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大正八年一月二五日
インフォメーション
種類:
伊都能売神諭
年月日:
1919(大正8)年1月25日(旧12月24日)
神霊界掲載号:
大正8年2月15日号(第80号) -1頁
神霊界八幡書店復刻版:
第4巻 157頁
八幡書店版伊都能売神諭:
85頁
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
is19
001
大正
(
たいせう
)
八年一月二十五日
002
三千世界
(
さんぜんせかい
)
一度
(
いちど
)
に
開
(
ひら
)
く
梅
(
うめ
)
の
花
(
はな
)
、
003
開
(
ひら
)
いて
散
(
ち
)
りて
実
(
み
)
を
結
(
むす
)
び、
004
スの
種
(
たね
)
までも
蒔配
(
まくば
)
りて、
005
三千世界
(
さんぜんせかい
)
を
一
(
ひと
)
つに
丸
(
まる
)
めて、
006
至仁至愛
(
みろく
)
の
神政
(
かみよ
)
に
立直
(
たてなを
)
す
経綸
(
しぐみ
)
であるから、
007
此
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
へ
立寄
(
たちよ
)
る
役員
(
やくいん
)
は、
008
皆
(
みな
)
昔
(
むかし
)
の
神代
(
かみよ
)
の
太初
(
はじめ
)
から、
009
身魂
(
みたま
)
に
深
(
ふか
)
い
因縁
(
いんねん
)
が
在
(
あ
)
りて、
010
切
(
き
)
つても
断
(
き
)
れぬ
親子
(
をやこ
)
兄弟
(
けうだい
)
で
在
(
あ
)
れども、
011
現界
(
このよ
)
が
余
(
あま
)
り
体主霊従
(
あく
)
の
行方
(
やりかた
)
の
世
(
よ
)
に
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
るから、
012
御魂
(
みたま
)
も
共
(
とも
)
にくもりて
了
(
しも
)
ふて、
013
親兄弟
(
をやけうだい
)
も
顔
(
かほ
)
を
合
(
あわ
)
して
居
(
ゐ
)
ながら、
014
薩張
(
さつぱり
)
判
(
わか
)
らんやうに
成
(
な
)
りて、
015
知
(
し
)
らず
知
(
し
)
らずに
神
(
かみ
)
の
綱
(
つな
)
で
引寄
(
ひきよ
)
せられ、
016
久
(
ひさ
)
し
振
(
ぶり
)
の
親子
(
をやこ
)
兄弟
(
けうだい
)
の
対面
(
たいめん
)
で
在
(
あ
)
るから、
017
互
(
たがい
)
に
仲良
(
なかよ
)
く
致
(
いた
)
して、
018
神界
(
しんかい
)
の
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
して、
019
天地
(
てんち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
の
御用
(
ごよう
)
を
勤
(
つと
)
めて、
020
今度
(
こんど
)
の
二度目
(
にどめ
)
の
岩戸
(
いわと
)
を
開
(
ひら
)
いて
下
(
くだ
)
されよ。
021
神
(
かみ
)
は
人民
(
じんみん
)
を
道具
(
だうぐ
)
に
使
(
つか
)
ふて
致
(
いた
)
さねば、
022
神
(
かみ
)
の
姿
(
すがた
)
のままでは
現界
(
このよ
)
の
立直
(
たてなを
)
しは
出来
(
でき
)
んから、
023
神
(
かみ
)
が
懸
(
うつ
)
りて
致
(
いた
)
すから、
024
此
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
へ
引寄
(
ひきよ
)
せられた
人民
(
じんみん
)
は
素直
(
すなを
)
に
致
(
いた
)
して、
025
神
(
かみ
)
の
申付
(
もうしつ
)
ける
事
(
こと
)
チツト
無理
(
むり
)
じやと
思
(
おも
)
ふても
人民
(
じんみん
)
では
分
(
わか
)
らぬ
経綸
(
しぐみ
)
で
在
(
あ
)
るから、
026
神
(
かみ
)
は
親
(
をや
)
であるから、
027
無理
(
むり
)
いふ
親
(
をや
)
に
仕
(
つか
)
へると
思
(
おも
)
ふて
辛抱
(
しんぼう
)
して
御用
(
ごよう
)
を
聞
(
き
)
いて
下
(
くだ
)
されたら、
028
跡
(
あと
)
でコンナ
結構
(
けつこう
)
な
事
(
こと
)
であつたかと
申
(
もう
)
して
雀躍
(
こをど
)
りを
致
(
いた
)
さして、
029
夫
(
そ
)
れ
夫
(
ぞ
)
れに
手柄
(
てがら
)
をさして、
030
御魂
(
みたま
)
は
世界
(
せかい
)
の
守護神
(
しゆごうじん
)
と
祭
(
まつ
)
りて
与
(
や
)
るなり、
031
肉体
(
にくたい
)
は
亦
(
ま
)
た
斯
(
この
)
世
(
よ
)
に
無
(
な
)
い
結構
(
けつこう
)
な
事
(
こと
)
に
致
(
いた
)
して、
032
万劫末代
(
まんごうまつだい
)
名
(
な
)
を
残
(
のこ
)
さして
御礼
(
おれい
)
を
申
(
もう
)
すぞよ。
033
燈火
(
ともしび
)
の
消
(
き
)
ゆる
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
今
(
いま
)
なるぞ、
034
差添
(
さしそへ
)
致
(
いた
)
す
種
(
たね
)
ぞ
恋
(
こひ
)
しきと
申
(
もう
)
して、
035
明治
(
めいじ
)
三十三年に
筆先
(
ふでさき
)
に
出
(
だ
)
して
待
(
ま
)
ち
兼
(
かね
)
て
居
(
を
)
りたが、
036
変性女子
(
へんぜうによし
)
が
明治
(
めいじ
)
四十二年になりて、
037
大本
(
おほもと
)
の
神
(
かみ
)
の
経綸
(
しぐみ
)
が
判
(
わか
)
りかけて
来
(
き
)
たから、
038
時節
(
じせつ
)
に
応
(
おう
)
じて
差添
(
さしそへ
)
の
種
(
たね
)
を
引寄
(
ひきよ
)
したが、
039
皆
(
みな
)
一心
(
いつしん
)
に
御用
(
ごよう
)
いたして
下
(
くだ
)
さりて、
040
追々
(
をいをい
)
と
大本
(
おほもと
)
の
経綸
(
しぐみ
)
が、
041
人民
(
じんみん
)
にもチツトは
見当
(
けんとう
)
が
取
(
と
)
れるやうに
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
たから、
042
モウ
大分
(
だいぶ
)
揃
(
そろ
)
ふたから、
043
是
(
これ
)
から
研
(
みが
)
ひて
誠
(
まこと
)
の
御用
(
ごよう
)
にかかりて
下
(
くだ
)
され。
044
古
(
むかし
)
から
未
(
ま
)
だ
斯
(
この
)
世
(
よ
)
には
有
(
あ
)
りた
事
(
こと
)
も
聞
(
き
)
いた
事
(
こと
)
もない
大神業
(
たいもう
)
であるぞよ。
045
神
(
かみ
)
が
余
(
あま
)
り
喧
(
やか
)
ましく
改心
(
かいしん
)
して
下
(
くだ
)
されと
何時
(
いつ
)
までも
申
(
もう
)
すから、
046
今
(
いま
)
の
役員
(
やくいん
)
の
中
(
なか
)
には、
047
此
(
こ
)
うして
各自
(
めいめい
)
が
今
(
いま
)
までの
結構
(
けつこう
)
な
地位
(
ちい
)
や
職掌
(
しよく
)
を
止
(
や
)
めて、
048
家
(
いへ
)
も
身
(
み
)
も
宝
(
たから
)
も
捨
(
すて
)
た
同様
(
よう
)
に
御用
(
ごよう
)
を
聞
(
き
)
き、
049
我
(
われ
)
の
物
(
もの
)
を
衣食
(
いしよく
)
して、
050
月給
(
げつきゆう
)
一銭
(
いつせん
)
も
戴
(
いただ
)
くで
無
(
な
)
し、
051
力
(
ちから
)
一杯
(
いつぱい
)
金銀
(
きんぎん
)
まで
神様
(
かみさま
)
へ
献上
(
けんぜう
)
して、
052
一心
(
いつしん
)
に
尽
(
つく
)
くして
居
(
を
)
るこの
真心
(
まごころ
)
をまだ
知
(
し
)
つて
呉
(
く
)
れぬ、
053
六
(
むつ
)
ケ
敷
(
しい
)
処
(
とこ
)
判
(
わか
)
らぬ
神
(
かみ
)
じやと
思
(
おも
)
ふ
御方
(
おかた
)
も
在
(
あ
)
ろうも
知
(
し
)
れんなれど、
054
何
(
なに
)
をいふても
変性女子
(
へんぜうによし
)
は
大化者
(
おほばけもの
)
なり、
055
三代
(
さんだい
)
は
若
(
わか
)
い
女
(
をんな
)
の
事
(
こと
)
なり、
056
善
(
ぜん
)
の
鏡
(
かがみ
)
を
出
(
だ
)
して
大本
(
おほもと
)
の
神
(
かみ
)
の
名
(
な
)
を
出
(
だ
)
して
下
(
くだ
)
さるのは
役員
(
やくいん
)
であるから、
057
神
(
かみ
)
は
皆
(
みな
)
の
役員
(
やくいん
)
の
真心
(
まごころ
)
は
百
(
ひやく
)
も
承知
(
せうち
)
千
(
せん
)
も
合点
(
がつてん
)
であれど、
058
万一
(
まんいち
)
の
遠慮
(
ゑんりよ
)
いたして
執念深
(
くどう
)
う
腹
(
はら
)
が
立
(
た
)
つほど、
059
不調法
(
ぶちやうほう
)
と
取違
(
とりちが
)
いの
無
(
な
)
いやうに
気
(
き
)
を
注
(
つ
)
けるので
在
(
あ
)
るぞよ。
060
この
大本
(
おほもと
)
へ
立
(
たち
)
よる
身魂
(
みたま
)
は
皆
(
みな
)
昔
(
むかし
)
から
親子
(
をやこ
)
兄弟
(
けうだい
)
の
因縁
(
いんねん
)
が
深
(
ふか
)
いのであるから、
061
毫末
(
ちつ
)
とも
扣
(
ひか
)
えずに、
062
身内
(
みうち
)
であるから
厭
(
いや
)
な
事
(
こと
)
も
申
(
もう
)
すので
在
(
あ
)
るから、
063
神
(
かみ
)
が
何
(
なに
)
を
申
(
もう
)
しても
気
(
き
)
にかけぬ
如
(
よ
)
うに
致
(
いた
)
して、
064
我一
(
われいち
)
と
神界
(
しんかい
)
の
御用
(
ごよう
)
をいたして
下
(
くだ
)
されよ。
065
今年
(
ことし
)
の
旧
(
きう
)
の七月十二日までに、
066
大略
(
あらまし
)
の
因縁
(
いんねん
)
の
身魂
(
みたま
)
を
大本
(
おほもと
)
へ
引寄
(
ひきよ
)
せるから、
067
大本
(
おほもと
)
の
役員
(
やくいん
)
は
充分
(
じゆうぶん
)
に
気
(
き
)
を
注
(
つ
)
けて
下
(
くだ
)
されよ。
068
夫
(
そ
)
れまでに
肝心
(
かんじん
)
の
御魂
(
みたま
)
を
引寄
(
ひきよ
)
せるぞよ。
069
毎時
(
いつも
)
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
の
筆先
(
ふでさき
)
で、
070
跡
(
あと
)
な
烏
(
からす
)
が
羽翼
(
はがい
)
が
強
(
つよ
)
いから、
071
後
(
をく
)
れん
如
(
よ
)
うに
身魂
(
みたま
)
を
研
(
みが
)
いて
下
(
くだ
)
されと
申
(
もう
)
して
在
(
あ
)
ろうがな。
072
皆
(
みな
)
その
通
(
とほ
)
りになるから、
073
ドウゾ
後
(
をく
)
れんやうに
致
(
いた
)
して
下
(
くだ
)
されよ。
074
手長彦
(
てながひこ
)
手長姫
(
てながひめ
)
に
心
(
こころ
)
を
配
(
くば
)
りて
下
(
くだ
)
され、
075
斯
(
こ
)
んな
酷
(
きび
)
しき
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
へでも
這入
(
はい
)
り
込
(
こん
)
で
来
(
く
)
るぞよ。
076
油断
(
ゆだん
)
いたすと
終
(
しまい
)
には
神
(
かみ
)
の
名
(
な
)
を
汚
(
けが
)
す
事
(
こと
)
に
成
(
な
)
るぞよ。
077
◎
078
人民
(
じんみん
)
と
申
(
もう
)
すものは
気
(
き
)
の
短
(
みじか
)
いもので
在
(
あ
)
るから、
079
神
(
かみ
)
の
申
(
もう
)
した
事実
(
こと
)
が
一年
(
いちねん
)
後
(
をく
)
れても
六
(
むつ
)
ケ
敷
(
しい
)
顔
(
かほ
)
を
致
(
いた
)
すなり、
080
何
(
なに
)
を
申
(
もう
)
しても
昔
(
むかし
)
から
未
(
ま
)
だ
無
(
な
)
い
大神業
(
たいもう
)
であるから、
081
物事
(
ものごと
)
に
依
(
よ
)
りてはチツト
位
(
くらい
)
は
延
(
の
)
びる
事
(
こと
)
が
有
(
あ
)
るなり、
082
人民
(
じんみん
)
を
神
(
かみ
)
は
一人
(
いちにん
)
でも
余計
(
よけい
)
に
改心
(
かいしん
)
さして
助
(
たす
)
けてやりたいから、
083
延
(
の
)
ばせる
丈
(
だ
)
けは
延
(
の
)
ばしたいなり、
084
人民
(
じんみん
)
は
良
(
よ
)
き
事
(
こと
)
斗
(
ばか
)
り
来
(
く
)
る
様
(
やう
)
に
思
(
おも
)
ふて、
085
浅
(
あさ
)
い
考
(
かんが
)
へを
致
(
いた
)
して
首
(
くび
)
を
伸
(
のば
)
して
待
(
ま
)
つやうな
心
(
こころ
)
で
居
(
を
)
るなり、
086
薩張
(
さつぱ
)
り
神
(
かみ
)
と
人民
(
じんみん
)
とは
思
(
おも
)
ひが
反対
(
はんたい
)
であるから、
087
神
(
かみ
)
も
中々
(
なかなか
)
骨
(
ほね
)
が
折
(
を
)
れるぞよ。
088
誰
(
だれ
)
も
彼
(
かれ
)
も
綾部
(
あやべ
)
綾部
(
あやべ
)
と
申
(
もう
)
して
出
(
で
)
て
参
(
まい
)
りても、
089
身魂
(
みたま
)
の
因縁
(
いんねん
)
だけの
事
(
こと
)
よりは
出来
(
でき
)
んのであるから、
090
神
(
かみ
)
の
道
(
みち
)
の
判
(
わか
)
りた
人民
(
じんみん
)
なら
何処
(
どこ
)
に
居
(
を
)
りても、
091
神徳
(
しんとく
)
は
渡
(
わた
)
して
手柄
(
てがら
)
を
致
(
いた
)
さすから、
092
余
(
あま
)
りあはてて
下
(
くだ
)
さると
却
(
かへつ
)
て
神
(
かみ
)
が
迷惑
(
めいわく
)
を
致
(
いた
)
すぞよ。
093
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
の
役員
(
やくいん
)
に
誠
(
まこと
)
の
事
(
こと
)
が
六七分
(
ろくしちぶ
)
まで
解
(
わか
)
りて
来
(
き
)
て、
094
充分
(
じゆうぶん
)
に
身魂
(
みたま
)
が
研
(
みが
)
ける
迄
(
まで
)
は、
095
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
が
初
(
はじ
)
まると、
096
却
(
かへ
)
つて
神
(
かみ
)
も
役員
(
やくいん
)
も
困
(
こま
)
るから、
097
三千年
(
さんぜんねん
)
の
仕組
(
しぐみ
)
を
水
(
みづ
)
の
泡
(
あわ
)
には
出来
(
でき
)
んから、
098
地固
(
ぢがた
)
めには
充分
(
じゆうぶん
)
の
骨
(
ほね
)
が
折
(
を
)
れるから、
099
チツト
位
(
くらい
)
後
(
をく
)
れたと
申
(
もう
)
して
心
(
こころ
)
の
変
(
かわ
)
るやうな
事
(
こと
)
では、
100
斯
(
こ
)
んな
大望
(
たいもう
)
は
到底
(
とうてい
)
勤
(
つと
)
まらんぞよ。
101
一人
(
いちにん
)
でも
因縁
(
いんねん
)
の
身魂
(
みたま
)
を
余計
(
よけい
)
に
改心
(
かいしん
)
さしたいのは
神
(
かみ
)
の
至仁至愛
(
みろく
)
の
精神
(
せいしん
)
であるぞよ。
102
夫
(
そ
)
れで
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
から
神
(
かみ
)
と
同
(
おな
)
じ
心
(
こころ
)
に
成
(
な
)
りて
呉
(
く
)
れよと、
103
クドウ
申
(
もう
)
すのであるぞよ。
104
神界
(
しんかい
)
の
経綸
(
しぐみ
)
が一二年も
延
(
の
)
びたとすれば、
105
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
は
悪
(
あく
)
が
未
(
ま
)
だ
消
(
き
)
えて
居
(
を
)
らぬから、
106
又
(
ま
)
た
神
(
かみ
)
に
不足
(
ふそく
)
を
申
(
もう
)
すなり、
107
子
(
こ
)
を
戻
(
もど
)
して
呉
(
く
)
れ
娘
(
むすめ
)
を
返
(
かへ
)
せと
申
(
もう
)
すものも
出来
(
でき
)
るかも
知
(
し
)
れぬが、
108
其所
(
そこ
)
を
惟神
(
かんながら
)
に
任
(
まか
)
して、
109
ヂツト
堪
(
こら
)
えて
待
(
ま
)
つだけの
度胸
(
どきやう
)
がないと、
110
肝腎
(
かんじん
)
の
御蔭
(
おかげ
)
に
外
(
は
)
づれて
了
(
しも
)
ふぞよ。
111
後
(
あと
)
の
悔悟
(
こうかい
)
は
間
(
ま
)
に
合
(
あ
)
はぬから、
112
充分
(
じゆうぶん
)
腹帯
(
はらをび
)
を
締
(
しめ
)
て
居
(
を
)
らんと、
113
百日
(
ひやくにち
)
の
説法
(
せつぽう
)
が
屁
(
へ
)
一
(
ひと
)
つにも
成
(
な
)
らん
事
(
こと
)
に
成
(
な
)
りて、
114
世界
(
せかい
)
から
笑
(
わら
)
はれて、
115
地団太
(
ぢだんだ
)
踏
(
ふ
)
んでも
追付
(
をいつ
)
かぬ
様
(
やう
)
になるぞよ。
116
三千年
(
さんぜんねん
)
の
苦労
(
くろう
)
いたした
経綸
(
しぐみ
)
の
花
(
はな
)
が
咲
(
さ
)
くので
在
(
あ
)
るから、
117
人民
(
じんみん
)
の
思
(
おも
)
ふて
居
(
を
)
る
様
(
やう
)
な
容易
(
やすい
)
仕組
(
しぐみ
)
でないから、
118
思
(
おも
)
ひ
違
(
ちが
)
いの
無
(
な
)
きやうに
致
(
いた
)
して
下
(
くだ
)
されよ。
119
筆先
(
ふでさき
)
の
裏
(
うら
)
まで
眼
(
め
)
を
徹
(
と
)
うす
様
(
やう
)
でないと
中々
(
なかなか
)
解
(
わか
)
りは
致
(
いた
)
さんぞよ。
120
世界
(
せかい
)
の
大峠
(
おほとほげ
)
が
来
(
く
)
る
迄
(
まで
)
にこの
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
に
大峠
(
おほとほげ
)
があるぞよ。
121
大本
(
おほもと
)
の
事
(
こと
)
は
神界
(
しんかい
)
の
仕組
(
しぐみ
)
であるから
世界中
(
せかいぢう
)
へ
写
(
うつ
)
るぞよ。
122
世界
(
せかい
)
の
事
(
こと
)
は
又
(
また
)
大本
(
おほもと
)
へ
写
(
うつ
)
るから、
123
斯
(
この
)
大本
(
おほもと
)
の
内部
(
なか
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
を
見
(
み
)
てさえ
居
(
を
)
りたら、
124
誠
(
まこと
)
のものには
何
(
なに
)
も
彼
(
か
)
も
判
(
わか
)
る
仕組
(
しぐみ
)
であると、
125
明治
(
めいじ
)
三十二年から
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
の
手
(
て
)
で
先
(
さき
)
に
何遍
(
なんぺん
)
も
知
(
し
)
らして
在
(
あ
)
るぞよ。
126
◎
127
三千世界
(
さんぜんせかい
)
が
一度
(
いちど
)
に
開
(
ひら
)
く
梅
(
うめ
)
の
花
(
はな
)
、
128
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
の
世
(
よ
)
に
成
(
な
)
りたぞよ。
129
神
(
かみ
)
も
仏事
(
ぶつじ
)
も
人民
(
じんみん
)
も
勇
(
いさ
)
んで
暮
(
くら
)
す
世
(
よ
)
になるぞよと
明治
(
めいじ
)
二十五年から
知
(
し
)
らして
在
(
あ
)
るぞよ。
130
それで
斯
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
は、
131
外国
(
がいこく
)
のヤソの
神
(
かみ
)
の
教
(
をしへ
)
や、
132
仏
(
ほとけ
)
の
教
(
をしえ
)
を
悪
(
わる
)
く
申
(
もう
)
されんぞよ。
133
ヤソも
仏
(
ほとけ
)
も
儒
(
じゆ
)
も
其
(
その
)
国々
(
くにぐに
)
の
国魂
(
くにたま
)
相応
(
さうをう
)
の
教
(
をしへ
)
がさして
在
(
あ
)
るので
在
(
あ
)
るから、
134
此
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
は
大本
(
おほもと
)
の
教
(
をしへ
)
さえ
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
りたら
外
(
ほか
)
の
宗教
(
しゆうけう
)
を
毀
(
う
)
つと
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
は
致
(
いた
)
されんぞよ。
135
斯
(
こ
)
う
申
(
もう
)
すと
又
(
ま
)
た
鼻高
(
はなだか
)
が、
136
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
でさえも
外国
(
がいこく
)
の
教
(
をしへ
)
や、
137
仏
(
ぶつ
)
を
悪
(
わ
)
るく
申
(
もう
)
すで
無
(
な
)
いかと、
138
理窟
(
りくつ
)
を
申
(
もう
)
すで
在
(
あ
)
ろうが、
139
外国
(
がいこく
)
の
教
(
をしえ
)
と
神
(
かみ
)
が
申
(
もう
)
すのは、
140
宗教
(
しうきやう
)
やヤソ
教
(
きやう
)
の
神
(
かみ
)
の
事
(
こと
)
では
無
(
な
)
い、
141
物質主義金銀為本
(
あくのやりかた
)
の
政治
(
せいじ
)
の
事
(
こと
)
を
申
(
もう
)
すので
在
(
あ
)
るぞよ。
142
誠
(
まこと
)
の
純粋
(
きつすい
)
の
日本魂
(
やまとだましい
)
の
人民
(
じんみん
)
には、
143
外国
(
がいこく
)
の
宗教
(
しうきやう
)
は
要
(
い
)
らぬなれど、
144
未
(
ま
)
だ
其処
(
そこ
)
まで
身魂
(
みたま
)
の
研
(
みが
)
けて
居
(
を
)
らぬ、
145
中
(
ちう
)
と
下
(
げ
)
との
身魂
(
みたま
)
の
済度
(
さいど
)
には、
146
無
(
な
)
けねば
成
(
な
)
らぬ
道具
(
だうぐ
)
であるぞよ。
147
外国
(
がいこく
)
の
宗教
(
しうきやう
)
と
申
(
もう
)
しても
元
(
もと
)
は
天地
(
てんち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
の
教
(
をしへ
)
であるから、
148
日本
(
にほん
)
の
教
(
をしへ
)
の
枝葉
(
ゑだは
)
であるから、
149
余
(
あま
)
り
悪
(
わる
)
く
申
(
もう
)
して
枝葉
(
ゑだは
)
を
断
(
き
)
ると、
150
幹
(
みき
)
が
却
(
かへ
)
つて
発育
(
そだた
)
ぬから、
151
神
(
かみ
)
は
元
(
もと
)
は
一株
(
ひとかぶ
)
であるから、
152
それで
是
(
これ
)
までの
筆先
(
ふでさき
)
に、
153
谷々
(
たにだに
)
の
小川
(
をがは
)
の
水
(
みづ
)
も
大河
(
おほかは
)
へ、
154
末
(
すへ
)
で
一
(
ひと
)
つの
海
(
うみ
)
に
入
(
い
)
る
経綸
(
しぐみ
)
であると
申
(
もう
)
してあろうがな。
155
神
(
かみ
)
が
一度
(
いちど
)
申
(
もう
)
した
事
(
こと
)
は、
156
何時
(
いつ
)
になりても
毛筋
(
けすじ
)
も
間違
(
まちが
)
いは
無
(
な
)
いから、
157
爰
(
ここ
)
の
処
(
ところ
)
を
十分
(
じうぶん
)
に
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
けて、
158
大本
(
おほもと
)
の
御話
(
おはなし
)
を
致
(
いた
)
さぬと、
159
反対
(
はんたい
)
に
揚
(
あ
)
げ
足
(
あし
)
を
取
(
と
)
られて、
160
愧
(
はづ
)
かしき
事
(
こと
)
が
出来
(
しゆつたい
)
いたすから、
161
心得
(
こころえ
)
た
上
(
うへ
)
にも
心得
(
こころえ
)
て
居
(
を
)
りてくだされよ。
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(B)
(N)
大正8年1月27日 >>>
神諭
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伊都能売神諭
> 大正8年1月25日
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