋慕
(
れんぼう
)
して、
026
天
(
てん
)
の
規則
(
きそく
)
を
破
(
やぶ
)
り、
027
貞操
(
ていさう
)
を
汚
(
よご
)
さしめ、
028
傍若無人
(
ぼうじやくむじん
)
の
挙動
(
きやだう
)
を
致
(
いた
)
し、
029
終
(
しまい
)
に
他
(
ほか
)
の
神々
(
かみがみ
)
も
夫
(
そ
)
の
行動
(
をこない
)
に
感染
(
かんせん
)
して
残
(
のこ
)
らず
天
(
てん
)
の
罪
(
つみ
)
を
犯
(
をか
)
し、
030
総損
(
そうそこ
)
ないと
成
(
な
)
りて
了
(
しま
)
ふて、
031
皆
(
みな
)
の
神
(
かみ
)
が
世
(
よ
)
に
落
(
を
)
ちねばならぬ
始末
(
しまつ
)
となつたのであるぞよ。
032
夫
(
そ
)
れで
今日
(
こんにち
)
までは
元
(
もと
)
の
誠
(
まこと
)
の
神
(
かみ
)
は
世
(
よ
)
に
現
(
あら
)
はれず、
033
根底国
(
ねのくに
)
の
刑罰
(
けいばつ
)
を
受
(
う
)
けて
苦
(
くる
)
しみて
居
(
を
)
りたなれど、
034
今度
(
こんど
)
の
二度目
(
にどめ
)
の
天岩戸開
(
あまのいわとびら
)
きに
就
(
つい
)
て、
035
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
の
元
(
もと
)
の
誠
(
まこと
)
が
現
(
あら
)
はれて
来
(
き
)
て、
036
九
(
ここの
)
ツ
花
(
はな
)
が
咲
(
さ
)
く
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りたから、
037
善
(
ぜん
)
一
(
ひ
)
と
筋
(
すじ
)
を
貫
(
つらぬ
)
きて
御出
(
おいで
)
遊
(
あそ
)
ばした、
038
若姫君命
(
わかひめぎみのみこと
)
の
養育
(
やういく
)
なされた
八柱
(
やはしら
)
の
神
(
かみ
)
を
世
(
よ
)
に
上
(
あ
)
げて、
039
十葉
(
とよう
)
の
花
(
はな
)
を
咲
(
さ
)
かす
神代
(
かみよ
)
と
成
(
な
)
りたから、
040
今度
(
こんど
)
の
世
(
よ
)
の
改造
(
かいざう
)
に
昔
(
むかし
)
からの
神々
(
かみがみ
)
の
因縁
(
いんねん
)
を
説分
(
ときわ
)
けて、
041
万古末代
(
まんごまつだい
)
の
世
(
よ
)
を
治
(
をさ
)
めて、
042
神
(
かみ
)
も
仏
(
ぶつ
)
も
人民
(
じんみん
)
も、
043
餓鬼
(
がき
)
虫
(
むし
)
けら
迄
(
まで
)
も
助
(
たす
)
けて、
044
松
(
まつ
)
の
代
(
よ
)
ミロクの
代
(
よ
)
と
立直
(
たてなを
)
して
了
(
しも
)
ふので
在
(
あ
)
るから、
045
中々
(
なかなか
)
骨
(
ほね
)
の
折
(
を
)
れる
事
(
こと
)
であるぞよ。
046
大本
(
おほもと
)
の
信者
(
しんじや
)
の
中
(
なか
)
には、
047
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
と
申
(
もう
)
す
事
(
こと
)
を
大変
(
たいへん
)
な
誤解
(
ごかい
)
を
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
るものが
在
(
あ
)
るが、
048
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
は
神界
(
しんかい
)
幽界
(
ゆうかい
)
現界
(
げんかい
)
の
邪悪分子
(
じやあくぶんし
)
を
全部
(
ぜんぶ
)
改革
(
かいかく
)
いたすと
云
(
い
)
ふ
意味
(
いみ
)
であるぞよ。
049
世
(
よ
)
の
立直
(
たてなを
)
しと
申
(
もう
)
すのは
昔
(
むかし
)
の
神代
(
かみよ
)
に
皇祖
(
こうそ
)
の
神々
(
かみがみ
)
が
御定
(
おさだ
)
め
成
(
な
)
された
通
(
とほ
)
りの、
050
完全無欠
(
かんぜんむけつ
)
の
神政
(
しんせい
)
を
開
(
ひら
)
いて、
051
三千世界
(
さんぜんせかい
)
を
天津日嗣
(
あまつひつぎ
)
の
御威徳
(
ごいとく
)
で
言向和
(
ことむけや
)
はし、
052
天
(
あめ
)
の
下
(
した
)
四方
(
よも
)
の
国
(
くに
)
を
平
(
たひら
)
けく
安
(
やす
)
らけく
知食
(
しろしめ
)
し
給
(
たま
)
ふ
御神業
(
ごしんげう
)
の
完成
(
かんせい
)
いたす
事
(
こと
)
で
在
(
あ
)
るぞよ。
053
余
(
あま
)
り
大
(
おほ
)
きな
間違
(
まちが
)
いで、
054
アフンと
致
(
いた
)
す
事
(
こと
)
が
来
(
く
)
るから、
055
充分
(
じゆうぶん
)
に
神
(
かみ
)
の
慈悲心
(
じひごころ
)
に
成
(
な
)
りて、
056
筆先
(
ふでさき
)
を
眼
(
め
)
を
通
(
とほ
)
して
下
(
くだ
)
されよと
永
(
なが
)
らくの
間
(
あいだ
)
気
(
き
)
が
付
(
つ
)
けてあるのに、
057
自己
(
われ
)
の
心
(
こころ
)
が
汚
(
きた
)
ないから、
058
色々
(
いろいろ
)
と
疑
(
うたが
)
ふたり、
059
取違
(
とりちが
)
い
致
(
いた
)
したり、
060
中
(
なか
)
には
途方
(
とほう
)
も
無
(
な
)
い
事
(
こと
)
を
申
(
もう
)
して
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
を
驚
(
をどろ
)
かす
事
(
こと
)
になるから、
061
神
(
かみ
)
の
深
(
ふか
)
き
慈悲心
(
こころ
)
に
照
(
て
)
り
合
(
あは
)
して、
062
我
(
わが
)
身魂
(
みたま
)
の
善悪
(
よしあし
)
を
省
(
かへり
)
みるが
良
(
よ
)
いぞよ。
063
神
(
かみ
)
からは
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
は
皆
(
み
)
な
我
(
わが
)
子
(
こ
)
で
在
(
あ
)
るから、
064
しかりたりたらしたり、
065
色々
(
いろいろ
)
と
致
(
いた
)
して
改心
(
かいしん
)
を
促
(
うな
)
がして
居
(
を
)
るので
在
(
あ
)
るから、
066
大本
(
おほもと
)
の
肝腎
(
かんじん
)
の
役員
(
やくいん
)
から
充分
(
じゆうぶん
)
に
神心
(
かみごころ
)
を
考
(
かんが
)
へて、
067
出
(
で
)
て
来
(
く
)
る
人
(
ひと
)
に
違
(
ちが
)
はぬ
教
(
をしへ
)
を
致
(
いた
)
して
下
(
くだ
)
されよ。
068
善
(
ぜん
)
になるのも
悪
(
あく
)
に
代
(
かは
)
るのも、
069
皆
(
みな
)
役員
(
やくいん
)
の
舌
(
した
)
一枚
(
いちまい
)
の
使
(
つか
)
い
様
(
やう
)
に
由
(
よ
)
るぞよ。
070
人民
(
じんみん
)
の
舌
(
した
)
ほど
結構
(
けつこう
)
なものの
恐
(
おそ
)
ろしいものは
無
(
な
)
いぞよ。
071
明治
(
めいじ
)
二十五年からの
筆先
(
ふでさき
)
を
心
(
こころ
)
を
鎮
(
しづ
)
めて
覗
(
のぞ
)
いて
居
(
を
)
りたら、
072
神
(
かみ
)
の
誠
(
まこと
)
の
精神
(
せいしん
)
が
判
(
わか
)
りて
来
(
く
)
るぞよ。
073
八釜
(
やかま
)
しう
申
(
もう
)
さいでも
神
(
かみ
)
の
知
(
し
)
らした
事
(
こと
)
は
世界
(
せかい
)
から
順
(
じゆん
)
に
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るから、
074
黙
(
だま
)
りて
居
(
を
)
りて
改心
(
かいしん
)
も
出来
(
でき
)
るなり、
075
神徳
(
しんとく
)
も
与
(
あた
)
へられるぞよ。
076
◎
077
斯
(
この
)
大本
(
おほもと
)
には
昔
(
むかし
)
の
神代
(
かみよ
)
から
罪
(
つみ
)
を
作
(
つく
)
りて
来
(
き
)
た
体主霊従
(
あく
)
の
身魂
(
みたま
)
の
人民
(
じんみん
)
ほど、
078
先
(
さき
)
へ
引
(
ひ
)
き
寄
(
よ
)
せて、
079
御魂
(
みたま
)
の
借金
(
しやくきん
)
済
(
すま
)
しの
為
(
ため
)
に
大望
(
たいもう
)
な
神界
(
しんかい
)
の
御用
(
ごよう
)
を
命
(
さ
)
して
在
(
あ
)
るので
在
(
あ
)
るから、
080
其
(
そ
)
の
覚悟
(
かくご
)
を
致
(
いた
)
して、
081
我
(
わ
)
れ
一
(
ひ
)
と
神国
(
しんこく
)
の
為
(
ため
)
に
尽
(
つく
)
して
下
(
くだ
)
さらぬと、
082
我
(
われ
)
に
神力
(
しんりき
)
学力
(
がくりき
)
が
在
(
あ
)
るから
引
(
ひ
)
き
寄
(
よ
)
せられた
如
(
よ
)
うに
思
(
おも
)
ふて
油断
(
ゆだん
)
いたしたら、
083
大変
(
たいへん
)
な
間違
(
まちが
)
いが
出来
(
でき
)
てくるぞよ。
084
斯
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
は
盛
(
さか
)
んになる
程
(
ほど
)
敵
(
てき
)
が
多
(
おほ
)
く
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るから、
085
其
(
その
)
敵対
(
てきた
)
ふて
来
(
き
)
た
人民
(
じんみん
)
を、
086
大切
(
たいせつ
)
に
致
(
いた
)
して
親切
(
しんせつ
)
に
取扱
(
とりあつか
)
ひ、
087
神界
(
しんかい
)
の
真理
(
しんり
)
を
懇切
(
こんせつ
)
に
説
(
と
)
き
諭
(
さと
)
して、
088
歓
(
よろ
)
こばして
改心
(
かいしん
)
さして、
089
皇道
(
くわうだう
)
大本
(
おほもと
)
の
神
(
かみ
)
の
誠
(
まこと
)
の
教
(
をしへ
)
に
帰順
(
きじゆん
)
いたさす
経綸
(
しぐみ
)
であるから、
090
敵
(
てき
)
が
殖
(
ふ
)
える
程
(
ほど
)
段々
(
だんだん
)
と
良
(
よ
)
く
成
(
な
)
るぞよ。
091
今度
(
こんど
)
の
神界
(
しんかい
)
の
経綸
(
しぐみ
)
は
強
(
つよ
)
い
敵
(
てき
)
ほど
良
(
よ
)
き
味方
(
みかた
)
に
成
(
な
)
りて
御用
(
ごよう
)
を
助
(
たす
)
ける
仕組
(
しぐみ
)
であるから、
092
敵
(
てき
)
が
殖
(
ふ
)
えて
来
(
く
)
る
程
(
ほど
)
この
教
(
をしへ
)
は
立派
(
りつぱ
)
に
開
(
ひら
)
けるぞよ。
093
三千世界
(
さんぜんせかい
)
を
開
(
ひら
)
くと
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
は、
094
今
(
いま
)
までの
如
(
よ
)
うな
筆法
(
ひつぽう
)
で
古事記
(
こじき
)
を
説
(
と
)
いても、
095
肝腎
(
かんじん
)
の
奥
(
おく
)
の
奥
(
おく
)
が
明
(
あき
)
らかにならぬから、
096
誠
(
まこと
)
の
神政
(
しんせい
)
復古
(
ふくこ
)
は
成就
(
ぜうじゆ
)
いたさんぞよ。
097
今度
(
こんど
)
は
二度目
(
にどめ
)
の
天
(
あま
)
の
岩戸開
(
いわとびら
)
きで
在
(
あ
)
るから、
098
肉体
(
にくたい
)
その
儘
(
まま
)
で
天地
(
てんち
)
の
在
(
あ
)
らん
限
(
かぎ
)
り、
099
幽界
(
ゆうかい
)
現界
(
げんかい
)
に
出入
(
しゆつにう
)
往来
(
わうらい
)
いたして、
100
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
の
智慧
(
ちゑ
)
や
学力
(
がくりき
)
で
判
(
わか
)
らぬ
神理
(
こと
)
を
調
(
しら
)
べて
置
(
お
)
いて
三人
(
さんにん
)
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
の
経綸
(
しぐみ
)
が
致
(
いた
)
して
在
(
あ
)
るから、
101
是
(
これ
)
が
判
(
わか
)
りて
来
(
き
)
たら
三千世界
(
さんぜんせかい
)
が
一度
(
いちど
)
に
鳴
(
な
)
るぞよ。
102
三人
(
さんにん
)
世
(
よ
)
の
本
(
もと
)
の
因縁
(
いんねん
)
も、
103
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
神
(
かみ
)
の
御苦労
(
ごくろう
)
も
鏡
(
かがみ
)
の
如
(
ごと
)
くに
判
(
わか
)
りて
来
(
く
)
るぞよ。
104
そこへ
成
(
な
)
りたら
如何
(
いか
)
な
鼻高
(
はなだか
)
でも
悪神
(
あくがみ
)
でも
成程
(
なるほど
)
と
改心
(
かいしん
)
いたすなれど、
105
斯
(
この
)
大本
(
おほもと
)
の
経綸
(
しぐみ
)
は
世界中
(
せかいぢう
)
に
仕組
(
しぐみ
)
てあるから、
106
今
(
いま
)
に
吃驚箱
(
びつくりばこ
)
の
蓋
(
ふた
)
が
開
(
あ
)
いたら、
107
我
(
われ
)
も
私
(
わたし
)
もと
申
(
もう
)
して
世界中
(
せかいぢう
)
から
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
へ
詰
(
つめ
)
かけるから、
108
今
(
いま
)
の
内
(
うち
)
に
充分
(
じゆうぶん
)
の
用意
(
ようい
)
が
出来
(
でき
)
て
居
(
を
)
らぬと、
109
俄
(
にわか
)
にトチ
面貌
(
めんぼう
)
[
*
「面貌」は底本通り
]
を
振
(
ふ
)
るやうに
成
(
な
)
るぞよ。
110
節分
(
せつぶん
)
から
世界
(
せかい
)
の
様子
(
やうす
)
が
大変
(
たいへん
)
に
替
(
かわ
)
るに
就
(
つい
)
て、
111
先
(
ま
)
づ
斯
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
内部
(
なか
)
から
立替
(
たてかへ
)
改造
(
たてなをし
)
を
致
(
いた
)
すと
申
(
もう
)
して
知
(
し
)
らした
事
(
こと
)
の
実地
(
じつち
)
が
参
(
まい
)
りたぞよ。
112
各自
(
めいめい
)
に
腹帯
(
はらをび
)
を
確
(
しつ
)
かり
占
(
しめ
)
て
居
(
を
)
らぬと、
113
一
(
ひと
)
つの
峠
(
とうげ
)
が
在
(
あ
)
りても
直
(
す
)
ぐに
後戻
(
あともど
)
りをいたすと
申
(
もう
)
したが、
114
筆先
(
ふでさき
)
の
十分
(
じうぶん
)
腹
(
はら
)
へ
這入
(
はいつ
)
た
人民
(
じんみん
)
は
大磐石
(
だいばんじやく
)
で、
115
押
(
を
)
しても
突
(
つ
)
いても
微躯
(
びく
)
りとも
致
(
いた
)
さねど、
116
浅
(
あさ
)
い
筆先
(
ふでさき
)
の
見様
(
みよう
)
をいたして
居
(
を
)
る
人民
(
じんみん
)
は、
117
ヒヨロ
付
(
つ
)
いて
後餅
(
しりもち
)
を
搗
(
つ
)
いて、
118
神力
(
しんりき
)
は
落
(
を
)
ちるなり
世界
(
せかい
)
からは
良
(
よ
)
い
笑
(
わら
)
はれものと
成
(
な
)
るから、
119
何時
(
いつ
)
も
日本魂
(
やまとだましい
)
を
研
(
みが
)
いて
居
(
を
)
れと
申
(
もう
)
して、
120
細
(
こま
)
こう
書
(
か
)
いて
知
(
し
)
らして
在
(
あ
)
りたぞよ。
121
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
が
綾
(
あや
)
の
高天原
(
たかあまはら
)
の
神屋敷
(
かみやしき
)
に
現
(
あら
)
はれて、
122
八百万
(
やほよろづ
)
の
神
(
かみ
)
を
集
(
あつ
)
めて、
123
天
(
てん
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
から
思兼
(
おもいかね
)
の
神
(
かみ
)
と
御命令
(
ごめいれい
)
を
戴
(
いただ
)
きて
万物
(
ばんぶつ
)
の
種
(
たね
)
を
編
(
あ
)
み
出
(
だ
)
し、
124
苦労
(
くろう
)
いたして
立派
(
りつぱ
)
な
神
(
かみ
)
の
世
(
よ
)
が
造
(
つく
)
れたと
思
(
おも
)
へば、
125
天
(
あめ
)
の
若彦命
(
わかひこのみこと
)
が
色々
(
いろいろ
)
と
勝手
(
かつて
)
な
事
(
こと
)
の
行
(
や
)
り
放題
(
ほうだい
)
で、
126
天地
(
てんち
)
の
教
(
をしへ
)
を
根本
(
こんぽん
)
から
覆
(
くつ
)
がへしてから、
127
世
(
よ
)
は
段々
(
だんだん
)
と
曇
(
くも
)
る
斗
(
ばか
)
り、
128
上
(
あ
)
げも
下
(
を
)
ろしも
成
(
な
)
らぬ
様
(
やう
)
に、
129
此
(
この
)
神
(
かみ
)
の
眷属
(
けんぞく
)
の
羽張
(
はば
)
り
様
(
やう
)
と
申
(
もう
)
すものは、
130
人
(
ひと
)
の
苦労
(
くろう
)
を
横奪
(
よこどり
)
ばかりで
在
(
あ
)
りたから、
131
高天原
(
たかあまはら
)
から
乱
(
みだ
)
れて
来
(
き
)
て、
132
今
(
いま
)
の
世
(
よ
)
までも
悪
(
あく
)
の
種
(
たね
)
が
伝
(
つた
)
はりて
来
(
き
)
て
居
(
を
)
るから、
133
今
(
いま
)
の
世界
(
せかい
)
の
所作柄
(
しよさがら
)
は、
134
万物
(
ばんぶつ
)
の
霊長
(
れいちよう
)
どころか、
135
四
(
よ
)
ツ
足
(
あし
)
にも
劣
(
をと
)
りた
精神
(
せいしん
)
になり
切
(
き
)
りて
了
(
しも
)
ふて
居
(
を
)
るぞよ。
136
一寸先
(
いつすんさ
)
きも
見
(
み
)
えぬ
所
(
ところ
)
まで
霊魂
(
みたま
)
が
曇
(
くも
)
り
切
(
き
)
つて
居
(
を
)
るから、
137
今度
(
こんど
)
は
天
(
てん
)
の
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて、
138
人民
(
じんみん
)
の
霊魂
(
たま
)
に
燈明
(
あかり
)
を
付
(
つ
)
けて、
139
元
(
もと
)
の
日本魂
(
やまとだましい
)
に
生
(
うま
)
れ
返
(
か
)
やして
与
(
や
)
らねば、
140
斯世
(
このよ
)
の
泥海
(
どろうみ
)
を
此
(
この
)
ままに
致
(
いた
)
して
置
(
を
)
いては、
141
モウ
此
(
こ
)
の
后
(
さき
)
は
一寸
(
ちよつと
)
の
間
(
あいだ
)
も、
142
行
(
ゆ
)
きも
還
(
もど
)
りも
出来
(
でき
)
ん
事
(
こと
)
になりて、
143
何
(
なに
)
から
破裂
(
はれつ
)
いたすやら
分
(
わか
)
らんから、
144
神
(
かみ
)
は
人民
(
じんみん
)
を
助
(
たす
)
けたいのが
一心
(
いつしん
)
で
在
(
あ
)
るから、
145
一日
(
いちにち
)
も
早
(
はや
)
く
人民
(
じんみん
)
の
首
(
くび
)
の
位
(
くらい
)
にある
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
から
改心
(
かいしん
)
いたして、
146
世界
(
せかい
)
へ
善
(
ぜん
)
一
(
ひ
)
と
筋
(
すじ
)
の
良
(
よ
)
き
鏡
(
かがみ
)
を
出
(
だ
)
して
下
(
くだ
)
され、
147
今
(
いま
)
に
世界
(
せかい
)
は
激
(
はげ
)
しく
成
(
な
)
るから、
148
変性女子
(
へんぜうによし
)
の
身魂
(
みたま
)
から
水晶
(
すいせう
)
に
研
(
みが
)
いて
下
(
くだ
)
されよ。
149
女子
(
によし
)
の
身魂
(
みたま
)
の
改心
(
かいしん
)
さえ
出来
(
でき
)
たら、
150
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
の
改心
(
かいしん
)
が
早
(
はや
)
く
成
(
な
)
るなり、
151
改心
(
かいしん
)
が
一日
(
いちにち
)
遅
(
をく
)
れたら
遅
(
をく
)
れた
丈
(
だ
)
けは、
152
世界
(
せかい
)
が
永
(
なが
)
く
苦
(
くる
)
しむので
在
(
あ
)
るから、
153
斯
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
肝心
(
かんじん
)
の
御方
(
おかた
)
から
日本魂
(
やまとだましい
)
に
立帰
(
たちかへ
)
りて、
154
神国
(
しんこく
)
成就
(
ぜうじゆ
)
の
御用
(
ごよう
)
を
勤
(
つと
)
めて
下
(
くだ
)
されよ。
155
大本
(
おほもと
)
の
教
(
をしへ
)
は
智慧
(
ちゑ
)
や
学
(
がく
)
では
何程
(
なにほど
)
考
(
かんが
)
へても、
156
人民力
(
じんみんりき
)
では
見当
(
けんとう
)
の
取
(
と
)
れん、
157
奥
(
おく
)
の
深
(
ふか
)
い
経綸
(
しぐみ
)
であるから、
158
是
(
これ
)
からソロソロと
変性女子
(
へんぜうによし
)
の
手
(
て
)
で、
159
順
(
じゆん
)
に
時節
(
じせつ
)
に
応
(
おう
)
じて
知
(
し
)
らすぞよ。
160
大本
(
おほもと
)
の
筆先
(
ふでさき
)
は
其
(
その
)
人々
(
にんにん
)
の
御魂
(
みたま
)
相応
(
さうをう
)
に
感得
(
とれ
)
る
様
(
やう
)
に
書
(
かか
)
してあるから、
161
余程
(
よほど
)
御魂
(
みたま
)
を
研
(
みが
)
かんと、
162
真理
(
まこと
)
の
神意
(
こと
)
が
判
(
わか
)
らんから、
163
取違
(
とりちが
)
いが
出来
(
でき
)
るから、
164
筆先
(
ふでさき
)
を
説
(
と
)
く
役員
(
やくいん
)
も
聞
(
き
)
く
人民
(
じんみん
)
も、
165
第一
(
だいいち
)
に
神
(
かみ
)
の
心
(
こころ
)
に
成
(
な
)
りて
考
(
かんが
)
へて
下
(
くだ
)
さらんと
困
(
こま
)
る
事
(
こと
)
が
出来
(
しゆつたい
)
いたすぞよ。
166
筆先
(
ふでさき
)
の
御用
(
ごよう
)
いたして、
167
錦
(
にしき
)
の
旗
(
はた
)
の
経綸
(
しぐみ
)
の
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
る
変性女子
(
へんぜうによし
)
の
御魂
(
みたま
)
でさへも、
168
今
(
いま
)
までは
神界
(
しんかい
)
の
機
(
はた
)
の
仕組
(
しぐみ
)
は
判
(
わか
)
りて
居
(
を
)
らなんだ
位
(
ぐらい
)
であるから、
169
普通
(
ひととうり
)
の
人民
(
じんみん
)
には
判
(
わか
)
らんのも
無理
(
むり
)
は
無
(
な
)
いぞよ。
170
夫
(
そ
)
れで
今迄
(
いままで
)
は
夜
(
よ
)
ルの
守護
(
しゆごう
)
であると
申
(
もう
)
して
知
(
し
)
らして
在
(
あ
)
りたなれど、
171
大正
(
たいせう
)
八年からは
弥々
(
いよいよ
)
日出
(
ひので
)
の
守護
(
しゆごう
)
となりて、
172
変性男子
(
へんぜうなんし
)
と
女子
(
によし
)
との
身魂
(
みたま
)
が
世界
(
せかい
)
へ
天晴
(
あつぱ
)
れ
現
(
あら
)
はれるから、
173
一日
(
いちにち
)
も
早
(
はや
)
く
此
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
から
改心
(
かいしん
)
いたして、
174
世間
(
せけん
)
から
見
(
み
)
てアレデならこそ
三千世界
(
さんぜんせかい
)
の
大本
(
おほもと
)
、
175
地
(
ち
)
の
高天原
(
たかあまはら
)
で
在
(
あ
)
ると
申
(
もう
)
すやうに
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
たら、
176
一度
(
いちど
)
に
開
(
ひら
)
く
梅
(
うめ
)
の
花
(
はな
)
と
申
(
もう
)
すのであるぞよ。
177
開
(
ひら
)
いて
散
(
ち
)
りて
実
(
み
)
を
結
(
むす
)
び、
178
隅々
(
すみずみ
)
までも
澄極
(
すみき
)
りて、
179
世界
(
せかい
)
に
輝
(
かが
)
やく
世
(
よ
)
の
本
(
もと
)
の
神
(
かみ
)
の
教
(
をしへ
)
を、
180
四方
(
よも
)
の
国
(
くに
)
から
尋
(
たづ
)
ねて
来
(
く
)
る
八
(
や
)
ツの
年
(
とし
)
、
181
新畳
(
さらたたみ
)
でさえも
打
(
う
)
てば、
182
埃
(
ほこり
)
の
出
(
で
)
る
者
(
もの
)
なれど、
183
何程
(
なにほど
)
たたいても
埃
(
ほこり
)
一
(
ひと
)
つ
出
(
で
)
て
来
(
こ
)
ん
所
(
ところ
)
まで
研
(
みが
)
き
上
(
あ
)
げて、
184
天地
(
てんち
)
え
御眼
(
おめ
)
に
掛
(
かか
)
る
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
の
経綸
(
しぐみ
)
であるから、
185
其
(
その
)
覚悟
(
かくご
)
を
致
(
いた
)
して、
186
斯
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
へ
出
(
で
)
て
来
(
く
)
る
人民
(
じんみん
)
は、
187
世界並
(
せかいなみ
)
の
改心
(
かいしん
)
ぐらいでは
可
(
いか
)
んから、
188
研
(
みが
)
いた
上
(
うへ
)
にも
研
(
みが
)
いて
下
(
くだ
)
されと
毎時
(
いつ
)
も
申
(
もう
)
して
知
(
し
)
らして
在
(
あ
)
るぞよ。
189
世
(
よ
)
の
諺
(
ことわざ
)
にも、
190
大
(
おほ
)
きな
器物
(
うつは
)
には
大
(
おほ
)
きい
影
(
かげ
)
が
刺
(
さ
)
すと
申
(
もう
)
すなれど、
191
大本
(
おほもと
)
の
教
(
をしへ
)
は
大
(
おほ
)
きな
器
(
うつわ
)
でも
小
(
ちい
)
さい
器
(
うつわ
)
でも、
192
水晶
(
すいしよう
)
に
澄極
(
すみき
)
る
処
(
とこ
)
まで
研
(
みが
)
く
教
(
をしへ
)
で
在
(
あ
)
るから、
193
影
(
かげ
)
と
日向
(
ひなた
)
の
区別
(
くべつ
)
無
(
な
)
く、
194
却
(
かへ
)
つて
影
(
かげ
)
には
強
(
つよ
)
い
光
(
ひか
)
りが
差
(
さ
)
す
教
(
をしへ
)
であるぞよ。
195
毛筋
(
けすじ
)
の
横巾
(
よこはば
)
も
間違
(
まちが
)
いの
無
(
な
)
い
教
(
をしへ
)
であるから、
196
大本
(
おほもと
)
の
信者
(
しんじや
)
は
日本魂
(
やまとだましい
)
に
立帰
(
たちかへ
)
りて、
197
毛筋
(
けすじ
)
ほどの
虚言
(
うそ
)
や
詐
(
いつわ
)
りは
致
(
いた
)
されず、
198
悪
(
わる
)
いと
申
(
もう
)
す
事
(
こと
)
は
露
(
つゆ
)
ほども
出来
(
でき
)
ぬ
世
(
よ
)
の
立直
(
たてなをし
)
の
教
(
をしへ
)
であるから、
199
明治
(
めいじ
)
二十五年から
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
の
教
(
をしへ
)
は、
200
他
(
ほか
)
の
教会
(
きやうかい
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
とは
天地
(
てんち
)
の
相違
(
さうゐ
)
で
在
(
あ
)
ると
申
(
もう
)
すので
在
(
あ
)
るぞよ。
201
我
(
われ
)
の
心
(
こころ
)
が
写
(
うつ
)
りて
心
(
こころ
)
相応
(
さうをう
)
に
感得
(
とれ
)
る
神諭
(
ふでさき
)
であるから、
202
我
(
われ
)
の
身魂
(
みたま
)
の
磨
(
みが
)
けん
内
(
うち
)
から
知
(
し
)
つた
顔
(
かほ
)
して
筆先
(
ふでさき
)
を
説
(
と
)
いても、
203
大間違
(
おほまちが
)
い
大取違
(
おほとりちが
)
い
斗
(
ばか
)
りに
成
(
な
)
るから、
204
口
(
くち
)
と
心
(
こころ
)
と
行
(
をこな
)
いの
揃
(
そろ
)
ふ
誠
(
まこと
)
の
人民
(
じんみん
)
でないと、
205
神諭
(
ふでさき
)
の
奥
(
をく
)
の
精神
(
せいしん
)
はとうてい
分
(
わか
)
らんぞよ。
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大正8年3月11日 >>>
神諭
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伊都能売神諭
> 大正8年3月10日
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