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大正八年六月三日
インフォメーション
種類:
伊都能売神諭
年月日:
1919(大正8)年6月3日(旧5月6日)
神霊界掲載号:
大正8年7月15日号(第90号) 11頁
神霊界八幡書店復刻版:
第5巻 175頁
八幡書店版伊都能売神諭:
167頁
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2017-08-30 10:09:14
OBC :
is33
001
大正八年六月三日筆
002
大国常立尊
(
おほくにとこたちのみこと
)
が
永
(
なが
)
く、
003
出口直霊主命
(
でぐちなをひぬしのみこと
)
の
手
(
て
)
を
借
(
か
)
り
言
(
くち
)
を
籍
(
か
)
りて、
004
世界
(
せかい
)
の
事
(
こと
)
を
知
(
し
)
らして
置
(
おい
)
たが、
005
斯
(
この
)
世界
(
せかい
)
は
最早
(
もはや
)
断末魔
(
だんまつま
)
に
近
(
ちか
)
よりて
来
(
き
)
、
006
昔
(
むかし
)
からの
悪神
(
あくがみ
)
の
仕組
(
しぐみ
)
が、
007
判然
(
はつきり
)
と
解
(
わか
)
る
時節
(
じせつ
)
に
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
たぞよ。
008
害国
(
がいこく
)
の
悪神
(
あくがみ
)
の
頭
(
かしら
)
が、
009
昔
(
むかし
)
からの
永
(
な
)
がい
陰謀
(
しぐみ
)
で、
010
学
(
がく
)
と
智恵
(
ちゑ
)
と
金
(
かね
)
の
力
(
ちから
)
とで、
011
世界中
(
せかいぢう
)
を
自由自在
(
じゆうじざい
)
に
混乱
(
みだらし
)
て
来
(
き
)
て、
012
今度
(
こんど
)
の
様
(
やう
)
な
大戦争
(
だいせんさう
)
を
起
(
おこ
)
して、
013
世界中
(
せかいぢう
)
の
人民
(
じんみん
)
を
困
(
くる
)
しめ、
014
人民
(
じんみん
)
の
心
(
こころ
)
を
日増
(
ひま
)
しに
嶮悪
(
わるく
)
いたして、
015
自己
(
われ
)
の
目的
(
もくてき
)
を
立
(
た
)
てやうと
致
(
いた
)
し、
016
満
(
まる
)
五ケ年の
間
(
あいだ
)
に、
017
トコトンの
陰謀
(
しぐみ
)
を
成就
(
ぜうじゆ
)
いたす
考
(
かんがへ
)
でありたなれど、
018
只
(
ただ
)
一
(
ひと
)
つの
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
の
日本魂
(
やまとだましい
)
が、
019
悪神
(
あくがみ
)
の
自由
(
じゆう
)
に
成
(
な
)
らぬので、
020
今
(
いま
)
に
種々
(
いろいろ
)
と
手
(
て
)
を
代
(
か
)
え
品
(
しな
)
を
代
(
か
)
え、
021
目的
(
もくてき
)
を
立
(
た
)
てようと
致
(
いた
)
して、
022
山
(
やま
)
の
谷々
(
たにだに
)
までも
手配
(
てくば
)
りをいたして
居
(
を
)
るから、
023
一寸
(
ちよつと
)
の
油断
(
ゆだん
)
も
出来
(
でき
)
ぬ
事
(
こと
)
に
成
(
な
)
りたぞよ。
024
三千世界
(
さんぜんせかい
)
の
九分九厘
(
くぶくりん
)
と
成
(
な
)
りて、
025
今
(
いま
)
に
動
(
うごき
)
の
取
(
と
)
れん
事
(
こと
)
に
成
(
な
)
りたから、
026
昔
(
むかし
)
からの
神界
(
しんかい
)
の
経綸
(
しぐみ
)
で、
027
竜宮館
(
りうぐうやかた
)
の
地
(
ち
)
の
高天原
(
たかあまはら
)
に
変性男子
(
へんぜうなんし
)
と
女子
(
によし
)
とが
現
(
あら
)
はれて、
028
天
(
てん
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
の
御経綸
(
みしぐみ
)
を
昼夜
(
ちうや
)
に、
029
声
(
こゑ
)
を
嗄
(
から
)
して
叫
(
さけ
)
ばせども、
030
学
(
がく
)
と
智識
(
ちしき
)
と
金力
(
きんりよく
)
より
外
(
ほか
)
に
何
(
なに
)
も
無
(
な
)
いと
思
(
おも
)
ひ
込
(
こん
)
で
居
(
を
)
る、
031
世界
(
せかい
)
の
人民
(
じんみん
)
で
在
(
あ
)
るから、
032
何程
(
なにほど
)
神
(
かみ
)
が
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
けて
遣
(
や
)
りても、
033
一
(
ひと
)
つも
誠
(
まこと
)
に
致
(
いた
)
さぬから、
034
神
(
かみ
)
も
助
(
たす
)
けやうが
無
(
な
)
いぞよ。
035
此
(
こ
)
の
世
(
よ
)
の
裁判
(
さいばん
)
を
致
(
いた
)
す
迄
(
まで
)
に、
036
早
(
はや
)
く
改心
(
かいしん
)
致
(
いた
)
して、
037
身魂
(
みたま
)
を
水晶
(
すいしよう
)
に
研
(
みが
)
いて
居
(
を
)
らぬと、
038
何時
(
いつ
)
始
(
はじ
)
まるやら
人民
(
じんみん
)
には
判
(
わか
)
らんぞよ。
039
神
(
かみ
)
は
日々
(
にちにち
)
に
天
(
てん
)
からも
地
(
ち
)
からも、
040
言霊
(
ことたま
)
で
知
(
し
)
らして
居
(
を
)
れども、
041
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
薩張
(
さつぱ
)
り
悪魔
(
あくま
)
の
器
(
うつわ
)
になり
切
(
き
)
りて、
042
言霊
(
ことたま
)
の
耳
(
みみ
)
が
無
(
な
)
いから、
043
脚下
(
あしもと
)
に
火
(
ひ
)
が
燃
(
も
)
えて
来
(
き
)
て
居
(
を
)
るのに
気
(
き
)
が
付
(
つ
)
かぬから、
044
又
(
ま
)
た
神
(
かみ
)
は
日月
(
つきひ
)
なり、
045
星
(
ほし
)
にまで
変
(
かわ
)
りた
事
(
こと
)
をして
見
(
み
)
せて
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
けて
居
(
を
)
るが、
046
夫
(
そ
)
れでもまだ
判
(
わか
)
らぬとは、
047
克
(
よ
)
くも
悪神
(
あくがみ
)
に
身魂
(
みたま
)
を
曇
(
くも
)
らされたものじやぞよ。
048
天
(
てん
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
が
経綸
(
しぐみ
)
の
蓋
(
ふた
)
を
御開
(
おあ
)
け
遊
(
あそ
)
ばす
時節
(
じせつ
)
が
来
(
き
)
たから、
049
モウ
改心
(
かいしん
)
の
間
(
ま
)
が
無
(
な
)
いから、
050
斯世
(
このよ
)
に
置
(
を
)
いて
欲
(
ほ
)
しくば、
051
一日
(
いちにち
)
も
片時
(
かたとき
)
も
迅
(
はや
)
く
日本魂
(
やまとだましい
)
に
立帰
(
たちかへ
)
りて、
052
神
(
かみ
)
の
分霊
(
ぶんれい
)
と
申
(
もう
)
す
丈
(
だ
)
けの
行状
(
をこない
)
を
致
(
いた
)
して、
053
天地
(
てんち
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
へ
御詫
(
おわ
)
びを
致
(
いた
)
すが
何
(
なに
)
より
結構
(
けつこう
)
で
在
(
あ
)
るぞよ。
054
◎
055
撞賢木天照大神
(
みろくのおほかみ
)
様
(
さま
)
の
御命令
(
ごめいれい
)
を
戴
(
いただ
)
きて、
056
三千世界
(
さんぜんせかい
)
の
立替
(
たてかへ
)
の
為
(
ため
)
に、
057
由良川
(
よるだん
)
の
水上
(
かわかみ
)
に
神代開祖出口守
(
よはねのみたま
)
が
現
(
あら
)
はれて、
058
清
(
きよ
)
けき
和知
(
いすず
)
の
玉水
(
たまみづ
)
に、
059
人
(
ひと
)
の
身魂
(
みたま
)
を
洗
(
あら
)
い
世
(
よ
)
を
清
(
きよ
)
め、
060
神政成就瑞純霊
(
きりすとのみたま
)
が、
061
再
(
ふたた
)
び
地
(
ち
)
の
高天原
(
たかあまはら
)
へ
現
(
あら
)
はれて、
062
救
(
すく
)
ひの
舟
(
ふね
)
を
造
(
つく
)
りて
待
(
ま
)
てど、
063
乗
(
の
)
りて
助
(
たす
)
かる
身魂
(
みたま
)
は
千人
(
せんにん
)
に
一人
(
いちにん
)
も
六
(
むつ
)
ケ
敷
(
しい
)
今
(
いま
)
の
世
(
よ
)
の
有様
(
ありさま
)
、
064
神
(
かみ
)
が
誠
(
まこと
)
の
事
(
こと
)
を
申
(
もう
)
せば、
065
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
は
悪神
(
あくがみ
)
に
迷
(
まよ
)
はされて、
066
日夜
(
にちや
)
勝手
(
かつて
)
気儘
(
きまま
)
の
遣
(
や
)
り
方題
(
ほうだい
)
、
067
自己主義
(
われよし
)
の
者
(
もの
)
ばかりで
在
(
あ
)
るから、
068
力一杯
(
ちからいつぱい
)
誠
(
まこと
)
の
神
(
かみ
)
の
教
(
をしへ
)
を
詈
(
ののし
)
り
嘲
(
あざけ
)
り
其上
(
そのうへ
)
に
侮
(
あなど
)
り
辱
(
はづ
)
かしめ、
069
遂
(
つ
)
ひには
此
(
この
)
大本
(
おほもと
)
を
打
(
う
)
ち
潰
(
つぶ
)
しに、
070
新聞
(
しんぶん
)
までが
掛
(
かか
)
る
様
(
やう
)
な、
071
暗黒
(
やみくも
)
な
悪
(
あく
)
の
世
(
よ
)
で
在
(
あ
)
るから、
072
容易
(
なかなか
)
神
(
かみ
)
の
申
(
もう
)
す
事
(
こと
)
は、
073
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
は
聞
(
き
)
きは
致
(
いた
)
さんから、
074
モウ
神
(
かみ
)
は
一限
(
ひとき
)
りと
致
(
いた
)
すより
仕様
(
しやう
)
は
無
(
な
)
いぞよ。
075
五年に
満
(
み
)
ちた
大戦争
(
だいせんさう
)
も
首尾能
(
しゆびよ
)
く
片付
(
かたづ
)
き、
076
世界
(
せかい
)
は
平和
(
へいわ
)
の
栄光
(
ゑいこう
)
に
輝
(
かがや
)
き、
077
人民
(
じんみん
)
は
歓喜乱舞
(
てんてこまい
)
をいたして
勇
(
いさ
)
んで
居
(
を
)
れど、
078
是
(
こ
)
れも
夢
(
ゆめ
)
の
間
(
ま
)
で
在
(
あ
)
るから、
079
未
(
ま
)
だ
未
(
ま
)
だ
大
(
おほ
)
きな
戦争
(
せんそう
)
が
出来
(
でき
)
て
来
(
く
)
るから、
080
一日
(
いちにち
)
も
早
(
はや
)
く
神
(
かみ
)
に
縋
(
すが
)
りて、
081
日本人
(
にほんじん
)
の
行状
(
をこない
)
を
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
らんと、
082
俄
(
にわか
)
に
吃驚
(
びつく
)
り
致
(
いた
)
す
事
(
こと
)
が
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るぞよ。
083
日本
(
にほん
)
も
中々
(
なかなか
)
安心
(
あんしん
)
な
処
(
とこ
)
へは
行
(
ゆ
)
かぬぞよ。
084
腹帯
(
はらをび
)
を
〆
(
しめ
)
て
掛
(
かか
)
れと
申
(
もう
)
すのは、
085
是
(
これ
)
からの
事
(
こと
)
であるぞよ。
086
木
(
き
)
に
日
(
ひ
)
が
掛
(
かか
)
り
小里
(
こざと
)
の
者
(
もの
)
が
騒
(
さわ
)
ぎ
出
(
だ
)
し、
087
一人
(
ひとり
)
の
小里
(
こざと
)
の
反対
(
はんたい
)
が、
088
大変
(
たいへん
)
な
騒
(
さわ
)
ぎに
成
(
な
)
るぞよ。
089
其他
(
そのほか
)
にも
種々
(
いろいろ
)
の
市場
(
いちば
)
が
立
(
た
)
つて、
090
八釜敷
(
やかましく
)
なるぞよ。
091
是
(
これ
)
も
時節
(
じせつ
)
であるから、
092
落行
(
をちゆ
)
く
所
(
とこ
)
までは
落
(
を
)
ち
行
(
ゆ
)
かさねば
仕様
(
しやう
)
が
無
(
な
)
いぞよ。
093
今
(
いま
)
千騎一騎
(
せんきいつき
)
の
活動
(
はたらき
)
を
致
(
いた
)
して
神界
(
しんかい
)
の
御用
(
ごよう
)
に
立
(
た
)
たねば
成
(
な
)
らぬ
時機
(
じき
)
であるのに、
094
未
(
ま
)
だ
気楽
(
きらく
)
な
事
(
こと
)
を
申
(
もう
)
して、
095
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
の
遣
(
や
)
り
方
(
かた
)
を
愚図々々
(
ぐづぐづ
)
申
(
もう
)
すものが
在
(
あ
)
るが
神界
(
しんかい
)
の
仕組
(
しぐみ
)
が
人間
(
にんげん
)
に
判
(
わかる
)
と
思
(
おも
)
ふから、
096
慢心
(
まんしん
)
いたして
小言
(
こごと
)
を
申
(
もう
)
すのであるぞよ。
097
今度
(
こんど
)
は
天
(
てん
)
からの
命令
(
めいれい
)
を、
098
変性男子
(
へんぜうなんし
)
と
女子
(
によし
)
との
身魂
(
みたま
)
が
戴
(
いただ
)
きて
致
(
いた
)
す
事
(
こと
)
であるから、
099
何程
(
なにほど
)
利巧
(
りこう
)
な
人民
(
じんみん
)
でも
学者
(
がくしや
)
でも
判
(
わか
)
る
筈
(
はづ
)
が
無
(
な
)
いから、
100
素直
(
すなを
)
に
致
(
いた
)
して、
101
神
(
かみ
)
の
申
(
もう
)
す
通
(
とほ
)
りに
赤子
(
あかご
)
の
心
(
こころ
)
で
居
(
を
)
りて
呉
(
く
)
れよと、
102
毎時
(
いつも
)
筆先
(
ふでさき
)
で
知
(
し
)
らして
在
(
あ
)
ろうがな。
103
神界
(
しんかい
)
の
事
(
こと
)
が
人民
(
じんみん
)
で
判
(
わか
)
ると
思
(
おも
)
ふて
居
(
を
)
るのが、
104
夫
(
そ
)
れが
慢神
(
まんしん
)
と
申
(
もう
)
すもので
在
(
あ
)
るぞよ。
105
慢神
(
まんしん
)
と
誤解
(
とりちがい
)
が
大怪我
(
おほけが
)
の
基
(
もと
)
に
成
(
な
)
ると
申
(
もう
)
して
在
(
あ
)
ろうがな。
106
早
(
はや
)
く
心
(
こころ
)
を
入
(
い
)
れ
替
(
かへ
)
て
我
(
が
)
を
捨
(
す
)
て
神
(
かみ
)
の
申
(
もう
)
す
様
(
やう
)
に
致
(
いた
)
さぬと、
107
取返
(
とりかへ
)
しのならぬ
不調法
(
ぶちやうほう
)
が
出来
(
しゆつたい
)
するぞよ。
108
播州
(
ばんしう
)
の
上島
(
かみじま
)
が
神界
(
しんかい
)
に
深
(
ふか
)
き
因縁
(
ゐんねん
)
ありて、
109
瑞
(
みづ
)
の
御魂
(
みたま
)
の
太古
(
むかし
)
から
鎮
(
しづま
)
りて
在
(
あ
)
りた、
110
清
(
きよ
)
らかな
霊地
(
れいち
)
であるのに、
111
肝心
(
かんじん
)
の
者
(
もの
)
が
汚
(
けがら
)
はしい
獣
(
けもの
)
の
皮
(
かわ
)
や
毛
(
け
)
で
造
(
つく
)
りたものを
持
(
も
)
つて
参
(
まい
)
りて
汚
(
よご
)
したから、
112
海上
(
かいぜう
)
が
大変
(
たいへん
)
に
荒
(
あ
)
れたのであるぞよ。
113
女子
(
によし
)
の
御詫
(
おわび
)
の
徳
(
とく
)
で
一日
(
いちにち
)
後
(
をく
)
れて
無事
(
むじ
)
[
*
ママ
]
に
参拝
(
さんぱい
)
を
許
(
ゆる
)
して
遣
(
や
)
りたなれど、
114
今後
(
このさき
)
はモウ
赦
(
ゆる
)
さむぞよ。
115
上島
(
かみじま
)
は
瑞の御霊
(
へんぜうによし
)
の
許
(
ゆる
)
し
無
(
な
)
しに
参
(
まい
)
りたら
大変
(
たいへん
)
な
事
(
こと
)
が
起
(
をこ
)
るぞよ。
116
肝川
(
きもがわ
)
の
竜神
(
りゆうじん
)
へも
勝手
(
かつて
)
に
参拝
(
さんぱい
)
致
(
いた
)
すと、
117
後
(
あと
)
になりてから
易
(
やす
)
りた
事
(
こと
)
が
身魂
(
みたま
)
に
出来
(
でき
)
て
来
(
く
)
るから、
118
一寸
(
ちよつと
)
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
けておくぞよ。
119
疑
(
うたが
)
ふなら
聞
(
き
)
かずに
行
(
い
)
て
見
(
み
)
よ、
120
其時
(
そのとき
)
は
何事
(
なにごと
)
も
無
(
な
)
いが
後
(
あと
)
で
判
(
わか
)
る
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
るぞよ。
121
一度
(
いちど
)
神
(
かみ
)
が
申
(
もう
)
した
事
(
こと
)
は
毛筋
(
けすじ
)
も
違
(
ちが
)
はむぞよ。
122
大○○○
部
(
ぶ
)
神○○○
部
(
ぶ
)
チト
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
けて
下
(
くだ
)
さらぬと、
123
取返
(
とりかへ
)
しの
成
(
な
)
らん
事
(
こと
)
になるぞよ。
124
天災地変
(
てんさいちへん
)
は
何時
(
いつ
)
の
世
(
よ
)
にも
在
(
あ
)
るものじや、
125
政治
(
せいじ
)
、
126
宗教
(
しうきやう
)
、
127
思想
(
しさう
)
の
変遷
(
へんせん
)
は、
128
自然
(
しぜん
)
の
大勢
(
たいせい
)
じやと
申
(
もう
)
して
油断
(
ゆだん
)
を
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
ると
世
(
よ
)
の
終
(
をは
)
りの
近
(
ちか
)
づきた
事
(
こと
)
が
薩張
(
さつぱ
)
り
分
(
わか
)
らぬ
様
(
やう
)
に
成
(
な
)
りて
了
(
しま
)
ふて、
129
後
(
あと
)
で
悟悔
(
こうくわい
)
いたさな
成
(
な
)
らぬぞよ。
130
天地経綸
(
てんちけいりん
)
の
主宰者
(
しゆさいしや
)
とも
言
(
い
)
はるる
人民
(
じんみん
)
が、
131
是
(
これ
)
だけ
日
(
ひ
)
に
夜
(
よ
)
に
天地
(
てんち
)
から
実地
(
じつち
)
を
見
(
み
)
せて
警告
(
しら
)
しても
心
(
こころ
)
の
盲目
(
めくら
)
、
132
心
(
こころ
)
の
聾
(
つんぼ
)
斗
(
ばか
)
りであるから、
133
其
(
そ
)
れで
斯世
(
このよ
)
は
暗
(
くらが
)
りじやと
申
(
もう
)
すので
在
(
あ
)
るぞよ。
134
今
(
いま
)
の
世界
(
せかい
)
は
一旦
(
いつたん
)
は
治
(
をさ
)
まりた
如
(
よ
)
うに、
135
表面
(
うわべ
)
からは
見
(
み
)
えるなれど、
136
神
(
かみ
)
の
眼
(
め
)
からは
日
(
ひ
)
に
増
(
ま
)
しに
騒
(
さわ
)
がしく
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
るぞよ。
137
神
(
かみ
)
の
知
(
し
)
らす
内
(
うち
)
に、
138
チツトは
胸
(
むね
)
に
手
(
て
)
を
当
(
あて
)
て
考
(
かん
)
がへて
見
(
み
)
ぬと、
139
互
(
たがい
)
に
恥
(
はづ
)
かしき
事
(
こと
)
が
今
(
いま
)
に
出来
(
しゆつたい
)
いたすぞよ。
140
今
(
いま
)
の○○の
役員
(
やくいん
)
の
精神
(
せいしん
)
はゴタゴタで
在
(
あ
)
るから、
141
早
(
はや
)
く
改心
(
かいしん
)
を
致
(
いた
)
して、
142
小我
(
が
)
をほかして、
143
大和心
(
やまとごころ
)
に
立帰
(
たちかへ
)
りて
貰
(
もら
)
はむと、
144
却
(
かへ
)
つて
大本
(
おほもと
)
の
邪魔
(
じやま
)
に
成
(
な
)
るぞよ。
145
世界統一
(
せかいとういつ
)
の
神
(
かみ
)
の
御用
(
ごよう
)
致
(
いた
)
さな
成
(
な
)
らん○○の
役員
(
やくいん
)
信者
(
しんじや
)
で
在
(
あ
)
り
乍
(
なが
)
ら、
146
僅
(
わづ
)
かの
人民
(
じんみん
)
が
寄
(
よ
)
りて
居
(
を
)
りて、
147
夫
(
そ
)
れが
統一
(
とういつ
)
出来
(
でき
)
ぬといふやうな
次第
(
しだい
)
で、
148
堂
(
だう
)
して
神界
(
しんかい
)
の
誠
(
まこと
)
の
御用
(
ごよう
)
が
勤
(
つと
)
まると
思
(
おも
)
ふて
居
(
を
)
るか、
149
判
(
わか
)
らんと
申
(
もう
)
しても
余
(
あま
)
りで
在
(
あ
)
るぞよ。
150
京都
(
きやうと
)
では○の
会合所
(
かいがうしよ
)
の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
は、
151
神
(
かみ
)
を
松魚節
(
かつをぶし
)
に
致
(
いた
)
す
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
で
在
(
あ
)
るぞよ。
152
村○○の
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
も
神
(
かみ
)
の
気勘
(
きかん
)
に
叶
(
かな
)
はむから、
153
今
(
いま
)
の
内
(
うち
)
に
改
(
あらた
)
めむと、
154
神
(
かみ
)
から
取払
(
とりはら
)
ひに
致
(
いた
)
すから、
155
神界
(
しんかい
)
から
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
けておくぞよ。
156
此
(
この
)
大本
(
おほもと
)
は
包
(
つつ
)
み
隠
(
かく
)
しの
一
(
ひと
)
つも
出来
(
でき
)
ん
所
(
とこ
)
であるから、
157
敵味方
(
てきみかた
)
の
区別
(
くべつ
)
は
致
(
いた
)
さむぞよ。
158
神
(
かみ
)
の
目
(
め
)
から
見
(
み
)
れば、
159
世界
(
せかい
)
に
一人
(
ひとり
)
も
敵
(
てき
)
は
無
(
な
)
いなれど、
160
人民
(
じんみん
)
が
敵
(
てき
)
に
成
(
な
)
りたがるので
在
(
あ
)
るぞよ。
161
是
(
これ
)
からは
少
(
すこ
)
しでも
間違
(
まちが
)
ふた
教
(
をしへ
)
を
致
(
いた
)
したり、
162
勝手
(
かつて
)
な
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
を
致
(
いた
)
したら、
163
神界
(
しんかい
)
の
大変
(
たいへん
)
な
邪魔
(
じやま
)
に
成
(
な
)
るから、
164
筆先
(
ふでさき
)
で
遠慮
(
ゑんりよ
)
なしに
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
けるぞよ。
165
世界
(
せかい
)
は
大芝居
(
おほしばゐ
)
に
誓
(
たと
)
へて
在
(
あ
)
りたが、
166
三番叟
(
さんばんそう
)
も
初段
(
しよだん
)
も
済
(
す
)
みて、
167
二段
(
にだん
)
の
幕
(
まく
)
が
開
(
あ
)
いたから、
168
一日
(
いちにち
)
半時
(
はんとき
)
も
猶予
(
いうよ
)
は
成
(
な
)
らぬから、
169
神
(
かみ
)
は
厭
(
いや
)
なことでも
構
(
かま
)
はずに
厳
(
きび
)
しく
警告
(
しら
)
すぞよ。
170
自己
(
じぶん
)
の
事
(
こと
)
斗
(
ばか
)
りを
先
(
さき
)
に
致
(
いた
)
して、
171
神
(
かみ
)
の
御用
(
ごよう
)
を
序
(
ついで
)
に
致
(
いた
)
す
位
(
くらい
)
は
未
(
ま
)
だ
愚
(
をろ
)
か、
172
神
(
かみ
)
を
看板
(
かんばん
)
にいたして
居
(
を
)
る
者
(
もの
)
も
大分
(
だいぶん
)
出来
(
でき
)
て
居
(
を
)
るが、
173
今
(
いま
)
に
目醒
(
めさま
)
しを
見
(
み
)
せて
遣
(
や
)
るぞよ。
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(B)
(N)
大正8年6月4日 >>>
神諭
>
伊都能売神諭
> 大正8年6月3日
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