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> 大正8年3月7日
<<< 大正8年2月21日
(B)
(N)
大正8年3月8日 >>>
大正八年三月七日
インフォメーション
種類:
伊都能売神諭
年月日:
1919(大正8)年3月7日(旧2月6日)
神霊界掲載号:
大正8年3月15日号(第82号) 1頁
神霊界八幡書店復刻版:
第4巻 251頁
八幡書店版伊都能売神諭:
125頁
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
is25
001
大正八年三月七日 旧二月六日
002
国常立尊
(
くにとこたちのみこと
)
が
変性女子
(
へんぜうによし
)
の
手
(
て
)
を
籍
(
かり
)
て、
003
世界改造
(
よのたてなをし
)
の
次第
(
しだい
)
を
書
(
か
)
きおくぞよ。
004
明治
(
めいじ
)
二十五年から
神政
(
しんせい
)
開祖
(
かいそ
)
大出口
(
おほでぐち
)
直
(
なを
)
の
手
(
て
)
を
借
(
か
)
り
口
(
くち
)
を
借
(
か
)
りて、
005
警告
(
しらし
)
た
事
(
こと
)
の
実地
(
じつち
)
が
現
(
あら
)
はれる
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りたぞよ。
006
伊勢神宮
(
いすらえる
)
の
五十鈴川
(
いそすずがは
)
の十二の
支流
(
わかれ
)
も
今
(
いま
)
までは、
007
其
(
その
)
源泉
(
げんせん
)
を
知
(
し
)
らなんだなれど、
008
弥々
(
いよいよ
)
天
(
あま
)
の
岩戸
(
いわと
)
を
開
(
ひら
)
く
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
たから、
009
斯
(
こ
)
の
清
(
きよ
)
き
流
(
ながれ
)
の
末
(
すえ
)
の
濁
(
にご
)
りを、
010
真澄
(
ますみ
)
の
鏡
(
かがみ
)
の
言霊
(
ことたま
)
に
清
(
きよ
)
め
改
(
あらた
)
め、
011
世界
(
せかい
)
を十二の
国
(
くに
)
に
立別
(
たてわ
)
け、
012
一
(
ひと
)
つの
源
(
もと
)
の
流
(
なが
)
れに
立直
(
たてなを
)
し、
013
十二の
国
(
くに
)
を
一
(
ひと
)
つの
神国
(
しんこく
)
の
天津日嗣
(
あまつひつぎ
)
の
神皇様
(
きみさま
)
が、
014
平
(
たひ
)
らけく
安
(
やす
)
らけく
治
(
をさ
)
め
玉
(
たま
)
ふ
松
(
まつ
)
の
御代
(
みよ
)
に
立代
(
たてかへ
)
るに
付
(
つい
)
て、
015
神政開祖
(
よはね
)
の
身魂
(
みたま
)
に二十五年に
渡
(
わた
)
りて、
016
人民
(
じんみん
)
の
身魂
(
みたま
)
を
五十鈴川
(
いすずがは
)
の
流
(
ながれ
)
に
洗
(
あら
)
い
清
(
きよ
)
めて、
017
漸
(
よう
)
やく
大正
(
たいせう
)
六年からは
一段
(
いちだん
)
奥
(
おく
)
の
鎮魂
(
ちんこん
)
帰神
(
きしん
)
の
神法
(
しんぽう
)
に
依
(
よ
)
り、
018
変性女子
(
へんぜうによし
)
の
御魂
(
みたま
)
を
御用
(
ごよう
)
に
立
(
たて
)
てて、
019
艮
(
とど
)
めの
経綸
(
しぐみ
)
に
使
(
つか
)
ふて
在
(
あ
)
るなれど、
020
今
(
いま
)
の
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
は、
021
間口
(
まぐち
)
の
広
(
ひろ
)
い
奥行
(
おくゆき
)
の
短
(
みじ
)
かい、
022
学
(
がく
)
斗
(
ばか
)
りに
迷信
(
めいしん
)
いたして、
023
斯世
(
このよ
)
は
物質的
(
ぶつしつてき
)
学
(
がく
)
さえ
修
(
をさ
)
めたら、
024
世界
(
せかい
)
は
安全
(
あんぜん
)
に
治
(
をさ
)
まる
如
(
よ
)
うに
取違
(
とりちが
)
い
斗
(
ばか
)
り
致
(
いた
)
して
居
(
お
)
るから、
025
天地
(
てんち
)
の
元
(
もと
)
の
先祖
(
せんぞ
)
の
申
(
もう
)
す
事
(
こと
)
はチツトも
耳
(
みみ
)
へ
這入
(
はい
)
らず、
026
却
(
かへつ
)
て
反対
(
はんたい
)
に
迷信
(
めいしん
)
いたして、
027
世界
(
せかい
)
を
恐喝
(
おどす
)
やうに
悪
(
わ
)
るく
誤解
(
とり
)
て、
028
種々
(
いろいろ
)
と
斯
(
この
)
大本
(
おほもと
)
を
世間
(
せけん
)
から
攻撃
(
こうげき
)
いたす
者
(
もの
)
も
出来
(
でき
)
て
居
(
お
)
るなれど、
029
誠
(
まこと
)
の
神
(
かみ
)
はソンナ
少
(
ちい
)
さい
事
(
こと
)
に
往生
(
をうぜう
)
は
致
(
いた
)
さんから、
030
今
(
いま
)
に
実地
(
じつち
)
を
世界
(
せかい
)
へ
表
(
あら
)
はして
見
(
み
)
せて
与
(
や
)
るから、
031
何
(
なん
)
なりと
申
(
もう
)
して
反対
(
はんたい
)
いたすが
良
(
よ
)
いぞよ。
032
是
(
これ
)
でも
今
(
いま
)
に
大本
(
おほもと
)
の
教
(
をしえ
)
の
誠
(
まこと
)
が
天晴
(
あつぱ
)
り
判明
(
わかり
)
て
来
(
く
)
るから、
033
判明
(
わかり
)
て
来
(
き
)
たら
又
(
また
)
手
(
て
)
を
曳
(
ひ
)
き
合
(
あ
)
ふて
日本
(
にほん
)
の
為
(
ため
)
世界
(
せかい
)
の
為
(
ため
)
に
活動
(
かつどう
)
いたすぞよ。
034
今
(
いま
)
は
精神界
(
せいしんかい
)
が
暗黒
(
くらやみ
)
で
何
(
なに
)
も
判
(
わか
)
らんから、
035
色眼鏡
(
いろめがね
)
を
掛
(
か
)
けて、
036
新聞屋
(
しんぶんや
)
までが
色々
(
いろいろ
)
と
浅
(
あさ
)
い
観察
(
かんさつ
)
を
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
へ
触
(
ふ
)
れて
呉
(
く
)
れるなれど、
037
是
(
これ
)
も
神界
(
しんかい
)
の
予定
(
よてい
)
の
経綸
(
しぐみ
)
で
在
(
あ
)
るから、
038
今
(
いま
)
の
新聞
(
しんぶん
)
雑誌
(
ざつし
)
は
一生懸命
(
いつせうけんめい
)
に
面白
(
おもしろ
)
がつて
悪言
(
あくげん
)
を
書並
(
かきなら
)
べて
居
(
お
)
るなれど、
039
是
(
これ
)
も
知
(
し
)
らず
知
(
し
)
らずに
神界
(
しんかい
)
から
使
(
つか
)
はれて、
040
神
(
かみ
)
の
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
して
居
(
お
)
るので
在
(
あ
)
るから、
041
中々
(
なかなか
)
御苦労
(
ごくろう
)
な
御役
(
おやく
)
で
在
(
あ
)
るぞよ。
042
明治
(
めいじ
)
二十五年から
出口
(
でぐち
)
の
手
(
て
)
で、
043
新聞
(
しんぶん
)
に
一旦
(
いつたん
)
はトコトン
悪
(
わる
)
く
言
(
い
)
はれて、
044
跡
(
あと
)
で
良
(
よ
)
く
成
(
な
)
る
仕組
(
しぐみ
)
じやと
申
(
もう
)
して、
045
筆先
(
ふでさき
)
で
永
(
なが
)
らく
知
(
し
)
らした
事
(
こと
)
の
実地
(
じつち
)
が
参
(
まい
)
りたので
在
(
あ
)
るから、
046
神界
(
しんかい
)
の
経綸
(
しぐみ
)
通
(
どほ
)
りが
廻
(
まわ
)
りて
来
(
き
)
たのであるぞよ。
047
是
(
これ
)
からは
日
(
ひ
)
に
増
(
まし
)
に
日本魂
(
やまとだましい
)
の
研
(
みが
)
けた
守護神
(
しゆごうじん
)
人民
(
じんみん
)
が、
048
地
(
ち
)
の
高天原
(
たかあまはら
)
へ
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
て
三千年
(
さんぜんねん
)
の
経綸
(
しぐみ
)
の
御用
(
ごよう
)
をいたすから、
049
此
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
内部
(
なか
)
の
役員
(
やくいん
)
は
充分
(
じゆうぶん
)
に
日本魂
(
やまとだましい
)
を
研
(
みが
)
いて、
050
神国
(
しんこく
)
成就
(
ぜうじゆ
)
の
御用
(
ごよう
)
に
立
(
た
)
ちて
下
(
くだ
)
されよ。
051
誠
(
まこと
)
の
者
(
もの
)
は
神界
(
しんかい
)
から
国々
(
くにぐに
)
に
配置
(
まくば
)
りてあるから、
052
段々
(
だんだん
)
と
引寄
(
ひきよ
)
せるから、
053
是
(
これ
)
からは
眼
(
め
)
が
廻
(
まわ
)
る
程
(
ほど
)
この
大本
(
おほもと
)
は
急
(
いそ
)
がしく
成
(
な
)
るぞよ。
054
何程
(
なにほど
)
世界
(
せかい
)
から
悪
(
わる
)
く
申
(
もう
)
されても、
055
肝腎
(
かんじん
)
の
大本
(
おほもと
)
に
誠
(
まこと
)
の
行為
(
おこない
)
さえ
致
(
いた
)
して
居
(
お
)
りたら、
056
世界中
(
せかいぢう
)
が
一塊
(
ひとかたまり
)
に
成
(
な
)
りて
参
(
まい
)
りても
微躯
(
びく
)
とも
致
(
いた
)
さぬ
教
(
をしえ
)
で
在
(
あ
)
れども、
057
今
(
いま
)
の
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
に
何程
(
なにほど
)
良
(
よ
)
く
言
(
い
)
はれて
賞
(
ほめ
)
られても、
058
誠
(
まこと
)
の
教
(
をしへ
)
が
腹
(
はら
)
へ
這入
(
はい
)
らず、
059
誠
(
まこと
)
の
行為
(
おこない
)
が
出来
(
でき
)
て
居
(
お
)
らなんだら
神界
(
しんかい
)
から
赦
(
ゆる
)
さんから、
060
心得
(
こころえ
)
た
上
(
うへ
)
にも
心得
(
こころえ
)
て、
061
日本
(
にほん
)
神国
(
しんこく
)
の
人民
(
じんみん
)
相当
(
さうたう
)
の
行為
(
おこない
)
をいたして、
062
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
を
擁護
(
まもり
)
、
063
神
(
かみ
)
と
皇上
(
おかみ
)
とに
安心
(
あんしん
)
を
為
(
し
)
て
戴
(
いただ
)
く、
064
誠
(
まこと
)
の
行状
(
おこない
)
を
為
(
さ
)
せる、
065
世界
(
せかい
)
の
大本
(
おほもと
)
で
在
(
あ
)
るぞよ。
066
今
(
いま
)
の
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
の
精神
(
せいしん
)
を
改造
(
かいざう
)
いたして
置
(
お
)
いて、
067
世界
(
せかい
)
の
改造
(
かいざう
)
に
掛
(
かか
)
る
経綸
(
しぐみ
)
であるから、
068
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
は
一日
(
いちにち
)
も
早
(
はや
)
く
神
(
かみ
)
の
洪恩
(
こうをん
)
を
弁
(
わきま
)
へ、
069
皇室
(
こうしつ
)
の
尊厳
(
そんげん
)
と
国家
(
こくか
)
の
大使命
(
だいしめい
)
と
国民
(
こくみん
)
の
天職
(
てんしよく
)
を
覚
(
さと
)
つて、
070
誠
(
まこと
)
の
日本魂
(
やまとだましい
)
に
立帰
(
たちかへ
)
り、
071
一番
(
いちばん
)
に
此
(
こ
)
の
神国
(
しんこく
)
を
修斎
(
しうさい
)
し、
072
次
(
つぎ
)
に
国民
(
こくみん
)
一致
(
いつち
)
の
神力
(
しんりき
)
で
外国
(
がいこく
)
を
平
(
たひ
)
らけく
安
(
やす
)
らけく
治
(
をさ
)
めて
与
(
や
)
らねば
成
(
な
)
らぬのが、
073
日本
(
にほん
)
人民
(
じんみん
)
の
神
(
かみ
)
から
与
(
あた
)
へられた
大使命
(
だいしめい
)
であるなれど、
074
今
(
いま
)
の
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
は
肝心
(
かんじん
)
の
国体
(
こくたい
)
の
精神
(
せいしん
)
を
忘
(
わす
)
れて、
075
外国
(
がいこく
)
の
精神
(
せいしん
)
に
誑
(
だま
)
されて
了
(
しま
)
ふて
居
(
を
)
るから、
076
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
では
絶対
(
ぜつたい
)
に
天地
(
てんち
)
が
潰
(
つぶ
)
れても
用
(
もち
)
ゐられん、
077
民主主義
(
みんしゆしゆぎ
)
を
唱
(
とな
)
へる
鼻高
(
はなだか
)
が
出来
(
でき
)
て
来
(
き
)
て、
078
何
(
なに
)
も
知
(
し
)
らぬ
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
が
学者
(
がくしや
)
の
申
(
もう
)
す
事
(
こと
)
を
信
(
しん
)
じて、
079
夫
(
そ
)
れに
付和雷同
(
ふわらいどう
)
して
約
(
つま
)
らん
事
(
こと
)
を
致
(
いた
)
すやうに
曇
(
くも
)
りて
了
(
しま
)
ふて
居
(
を
)
るから、
080
今
(
いま
)
が
世界
(
せかい
)
の
性念場
(
せうねんば
)
であるから、
081
神
(
かみ
)
が
永
(
なが
)
らく
苦労
(
くろう
)
いたして、
082
人民
(
じんみん
)
に
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
けるので
在
(
あ
)
るぞよ。
083
◎
084
天
(
てん
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
の
五六七
(
みろく
)
の
御守護
(
ごしゆごう
)
に
成
(
な
)
るに
付
(
つい
)
て、
085
一旦
(
いつたん
)
三千世界
(
さんぜんせかい
)
の
大洗濯
(
おほせんだく
)
が
初
(
はじま
)
りたら、
086
斯世
(
このよ
)
が
根本
(
こつぽん
)
から
覆
(
かへ
)
りて
了
(
しま
)
ふて、
087
元
(
もと
)
の
泥海
(
どろうみ
)
に
成
(
な
)
るより
仕様
(
しよう
)
が
無
(
な
)
い
所
(
ところ
)
であれども、
088
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
が
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
から
悔
(
くや
)
し
残念
(
ざんねん
)
を
堪忍
(
こばり
)
つめて
蓄
(
たくわ
)
へて
来
(
き
)
た
一輪
(
いちりん
)
の
神力
(
しんりき
)
で、
089
斯世
(
このよ
)
を
受取
(
うけとり
)
て、
090
善
(
ぜん
)
一
(
ひ
)
と
筋
(
すじ
)
の
誠
(
まこと
)
の
神世
(
かみよ
)
に
致
(
いた
)
すのであるから、
091
第一番
(
だいいちばん
)
に
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
の
御魂
(
みたま
)
を
改造
(
たてかへ
)
ねば
成
(
な
)
らぬから、
092
中々
(
なかなか
)
の
大事業
(
たいもう
)
であるぞよ。
093
今
(
いま
)
の
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
は、
094
元
(
もと
)
の
神
(
かみ
)
から
分
(
わ
)
けて
貰
(
もら
)
ふた
結構
(
けつこう
)
な
身魂
(
みたま
)
を、
095
残
(
のこ
)
らず
汚
(
よご
)
して
了
(
しま
)
ふて、
096
虫
(
むし
)
の
息
(
いき
)
同様
(
どうよう
)
に
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
るから、
097
之
(
これ
)
に
神力
(
しんりき
)
を
渡
(
わた
)
して、
098
生
(
い
)
きた
神国
(
しんこく
)
の
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
させる
経綸
(
しぐみ
)
であるぞよ。
099
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
の
肉体
(
にくたい
)
は、
100
生
(
い
)
きて
体主霊従
(
あく
)
の
身魂
(
みたま
)
で
活動
(
かつだう
)
いたして
居
(
を
)
れども、
101
肝心
(
かんじん
)
の
本霊
(
ほんれい
)
は
物欲
(
ぶつよく
)
に
圧
(
をさ
)
えられてチツトも
活動
(
かつだう
)
いたさぬから、
102
生
(
い
)
きて
動
(
うご
)
く
死骸
(
しかばね
)
であるから、
103
今
(
いま
)
の
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
の
身魂
(
みたま
)
に
生命
(
いのち
)
を
与
(
あた
)
へて、
104
天地
(
てんち
)
経綸
(
しぐみ
)
の
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
させる
大本
(
おほもと
)
の
教
(
をしへ
)
であるぞよ。
105
今
(
いま
)
の
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
は
人生
(
じんせい
)
の
本義
(
ほんぎ
)
を
知
(
し
)
らぬから、
106
衣食住
(
いしよくじゆう
)
の
物欲
(
ぶつよく
)
斗
(
ばか
)
りに
迷
(
まよ
)
ふて、
107
自分
(
じぶん
)
から
肝心
(
かんじん
)
の
人格
(
じんかく
)
を
殺
(
ころ
)
して
居
(
を
)
るものが
七分
(
しちぶ
)
あるから、
108
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
が
明治
(
めいじ
)
二十五年から、
109
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
は
今
(
いま
)
に
三分
(
さんぶ
)
に
成
(
な
)
ると
申
(
もう
)
して
置
(
お
)
いたが、
110
此
(
こ
)
の
神
(
かみ
)
の
申
(
もうし
)
た
通
(
とほ
)
り、
111
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
は
人民
(
じんみん
)
としての
資格
(
しかく
)
が
亡
(
ほろ
)
びて
了
(
しま
)
ふて、
112
誠
(
まこと
)
の
生命
(
せいめい
)
人格
(
じんかく
)
を
保
(
たも
)
つものは、
113
世界中
(
せかいぢう
)
平均
(
ひきなら
)
して
二分
(
にぶ
)
も
面倒
(
めんど
)
いぞよ。
114
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
は
神
(
かみ
)
の
生
(
い
)
き
宮
(
みや
)
であると
云
(
い
)
ふ
人生
(
じんせい
)
の
本義
(
ほんぎ
)
を
忘
(
わす
)
れて、
115
野獣
(
やじゆう
)
の
如
(
よ
)
うな
精神
(
せいしん
)
に
堕落
(
おち
)
て
了
(
しま
)
ふて
居
(
を
)
るから、
116
人三化七
(
ばけもの
)
ばかりで
誠
(
まこと
)
の
天職
(
てんしよく
)
を
弁
(
わきま
)
へた
誠
(
まこと
)
の
人民
(
じんみん
)
は
二分
(
にぶ
)
より
無
(
な
)
い
事
(
こと
)
に、
117
神界
(
しんかい
)
から
見
(
み
)
ると
亡
(
ほろ
)
びて
了
(
しも
)
ふて
居
(
を
)
るから、
118
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
が
天地
(
てんち
)
の
神々
(
かみがみ
)
へ
御詫
(
おわび
)
を
致
(
いた
)
して、
119
悪
(
あく
)
の
身魂
(
みたま
)
を
善
(
ぜん
)
に
生
(
い
)
かして、
120
穏
(
をだや
)
かな
松
(
まつ
)
の
世
(
よ
)
至仁至愛
(
みろく
)
の
神代
(
かみよ
)
に
改造
(
たてなを
)
すので
在
(
あ
)
るから、
121
斯
(
この
)
大本
(
おほもと
)
へ
引寄
(
ひきよ
)
せられた
身魂
(
みたま
)
は、
122
神代
(
かみよ
)
から
深
(
ふか
)
い
因縁
(
いんねん
)
があるから、
123
天下
(
てんか
)
の
憂
(
うれ
)
ひに
先
(
さき
)
だつて
憂
(
うれ
)
ひ
神国
(
しんこく
)
成就
(
ぜうじゆ
)
の
大神業
(
だいしんげう
)
を
補助
(
たすけ
)
る
天
(
てん
)
からの
役目
(
やくめ
)
であるから、
124
普通
(
ふつう
)
の
神信心
(
かみしんじん
)
とは
根本
(
こつぽん
)
からの
相違
(
さうい
)
であるから、
125
一身一家
(
いつしんいつか
)
の
勝手
(
かつて
)
な
利己的
(
われよし
)
の
信仰者
(
しんじや
)
は、
126
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
の
神
(
かみ
)
の
気勘
(
きかん
)
に
叶
(
かな
)
はんので
在
(
あ
)
るぞよ。
127
世
(
よ
)
の
改造
(
たてかへ
)
に
就
(
つい
)
て、
128
今度
(
こんど
)
は
二度目
(
にどめ
)
の
天
(
あま
)
の
岩戸
(
いわと
)
が
開
(
ひら
)
けるのであるから、
129
開
(
ひら
)
けたら
一旦
(
いつたん
)
はドンナ
悪
(
あく
)
の
身魂
(
みたま
)
でも
神
(
かみ
)
の
仁愛
(
めぐみ
)
で、
130
霊肉
(
みたま
)
共
(
とも
)
に
助
(
たす
)
けて
与
(
や
)
る
仕組
(
しぐみ
)
であれども、
131
余
(
あま
)
り
何時
(
いつ
)
までも
体主霊従
(
あく
)
の
改心
(
かいしん
)
が
出来
(
でき
)
ぬと、
132
止
(
や
)
むを
得
(
え
)
ずの
事
(
こと
)
に
成
(
な
)
るから、
133
神
(
かみ
)
は
一人
(
いちにん
)
もツツボには
落
(
をと
)
し
度
(
たく
)
もないから、
134
早
(
はや
)
く
改心
(
かいしん
)
いたして
下
(
くだ
)
されよ。
135
体主霊従
(
あく
)
の
守護神
(
しゆごうじん
)
が
改心
(
かいしん
)
いたしたら、
136
其人
(
そのにん
)
の
本霊
(
ほんれい
)
は
歓
(
よろ
)
こんで
誠
(
まこと
)
の
道
(
みち
)
を
守
(
まも
)
るやうになるから、
137
身魂
(
みたま
)
に
生命
(
せいめい
)
が
出来
(
でき
)
て
来
(
く
)
るぞよ。
138
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
は
八分
(
はちぶ
)
まで
生
(
い
)
きた
死骸
(
しかばね
)
であるぞよ。
139
御魂
(
みたま
)
さえ
生
(
い
)
きて
働
(
はたら
)
けるやうに
成
(
な
)
りたら、
140
仮令
(
たとへ
)
肉体
(
にくたい
)
は
亡
(
ほろ
)
びて
居
(
を
)
りても、
141
神国
(
しんこく
)
の
結構
(
けつこう
)
な
生
(
い
)
きた
人民
(
じんみん
)
であるぞよ。
142
生
(
い
)
きた
国家
(
こくか
)
の
守護神
(
しゆごうじん
)
であるぞよ。
143
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
は三十年で
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
立直
(
たてなを
)
しを
致
(
いた
)
す
仕組
(
しぐみ
)
で
在
(
あ
)
りたなれど、
144
余
(
あま
)
り
改心
(
かいしん
)
が
出来
(
でき
)
ぬので
立替
(
たてかへ
)
だけにに三十年かかるから、
145
後
(
あと
)
の
立直
(
たてなを
)
しが十年も
延
(
の
)
びたから、
146
夫
(
そ
)
れだけ
世界
(
せかい
)
の
物事
(
ものごと
)
が
遅
(
おく
)
れて
来
(
き
)
たから、
147
一日
(
いちにち
)
でも
早
(
はや
)
く
神国
(
しんこく
)
成就
(
ぜうじゆ
)
いたすやうに、
148
各自
(
めいめい
)
の
身魂
(
みたま
)
を
此
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
から
立替
(
たてかへ
)
立直
(
たてなを
)
して、
149
三千世界
(
さんぜんせかい
)
へ
鏡
(
かがみ
)
に
出
(
だ
)
して
貰
(
もら
)
はねばならぬぞよ。
150
この
大本
(
おほもと
)
は
世界
(
せかい
)
の
鏡
(
かがみ
)
で
在
(
あ
)
るから、
151
善悪
(
ぜんあく
)
ともに
世界
(
せかい
)
へ
写
(
うつ
)
るので
在
(
あ
)
るから、
152
大本
(
おほもと
)
から
一番
(
いちばん
)
に
水晶
(
すいしよう
)
に
研
(
みが
)
いて
下
(
くだ
)
されと、
153
永
(
なが
)
らくの
間
(
あいだ
)
出口
(
でぐち
)
の
手
(
て
)
で
気
(
き
)
が
付
(
つ
)
けて
在
(
あ
)
りたぞよ。
154
一日
(
いちにち
)
遅
(
おく
)
れても
世界
(
せかい
)
は
大変
(
たいへん
)
な
困難
(
こんなん
)
であるから、
155
地
(
ち
)
の
高天原
(
たかあまはら
)
へ
立寄
(
たちよ
)
る
役員
(
やくいん
)
信者
(
しんじや
)
から
早
(
はや
)
く
改良
(
かいりよう
)
いたさぬと、
156
天地
(
てんち
)
の
神々様
(
かみがみさま
)
へ
対
(
たい
)
して
申訳
(
もうしわけ
)
の
無
(
な
)
き
事
(
こと
)
になるぞよ。
157
筆先
(
ふでさき
)
の
取違
(
とりちが
)
いたして
居
(
を
)
る
役員
(
やくいん
)
信者
(
しんじや
)
が、
158
此
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
にも
大分
(
だいぶ
)
あるが、
159
是
(
これ
)
は
慢神
(
まんしん
)
が
強
(
つよ
)
いから
大間違
(
おほまちが
)
いが
出来
(
しゆつたい
)
するので
在
(
あ
)
るぞよ。
160
それで
明治
(
めいじ
)
二十五年からの
筆先
(
ふでさき
)
を、
161
十分
(
じうぶん
)
に
腹
(
はら
)
へ
入
(
い
)
れて
下
(
くだ
)
されと、
162
クドウ
申
(
もう
)
して
在
(
あ
)
るぞよ。
163
神
(
かみ
)
の
心
(
こころ
)
と
人民
(
じんみん
)
の
心
(
こころ
)
とは
大変
(
たいへん
)
な
相違
(
さうゐ
)
であるから、
164
誠
(
まこと
)
の
人民
(
じんみん
)
は
神
(
かみ
)
の
心
(
こころ
)
を
汲
(
く
)
み
取
(
と
)
りて、
165
神心
(
かんごころ
)
に
成
(
な
)
りて
下
(
くだ
)
さらぬと、
166
神界
(
しんかい
)
の
誠
(
まこと
)
の
経綸
(
しぐみ
)
は
到底
(
とうてい
)
判
(
わか
)
りは
致
(
いた
)
さぬぞよ。
167
役員
(
やくいん
)
信者
(
しんじや
)
の
間違
(
まちが
)
ふた
言葉
(
ことば
)
や
行動
(
をこない
)
が、
168
斯
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
教
(
をしえ
)
の
名
(
な
)
を
傷
(
きづつ
)
け、
169
神
(
かみ
)
の
名
(
な
)
を
汚
(
よご
)
し、
170
経綸
(
しぐみ
)
の
邪魔
(
じやま
)
を
致
(
いた
)
すので
在
(
あ
)
るぞよ。
171
外部
(
そと
)
からは
指
(
ゆび
)
一本
(
いつぽん
)
さえる
事
(
こと
)
の
出来
(
でき
)
ぬ、
172
立派
(
りつぱ
)
な
天地
(
てんち
)
へ
一貫
(
いつかん
)
した
教
(
をしえ
)
であれども、
173
獅子身中
(
しししんちう
)
の
虫
(
むし
)
が
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
に
発生
(
わい
)
て、
174
大本
(
おほもと
)
を
破
(
やぶ
)
るのであるから、
175
皆
(
みな
)
の
御方
(
おかた
)
心得
(
こころえ
)
た
上
(
うへ
)
にも
心得
(
こころえ
)
て、
176
獅子身中
(
しししんちう
)
の
虫
(
むし
)
に
成
(
な
)
らぬやうに
致
(
いた
)
して
下
(
くだ
)
されよ。
177
自分
(
じぶん
)
から
誰
(
だれ
)
も
獅子身中
(
しししんちう
)
の
虫
(
むし
)
に
成
(
な
)
らうと
思
(
おも
)
ふものは
無
(
な
)
けれ
共
(
ども
)
、
178
知
(
し
)
らず
知
(
し
)
らずの
間
(
あいだ
)
に
神
(
かみ
)
の
教
(
をしえ
)
の
大元
(
おほもと
)
を
誤解
(
とりちがい
)
いたして、
179
間違
(
まちが
)
ふた
事
(
こと
)
を
申
(
もう
)
したり、
180
変
(
へん
)
な
行動
(
をこない
)
を
致
(
いた
)
して
良
(
よ
)
い
気
(
き
)
に
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
るから、
181
神界
(
しんかい
)
の
却
(
かへつ
)
て
邪魔
(
じやま
)
をいたすので
在
(
あ
)
るぞよ。
182
一生懸命
(
いつせうけんめい
)
に
神
(
かみ
)
の
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
したと
想
(
をも
)
ふて
居
(
を
)
る
人民
(
じんみん
)
ほど
取違
(
とりちが
)
いが
多
(
おほ
)
いので
在
(
あ
)
るぞよ。
183
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
は
今
(
いま
)
が
一番
(
いちばん
)
大事
(
だいじ
)
の
大峠
(
おほとほげ
)
であるから、
184
皆
(
みな
)
の
役員
(
やくいん
)
信者
(
しんじや
)
が
誠
(
まこと
)
の
日本魂
(
やまとだましい
)
を
発揮
(
はつき
)
して、
185
天地
(
てんち
)
に
代
(
かは
)
る
大活動
(
だいかつどう
)
の
時期
(
じき
)
であるぞよ。
186
此
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
の
規則
(
きそく
)
が
定
(
さだま
)
りて
神
(
かみ
)
から
見
(
み
)
て
是
(
これ
)
で
結構
(
けつこう
)
と
申
(
もう
)
すやうに
成
(
な
)
りたら、
187
神
(
かみ
)
は
其処
(
そこ
)
で
天晴
(
あつぱれ
)
表面
(
おもて
)
に
成
(
な
)
るなれど、
188
大本
(
おほもと
)
の
規則
(
きそく
)
が
規
(
き
)
まりて、
189
善
(
ぜん
)
一
(
ひ
)
ト
筋
(
すじ
)
の
行
(
をこな
)
いが
出来
(
でき
)
ぬ
先
(
さき
)
に
表面
(
をもて
)
に
成
(
な
)
りた
処
(
ところ
)
で、
190
皆
(
みな
)
の
者
(
もの
)
が
栃麺棒
(
とちめんぼう
)
を
振
(
ふ
)
る
斗
(
ばか
)
りであるぞよ。
191
神
(
かみ
)
は
早
(
はや
)
く
表
(
をもて
)
に
成
(
な
)
りて、
192
現界
(
げんかい
)
で
活動
(
かつだう
)
いたしたいなれど、
193
今
(
いま
)
ではモチト
大本
(
おほもと
)
が
定
(
き
)
まらんから、
194
早
(
はや
)
く
何彼
(
なにか
)
の
行方
(
やりかた
)
を
変
(
か
)
えて
下
(
くだ
)
されよ。
195
神
(
かみ
)
急
(
せ
)
けるぞよ。
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