霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
目 次設 定
設定
印刷用画面を開く [?]プリント専用のシンプルな画面が開きます。文章の途中から印刷したい場合は、文頭にしたい位置のアンカーをクリックしてから開いて下さい。[×閉じる]
話者名の追加表示 [?]セリフの前に話者名が記していない場合、誰がしゃべっているセリフなのか分からなくなってしまう場合があります。底本にはありませんが、話者名を追加して表示します。[×閉じる]
表示できる章
テキストのタイプ [?]ルビを表示させたまま文字列を選択してコピー&ペーストすると、ブラウザによってはルビも一緒にコピーされてしまい、ブログ等に引用するのに手間がかかります。そんな時には「コピー用のテキスト」に変更して下さい。ルビも脚注もない、ベタなテキストが表示され、きれいにコピーできます。[×閉じる]

文字サイズ
フォント

ルビの表示



アンカーの表示 [?]本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。[×閉じる]


宣伝歌 [?]宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。[×閉じる]
脚注 [?][※]や[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。まだ少ししか付いていませんが、目障りな場合は「表示しない」設定に変えて下さい。ただし[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。[×閉じる]


文字の色
背景の色
ルビの色
傍点の色 [?]底本で傍点(圏点)が付いている文字は、『霊界物語ネット』では太字で表示されますが、その色を変えます。[×閉じる]
外字1の色 [?]この設定は現在使われておりません。[×閉じる]
外字2の色 [?]文字がフォントに存在せず、画像を使っている場合がありますが、その画像の周囲の色を変えます。[×閉じる]

  

表示がおかしくなったらリロードしたり、クッキーを削除してみて下さい。


【新着情報】サイトの全面改修に伴いサブスク化します。詳しくはこちらをどうぞ。(2023/12/19)
マーキングパネル
設定パネルで「全てのアンカーを表示」させてアンカーをクリックして下さい。

【引数の設定例】 &mky=a010-a021a034  アンカー010から021と、034を、イエローでマーキング。

          

大正八年二月一八日

インフォメーション
種類:伊都能売神諭 年月日:1919(大正8)年2月18日(旧1月18日)
神霊界掲載号:大正8年3月1日号(第81号) 5頁 神霊界八幡書店復刻版:第4巻 199頁 八幡書店版伊都能売神諭:99頁
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2021-06-16 11:43:18 OBC :is22
001 大正八年二月十八日 旧正月の十八日
002 (うしとら)金神(こんじん)国常立之尊(くにとこたちのみこと)世界(せかい)中心(まんなか)田庭(たには)(くに)神屋敷(かみやしき)003神宮(じんぐう)本宮(ほんぐう)(つぼ)(うち)004竜宮(りうぐう)やかたの()高天原(たかあまはら)(あら)はれて、005(みづ)御魂(みたま)宿(やど)りて()言霊幸彦命(ことたまさちひこのみこと)()()りて、006()根本(こつぽん)からの大略(あらまし)因縁(いんねん)()いて()くぞよ。007(こひ)しくば(たづ)()()丹波(あかなみ)の、008(やま)(やま)との(たたみ)(なら)べる綾部(あやべ)(さと)谷間(たにあい)の、009()大本(おほもと)()(はな)(かほ)在所(あるとこ)を。
010 二度目(にどめ)()立替(たてかへ)改造(たてなをし)は、011(てん)()(かぎ)()()(きは)み、012根底(そこ)(くに)のドン(そこ)までも、013()いて()かせる綾部(あやべ)大本(おほもと)であるぞよ。014変性男子(へんぜうなんし)変性女子(へんぜうによし)身魂(みたま)(あら)はれて、015世界(せかい)改造(たてなをし)(いた)して()(こと)は、016()節分(せつぶん)からは明白(ありやか)()りて()()ろうがな。017明治(めいじ)二十五年から三十年で()立替(たてかへ)立直(たてなを)しを(いた)すと(もう)して、018出口(でぐち)(なを)()(くち)とで()らした(こと)実地(じつち)が、019(だれ)()にも()()うになりて()()るのに、020肝心(かんじん)大本(おほもと)這入(はい)りて(なが)らく筆先(ふでさき)()みて()人民(じんみん)(なに)(わか)らぬので、021神界(しんかい)経綸(しぐみ)世界(せかい)から一日(いちにち)ましに実現(じつげん)するなり、022膝下(ひざもと)はアフンと(いた)して結構(けつこう)神徳(しんとく)(あと)(からす)()つて(かい)られるからと、023毎度(まいど)()()けてありたから、024(いま)()りて(もと)役員(やくいん)何程(なにほど)地団駄(ぢだんだ)()んで(くや)しがりても追付(をつつ)かぬから、025素直(すなを)(いた)して(なん)なりと()()ふた御用(ごよう)を、026一生懸命(いつせうけんめい)(つと)めて(くだ)されよ。027今迄(いままで)(もと)役員(やくいん)(みな)慢神(まんしん)いたして(みづ)御魂(みたま)五六七(みろく)()御用(ごよう)邪魔(じやま)(ばか)(いた)して()りたから、028大変(たいへん)神界(しんかい)御気障(おきざわ)り、029世界改造(よのたてなをし)御用(ごよう)が十年も(をく)れて()るから、030明治(めいじ)二十五年に三十年の(あいだ)全部(ぜんぶ)世界改造(よのたてなをし)遂功(しあげ)て、031結構(けつこう)神界(しんかい)(いた)そうと(おも)ふた仕組(しぐみ)を、032(もと)役員(やくいん)女子(によし)御用(ごよう)邪魔(じやま)(ばか)(いた)して、033十年(あま)(をく)れさして()るから、034余程(よほど)御詫(おわび)(いた)して、035十分(じうぶん)活動(はたらき)(いた)さんと天地(てんち)から御許(おゆる)しがないぞよ。036毎時(いつも)出口(でぐち)(なを)()で、037変性女子(へんぜうによし)大化物(おほばけもの)であるから、038取違(とりちが)いを(いた)すなと(もう)して()らしてあれど、039(あま)慢神(まんしん)(つよ)い、040(わけ)(わか)らぬ身魂(みたま)()るから、041(ちから)一杯(いつぱい)変性女子(へんぜうによし)御用(ごよう)邪魔(じやま)(いた)して()いて、042大変(たいへん)結構(けつこう)御用(ごよう)(いた)して()(やう)(おも)ふて、043(いま)(おほ)きな取違(とりちが)(ばか)(いた)して()るぞよ。044()大本(おほもと)(もと)役員(やくいん)()りたならこそ、045(ここ)まで発達(はつたつ)したのぢやと()ふやうな(こころ)()るが、046それがヱライ慢神(まんしん)取違(とりちが)いであるぞよ。047(もと)役員(やくいん)覇張(はば)らずに(ひか)えて()りたなら、048モウ十年(はや)物事(ものごと)(はこ)びて、049世界(せかい)人民(じんみん)(はや)(たす)かり、050神界(しんかい)もモチト(はや)満足(まんぞく)して(いただ)けるので()りたなれど、051十二人の役員(やくいん)慢神(まんしん)取違(とりちが)いが(いま)(ひび)ひて()て、052世界(せかい)(こと)大変(たいへん)(をく)れて(しも)ふて、053(かみ)迷惑(めいわく)(いた)して()るぞよ。054(はや)大本(おほもと)(なか)(もと)からの役員(やくいん)身魂(みたま)改正(あらため)(いた)さねば、055神界(しんかい)経綸(しぐみ)邪魔(じやま)()(ばか)りで()るから、056(いま)(なか)改心(かいしん)出来(でき)れば()し、057(どう)しても改心(かいしん)出来(でき)ねば、058可愛想(かあいそう)でも世界(せかい)万民(ばんみん)(すこ)しの人民(じんみん)とは()えられんから、059(せう)(むし)(ころ)してでも(だい)(むし)(たす)けねば()らぬから、060(かさ)ねて()()けるぞよ。061(あと)から(まい)りた役員(やくいん)()時日()(あさ)いから、062(わか)らぬのも無理(むり)はないから、063(あま)八釜敷(やかまし)うは(もう)さぬなれど、064世界(せかい)物事(ものごと)絶命(ぜつめい)(とこ)まで(せま)りて()るから、065神界(しんかい)(いそ)ぐから、066一日(いちにち)(はや)身魂(みたま)(みが)いて、067(まこと)日本魂(やまとだましい)発揮(はつき)して(くだ)され。068油断(ゆだん)はチツトも出来(でき)世界(せかい)大本(おほもと)であるぞよ。
069いよいよ三千年(さんぜんねん)神界(しんかい)経綸(しぐみ)時節(じせつ)()たぞよ。070三千年(さんぜんねん)(もう)しても、071(ひやく)を三十(かさ)ねた意味(いみ)では()いぞよ。072数十万年(すうじうまんねん)(なが)(かみ)()一代(いちだい)()して(もう)(こと)であるぞよ。073(ふる)神世(かみよ)有様(ありさま)(はや)世界(せかい)人民(じんみん)()いて()かさんと、074日本(にほん)神国(しんこく)人民(じんみん)が、075天地(てんち)経綸(しぐみ)する主宰者(つかさ)()りながら、076外国(がいこく)人民(じんみん)(おな)()うに()りて(しも)ふて()るから、077第一番(だいいちばん)日本(にほん)人民(じんみん)(わが)身魂(みたま)天職(てんしよく)(さと)りて、078日本魂(やまとだましい)立帰(たちかへ)りて、079神世(かみよ)からの(とうと)因縁(いんねん)(さと)りた(うへ)080世界(せかい)人民(じんみん)(たす)けて()らねば()らぬ、081天来(てんらい)大責任者(だいせきにんしや)であるぞよ。082世界(せかい)大混雑(だいこんざつ)(をこ)るのも、083(わる)(やまい)流行(はや)るのも、084日本(にほん)人民(じんみん)上下(うへした)身魂(みたま)(くも)りて、085(てん)までも(くも)らして、086日本魂(やまとだましい)活動(はたらき)出来(でき)ぬからの(こと)()るぞよ。087世界(せかい)小言(こごと)()えぬのも、088日本国(にほんこく)責任(せきにん)であるから、089()()世界(せかい)守護(しゆごう)いたす、090日本(にほん)守護神(しゆごうじん)人民(じんみん)一番(いちばん)改心(かいしん)(いた)して、091天地(てんち)(あいだ)清浄(きよらか)(いた)さねば、092何時(いつ)までも天下泰平(てんかたいへい)には(をさ)まらんぞよ。093日本(にほん)人民(じんみん)(とう)とき天地(てんち)(かみ)(みや)(こし)らへてあるので()るから、094(かみ)()(みや)余程(よほど)清浄(きれい)(いた)さんと、095(かみ)()きた(みや)()みて、096天地(てんち)経綸(しぐみ)御用(ごよう)(つと)める(こと)出来(でき)んから一日(いちにち)(はや)(いま)までの(きた)ない(こころ)や、097(ちい)さい物欲(ものよく)速川(はやかは)()(なが)()てて、098身禊(みそぎ)(ぎやう)(いた)して()らんと、099肝腎(かんじん)(かな)めの世界改造(よのたてなをし)御用(ごよう)(つと)()がらんぞよ。100()時代()(うま)れて()日本(にほん)人民(じんみん)は、101特別(とくべつ)神界(しんかい)仕組(しぐみ)(つか)ふやうに(うま)れさして()るのであるから、102(いま)日本(にほん)人民(じんみん)は、103天地(てんち)使命(しめい)中昔(ちうこう)()人民(じんみん)とは一層(いつそう)重大(おも)いのであるぞよ。104(おな)()世界(せかい)でも日本(にほん)(くに)ぐらい結構(けつこう)(くに)はないぞよ。105()結構(けつこう)日本(にほん)神国(しんこく)(せい)()けた神民(しんみん)は、106猶更(なほさら)この(うへ)もなき仕合(しあは)せもので()るから、107世界(せかい)万国(ばんこく)(たい)する責任(せきにん)が、108外国(がいこく)人民(じんみん)よりは何十倍(なんじうばい)(をも)いので()るから、109自己本意(われよし)精神(せいしん)では日本(にほん)人民(じんみん)とは(もう)されんぞよ。110()結構(けつこう)神国(しんこく)神民(しんみん)が、111霊主体従(ぜん)()(かた)薩張(さつぱ)(わす)れて(しも)ふて、112外国(がいこく)体主霊従(あく)()()(かた)八分(はちぶ)九分(くぶ)()りて(しも)ふて()るのも、113(むかし)神代(かみよ)露国(ろこく)(そだ)ちた八尾八頭(やつをうやつがしら)大蛇(だいじや)悪霊(あくれい)(だま)()まれて、114(どろ)世界(せかい)()()つて()るから、115(うしとら)金神(こんじん)神世(かみよ)一代(いちだい)苦労(くろう)(いた)して、116五六七(みろく)大神様(おほかみさま)御加勢(おてつだい)で、117水晶(すいしよう)神世(かみよ)立直(たてなを)経綸(しぐみ)であれども、118(なが)らくの(あいだ)(どろ)()みた守護神(しゆごうじん)人民(じんみん)であるから、119何程(なにほど)()()かしても(みみ)這入(はい)らず、120(どろ)世界(せかい)から(やみ)世界(せかい)()(ゆこ)うと(いた)す、121一寸(ちよつと)()きの()えぬ盲目(めくら)同様(どうよう)身魂(みたま)()りて、122(いま)では外国人(がいこくじん)よりも(をと)りた人民(じんみん)沢山(たくさん)出来(でき)()るから、123(かみ)中々(なかなか)(ほね)()れるぞよ。124(いま)世界(せかい)大峠(おほとほげ)(さか)(かか)りた(ところ)危機一髪(ききいつぱつ)場合(ばあい)であるから、125()めて因縁(いんねん)ありて()()せられた大本(おほもと)役員(やくいん)信者(しんじや)が、126一日(いちにち)(はや)改心(かいしん)いたして、127我身(わがみ)荷物(にもつ)(かる)くいたして、128千騎一騎(せんきいつき)活動(はたらき)(いた)して、129千載一遇(せんさいいちぐう)神業(しんげう)参加(さんか)いたして、130末代(まつだい)()れの舞台(ぶたい)()みて(くだ)されよ。131(かみ)信心(しんじん)(ふる)(あたら)しいは(もう)さんから、132(わか)りた(ひと)から我一(われいち)神国(しんこく)成就(ぜうじゆ)(ため)活動(かつだう)いたして、133天地(てんち)祖神様(をやがみさま)御神慮(ごしんりよ)(やす)んじ(まつ)るように(いた)して(くだ)され。134(ちい)さい物質(ぶつしつ)(よく)(ぐら)いに(こころ)()かれて()るやうな(こと)では、135到底(とうてい)此度(このたび)大神業(だいしんげう)(つと)まりは(いた)さんぞよ。136(かみ)(ほう)には役員(やくいん)信者(しんじや)区別(くべつ)(いた)さん、137身魂(みたま)(みが)けた人民(じんみん)から神徳(しんとく)(わた)すから(だれ)()らず身魂(みたま)次第(しだい)で、138神界(しんかい)から(だま)りて()りて御用(ごよう)其人(そのひと)()らぬ()(いた)さして()るから、139()覚悟(かくご)(いた)してをらねば大間違(おほまちが)いが出来(でき)るぞよ。140神界(しんかい)誰彼(だれかれ)区別(くべつ)はないから、141身魂(みたま)(みが)けた人民(じんみん)から()()れの御用(ごよう)使(つか)ふてをるから、142()()大本(おほもと)()在所(ありか)(なに)()らぬ人民(じんみん)でも結構(けつこう)御用(ごよう)()して()るぞよ。143()れで()大本(おほもと)(ほか)にも沢山(たくさん)経綸(しぐみ)御用(ごよう)(いた)さして()るから、144油断(ゆだん)一寸(ちよつと)出来(でき)んと(もう)して、145いつも筆先(ふでさき)()()けてありたのじやぞよ。146(これ)から()()神界(しんかい)経綸(しぐみ)()(わか)る、147結構(けつこう)御用(ごよう)出来(でき)守護神(しゆごうじん)人民(じんみん)を、148()高天原(たかあまはら)()()せるから、149大本(おほもと)神霊界(しんれいかい)充分(じうぶん)骨折(ほねを)りて世界(せかい)(ひろ)めて(くだ)され、150(かみ)守護(しゆごう)(いた)すから、151()()経綸(しぐみ)人民(じんみん)()(かく)れてをるぞよ。152其人(そのにん)一日(いちにち)(はや)()()して、153経綸(しぐみ)御用(ごよう)使(つか)はねば、154神界(しんかい)(をく)れる(ばか)りで、155世界(せかい)人民(じんみん)困難(こんなん)(なが)()(ばか)りで()るぞよ。156(かみ)警告(しら)した筆先(ふでさき)()いでも、157(すこ)しでも身魂(みたま)(ひか)りた守護神(しゆごうじん)人民(じんみん)()りたら、158(この)(さき)世界(せかい)成行(なりゆ)きの様子(やうす)見当(けんとう)()かねば()らぬやうに、159()(なか)様子(やうす)(かわ)りて()()るのに、160体主霊従(あく)外国(がいこく)身魂(みたま)()()りて()るから、161()きが()えぬどころか、162我身(わがみ)脚下(あしもと)()()えて()て、163身体(からだ)半分(はんぶん)火傷(やけど)する(ところ)まで()()かぬやうな、164動物(どうぶつ)よりも(をと)りた穀潰(ごくつぶ)しの人民(じんみん)が、165幾千万人(いくせんまんにん)()りた(ところ)で、166(なん)(やく)にも()ちは(いた)さん。167米喰虫(こめくひむし)蛆虫(うじむし)同然(だうぜん)168(くに)(たと)うが()つまいが、169外国(がいこく)()られようが()うなろうが、170我身(わがみ)さへ気楽(きらく)()えさえしたら()いと()(いま)世界(せかい)有様(ありさま)171(いま)(ひと)(ひと)()ふやうに()るから、172()()りたら一旦(いつたん)この世界(せかい)根本(こんぽん)から(もと)の○○に(いた)して、173改造(やりなを)さねば()らぬから、174可成(なるべく)此儘(このまま)世界(せかい)人民(じんみん)改心(かいしん)さして、175()()てたいのが(うしとら)金神(こんじん)一心(いつしん)であるから、176(あと)取返(とりかへ)しは()らんから、177(おな)(こと)をクドウ(もう)して()らすので()るから、178日本(にほん)人民(じんみん)(かみ)()(みや)ならチツトは(かみ)(こころ)推量(すいれう)して(くだ)されよ。
179 (うしとら)金神(こんじん)大国常立之尊(おほくにとこたちのみこと)が、180天照彦之命(あまてるひこのみこと)御魂(みたま)宿(やど)りて()る、181(ひつじさる)金神(こんじん)()(みや)182言霊幸彦命(ことたまさちひこのみこと)()()りて天地(てんち)(ひら)けた(とき)からの()成立(なりたち)から、183神々(かみがみ)各自(めんめ)御活動(おはたらき)()いて()らすぞよ。184田庭(たには)(くに)世界(せかい)(はじま)り、185游能碁呂島(おのごろじま)正中(まんなか)で、186天地(てんち)(つく)(かた)めた()()()(もと)187言霊(ことたま)最初(もと)()()でし、188天地(てんち)経綸(しぐみ)霊地(れいち)であるぞよ。189出口(でぐち)(かみ)(もう)すのも言霊(ことたま)活用(はたらき)(こと)であるぞよ。190()れで綾部(あやべ)大本(おほもと)()()ねば、191天地(てんち)一声(いつせい)(もと)震動(しんどう)させ、192雨風(あめかぜ)自由(じゆう)使(つか)い、193雷神(らいしん)駆使(くし)すると()(こと)出来(でき)ぬので()るぞよ。194天地(てんち)経綸(しぐみ)神力(しんりき)なる言霊(ことたま)アオウエイ五大母音(ごだいぼおん)「母音」は底本のママ。(あや)高天原(たかあまはら)神屋敷(かみやしき)大本(おほもと)であるぞよ。195人体(じんたい)(そな)へた五男三女(ごなんさんによ)(かみ)は、196近江(おほみ)(くに)(はじま)り、197其他(そのた)生物(せいぶつ)八木(やぎ)(はじ)まりで()るぞよ。198この言霊(ことたま)(はじま)り、199丹波(たんば)綾部(あやべ)200竜宮館(りうぐうやかた)()高天原(たかあまはら)201神宮(じんぐう)本宮(ほんぐう)神屋敷(かみやしき)に、202伊都(いづ)身魂(みたま)203瑞能身魂(みづのみたま)二柱(ふたはしら)(あら)はれて、204(もと)神世(かみよ)()()(なを)時節(じせつ)()たのであるぞよ。205式三番叟(しきさんばんそう)(うた)にも、206今日(こんにち)三番叟(さんばんそう)207天下泰平(てんかたいへい)208国土(こくか)成就(ぜうじゆ)209()()るとも(くも)るとも、210()るは五十鈴(いすず)(たき)水々々々(みづみづみづみづ)211千秋万歳(せんしうばんざい)212(ところ)富貴繁昌(ふうきはんぜう)213この(いろ)(しろ)(ぜう)どのが(をさ)(まい)らせ(さふらふ)(こと)(なに)よりも(やす)(こと)にて(さふらふ)214(もと)屋敷(やしき)御直(おなを)(さふらふ)(もう)(こと)は、215今度(こんど)二度目(にどめ)()立替(たてかへ)の、216変性男子(へんぜうなんし)女子(によし)との活動(はたらき)(こと)やら、217綾部(あやべ)二柱(ふたはしら)(かみ)立帰(たちかへ)りて、218天下泰平(てんかたいへい)()(をさ)めて、219万古末代(まんごまつだい)(つづ)かすと()(こと)神示(しらせ)が、220神界(しんかい)から(つく)りて()りたのじやぞよ。221三千世界(さんぜんせかい)立替(たてかへ)三番叟(さんばんそう)(つつが)なく(あい)()みて、222弥々(いよいよ)初段(しよだん)世界(せかい)(はじま)りたから、223(みな)一日(いちにち)(はや)改心(かいしん)(いた)さぬと(あと)(まつ)りに()りて、224肝心(かんじん)(はれ)舞台(ぶたい)登場(とうぜう)出来(でき)んぞよ。
225
226 世界(せかい)人民(じんみん)(みな)天地(てんち)(かみ)分霊(ぶんれい)分体(ぶんたい)であり、227()神々(かみがみ)宿(やど)にて世界(せかい)開発(ひら)()(みや)であるぞよ。228(なか)にも日本(にほん)豊葦原(とよあしはら)中津国(なかつくに)(もう)して()るが、229(その)中津国(なかつくに)(うま)れた人民(じんみん)殊更(ことさら)上級(ぜうきう)神々(かみがみ)生宮(いきみや)()るから、230神国(しんこく)神民(しんみん)上御一人(かみごいちにん)現人神(あらひとかみ)(しん)(をや)とし(しゆ)となし()(いた)して上下(じやうげ)(こころ)(いつ)(かた)めて、231天地(てんち)経綸(しぐみ)(をこな)()天職(てんしよく)()(こと)(さと)り、232一日(いちにち)(はや)今迄(いままで)(あや)まりた精神(せいしん)立直(たてなを)して、233二度目(にどめ)(あま)岩戸(いわと)(ひら)ひて、234常世(とこよ)()黒白(あやめ)()かぬ暗黒界(やみのよ)(ひか)(かが)やく神世(かみよ)(いた)さねば、235天地(てんち)神々様(かみがみさま)申訳(もうしわけ)()たぬぞよ。236()大本(おほもと)(をしえ)真実(しんじつ)(はら)(おさ)まりて、237(その)(おこな)いが出来(でき)人民(じんみん)でありたら()れが(まこと)差添(さしそへ)(たね)()るぞよ。238(これ)から(もと)(たね)(あら)はして(ぜん)(あく)とを()けて()せるぞよ。239()(かみ)経綸(しぐみ)何程(なにほど)(あく)(たね)でも今度(こんど)(きは)改心(かいしん)さえ(いた)したなら、240(もと)(たね)(あら)はさずに(ぜん)(あく)との真釣合(まつりあ)はせを(いた)して御用(ごよう)(いた)さすから、241()金神(こんじん)慈悲心(じひごころ)(こころ)(そこ)浸徹(しみとほ)りたら、242如何(どん)悪魔(あくま)改心(かいしん)せずには()れぬやうに()りて、243(こころ)から発根(ほつこん)改心(かいしん)いたすやうに()るから、244第一番(だいいちばん)にこの大本(おほもと)内部(ないぶ)から充分(じうぶん)身魂(みたま)(きよ)らかに(いた)さんと、245世界(せかい)(かみ)守護神(しゆごうじん)人民(じんみん)()しが()かんぞよ。246(いま)大本(おほもと)千騎一騎(せんきいつき)改心(かいしん)(とき)()るぞよ。247一日(いちにち)でも(をく)れる(ほど)世界(せかい)(なが)(くる)しむぞよ。
248 この()世界(せかい)(はじま)りは世界(せかい)一体(いつたい)泥海(どろうみ)()つて、249(ひか)りも(ぬく)みも(なに)ものもなかりたぞよ。250丁度(てふど)(たと)へて()へば朧月夜(おぼろつきよ)二三層倍(にさんそうばい)(くら)(つめ)たい世界(せかい)で、251(やま)(かわ)草木(くさき)(なに)一種(ひといろ)なかつたので()るぞよ。252(その)(どろ)世界(せかい)()()けは五百丈(ごひやくぜう)ばかり、253()(ふと)さは三百丈(さんびやくぜう)(ほど)()蛇体(じやたい)荒神(あらがみ)住居(すまゐ)して()られたのが、254御精神(ごせいしん)()大神様(おほかみさま)前身(ぜんしん)で、255(これ)五六七(みろく)大神様(おほかみさま)御成(おな)(あそ)ばしたので()るぞよ。256(まこと)長閑(のどか)やかな御神姿(おすがた)で、257(うろこ)一枚(いちまい)もなし、258(つの)一本(いつぽん)もなし、259(からだ)(いろ)青水晶(あをずいせう)のやうな立派(りつぱ)神様(かみさま)で、260天地(てんち)(もと)祖神(をやがみ)()られたので()るぞよ。261斯世(このよ)創造(さうぞう)して、262天地(てんち)(ひら)(こと)非常(ひじよう)苦心(くしん)(あそ)ばしましたのが、263()大神様(おほかみさま)第一番(だいいちばん)で、264ミロクの大神(おほかみ)ともツキの大神(おほかみ)とも申上(もうしあ)げる御神様(おんかみさま)であるぞよ。265世界(せかい)(つく)るに(つい)非常(ひじよう)独神(ひとり)御心配(ごしんぱい)(あそ)ばして御座(ござ)(ところ)へ、266(おな)じく()たやうな御神姿(おすがた)大蛇神(だいじやじん)(あら)はれたが、267()(かみ)には十六本(じふろくほん)(あたま)(つの)()えて、268(その)(つの)(さき)から大変(たいへん)(ひか)りが(あら)はれて()神様(かみさま)に、269五六七(みろく)大神様(おほかみさま)世界(せかい)創造(さうぞう)御相談(ごさうだん)をお()けになつたので()るぞよ。270()(その)(とき)六六六(みろく)大神様(おほかみさま)御言葉(おことば)には、271何時(いつ)まで()うして(どろ)世界(せかい)(くら)(ところ)住居(すまゐ)(いた)して()つても、272(なに)(ひと)つの(たのし)みもなし、273(なん)功能(かうなう)もなし、274沢山(たくさん)眷属(けんぞく)()(こと)なり。275(なん)とか(いた)して立派(りつぱ)天地(てんち)(つく)()げ、276(よろづ)眷属(けんぞく)(たの)しく(くら)すやうに(いた)したいのが、277(われ)大望(たいもう)()るが、278其方様(そなたさま)(われ)片腕(かたうで)となりて天地(てんち)立別(たてわ)け、279(うる)はしき地上(ちぜう)世界(せかい)(つく)御心(おこころ)()りませぬかと御尋(おたづ)(あそ)ばしたら、280()大神(おほかみ)前身(ぜんしん)なる(あたま)十六本(じふろくほん)(ひか)(つの)()やした大蛇神様(だいじやじんさま)御答(おこたへ)には、281我身(わがみ)女体(によたい)(こと)なり、282()()()んな(ごう)(ふか)見苦(みぐる)しき姿(すがた)()りますから、283貴神様(あなたさま)()うな御精神(ごせいしん)()い、284立派(りつぱ)神様(かみさま)片腕(かたうで)()ると()(こと)は、285(をそ)()りて御言葉(おことば)(したが)(こと)出来(でき)ませぬと、286大変(たいへん)(へりく)だつて御辞退(ごじたい)(あそ)ばしたなれど、287六六六(みろく)大神様(おほかみさま)()いて御頼(おたの)みに()(われ)片腕(かたうで)()るのは其方様(そなたさま)より(ほか)にない、288()見込(みこ)んで()るからとの(おほ)せに、289()大神様(おほかみさま)左様(さやう)なれば御本望(ごほんもう)()ぐるまで我身(わがみ)(ちから)一杯(いつぱい)活動(かつだう)いたして()ます、290()(かは)りに天地(てんち)立派(りつぱ)出来上(できあが)りましたら、291(われ)末代(まつだい)貴神様(あなたさま)女房役(にようぼうやく)(いた)して(くだ)され(わたし)女房役(にようぼうやく)となりて万古末代(まんごまつだい)世界(せかい)(てら)しますとの御約束(おやくそく)()高天原(たかあまはら)竜宮館(りうぐうやかた)(むす)ばれたので()りたぞよ。292其所(そこ)(うしとら)金神(こんじん)前身(ぜんしん)国常立尊(くにとこたちのみこと)荒神(あらがみ)(あら)はれて、293世界(せかい)(つく)(あそ)ばす御手伝(おてつだい)()して(くだ)されと御願(おねがい)申上(もうしあ)げたので()りたぞよ。294そこで六六六(みろく)大神様(おほかみさま)早速(さつそく)御承知(ごせうち)被下(くざさ)(おほ)(あそ)ばすには、295其方(そのほう)見掛(みかけ)()らぬ誠忠無比(せいちうむひ)(かみ)であるから世界(せかい)一切(いつさい)(まか)すから、296落度(おちど)のなきやうに(いた)すが()かろうと(おほ)せられ、297其上(そのうへ)国常立之命(くにとこたちのみこと)思兼(おもひやり)(かみ)(もう)御名(おんな)(くだ)され、298八百万(やほよろづ)神様(かみさま)(あま)山河澄(やす)川原(かわはら)(あつ)めて一人(いちにん)眷属(けんぞく)(のこ)さず相談(さうだん)中間(なかま)()れて大集会(だいしゆうかい)(あそ)ばしたので()()(かぎ)りに住居(すまゐ)いたして()れる蛇体(じやたい)神々様(かみがみさま)(あつま)()ふて御協議(ごきやうぎ)(うへ)299六六六様(みろくさま)(おほ)せの(とほ)りに国常立之命(くにとこたちのみこと)総体(そうたい)(つぼね)(えら)(くだ)さりたのであるぞよ。
300 そこで八百万(やほよろづ)神々(かみがみ)意見(いけん)()()りて、301()(よし)五六七(みろく)大神様(おほかみさま)申上(もうしあ)げたら、302()大神(おほかみ)伊邪那岐之尊(いざなぎのみこと)(さま)(つき)大神(おほかみ)五六七様(みろくさま)との御弐体(おふたかた)大神様(おほかみさま)(さら)集会(しうかい)あそばして、303国常立之尊(くにとこたちのみこと)()(つく)(ぬし)(いた)すぞよとの御命令(ごめいれい)(くだ)りたので、304()(ほう)()主宰(しゆさい)となりて多陀与弊流地面(ただよへるくに)修理固成(つくりかため)いたしたのであるぞよ。305(てん)()()中界(ちうかい)()()下界(げかい)()())で世界中(せかいぢう)天地中界(てんちちうかい)三才(さんさい)()()(ばか)りで()りた()一番(いちばん)大将神(たいせうがみ)御位(みくらい)御出(おいで)(あそ)ばしたので()())を(みつ)(あわ)せてミロクの大神(おほかみ)(もう)すのであるが、306(てん)(みづ)の(())の(なか)から(ほち)一霊(いちれい)()(くざ)りて(いづ)())と(てん)(かた)まり()()())に(ほち)一霊(いちれい)(くわ)はりて()(なな)地成(ななり))となりたから、307()(もと)から(もう)せばミロクは六六六(みろく)なり、308(いま)()立直(たてなを)しの御用(ごよう)から(もう)せばミロクは五六七(みろく)()るのであるから、309六百六十六の守護(しゆごう)(いま)までのミロクで、310(これ)からのミロクの御働(おはたら)きは五六七(みろく)()るので()るぞよ。311国常立之尊(くにとこたちのみこと)()(もと)修理固成(かためしめ)るに(つい)て、312天地中界(てんちちうかい)区別(くべつ)もなく、313世界(せかい)一団(いちだん)泥土(どろつち)泥水(どろみづ)()()(やう)がなかりたので、314(かた)いお(つち)(たね)をミロクの大神様(おほかみさま)御願(おねが)(もう)()げたら、315大神様(おほかみさま)()ぐに御承知(ごしようち)になりて一生懸命(いつせうけんめい)(いき)()()けなされて一凝(ひとこ)りの(かた)いお(つち)出来(でき)たのを国常立之尊(くにとこたちのみこと)此方(このほう)御授(おさづ)けに()りたので(その)一団(いちだん)御土(おつち)(たね)(いた)して(つち)(みづ)とを立別(たてわ)け、316(やま)317(かわ)318(はら)319()320(うみ)(こし)らえたのが()先祖(せんぞ)大国常立之尊(おほくにとこたちのみこと)であるぞよ。321(うしとら)金神(こんじん)大国常立之尊(おほくにとこたちのみこと)姿(すがた)(いま)まで筆先(ふでさき)にも(あら)はした(こと)はなかりたなれど、322(おそ)(おほ)きミロクの大神様(おほかみさま)323()大神(おほかみ)さまの御神姿(おんみすがた)まで筆先(ふでさき)()して()らしたから、324何時(いつ)までも発表(はつぴやう)見合(みあ)はす(こと)出来(でき)ぬから、325実地(じつち)姿(すがた)()(しる)すぞよ。
326 大国常立之尊(おほくにとこたちのみこと)(もと)(まこと)姿(すがた)(かしら)八本(はちほん)(つの)()えた鬼神(おにかみ)姿(すがた)で、327(みな)神々(かみがみ)(あま)(おそ)ろしいと(もう)して()()かぬやうに(いた)した(くら)いの姿(すがた)()るから、328(いま)人民(じんみん)(もと)(しん)姿(すがた)()せたら、329(ふる)(あが)りて()(まわ)すぞよ。
330 (つき)大神(おほかみ)御成(おなり)(あそ)ばした五六七(みろく)大神様(おほかみさま)()大神様(おほかみさま)と、331御二体(おふたかた)大神(おほかみ)が(水火(いき))を()はして(てん)(かた)めに御上(おあが)(あそ)ばした霊場(れいじやう)(いま)綾部(あやべ)神宮(じんぐう)本宮(ほんぐう)(つぼ)(うち)332竜宮館(りうぐうやかた)()高天原(たかあまはら)であるぞよ。333日本(にほん)世界(せかい)中心(まんなか)であり、334綾部(あやべ)日本(にほん)中心(まんなか)()るから、335天地(てんち)神々(かみがみ)()(もと)から(のぼ)(くだ)りを(いた)されたり集会(しうかい)(あそ)ばし(まし)て、336天地(てんち)(つく)られる(をり)御相談(ごさうだん)なされた結構(けつこう)霊地(とち)であるから、337(その)時分(じぶん)にはたつ(とり)()ちる(いきほ)いの場所(ばしよ)言霊(ことたま)()(もと)でありたぞよ。338(その)(のち)(うしとら)金神(こんじん)八百万(やほよろづ)邪神(あくがみ)(うしとら)押込(おしこ)められてから、339一旦(いつたん)悉皆(みな)(かげ)(かたち)もなきやうに(ほろ)びて(しも)ふたが、340時節(じせつ)(まい)りて煎豆(いりまめ)にも(はな)()きて(ふたた)国常立之尊(くにとこたちのみこと)()()(もど)りて()たから、341変性男子(へんぜうなんし)女子(によし)との身魂(みたま)()りて、342()(もと)からの因縁(ゐんねん)()いて()かせる世界一(せかいいち)大本(おほもと)()りたので()るぞよ。343(てん)(かた)まりたのは御弐体(おふたかた)大神様(おほかみさま)(てん)(あが)りて各自(めいめい)水火(いき)()はしてキリキリと左右(さゆう)三遍(さんぺん)御舞(おま)()されて伊吹(いぶき)狭霧(さぎり)(あそ)ばすと、344()れで(てん)完全(かんぜん)固成(かたまり)たので()るぞよ。345(つぎ)()()()(たま)伊吹(いぶき)狭霧(さぎり)()りて(てん)幾億万(いくおくまん)(ほし)出現(しゆつげん)したので()るぞよ。346(その)(ほし)(かづ)だけ()世界(せかい)生物(いきもの)(そだ)ちたら()れで一旦(いつたん)()(あら)(かえ)()るので()るぞよ。347(てん)判然(はつきり)(つく)れたなれど、348()()世界(せかい)充分(じうぶん)(かた)まりて()らなんだ(さい)に、349(かしら)十本(じつぽん)(つの)()へた大蛇神(だいじやじん)(われ)()世界(せかい)修理固成(つくりかため)加勢(かせい)よりも(てん)(あが)りて天上(てんぜう)から(はたら)()いと(もう)されて(てん)で○○○○○○と()られたのであるが、350大変(たいへん)御神力(ごしんりき)(つよ)いので御惣領(ごそうりやう)()てあるなれど、351(いま)世界(せかい)人民(じんみん)(おも)ふて()(やう)(こと)とは神界(しんかい)様子(やうす)()大変(たいへん)(ちが)いであるぞよ。352それで()(てん)(ほう)(かた)まりて(うご)かぬ(こと)()りたなれど、353国常立之尊(くにとこたちのみこと)主宰(しゆさい)する()世界(せかい)()充分(じうぶん)(とこ)へは()()らんから、354此方(このほう)先途(せんど)()ちて()()らん(かぎ)方々(ほうぼう)(かみ)申付(もうしつ)けて持場(もちば)持場(もちば)(かた)めさしたのが国々(くにぐに)国魂神(くにたまかみ)()るぞよ。355(その)(をり)には(いづ)れの(かみ)(こころ)(ひと)つに素直(すなほ)活動(かつどう)なされて、356()世界(せかい)(ほど)なく(かた)まりて眼鼻(めはな)()(やう)結構(けつこう)()つたのであるが、357(いま)露国(ろこく)方面(ほうめん)八頭八尾(やつがしらやつを)大蛇神(だいじやじん)住居(すまゐ)いたして()りたか、358(その)蛇神(じやじん)目的(もくてき)綾部(あやべ)高天原(たかあまはら)中心(まんなか)として()いて、359自身(われ)(てん)(あが)りて(てん)から末代(まつだい)()世界(せかい)守護(しゆごう)いたし()いと()(おも)わくで()りたなれど、360()れより(さき)(てん)(つく)りたいと(おも)ふて()()苦労(くろう)(あそ)ばしたミロク(さま)なり、361一番(いちばん)相談(さうだん)()つて供々(ともども)活動(かつどう)なされた()大神様(おほかみさま)なり、362()世界(せかい)国常立之尊(くにとこたちのみこと)なり、363()(もと)根本(こんぽん)(はじま)りに天地(てんち)三体(さんたい)(かみ)八百万(やほよろづ)(かみ)(あつ)めて天地(てんち)創造(さうぞう)いたした(その)(あと)八頭八尾(やつがしらやつを)巨蛇神(おうじやじん)(あら)はれて、364何程(なにほど)天地(てんち)自由(じゆう)(いた)そうと(おも)ふても(だれ)相手(あいて)(いた)すものがなかつたのであるぞよ。365()八頭八尾(やつがしらやつを)蛇神(じやじん)()世界(せかい)充分(じうぶん)(みだ)らして()いて、366(われ)自由(じゆう)(いた)(かんが)えで種々(いろいろ)(うま)(こと)(もう)して(まこと)(かみ)まで()()れて、367()神国(しんこく)()持荒(もちあ)らし、368(しまい)には()先祖(せんぞ)此方(このほう)まで押込(おしこ)めるやうに(たく)みて(あく)目的(もくてき)(いま)まではトントン拍子(びやうし)面白(おもしろ)(ほど)()たなれど、369今度(こんど)(うしとら)押込(おしこ)められて()りた此方(このほう)時節(じせつ)()()()世界(せかい)一切(いつさい)主宰(つかさ)するやうに()りたから、370改心(かいしん)いたせば供々(ともども)()曳合(ひきあ)ふて神界(しんかい)御用(ごよう)()てて()るなり、371改心(かいしん)出来(でき)ねば弥々(いよいよ)(とど)めを()して往生(おうぜう)さすぞよ。

王仁三郎が著した「大作」がこれ1冊でわかる!
飯塚弘明・他著『あらすじで読む霊界物語』(文芸社文庫)
絶賛発売中!

目で読むのに疲れたら耳で聴こう!
霊界物語の朗読 ユーチューブに順次アップ中!
霊界物語の音読まとめサイト
逆リンク(このページにリンクが張られているページ)
オニド関連サイト最新更新情報
10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
5/8【霊界物語ネット】霊界物語ネットに出口王仁三郎の第六歌集『霧の海』を掲載しました。
このページに誤字・脱字や表示乱れなどを見つけたら教えて下さい。
返信が必要な場合はメールでお送り下さい。【メールアドレス
合言葉「みろく」を入力して下さい→