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(N)
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大正八年一月二日
インフォメーション
種類:
伊都能売神諭
年月日:
1919(大正8)年1月2日(旧12月1日)
神霊界掲載号:
大正8年1月15日号(第78号) 11頁
神霊界八幡書店復刻版:
第4巻 65頁
八幡書店版伊都能売神諭:
50頁
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2017-08-22 23:32:31
OBC :
is09
001
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
変性男子
(
へんぜうなんし
)
の
御霊
(
みたま
)
が、
002
丹波国
(
たんばのくに
)
は
南桑田郡
(
みなみくわたごうり
)
曽我部村
(
そがべむら
)
大字
(
おほあざ
)
穴太
(
あなを
)
の
延喜式内
(
えんぎしきない
)
小幡神社
(
をばたじんじや
)
の
御主神
(
ごしゆしん
)
、
003
開化天皇
(
かいかてんのう
)
の
御引合
(
おひきあ
)
はせに
由
(
よ
)
り、
004
氏子
(
うじこ
)
の
中
(
なか
)
の
変性女子
(
へんぜうによし
)
の
御魂
(
みたま
)
を
申受
(
もうしう
)
けて、
005
明治
(
めいじ
)
三十一年の二月の八日に、
006
何彼
(
なにか
)
の
因縁
(
いんねん
)
を
打
(
う
)
ち
明
(
あ
)
けて、
007
弥々
(
いよいよ
)
氏神様
(
うじがみさま
)
の
御承知
(
ごしようち
)
が
出来
(
でき
)
たから、
008
翌
(
あく
)
る
日
(
ひ
)
の
九日
(
ここのか
)
の
夜
(
よ
)
から
女子
(
によし
)
の
身魂
(
みたま
)
を
高熊山
(
たかくまやま
)
に
連
(
つ
)
れ
参
(
まい
)
りて、
009
帰神
(
かんがかり
)
の
修行
(
しゆぎやう
)
を
致
(
いた
)
させてあるのも、
010
昔
(
むかし
)
の
神代
(
かみよ
)
からの
経綸
(
しぐみ
)
の
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りたので
在
(
あ
)
るぞよ。
011
其
(
その
)
折
(
をり
)
には
不二
(
ふじ
)
の
山
(
やま
)
の
芙蓉坊
(
ふようぼう
)
と、
012
男山
(
おとこやま
)
八幡様
(
はちまんさま
)
の
松岡殿
(
まつをかどの
)
とに
守護
(
しゆごう
)
が
命
(
さ
)
せて
在
(
あ
)
りたので
在
(
あ
)
るぞよ。
013
高熊山
(
たかくまやま
)
で
女子
(
によし
)
に
神界
(
しんかい
)
から
授
(
さづ
)
けた、
014
不思議
(
ふしぎ
)
な
物
(
もの
)
は
今度
(
こんど
)
東京
(
とうきよう
)
から
大本
(
おほもと
)
へ
納
(
をさ
)
まりた十二の
鶴石
(
かくせき
)
でありたぞよ。
015
弥々
(
いよいよ
)
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
たから、
016
実物
(
じつぶつ
)
を
今日
(
こんにち
)
変性女子
(
へんぜうによし
)
の
身魂
(
みたま
)
に
授
(
さづ
)
けて
守護
(
しゆごう
)
いたさすから、
017
世界
(
せかい
)
の
国々
(
くにぐに
)
の
様子
(
やうす
)
が
是
(
これ
)
からは
今迄
(
いままで
)
の
世
(
よ
)
とは
一日
(
いちにち
)
増
(
ま
)
して
変
(
かわ
)
りて
来
(
く
)
るから、
018
此
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
と
世界
(
せかい
)
とを
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
けて
見
(
み
)
て
居
(
を
)
ると、
019
何彼
(
なにか
)
の
神界
(
しんかい
)
の
仕組
(
しぐみ
)
が
身魂
(
みたま
)
の
研
(
みが
)
けた
人民
(
じんみん
)
でありたら
大方
(
おほかた
)
の
見当
(
けんとう
)
が
付
(
つ
)
くやうに
成
(
な
)
るぞよ。
020
今
(
いま
)
はモチト
筆先
(
ふでさき
)
にも
口
(
くち
)
にも
肝心
(
かんじん
)
の
事
(
こと
)
は
出
(
だ
)
されんから、
021
自己
(
われ
)
の
心
(
こころ
)
を
研
(
みが
)
いて
悟
(
さと
)
りた
上
(
うへ
)
、
022
神界
(
しんかい
)
の
生
(
い
)
きた
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
して
下
(
くだ
)
され。
023
神界
(
しんかい
)
からは
誰
(
だれ
)
に
何役
(
なにやく
)
彼
(
かれ
)
に
此
(
こ
)
の
役
(
やく
)
と
申
(
もう
)
す
事
(
こと
)
は
言
(
い
)
はんから、
024
其人
(
そのひと
)
の
心
(
こころ
)
次第
(
しだい
)
の
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
さすぞよ。
025
今度
(
こんど
)
の
大戦争
(
おほたたかい
)
は
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
の
三番叟
(
さんばんそう
)
が
済
(
す
)
みたので
在
(
あ
)
るから、
026
モウ
是
(
これ
)
で
天下泰平
(
てんかたいへい
)
に
世界
(
せかい
)
が
治
(
をさ
)
まるであらうと
申
(
もう
)
して
歓
(
よろ
)
こびて
居
(
を
)
ると
大変
(
たいへん
)
な
大間違
(
おほまちが
)
いが
出来
(
しゆつたい
)
致
(
いた
)
すぞよ。
027
是
(
これ
)
から
後
(
さき
)
になると
露国
(
ろこく
)
の
悪神
(
あくがみ
)
さえ
能
(
よ
)
う
掘
(
ほ
)
り
出
(
だ
)
さなんだ
竜宮
(
りうぐう
)
の
御宝
(
みたから
)
を、
028
今度
(
こんど
)
は
英米西大国
(
えべすだいこく
)
が
自由
(
じゆう
)
に
致
(
いた
)
す
仕組
(
しぐみ
)
を
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
るが、
029
此
(
こ
)
の
宝
(
たから
)
は
今度
(
こんど
)
の
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
の
神
(
かみ
)
の
宝
(
たから
)
で、
030
昔
(
むかし
)
から
隠
(
かく
)
して
有
(
あ
)
りたので
在
(
あ
)
るから、
031
体主霊従
(
あく
)
の
国魂
(
くにたま
)
には
自由
(
じゆう
)
には
致
(
いた
)
させんぞよ。
032
金銀
(
きんぎん
)
銅
(
どう
)
鉄
(
てつ
)
水鉛
(
すいえん
)
石炭
(
せきたん
)
木材
(
もくざい
)
食物
(
しよくもつ
)
は、
033
何程
(
なにほど
)
でも
竜宮
(
りうぐう
)
の
乙姫
(
をとひめ
)
が
守護
(
しゆごう
)
致
(
いた
)
して
日出
(
ひので
)
の
神
(
かみ
)
に
渡
(
わた
)
してあるから、
034
肝腎
(
かんじん
)
の
時
(
とき
)
には
掘上
(
ほりあ
)
げて、
035
三千世界
(
さんぜんせかい
)
の
立直
(
たてなを
)
しに
使
(
つか
)
ふて、
036
五六七
(
みろく
)
の
神代
(
かみよ
)
を
建
(
たて
)
るぞよ。
037
寒
(
さむ
)
い
国
(
くに
)
では
在
(
あ
)
れど、
038
今
(
いま
)
まで
人民
(
じんみん
)
の
自由
(
じゆう
)
に
致
(
いた
)
さぬ
様
(
やう
)
に、
039
態
(
わざ
)
とに
寒
(
さむ
)
い
国
(
くに
)
の
広
(
ひろ
)
い
所
(
ところ
)
に
創造
(
こしらへ
)
て
蓄
(
たくわ
)
へてありたので
有
(
あ
)
るぞよ。
040
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
も
外国
(
がいこく
)
の
人民
(
じんみん
)
も
大変
(
たいへん
)
な
目的
(
もくてき
)
を
立
(
たて
)
て、
041
我
(
われ
)
の
自由
(
じゆう
)
に
致
(
いた
)
さうと
思
(
おも
)
ふて
一生懸命
(
いつせうけんめい
)
に
骨
(
ほね
)
を
折
(
を
)
りて
居
(
を
)
るなれど、
042
神
(
かみ
)
の
宝
(
たから
)
に
人民
(
じんみん
)
が
勝手
(
かつて
)
に
手
(
て
)
を
掛
(
か
)
けたら
大騒動
(
おほそうどう
)
が
起
(
をこ
)
るぞよ。
043
是
(
これ
)
も
時節
(
じせつ
)
であるから、
044
外国
(
がいこく
)
の
身魂
(
みたま
)
がモウ
手
(
て
)
を
出
(
だ
)
し
掛
(
か
)
けて
居
(
を
)
るなれど、
045
九分九厘
(
くぶくりん
)
まで
行
(
い
)
つた
所
(
ところ
)
で
手
(
て
)
の
掌
(
ひら
)
を
覆
(
かへ
)
して、
046
欲
(
よく
)
の
皮
(
かわ
)
を
脱
(
む
)
いて
見
(
み
)
せてやるぞよ。
047
海
(
うみ
)
は
一
(
ひと
)
つ
隔
(
へだ
)
てて
居
(
を
)
りても
日本
(
にほん
)
の
神
(
かみ
)
の
宝
(
たから
)
であるから、
048
外国
(
がいこく
)
の
自由
(
じゆう
)
には
神界
(
しんかい
)
から
致
(
いた
)
させんぞよ。
049
神
(
かみ
)
が
一度
(
いちど
)
申
(
もう
)
した
事
(
こと
)
は
何時
(
いつ
)
になりても
間違
(
まちが
)
いは
無
(
な
)
いぞよ。
050
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
は
皆
(
みな
)
天地
(
てんち
)
の
神
(
かみ
)
の
殊愛
(
べつ
)
の
御子
(
おんこ
)
と
拵
(
こし
)
らへて、
051
誠
(
まこと
)
一
(
ひと
)
つを
貫
(
つらぬ
)
きて
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
を
愛撫
(
たすけ
)
るやうに、
052
斯
(
こ
)
の
結構
(
けつこう
)
な
神国
(
しんこく
)
に
生
(
うま
)
れさして
在
(
あ
)
る
神
(
かみ
)
の
容器
(
いれもの
)
の
身魂
(
みたま
)
であるから、
053
一日
(
いちにち
)
半時
(
はんとき
)
でも
泣
(
な
)
いたり
悔
(
くや
)
みたり、
054
不足
(
ふそく
)
を
申
(
もう
)
して
暮
(
くら
)
すやうな
事
(
こと
)
では
日本
(
にほん
)
に
生
(
うま
)
れた
甲斐
(
かひ
)
が
無
(
な
)
いぞよ。
055
誠
(
まこと
)
の
日本魂
(
やまとだましい
)
が
授
(
さづ
)
けてある
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
は、
056
何
(
ど
)
んな
難渋
(
なんぢう
)
が
出来
(
でき
)
て
来
(
き
)
ても
苦
(
くる
)
しみが
在
(
あ
)
りても
微躯
(
びく
)
付
(
つ
)
く
様
(
やう
)
な
事
(
こと
)
では、
057
神国
(
しんこく
)
の
神民
(
しんみん
)
とは
申
(
もう
)
されんぞよ。
058
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
は
天地
(
てんち
)
を
日夜
(
にちや
)
に
讃美
(
いわい
)
して
神
(
かみ
)
の
活動
(
はたらき
)
を
致
(
いた
)
し、
059
悪
(
わる
)
い
国
(
くに
)
を
善
(
ぜん
)
に
進開
(
ひら
)
き
導
(
みち
)
びき、
060
勇
(
いさ
)
んで
神
(
かみ
)
の
行為
(
おこない
)
を
致
(
いた
)
し、
061
世界
(
せかい
)
万国
(
ばんこく
)
を
統一
(
すべ
)
守
(
まも
)
り、
062
一家
(
いつか
)
を
修
(
をさ
)
め
身
(
み
)
を
修
(
をさ
)
めて、
063
天地
(
てんち
)
に
代
(
かわ
)
りての
大事業
(
たいもう
)
を
身魂
(
みたま
)
に
享
(
う
)
けて
居
(
を
)
る、
064
神
(
かみ
)
の
御宮
(
おみや
)
の
神民
(
しんみん
)
であるから、
065
御土
(
おつち
)
も
家
(
いへ
)
も
身
(
み
)
も
霊魂
(
たま
)
も
日々
(
にちにち
)
清
(
きよ
)
らかに
致
(
いた
)
して、
066
天国
(
てんごく
)
極楽
(
ごくらく
)
の
花
(
はな
)
を
咲
(
さ
)
かし、
067
実
(
み
)
を
結
(
むす
)
ぶ
天職
(
やくめ
)
のある
尊
(
とほ
)
といものであるのに、
068
薩張
(
さつぱ
)
り
外国
(
がいこく
)
の
宗教
(
おしえ
)
に
身魂
(
みたま
)
を
自由自在
(
じゆうじざい
)
に
汚
(
いた
)
され
曇
(
くも
)
らされて、
069
今
(
いま
)
の
日本
(
にほん
)
の
神民
(
しんみん
)
の
腰抜様
(
こしぬけさま
)
と
申
(
もう
)
すものは、
070
ドーして
天地
(
てんち
)
の
祖神様
(
をやがみさま
)
に
顔
(
かほ
)
が
合
(
あ
)
はされようか。
071
外国人
(
がいこくじん
)
の
身魂
(
みたま
)
よりも
劣
(
をと
)
りた
人民
(
じんみん
)
が
八分
(
はちぶ
)
までも
出来
(
でき
)
て
居
(
を
)
るが、
072
是
(
これ
)
も
時節
(
じせつ
)
とは
申
(
もう
)
し
乍
(
なが
)
ら、
073
余
(
あま
)
りの
事
(
こと
)
で、
074
腰
(
こし
)
の
立
(
た
)
たせやうが
無
(
な
)
いぞよ。
075
夏
(
なつ
)
咲
(
さ
)
く
花
(
はな
)
の
紫陽花
(
あじさい
)
の
色
(
いろ
)
ほど
変
(
かわ
)
る
魂線
(
たましい
)
で、
076
此
(
こ
)
の
後
(
さき
)
の
世
(
よ
)
をドウして
立
(
たて
)
て
行
(
ゆ
)
かうとするのか。
077
一
(
ひと
)
つも
日本魂
(
やまとだましい
)
の
活動
(
はたらき
)
が
有
(
あ
)
りはせんぞよ。
078
今
(
いま
)
の
中
(
うち
)
に
一人
(
いちにん
)
なり
共
(
とも
)
多
(
おほ
)
く
日本魂
(
やまとだましい
)
に
立帰
(
たちかへ
)
りて
居
(
を
)
らむと、
079
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
は
此儘
(
このまま
)
でウツカリ
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
ると、
080
今
(
いま
)
に
外国
(
がいこく
)
の
四
(
よ
)
ツ
足
(
あし
)
の
餌食
(
ゑじき
)
に
致
(
いた
)
されて
了
(
しも
)
ふぞよ。
081
夫
(
そ
)
れで
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
は
神界
(
しんかい
)
の
因縁
(
いんねん
)
の
在
(
あ
)
る
結構
(
けつこう
)
な
地場
(
ぢば
)
であるから、
082
二度目
(
にどめ
)
の
天之岩戸
(
あまのいわと
)
を
開
(
ひら
)
いて、
083
日本
(
にほん
)
の
霊主体従
(
ひのもと
)
の
光
(
ひかり
)
を
天晴
(
あつぱ
)
れ
世界
(
せかい
)
へ
輝
(
かがや
)
かして、
084
天下万民
(
しんみん
)
を
神国
(
しんこく
)
に
助
(
たす
)
けたさに、
085
明治
(
めいじ
)
二十五年から、
086
大出口
(
おほでぐち
)
直
(
なを
)
に
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
が
憑
(
うつ
)
りて、
087
間
(
ま
)
に
合
(
あ
)
ふ
人民
(
じんみん
)
を
引寄
(
ひきよ
)
して
経綸
(
しぐみ
)
を
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
るので
有
(
あ
)
るぞよ。
088
それで
此
(
この
)
大本
(
おほもと
)
へ
引寄
(
ひきよ
)
せられた
人民
(
じんみん
)
は、
089
男
(
をとこ
)
女
(
をんな
)
に
関
(
かか
)
はらず、
090
皆
(
みな
)
神界
(
しんかい
)
の
経綸
(
しぐみ
)
の
綱
(
つな
)
が
掛
(
か
)
けて
在
(
あ
)
るのであるから、
091
充分
(
じうぶん
)
に
心
(
こころ
)
を
落付
(
をちつ
)
けて
御神徳
(
おかげ
)
を
落
(
をと
)
さぬやう、
092
神
(
かみ
)
の
結構
(
けつこう
)
な
御用
(
ごよう
)
に
離
(
はな
)
れんやうに、
093
能
(
よ
)
く
明治
(
めいじ
)
二十五年からの
筆先
(
ふでさき
)
を
腹
(
はら
)
へ
入
(
い
)
れて
下
(
くだ
)
され、
094
筆先
(
ふでさき
)
が
少
(
すこ
)
しでも
腹
(
はら
)
へ
這入
(
はい
)
りたら、
095
這入
(
はい
)
りた
丈
(
だけ
)
の
誠
(
まこと
)
を
尽
(
つく
)
して、
096
日本
(
にほん
)
の
為
(
ため
)
世界
(
せかい
)
の
救助
(
たすけ
)
のために、
097
力
(
ちから
)
を
尽
(
つく
)
して
下
(
くだ
)
され、
098
尽
(
つく
)
した
丈
(
だ
)
けの
事
(
こと
)
は
神
(
かみ
)
が
万倍
(
まんばい
)
に
致
(
いた
)
して
御礼
(
おれい
)
申
(
もう
)
すぞよ。
099
今
(
いま
)
が
世
(
よ
)
の
境
(
さかい
)
の
大峠
(
おほとほげ
)
であるから、
100
国
(
くに
)
を
助
(
たす
)
け
人民
(
じんみん
)
を
助
(
たす
)
ける
真心
(
まごころ
)
のある
誠
(
まこと
)
の
役員
(
やくいん
)
信者
(
しんじや
)
は、
101
今
(
いま
)
の
間
(
うち
)
は
家
(
いへ
)
や
妻子
(
つまこ
)
に
心
(
こころ
)
を
曳
(
ひ
)
かれるやうな
事
(
こと
)
では
物事
(
ものごと
)
成就
(
ぜうじゆ
)
いたさんぞよ。
102
大正
(
たいせう
)
の
忠臣蔵
(
ちうしんぐら
)
は
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
高天原
(
たかあまはら
)
の
神境
(
しんかい
)
に
仕組
(
しぐみ
)
が
致
(
いた
)
してあるぞよ。
103
万古末代
(
まんごまつだい
)
死
(
し
)
なず
亡
(
ほろ
)
びず
生通
(
いきとほ
)
しの
日本
(
にほん
)
義士
(
ぎし
)
、
104
数
(
かず
)
は四八の
瑞秀
(
みつひで
)
の
身魂
(
みたま
)
、
105
三千世界
(
さんぜんせかい
)
を
照
(
て
)
らす
生魂
(
いくみたま
)
斗
(
ばか
)
りを
集
(
あつ
)
めて、
106
弥々
(
いよいよ
)
敵討
(
かたきうち
)
の
段
(
だん
)
になりたら
世界中
(
せかいぢう
)
の
神
(
かみ
)
、
107
守護神
(
しゆごうじん
)
、
108
人民
(
じんみん
)
に
歓
(
よろ
)
こばれて、
109
千歳
(
ちとせ
)
の
松
(
まつ
)
の
緑
(
みど
)
り
益々
(
ますます
)
青
(
あを
)
く、
110
弥々
(
いよいよ
)
清
(
きよ
)
く、
111
鶴
(
つる
)
は
空
(
そら
)
より
舞下
(
まいくだ
)
り、
112
地
(
ち
)
に
這
(
は
)
ふたる
万代
(
よろづよ
)
の
亀
(
かめ
)
は
御空
(
みそら
)
に
舞上
(
まいのぼ
)
り、
113
天地
(
てんち
)
揃
(
そろ
)
ふて
穏
(
をだや
)
かに
松
(
まつ
)
の
神代
(
かみよ
)
と
相
(
あい
)
成
(
な
)
るから、
114
夫
(
そ
)
れ
迄
(
まで
)
に
教監役員信者
(
をしえのたね
)
は
用意
(
ようゐ
)
を
致
(
いた
)
しておいて
下
(
くだ
)
され。
115
肝腎
(
かんじん
)
の
性念場
(
せうねんば
)
に
成
(
な
)
りてから
何程
(
なにほど
)
あせりても
役
(
やく
)
には
立
(
た
)
たぬから、
116
今
(
いま
)
の
世界
(
せかい
)
の
一寸
(
ちよつと
)
静
(
しづ
)
まりて
居
(
を
)
る
間
(
うち
)
に、
117
我一
(
われいち
)
と
身魂
(
みたま
)
を
研
(
みが
)
いて
神
(
かみ
)
の
経綸
(
しぐみ
)
の
御用
(
ごよう
)
を
悟
(
さと
)
りて
其様
(
そのよう
)
の
施設
(
おこない
)
[
*
ママ
]
を
致
(
いた
)
して
下
(
くだ
)
され。
118
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
の
昔
(
むかし
)
の
初
(
はじま
)
りから
未
(
ま
)
だ
一度
(
いちど
)
も
無
(
な
)
い
大望
(
たいもう
)
な
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
立直
(
たてなを
)
しで
在
(
あ
)
るから、
119
今
(
いま
)
の
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
と
変
(
かわ
)
りて
居
(
を
)
らねば、
120
今度
(
こんど
)
の
神界
(
しんかい
)
の
御用
(
ごよう
)
は
到底
(
とうてい
)
勤
(
つと
)
め
上
(
あが
)
らんぞよ。
121
中々
(
なかなか
)
今
(
いま
)
の
役員
(
やくいん
)
の
思
(
おも
)
ふて
居
(
を
)
るやうな
立替
(
たてかへ
)
立直
(
たてなを
)
しの
経綸
(
しぐみ
)
で
無
(
な
)
いぞよ。
122
九分九厘
(
くぶくりん
)
まで
行
(
い
)
た
所
(
ところ
)
で
一厘
(
いちりん
)
の
経綸
(
しぐみ
)
は
人民
(
じんみん
)
には
解
(
わか
)
らず、
123
神
(
かみ
)
は
今
(
いま
)
の
今
(
いま
)
まで
肝心
(
かんじん
)
の
一厘
(
いちりん
)
の
仕組
(
しぐみ
)
はドンナ
結構
(
けつこう
)
な
身魂
(
みたま
)
にも
明
(
あ
)
かして
知
(
し
)
らすと
云
(
い
)
ふ
訳
(
わけ
)
には
行
(
ゆ
)
かんから、
124
余程
(
よほど
)
胴
(
どう
)
を
据
(
す
)
えて
居
(
を
)
らん
事
(
こと
)
には、
125
一厘
(
いちりん
)
の
所
(
ところ
)
に
成
(
な
)
りてから
神徳
(
しんとく
)
を
落
(
をと
)
す
者
(
もの
)
が
出来
(
でき
)
るぞよ。
126
夫
(
そ
)
れで
此
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
経綸
(
しぐみ
)
の
御用
(
ごよう
)
致
(
いた
)
す
人民
(
じんみん
)
は、
127
気宥
(
きゆる
)
しはチツトも
出来
(
でき
)
んと
申
(
もう
)
して
毎度
(
まいど
)
知
(
し
)
らして
在
(
あ
)
るのぢやぞよ。
128
抜刀
(
ぬきみ
)
の
中
(
なか
)
に
据
(
すわ
)
りて
居
(
を
)
るやうの
覚悟
(
かくご
)
を
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
れと
申
(
もう
)
して
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
けてあるぞよ。
129
一寸
(
ちよつと
)
でも
慢神
(
まんしん
)
と
油断
(
ゆだん
)
が
在
(
あ
)
りたら
直
(
す
)
ぐに
変
(
かわ
)
る
恐
(
こわ
)
い
所
(
ところ
)
の
結構
(
けつこう
)
な
所
(
ところ
)
であるぞよ。
130
来年
(
らいねん
)
は
余程
(
よほど
)
世界
(
せかい
)
には
国難
(
こくなん
)
が
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るなれど、
131
誠
(
まこと
)
の
日本魂
(
やまとだましい
)
さえ
研
(
みが
)
けて
居
(
を
)
りたら
別
(
べつ
)
に
心配
(
しんぱい
)
は
要
(
い
)
らぬから、
132
大本
(
おほもと
)
の
役員
(
やくいん
)
信者
(
しんじや
)
は
申
(
もう
)
すに
及
(
およ
)
ばず、
133
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
も
確
(
しつ
)
かり
致
(
いた
)
して、
134
利己主義
(
われよし
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
を
変
(
か
)
へて
了
(
しま
)
はんと
凌
(
しの
)
げん
事
(
こと
)
が
出来
(
しゆつたい
)
いたすぞよ。
135
日本
(
にほん
)
も
金
(
かね
)
が
殖
(
ふ
)
えたと
申
(
もう
)
して
安心
(
あんしん
)
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
るなれど、
136
此
(
こ
)
の
金
(
かね
)
は
滅多
(
めつた
)
に
日本
(
にほん
)
の
役
(
やく
)
には
立
(
たた
)
んから、
137
向
(
むか
)
ふの
国
(
くに
)
に
預
(
あづ
)
けてある
金
(
かね
)
は
当
(
あて
)
にならぬぞよ。
138
早速
(
さつそく
)
の
間
(
ま
)
に
逢
(
あ
)
いは
致
(
いた
)
さんぞよ。
139
外国人
(
がいこくじん
)
に
自由自在
(
じゆうじざい
)
に
致
(
いた
)
されて
居
(
を
)
りても、
140
未
(
ま
)
だ
気
(
き
)
が
付
(
つ
)
かぬ
人民
(
じんみん
)
が
八分
(
はちぶ
)
あるから
可愛相
(
かあいそう
)
なものであるぞよ。
141
日本
(
にほん
)
の
上
(
うへ
)
の
守護神
(
しゆごうじん
)
に
結構
(
けつこう
)
な
日本
(
にほん
)
神国
(
しんこく
)
の
因縁
(
いんねん
)
が
解
(
わか
)
りて
居
(
を
)
らんから、
142
斯
(
こ
)
んな
損害
(
そんがい
)
が
出来
(
でき
)
るので
有
(
あ
)
るぞよ。
143
中
(
ちう
)
の
守護神
(
しゆごうじん
)
も
下
(
げ
)
の
守護神
(
しゆごうじん
)
も、
144
薩張
(
さつぱ
)
り
盲目
(
めくら
)
同様
(
どうよう
)
で
一寸
(
ちよつと
)
先
(
さ
)
きが
見
(
み
)
えぬから、
145
日本
(
にほん
)
も
段々
(
だんだん
)
苦
(
くる
)
しく
成
(
な
)
るので
在
(
あ
)
るぞよ。
146
何程
(
なにほど
)
人民
(
じんみん
)
が
骨
(
ほね
)
を
折
(
を
)
りても
天下泰平
(
てんかたいへい
)
に
治
(
をさ
)
まると
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
は
無
(
な
)
いから、
147
今度
(
こんど
)
は
天
(
てん
)
の
御三体
(
ごさんたい
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
の
御許
(
おゆる
)
しを
戴
(
いただ
)
きて、
148
尉
(
ぜう
)
と
姥
(
うば
)
との
生神
(
いきがみ
)
が
世界
(
せかい
)
の
始末
(
しまつ
)
を
就
(
つ
)
けるのであるぞよ。
149
夫
(
そ
)
れに
就
(
つい
)
ては
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
を
道具
(
だうぐ
)
に
使
(
つか
)
ふて、
150
二度目
(
にどめ
)
の
岩戸開
(
いわとびら
)
きを
致
(
いた
)
すので
在
(
あ
)
るから、
151
因縁
(
いんねん
)
の
深
(
ふか
)
い
身魂
(
みたま
)
から
地
(
ち
)
の
高天原
(
たかあまはら
)
へ
綱
(
つな
)
かけて
引
(
ひき
)
よして
霊魂
(
たま
)
を
研
(
みが
)
かすので
在
(
あ
)
るから、
152
今
(
いま
)
大本
(
おほもと
)
に
御用
(
ごよう
)
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
る
人民
(
じんみん
)
は、
153
一人
(
いちにん
)
も
粗末
(
そまつ
)
に
来
(
く
)
る
人
(
ひと
)
を
扱
(
あつか
)
ふ
事
(
こと
)
は
成
(
な
)
らぬぞよ。
154
結構
(
けつこう
)
な
神様
(
かみさま
)
が
世
(
よ
)
に
落
(
を
)
ちて
御座
(
ござ
)
るから、
155
何人
(
だれ
)
に
憑
(
うつ
)
りて
御出
(
おいで
)
なさるやら、
156
人民
(
じんみん
)
では
解
(
わか
)
らぬから、
157
其人
(
そのひと
)
の
姿
(
すがた
)
を
見
(
み
)
て
取扱
(
とりあつか
)
ひを
替
(
かへ
)
る
様
(
やう
)
な
事
(
こと
)
は
致
(
いた
)
されんから、
158
皆
(
みな
)
心得
(
こころえ
)
て
下
(
くだ
)
されよ。
159
明治
(
めいじ
)
に
成
(
な
)
りてからの
人民
(
じんみん
)
は
追々
(
おいおい
)
と
日本魂
(
やまとだましい
)
が
外国
(
がいこく
)
へ
移
(
うつ
)
りて
了
(
しも
)
ふて、
160
人民
(
じんみん
)
の
格
(
かく
)
といふものが
低
(
ひく
)
うなりたから、
161
名
(
な
)
よりも
格
(
かく
)
よりも
金銀
(
きんぎん
)
斗
(
ばか
)
りに
心
(
こころ
)
を
奪
(
と
)
られて、
162
昔
(
むかし
)
の
剣
(
つるぎ
)
より
今
(
いま
)
の
菜刀
(
ながたな
)
と
申
(
もう
)
して、
163
国
(
くに
)
の
位
(
くらい
)
も
人
(
ひと
)
の
格
(
かく
)
も
忘
(
わす
)
れて、
164
体主霊従
(
あく
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
斗
(
ばか
)
りに
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
りたなれど、
165
今度
(
こんど
)
二度目
(
にどめ
)
の
岩戸
(
いわと
)
を
開
(
ひら
)
いて
夜
(
よ
)
が
明
(
あ
)
けたら、
166
昔
(
むかし
)
の
剣
(
つるぎ
)
を
世
(
よ
)
に
出
(
だ
)
して、
167
日本魂
(
やまとだましい
)
の
光
(
ひかり
)
を
出
(
だ
)
して、
168
天下
(
てんか
)
を
泰平
(
たいへい
)
に
末永
(
すへなが
)
き
神国
(
しんこく
)
の
政治
(
よ
)
に
立直
(
たてなを
)
すぞよ。
169
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
、
170
地
(
ち
)
の
高天原
(
たかあまはら
)
へ、
171
天目一之命
(
あめのまひとつのみこと
)
を
引寄
(
ひきよ
)
して、
172
日本魂
(
やまとだましい
)
の
篭
(
こも
)
りた
剣
(
つるぎ
)
を
鍛
(
きた
)
えさすぞよ。
173
モウ
時節
(
じせつ
)
が
来
(
き
)
たから
何時
(
いつ
)
から
始
(
はじ
)
めるやら
知
(
し
)
れんぞよ。
174
天
(
あめ
)
の
斑駒
(
ふちこま
)
も
引寄
(
ひきよ
)
して
神界
(
しんかい
)
の
経綸
(
しぐみ
)
を
開
(
ひら
)
き
初
(
はじ
)
めるぞよ。
175
鶴
(
つる
)
と
亀
(
かめ
)
とが
竜宮館
(
りうぐうやかた
)
へ
舞下
(
まひさ
)
がる
時節
(
じせつ
)
が
近寄
(
ちかよ
)
りて
来
(
き
)
たぞよ。
176
吃驚
(
びつくり
)
いたす
事
(
こと
)
があるぞよ。
177
珍
(
めづ
)
らしき
経綸
(
しぐみ
)
の
蓋
(
ふた
)
を
開
(
あ
)
けて
見
(
み
)
せるぞよ。
178
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
国常立之尊
(
くにとこたちのみこと
)
変性男子
(
へんぜうなんし
)
の
御魂
(
みたま
)
が、
179
竜宮館
(
りうぐうやかた
)
の
高天原
(
たかあまはら
)
を
守護
(
しゆごう
)
致
(
いた
)
さす
変性女子
(
へんぜうによし
)
の
御魂
(
みたま
)
の
手
(
て
)
を
借
(
か
)
りて、
180
世
(
よ
)
の
立直
(
たてなを
)
しの
筆先
(
ふでさき
)
を
書
(
か
)
きおくぞよ。
181
今
(
いま
)
の
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
は
外国
(
がいこく
)
の
体主霊従
(
あく
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
に
心酔
(
ほうけ
)
て
了
(
しも
)
ふて
居
(
を
)
るから、
182
家
(
いへ
)
や
倉庫
(
くら
)
を
立派
(
りつぱ
)
に
建並
(
たてなら
)
べ、
183
要
(
い
)
りもせぬ
別荘
(
べつそう
)
なぞに
金
(
かね
)
を
惜
(
をし
)
まず、
184
人夫
(
にんぷ
)
を
惜
(
をし
)
まず、
185
神
(
かみ
)
の
大宮
(
おほみや
)
でも
叶
(
かな
)
はんやうな
贅沢
(
ぜいたく
)
な
生活方
(
くらし
)
をいたし、
186
家
(
いへ
)
の
柱
(
はしら
)
は
桧作
(
ひのきづく
)
り、
187
何
(
なに
)
も
彼
(
か
)
も
桧
(
ひのき
)
づくめで、
188
屋根
(
やね
)
迄
(
まで
)
も
桧皮茸
(
ひのきかわぶき
)
に
致
(
いた
)
して、
189
肝腎
(
かんじん
)
の
氏神
(
うじがみ
)
の
社
(
やしろ
)
は
粗末
(
そまつ
)
な
事
(
こと
)
に
打捨
(
うちすて
)
て、
190
雨
(
あめ
)
が
漏
(
も
)
りても
柱
(
はしら
)
が
朽
(
く
)
ちても、
191
産土神
(
うぶすながみ
)
や
氏神
(
うじがみ
)
の
社
(
やしろ
)
を
修繕
(
なほす
)
と
申
(
もう
)
す
事
(
こと
)
は、
192
金
(
かね
)
を
惜
(
をし
)
みてゴテゴテ
申
(
もう
)
して
出
(
だ
)
さず、
193
要
(
い
)
らぬ
事
(
こと
)
には
金
(
かね
)
を
湯水
(
ゆみづ
)
の
様
(
やう
)
に
使
(
つか
)
ふて、
194
ヱライ
人間
(
にんげん
)
の
様
(
やう
)
に
鼻
(
はな
)
斗
(
ばか
)
り
高
(
たか
)
ふ
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
る
野天狗
(
のてんぐ
)
や、
195
四
(
よ
)
ツ
足
(
あし
)
の
守護神
(
しゆごうじん
)
斗
(
ばか
)
りで
有
(
あ
)
るから、
196
世界
(
せかい
)
に
幸福
(
よ
)
き
事
(
こと
)
は
一
(
ひと
)
つも
出来
(
でき
)
は
致
(
いた
)
さうまいがな。
197
村々
(
むらむら
)
に
仏
(
ぶつ
)
の
堂
(
どう
)
は
見晴
(
みはら
)
しの
良
(
よ
)
い
高
(
たか
)
い
場所
(
ばしよ
)
へ
持
(
も
)
つて
行
(
ゆ
)
きて、
198
無暗
(
むやみ
)
に
立派
(
りつぱ
)
なものを
拵
(
こし
)
らへ
乍
(
なが
)
ら、
199
肝心
(
かんじん
)
の
天地
(
てんち
)
の
祖神
(
をやがみ
)
と
氏神
(
うじがみ
)
を
地
(
ち
)
に
落
(
をと
)
し、
200
村下
(
むらしも
)
の
低
(
ひく
)
い
所
(
ところ
)
に
小
(
ちい
)
さい
粗末
(
そまつ
)
な
御宮
(
おみや
)
を
建
(
た
)
て、
201
年
(
ねん
)
に
一度
(
いちど
)
の
祭典
(
まつり
)
も
形
(
かたち
)
斗
(
ばか
)
りで、
202
食
(
く
)
たり
飲
(
の
)
んだり
空騒
(
からさわ
)
ぎ
斗
(
ばか
)
り
致
(
いた
)
して、
203
食
(
く
)
ふと
呑
(
の
)
むと
寝
(
ね
)
る
事
(
こと
)
より
知
(
し
)
らん
四
(
よ
)
ツ
足
(
あし
)
御魂
(
みたま
)
斗
(
ばか
)
りで
在
(
あ
)
ろうがな。
204
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
の
中
(
なか
)
に
心
(
こころ
)
の
底
(
そこ
)
から
神
(
かみ
)
を
大切
(
たいせつ
)
に
思
(
おも
)
ふものも、
205
丁重
(
ていちやう
)
に
御給仕
(
おきゆうじ
)
をいたして、
206
神
(
かみ
)
の
大恩
(
だいをん
)
、
207
先祖
(
せんぞ
)
の
御恩
(
ごをん
)
に
報
(
むく
)
いる
精神
(
せいしん
)
の
人民
(
じんみん
)
は、
208
僅
(
わづか
)
に
一分
(
いちぶ
)
が
六
(
むつ
)
ケ
敷
(
し
)
き、
209
今
(
いま
)
の
日本
(
にほん
)
の
神国
(
しんこく
)
の
現状
(
ありさま
)
であるぞよ。
210
今
(
いま
)
の
間
(
うち
)
に
一時
(
いちじ
)
も
早
(
はや
)
く
守護神
(
しゆごうじん
)
が
改心
(
かいしん
)
致
(
いた
)
さんと、
211
肉体
(
にくたい
)
に
気
(
き
)
の
毒
(
どく
)
な
事
(
こと
)
が
出来
(
しゆつたい
)
いたして、
212
外国
(
がいこく
)
へ
行
(
ゆ
)
かねば
成
(
な
)
らぬ
様
(
やう
)
に
成
(
な
)
るぞよ。
213
折角
(
せつかく
)
に
結構
(
けつこう
)
な
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
へ
上
(
あ
)
げて
貰
(
もら
)
ふた
守護神
(
しゆごうじん
)
も
肉体
(
にくたい
)
も、
214
神
(
かみ
)
から
外国
(
がいこく
)
行
(
ゆ
)
きに
致
(
いた
)
されては、
215
今迄
(
いままで
)
の
御魂
(
みたま
)
の
苦労
(
くろう
)
が
水
(
みづ
)
の
泡
(
あわ
)
に
成
(
な
)
りては、
216
モウ
此
(
こ
)
の
先
(
さき
)
は
末代
(
まつだい
)
取返
(
とりかへ
)
しの
成
(
な
)
らん
約
(
つま
)
らん
事
(
こと
)
とは
思
(
おも
)
はぬか。
217
我身
(
わがみ
)
知
(
し
)
らずの
我魂
(
わがたま
)
知
(
し
)
らずと
申
(
もう
)
しても
余
(
あま
)
りであるぞよ。
218
今
(
いま
)
の
日本
(
にほん
)
の
神国
(
しんこく
)
は
外国魂
(
がいこくだま
)
斗
(
ばか
)
りが
蜘蛛
(
くも
)
の
巣
(
す
)
を
張
(
は
)
りた
様
(
やう
)
に、
219
天地
(
てんち
)
を
搦
(
から
)
みて
居
(
を
)
るから、
220
天
(
てん
)
の
日輪様
(
にちりんさま
)
の
御威光
(
ごいこう
)
も
恐
(
をそ
)
れぬ
様
(
やう
)
に
成
(
な
)
りて
了
(
しも
)
ふて、
221
神国
(
しんこく
)
と
申
(
もう
)
すのは
名
(
な
)
斗
(
ばか
)
りで、
222
暗黒
(
くらやみ
)
の
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
であるから、
223
上
(
うへ
)
の
守護神
(
しゆごうじん
)
も
下
(
した
)
の
人民
(
じんみん
)
も
脚下
(
あしもと
)
に
在
(
あ
)
る
深溝
(
ふかみぞ
)
が
眼
(
め
)
に
付
(
つ
)
かぬ、
224
誠
(
まこと
)
に
一寸
(
ちよつと
)
先
(
さ
)
きの
見
(
み
)
えぬ
盲目
(
めくら
)
ばかりの
世
(
よ
)
であるから、
225
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
、
226
地
(
ち
)
の
高天原
(
たかあまはら
)
から
光
(
ひか
)
りを
出
(
だ
)
して、
227
身魂
(
みたま
)
を
照
(
て
)
らしてやろうと
思
(
おも
)
へぼ、
228
まばゆがりて
迯
(
に
)
げて
去
(
い
)
ぬもの
斗
(
ばか
)
りで
在
(
あ
)
るから、
229
未
(
ま
)
だ
未
(
ま
)
だ
誠
(
まこと
)
の
事
(
こと
)
は
申
(
もう
)
して
与
(
や
)
れんぞよ。
230
誠
(
まこと
)
の
守護神
(
しゆごうじん
)
人民
(
じんみん
)
は
我
(
われ
)
と
我
(
わが
)
身魂
(
みたま
)
を
研
(
みが
)
ひて、
231
斯
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
教
(
をしえ
)
を
腹
(
はら
)
へ
入
(
い
)
れて
下
(
くだ
)
されたら、
232
神界
(
しんかい
)
から
何
(
なに
)
も
申
(
もう
)
して
与
(
や
)
らいでも、
233
自
(
おの
)
づと
判
(
わか
)
りて
来
(
く
)
るから、
234
結構
(
けつこう
)
な
御用
(
ごよう
)
が
出来
(
でき
)
て、
235
日々
(
にちにち
)
勇
(
いさ
)
みて
嬉
(
うれ
)
し
嬉
(
うれ
)
しで
暮
(
くら
)
せる
様
(
やう
)
になりて
来
(
く
)
るぞよ。
236
三千世界
(
さんぜんせかい
)
に
大本
(
おほもと
)
の
神
(
かみ
)
の
御用
(
ごよう
)
ほど
結構
(
けつこう
)
な
尊
(
とほ
)
とい
楽
(
たの
)
もしひ
御用
(
ごよう
)
は、
237
何国
(
どこ
)
にも
在
(
あ
)
りは
致
(
いた
)
さんぞよ。
238
大正
(
たいせう
)
八年一月二日
旧
(
きう
)
同七年十二月一日
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【大正8年1月2日|伊都能売神諭|/is09】
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