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霊界物語
霊主体従(第1~12巻)
第12巻(亥の巻)
序文
凡例
総説歌
第1篇 天岩戸開(一)
第1章 正神邪霊
第2章 直会宴
第3章 蚊取別
第4章 初蚊斧
第5章 初貫徹
第6章 招待
第7章 覚醒
第2篇 天岩戸開(二)
第8章 思出の歌
第9章 正夢
第10章 深夜の琴
第11章 十二支
第12章 化身
第13章 秋月滝
第14章 大蛇ケ原
第15章 宣直し
第16章 国武丸
第3篇 天岩戸開(三)
第17章 雲の戸開
第18章 水牛
第19章 呉の海原
第20章 救ひ舟
第21章 立花島
第22章 一島攻撃
第23章 短兵急
第24章 言霊の徳
第25章 琴平丸
第26章 秋月皎々
第27章 航空船
第4篇 古事記略解
第28章 三柱の貴子
第29章 子生の誓
第30章 天の岩戸
余白歌
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霊界物語
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第12巻(亥の巻)
> 第2篇 天岩戸開(二) > 第11章 十二支
<<< 深夜の琴
(B)
(N)
化身 >>>
第一一章
十二支
(
じふにし
)
〔五〇七〕
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第12巻 霊主体従 亥の巻
篇:
第2篇 天岩戸開(二)
よみ(新仮名遣い):
あまのいわとびらき(二)
章:
第11章 十二支
よみ(新仮名遣い):
じゅうにし
通し章番号:
507
口述日:
1922(大正11)年03月09日(旧02月11日)
口述場所:
筆録者:
岩田久太郎
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1922(大正11)年9月30日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
祝姫は、夫が夏山彦の館に宿泊して、次の間から自分の歌を聞いているとは知らずに、恋の悩みを歌に歌った。
一方夏山彦は、自分の道ならぬ恋の思いを吹き払おうと、起きて神前に参り、祝詞を唱えた。夏山彦は、この恋のもつれを吹き払ってくれるように神に祈願していた。
蚊取別は夏山彦の声を聞き付けて、またも次の間に忍んで祈願の一部始終を聞いた。夜が明けて宣伝使一同は、蚊取別の声に目を覚ました。
すると宣伝使たちも初公も、蚊取別が昨晩、どこかに忍んで行って館の中の恋の問題を聞き取り、女性の仲人をして問題を解決する夢を見た、と告げた。
そこへふすまを開けて祝姫が入ってきたが、蚊取別の姿を見ると、奥へ隠れてしまった。しばらくして、夏山彦が祝姫を従えて、一行のもとを訪れた。そして、一同に朝食を勧めた。
このとき、室内には芳しい香気がにわかに満ち、喨々たる糸竹管弦の音が響き渡った。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
[×閉じる]
:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2020-11-12 00:36:47
OBC :
rm1211
愛善世界社版:
95頁
八幡書店版:
第2輯 660頁
修補版:
校定版:
100頁
普及版:
41頁
初版:
ページ備考:
001
心
(
こころ
)
の
闇
(
やみ
)
を
照
(
てら
)
すなる
002
三五教
(
あななひけう
)
の
神司
(
かむづかさ
)
003
祝
(
はふり
)
の
姫
(
ひめ
)
は
神
(
かみ
)
ならぬ
004
夫
(
つま
)
の
命
(
みこと
)
の
次
(
つぎ
)
の
室
(
ま
)
に
005
来
(
きた
)
りますとは
白瀬川
(
しらせがは
)
006
一絃琴
(
いちげんきん
)
に
村肝
(
むらきも
)
の
007
心
(
こころ
)
の
糸
(
いと
)
を
繰返
(
くりかへ
)
し
008
繰返
(
くりかへ
)
したる
小田巻
(
をだまき
)
の
009
静心
(
しづごころ
)
なき
滝津瀬
(
たきつせ
)
の
010
滝津
(
たきつ
)
涙
(
なみだ
)
を
拭
(
ぬぐ
)
ひつつ
011
便
(
たよ
)
りも
夏山彦
(
なつやまひこ
)
の
司
(
きみ
)
012
館
(
やかた
)
の
奥
(
おく
)
に
身
(
み
)
を
忍
(
しの
)
び
013
忍
(
しの
)
び
泣
(
な
)
くこそあはれなれ
014
虫
(
むし
)
が
知
(
し
)
らすか
夏山彦
(
なつやまひこ
)
の
015
貴
(
うづ
)
の
命
(
みこと
)
も
何
(
なん
)
となく
016
シナイ
山
(
ざん
)
より
吹
(
ふ
)
き
下
(
おろ
)
す
017
夜半
(
よは
)
の
嵐
(
あらし
)
に
村肝
(
むらきも
)
の
018
心
(
こころ
)
の
空
(
そら
)
を
乱
(
みだ
)
されて
019
縺
(
もつ
)
れかかりし
恋糸
(
こひいと
)
の
020
解
(
と
)
く
由
(
よし
)
もなき
太息
(
ふといき
)
の
021
つくづく
思案
(
しあん
)
に
暮
(
く
)
れにける
022
常闇
(
とこやみ
)
の
世
(
よ
)
とは
云
(
い
)
ひながら
023
暁
(
あかつき
)
告
(
つ
)
ぐる
鶏
(
とり
)
の
声
(
こゑ
)
024
四更
(
しかう
)
五更
(
ごかう
)
と
明
(
あ
)
け
渡
(
わた
)
る
025
渡
(
わた
)
る
浮世
(
うきよ
)
に
鬼
(
おに
)
はなし
026
とは
云
(
い
)
ふものの
今
(
いま
)
の
世
(
よ
)
は
027
醜
(
しこ
)
の
波風
(
なみかぜ
)
嵐
(
あらし
)
吹
(
ふ
)
く
028
誠
(
まこと
)
明志
(
あかし
)
の
神人
(
かみびと
)
の
029
尋
(
たづ
)
ね
来
(
きた
)
りし
今日
(
けふ
)
の
宵
(
よひ
)
030
心
(
こころ
)
にかかる
村雲
(
むらくも
)
を
031
息吹
(
いぶ
)
き
払
(
はら
)
ひてスクスクと
032
神
(
かみ
)
の
心
(
こころ
)
に
立
(
た
)
て
直
(
なほ
)
し
033
魔風
(
まかぜ
)
恋風
(
こひかぜ
)
三五
(
あななひ
)
の
034
神
(
かみ
)
の
教
(
をしへ
)
に
払
(
はら
)
はむと
035
ムツクと
起
(
お
)
きて
神
(
かみ
)
の
前
(
まへ
)
036
口
(
くち
)
を
漱
(
すす
)
いで
拍手
(
かしはで
)
の
037
音
(
おと
)
も
畏
(
かしこ
)
く
太祝詞
(
ふとのりと
)
038
神
(
かみ
)
の
御前
(
みまへ
)
に
白
(
もう
)
しける。
039
夏山彦
(
なつやまひこ
)
『
神
(
かみ
)
が
表
(
おもて
)
に
現
(
あら
)
はれて
040
善
(
ぜん
)
と
悪
(
あく
)
とを
立
(
た
)
て
別
(
わ
)
ける
041
わけて
苦
(
くる
)
しき
恋
(
こひ
)
の
闇
(
やみ
)
042
善
(
よき
)
も
悪
(
あし
)
きも
知
(
し
)
りつれど
043
諦
(
あきら
)
め
難
(
がた
)
き
恋糸
(
こひいと
)
の
044
縺
(
もつ
)
れ
絡
(
から
)
みし
胸
(
むね
)
の
中
(
うち
)
045
打砕
(
うちくだ
)
かるる
想
(
おも
)
ひなり
046
アヽ
皇神
(
すめかみ
)
よ
皇神
(
すめかみ
)
よ
047
一日
(
ひとひ
)
も
早
(
はや
)
く
片時
(
かたとき
)
も
048
疾
(
と
)
く
速
(
すみやけ
)
く
我
(
わが
)
胸
(
むね
)
に
049
潜
(
ひそ
)
む
曲津
(
まがつ
)
を
取
(
と
)
り
除
(
の
)
けて
050
心
(
こころ
)
雄々
(
をを
)
しき
三五
(
あななひ
)
の
051
神
(
かみ
)
の
柱
(
はしら
)
となさしめ
玉
(
たま
)
へ
052
アヽ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
053
霊
(
みたま
)
幸
(
さち
)
はひましませよ
054
霊
(
みたま
)
幸
(
さち
)
はひましませよ
055
我
(
わが
)
身
(
み
)
一
(
ひと
)
つの
雲
(
くも
)
さへも
056
霽
(
はら
)
し
能
(
あた
)
はぬ
夏山彦
(
なつやまひこ
)
の
057
心
(
こころ
)
の
空
(
そら
)
は
時鳥
(
ほととぎす
)
058
五月
(
さつき
)
の
闇
(
やみ
)
に
包
(
つつ
)
まれて
059
黒白
(
あやめ
)
も
分
(
わか
)
ずなりにけり
060
八千八
(
はつせんや
)
声
(
こゑ
)
万
(
よろ
)
づ
声
(
こゑ
)
061
血
(
ち
)
を
吐
(
は
)
く
思
(
おも
)
ひの
祝姫
(
はふりひめ
)
062
年
(
とし
)
にも
似合
(
にあ
)
はぬけなげさよ
063
荒野
(
あれの
)
を
渡
(
わた
)
り
波
(
なみ
)
を
踏
(
ふ
)
み
064
霜
(
しも
)
に
堪
(
た
)
へつつ
世
(
よ
)
の
為
(
ため
)
に
065
教
(
をしへ
)
を
開
(
ひら
)
く
雄々
(
をを
)
しさに
066
比
(
くら
)
べて
我
(
われ
)
は
彦神
(
ひこがみ
)
の
067
玉
(
たま
)
の
御柱
(
みはしら
)
つれなくも
068
涙
(
なみだ
)
に
暮
(
く
)
るる
腑甲斐
(
ふがひ
)
なさ
069
情
(
なさけ
)
を
知
(
し
)
れる
夜嵐
(
よあらし
)
の
070
吹
(
ふ
)
きて
我
(
わが
)
身
(
み
)
の
恋雲
(
こひぐも
)
を
071
清
(
きよ
)
く
晴
(
は
)
らせよ
逸
(
いち
)
早
(
はや
)
く
072
八重
(
やへ
)
に
積
(
つ
)
みし
恋雲
(
こひぐも
)
の
073
暗
(
やみ
)
の
戸
(
と
)
開
(
ひら
)
き
天津
(
あまつ
)
日
(
ひ
)
の
074
光
(
ひかり
)
を
照
(
てら
)
せ
我
(
わが
)
胸
(
むね
)
に
075
光
(
ひかり
)
輝
(
かがや
)
け
我
(
わが
)
胸
(
むね
)
に
076
アヽ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
077
神
(
かみ
)
の
霊
(
みたま
)
の
幸
(
さちは
)
ひて
078
心
(
こころ
)
の
悩
(
なや
)
み
胸
(
むね
)
の
闇
(
やみ
)
079
科戸
(
しなど
)
の
風
(
かぜ
)
に
吹
(
ふ
)
き
払
(
はら
)
ひ
080
払
(
はら
)
ひ
清
(
きよ
)
めよ
天津
(
あまつ
)
神
(
かみ
)
081
国津
(
くにつ
)
神
(
かみ
)
達
(
たち
)
八百万
(
やほよろづ
)
082
塵
(
ちり
)
も
芥
(
あくた
)
も
祝姫
(
はふりひめ
)
083
心
(
こころ
)
なさけの
荒風
(
あらかぜ
)
を
084
我
(
わが
)
身
(
み
)
に
向
(
むか
)
つて
吹
(
ふ
)
き
荒
(
すさ
)
べ
085
恋
(
こひ
)
の
縺
(
もつれ
)
を
吹
(
ふ
)
き
払
(
はら
)
へ
086
恋
(
こひ
)
の
縺
(
もつれ
)
を
吹
(
ふ
)
きはらへ』
087
と
神前
(
しんぜん
)
に
祈願
(
きぐわん
)
を
籠
(
こ
)
め
述懐
(
じゆつくわい
)
を
述
(
の
)
べてゐる。
088
蚊取別
(
かとりわけ
)
は
又
(
また
)
もやこの
声
(
こゑ
)
を
聞
(
き
)
きつけ、
089
忍
(
しの
)
び
足
(
あし
)
に
次
(
つぎ
)
の
間
(
ま
)
に
潜
(
ひそ
)
むで
始終
(
しじゆう
)
を
聞
(
き
)
き
終
(
をは
)
り、
090
溜息
(
ためいき
)
をつきながら、
091
諸手
(
もろて
)
を
組
(
く
)
み、
092
暫
(
しば
)
し
思案
(
しあん
)
に
暮
(
く
)
れけるが、
093
軈
(
やが
)
て
得
(
え
)
も
云
(
い
)
はれぬ
爽快
(
さうくわい
)
なる
面色
(
おももち
)
に
変
(
かは
)
つて、
094
我
(
わが
)
居間
(
ゐま
)
に
引返
(
ひきかへ
)
したり。
095
月日
(
つきひ
)
の
影
(
かげ
)
さへも
見
(
み
)
えぬ
常闇
(
とこやみ
)
の
世
(
よ
)
と
云
(
い
)
ひ
乍
(
なが
)
ら、
096
夜
(
よ
)
は
漸
(
やうや
)
く
明
(
あ
)
け
放
(
はな
)
れたと
見
(
み
)
え、
097
咫尺
(
しせき
)
を
弁
(
べん
)
ぜざりし
四辺
(
あたり
)
はホンノリと
朧月夜
(
おぼろづきよ
)
の
如
(
ごと
)
く
明
(
あか
)
るくなりぬ。
098
蚊取別
(
かとりわけ
)
『サアサア、
099
どうやら
夜
(
よ
)
が
明
(
あ
)
けたやうです。
100
皆様
(
みなさん
)
お
目
(
め
)
を
覚
(
さま
)
されてはどうですか』
101
この
声
(
こゑ
)
に
驚
(
おどろ
)
いて
一同
(
いちどう
)
ムツクリと
起上
(
おきあが
)
り、
102
玉光彦
(
たまてるひこ
)
『ヤア、
103
緩
(
ゆつ
)
くり
寝
(
やす
)
まして
貰
(
もら
)
ひました。
104
どうやら
夜
(
よ
)
が
明
(
あ
)
けたやうですな。
105
昨晩
(
ゆうべ
)
は
妙
(
めう
)
な
夢
(
ゆめ
)
を
見
(
み
)
ましたよ』
106
蚊取別
(
かとりわけ
)
『また
大蛇
(
をろち
)
の
背中
(
せなか
)
から
落
(
お
)
つこちたのでせう』
107
玉光彦
(
たまてるひこ
)
『イエイエ
決
(
けつ
)
して
決
(
けつ
)
して。
108
目出度
(
めでた
)
い
夢
(
ゆめ
)
です。
109
何
(
なん
)
でもハと
云
(
い
)
ふ
字
(
じ
)
の
付
(
つ
)
く
美
(
うつく
)
しい
宣伝使
(
せんでんし
)
と、
110
ナと
云
(
い
)
ふ
字
(
じ
)
の
付
(
つ
)
く
立派
(
りつぱ
)
な
男
(
をとこ
)
と
結婚
(
けつこん
)
をするし、
111
カと
云
(
い
)
ふ
字
(
じ
)
のついた
宣伝使
(
せんでんし
)
が
大蛇
(
をろち
)
の
尾
(
を
)
から
大地
(
だいち
)
へ
向
(
むか
)
つて、
112
命
(
いのち
)
からがら
一足飛
(
いつそくとび
)
に
飛下
(
とびお
)
りた
様
(
やう
)
な
決断心
(
けつだんしん
)
を
以
(
もつ
)
て、
113
其
(
そ
)
のハの
字
(
じ
)
の
付
(
つ
)
いた
女
(
をんな
)
を
媒介
(
なかうど
)
をすると
云
(
い
)
ふ
夢
(
ゆめ
)
でしたよ』
114
蚊取別
(
かとりわけ
)
『ハテなア』
115
と
首
(
くび
)
を
傾
(
かたむ
)
け
思案
(
しあん
)
に
沈
(
しづ
)
む。
116
初公
(
はつこう
)
『モシモシ
蚊取別
(
かとりわけ
)
さま。
117
俺
(
おれ
)
が
寝真似
(
ねまね
)
をして
居
(
を
)
れば、
118
知
(
し
)
らぬかと
思
(
おも
)
つて、
119
盗人猫
(
ぬすとねこ
)
の
様
(
やう
)
に、
120
一絃琴
(
いちげんきん
)
の
音
(
おと
)
を
尋
(
たづ
)
ねて、
121
襖
(
ふすま
)
をスーと
開
(
あ
)
け
息
(
いき
)
を
殺
(
ころ
)
し、
122
右
(
みぎ
)
の
足
(
あし
)
からソロリ、
123
左
(
ひだり
)
の
足
(
あし
)
からソロリ、
124
ソロリ ソロリ ソロリと
幽霊
(
いうれい
)
の
夜這人
(
よばひど
)
の
様
(
やう
)
に、
125
琴主
(
ことぬし
)
の
次
(
つぎ
)
の
間
(
ま
)
迄
(
まで
)
行
(
い
)
て
涎
(
よだれ
)
を
繰
(
く
)
つて
居
(
を
)
つたらう』
126
蚊取別
(
かとりわけ
)
『お
前
(
まへ
)
は
油断
(
ゆだん
)
のならぬ
男
(
をとこ
)
だなア。
127
そんな
夢
(
ゆめ
)
を
見
(
み
)
たのかい』
128
初公
(
はつこう
)
『
夢
(
ゆめ
)
どころかい。
129
実
(
じつ
)
はお
前
(
まへ
)
が
行
(
ゆ
)
きよつたものだから、
130
俺
(
おれ
)
も
寝
(
ね
)
られぬので
闇
(
くら
)
がりまぎれに
足音
(
あしおと
)
を
便
(
たよ
)
りに
四
(
よ
)
つ
這
(
ばひ
)
になつて
従
(
つ
)
いて
行
(
い
)
つたのだ。
131
何
(
なん
)
でも
祝姫
(
はふりひめ
)
とか
云
(
い
)
つて
歌
(
うた
)
つて
居
(
を
)
つたよ。
132
襖
(
ふすま
)
の
向
(
むか
)
ふに
居
(
を
)
るのだから、
133
顔
(
かほ
)
は
拝
(
をが
)
めぬが、
134
あの
声
(
こゑ
)
から
考
(
かんが
)
へて
見
(
み
)
ると、
135
余程
(
よほど
)
の
代物
(
しろもの
)
だ。
136
貴様
(
きさま
)
もあの
声
(
こゑ
)
を
聞
(
き
)
いては
寝
(
ね
)
られまいなア』
137
蚊取別
(
かとりわけ
)
『ハヽヽヽヽ、
138
猫
(
ねこ
)
の
様
(
やう
)
に
四
(
よ
)
つ
這
(
ばひ
)
になりよつて
怪体
(
けたい
)
な
奴
(
やつ
)
ぢやナア』
139
初公
(
はつこう
)
『
蚊取別
(
かとりわけ
)
さま、
140
お
前
(
まへ
)
それ
切
(
き
)
りで
寝
(
ね
)
たのかい』
141
蚊取別
(
かとりわけ
)
『マアマア、
142
寝
(
ね
)
たにして
置
(
お
)
かうかい』
143
初公
(
はつこう
)
『
旨
(
うま
)
い
事
(
こと
)
を
云
(
い
)
ふな、
144
今度
(
こんど
)
はナの
字
(
じ
)
のついた
方
(
はう
)
へ、
145
ノソリノソリと
四
(
よ
)
つ
這
(
ばひ
)
になつて、
146
頭
(
あたま
)
の
光
(
ひか
)
つた
化物
(
ばけもの
)
が
行
(
い
)
つただろう。
147
その
後
(
あと
)
へコソリコソリと
立
(
た
)
つてついて
行
(
い
)
つたのが
此
(
この
)
初
(
はつ
)
さまだ。
148
何
(
なん
)
でもここのナがハに
何
(
なん
)
やらしようと
思
(
おも
)
つて、
149
胸
(
むね
)
を
痛
(
いた
)
めて
居
(
を
)
るらしい。
150
面白
(
おもしろ
)
くもない
愁嘆場
(
しうたんば
)
を
二幕
(
ふたまく
)
も
聞
(
き
)
かされて
寝
(
ね
)
られたものぢやないワイ。
151
最前
(
さいぜん
)
から
十二支
(
じふにし
)
の
講釈
(
かうしやく
)
を、
152
ベラベラと
教
(
をし
)
へて
呉
(
く
)
れたが、
153
俺
(
おれ
)
はその
時
(
とき
)
に
思
(
おも
)
ひ
出
(
だ
)
して、
154
可笑
(
をか
)
しくて
吹
(
ふ
)
き
出
(
だ
)
しさうになつたよ。
155
子
(
ね
)
の
刻
(
こく
)
に
寝
(
ね
)
るものだと
云
(
い
)
ふ
宣伝使
(
せんでんし
)
が、
156
根
(
ね
)
つから
寝
(
ね
)
もせず、
157
牛
(
うし
)
の
刻
(
こく
)
ぢやないが、
158
牛
(
うし
)
の
四
(
よ
)
つ
這
(
ばひ
)
になつて
涎
(
よだれ
)
を
繰
(
く
)
つて、
159
ガサリガサリ
何
(
なん
)
の
状態
(
ざま
)
だい。
160
愚図
(
ぐづ
)
々々
(
ぐづ
)
して
居
(
を
)
ると、
161
寅
(
とら
)
の
刻
(
こく
)
で
捉
(
とら
)
まへられて、
162
卯
(
う
)
の
刻
(
こく
)
で
ウン
と
云
(
い
)
ふ
目
(
め
)
に
逢
(
あ
)
はされて、
163
辰
(
たつ
)
の
刻
(
こく
)
ぢやないが
宣伝使
(
せんでんし
)
の
顔
(
かほ
)
も
立
(
た
)
つ
まいと、
164
巳
(
み
)
の
刻
(
こく
)
身
(
み
)
の
程
(
ほど
)
知
(
し
)
らずのヒヨツトコ
面
(
づら
)
が、
165
旨
(
うま
)
い
事
(
こと
)
を
考
(
かんが
)
へても、
166
向
(
むか
)
ふは
素敵
(
すてき
)
の
代物
(
しろもの
)
だ。
167
さう
未
(
ひつじ
)
の
様
(
やう
)
に
温順
(
をとな
)
しく、
168
ハイとは
云
(
い
)
はないぞ。
169
申
(
さる
)
の
刻
(
こく
)
の
猿
(
さる
)
の
尻笑
(
しりわら
)
ひか
知
(
し
)
らぬが
赤
(
あか
)
い
恥
(
はぢ
)
を
掻
(
か
)
いて、
170
酉
(
とり
)
の
刻
(
こく
)
ぢやないが、
171
取
返
(
とりかへ
)
しのならぬ
縮尻
(
しくじり
)
をやつて、
172
戌
(
いぬ
)
の
刻
(
こく
)
の
犬
突這
(
いぬつくばひ
)
になつて、
173
亥
(
ゐ
)
の
刻
(
こく
)
イイ
以後
(
い
ご
)
はきつと
改心
(
かいしん
)
いたします、
174
どうぞどうぞ
此
(
この
)
御
(
ご
)
無礼
(
ぶれい
)
は
神直日
(
かむなほひ
)
大直日
(
おほなほひ
)
に、
175
見直
(
みなほ
)
し
聞
(
き
)
き
直
(
なほ
)
し
許
(
ゆる
)
して
下
(
くだ
)
さいまし。
176
子
(
ね
)
の
刻
(
こく
)
に
ネネ
願
(
ね
が
)
ひます、
177
なんて
云
(
い
)
ふとこだつたよ』
178
蚊取別
(
かとりわけ
)
『
貴様
(
きさま
)
はよく
真似
(
まね
)
をする
奴
(
やつ
)
だ。
179
かう
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
にかけたら
抜目
(
ぬけめ
)
の
無
(
な
)
い、
180
隅
(
すみ
)
にも
置
(
お
)
けぬ
男
(
をとこ
)
だなア』
181
国光彦
(
くにてるひこ
)
『
私
(
わたし
)
も
妙
(
めう
)
な
夢
(
ゆめ
)
を
見
(
み
)
ました。
182
初
(
はつ
)
と
云
(
い
)
ふ
男
(
をとこ
)
とカと
云
(
い
)
ふ
男
(
をとこ
)
が、
183
牛
(
うし
)
になつたり、
184
馬子
(
まご
)
になつたり、
185
馬子
(
まご
)
になつたり、
186
牛
(
うし
)
になつたり、
187
暗
(
くら
)
い
処
(
とこ
)
を
四
(
よ
)
つ
這
(
ばひ
)
になつて
歩
(
ある
)
いて
居
(
ゐ
)
ましたぜ。
188
四
(
よ
)
つ
足
(
あし
)
や
牛馬
(
ぎうば
)
は
夜分
(
やぶん
)
にでも
目
(
め
)
が
見
(
み
)
えると
見
(
み
)
えますなア』
189
蚊取別
(
かとりわけ
)
『アハヽヽヽ、
190
貴方
(
あなた
)
は
天眼通
(
てんがんつう
)
で
見
(
み
)
て
居
(
を
)
られましたのか』
191
国光彦
(
くにてるひこ
)
『イヤ
夢
(
ゆめ
)
ですよ。
192
しかし
乍
(
なが
)
ら
夢
(
ゆめ
)
は
正夢
(
まさゆめ
)
、
193
きつと
今日
(
けふ
)
はこの
館
(
やかた
)
に
御
(
お
)
目出度
(
めでた
)
い
事
(
こと
)
が
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るでせう。
194
朝日
(
あさひ
)
は
照
(
て
)
るとも
曇
(
くも
)
るとも、
195
月
(
つき
)
は
盈
(
み
)
つとも
虧
(
か
)
くるとも、
196
変
(
かは
)
らぬものは
恋
(
こひ
)
の
道
(
みち
)
、
197
恋
(
こひ
)
に
上下
(
じやうげ
)
の
隔
(
へだ
)
てはない、
198
きつと
比翼
(
ひよく
)
連理
(
れんり
)
偕老
(
かいらう
)
同穴
(
どうけつ
)
と
云
(
い
)
ふ
様
(
やう
)
な
御
(
ご
)
慶事
(
けいじ
)
が
出
(
で
)
て
来
(
き
)
ませうよ』
199
初公
(
はつこう
)
『これ
蚊取別
(
かとりわけ
)
さま、
200
今日
(
けふ
)
はえらう
沈
(
しづ
)
むでる
様
(
やう
)
だなア。
201
お
前
(
まへ
)
の
日頃
(
ひごろ
)
思
(
おも
)
つて
居
(
を
)
る
女
(
をんな
)
でも、
202
此処
(
ここ
)
へ
隠
(
かく
)
れて
居
(
ゐ
)
るのではないかなア』
203
蚊取別
(
かとりわけ
)
『サア、
204
何
(
なん
)
とも
判
(
わか
)
らぬなア』
205
初公
(
はつこう
)
『アハヽヽヽ、
206
よく
自惚
(
うぬぼれ
)
たものだなア。
207
自分
(
じぶん
)
の
御
(
ご
)
面相
(
めんさう
)
とちつと
御
(
ご
)
相談
(
さうだん
)
なされませや』
208
かく
話
(
はな
)
す
折
(
をり
)
しも
襖
(
ふすま
)
をソツと
引開
(
ひきあ
)
け、
209
静
(
しづ
)
かに
入
(
い
)
り
来
(
きた
)
る
一人
(
ひとり
)
の
美人
(
びじん
)
、
210
蚊取別
(
かとりわけ
)
の
姿
(
すがた
)
を
見
(
み
)
るより、
211
美人
(
びじん
)
はハツと
驚
(
おどろ
)
き
涙
(
なみだ
)
を
流
(
なが
)
し、
212
膳部
(
ぜんぶ
)
を
其処
(
そこ
)
につき
出
(
だ
)
し
乍
(
なが
)
ら、
213
一言
(
ひとこと
)
も
得云
(
えい
)
はず、
214
恥
(
はづ
)
かし
気
(
げ
)
に
奥
(
おく
)
の
間
(
ま
)
に
立
(
た
)
ち
去
(
さ
)
りぬ。
215
初公
(
はつこう
)
『モシモシ
蚊取別
(
かとりわけ
)
さま、
216
あれが
例
(
れい
)
のハぢや、
217
思
(
おも
)
つたよりは
立派
(
りつぱ
)
な
奴
(
やつ
)
ぢやなア』
218
蚊取別
(
かとりわけ
)
『ウムー、
219
ウムー、
220
さうだ、
221
牛
(
うし
)
は
牛
(
うし
)
連
(
づ
)
れ、
222
馬
(
うま
)
は
馬
(
うま
)
連
(
づ
)
れ、
223
月
(
つき
)
に
鼈
(
すつぽん
)
、
224
雪
(
ゆき
)
と
墨
(
すみ
)
、
225
提灯
(
ちやうちん
)
に
吊鐘
(
つりがね
)
、
226
釣
(
つ
)
り
合
(
あ
)
はぬは
不縁
(
ふえん
)
のもと、
227
アハヽヽヽ』
228
初公
(
はつこう
)
『
夜
(
よ
)
が
明
(
あ
)
けて
居
(
を
)
るのに
提灯
(
ちやうちん
)
も
月
(
つき
)
もあつたものかい、
229
訳
(
わけ
)
の
分
(
わか
)
らぬ
事
(
こと
)
を
云
(
い
)
ふ
男
(
をとこ
)
だなア。
230
併
(
しか
)
し
私
(
わし
)
だつたら、
231
幸
(
さいはひ
)
女房
(
にようばう
)
もなし、
232
向
(
むか
)
ふさへ
承知
(
しようち
)
なら、
233
辛抱
(
しんばう
)
してやらぬ
事
(
こと
)
はない』
234
高光彦
(
たかてるひこ
)
『アハヽヽヽ』
235
蚊取別
(
かとりわけ
)
『アヽ、
236
私
(
わし
)
も
人生
(
じんせい
)
の
無常
(
むじやう
)
を
感
(
かん
)
じて
居
(
ゐ
)
る
一
(
いち
)
人
(
にん
)
だが、
237
もうかうやつて
年
(
とし
)
を
取
(
と
)
り、
238
五十
(
ごじふ
)
の
坂
(
さか
)
が
見
(
み
)
えかけると、
239
無常
(
むじやう
)
どころか
無常
(
むじやう
)
迅速
(
じんそく
)
を
切
(
せつ
)
に
感
(
かん
)
ずる
様
(
やう
)
になつたよ』
240
初公
(
はつこう
)
『
何
(
なに
)
が
無
(
む
)
じやう
件
(
けん
)
だ。
241
お
前
(
まへ
)
の
方
(
はう
)
からは
彼
(
あ
)
んな
代物
(
しろもの
)
が
女房
(
にようばう
)
になると
云
(
い
)
へば
無条件
(
むでうけん
)
だらうが、
242
向
(
むか
)
ふの
方
(
はう
)
は
有条件
(
うでうけん
)
で、
243
さう
迅速
(
じんそく
)
にハイハイとは
仰
(
おつ
)
しやらないぞ。
244
余
(
あん
)
まり
自惚
(
うぬぼれ
)
をせぬがよからう。
245
だいぶんに
羨
(
けな
)
るうなつたと
見
(
み
)
えて、
246
悄気
(
しよげ
)
た
顔
(
かほ
)
をなされますなア』
247
この
時
(
とき
)
襖
(
ふすま
)
をサラリと
開
(
あ
)
けて、
248
夏山彦
(
なつやまひこ
)
は
祝姫
(
はふりひめ
)
を
従
(
したが
)
へ
此
(
この
)
場
(
ば
)
に
現
(
あら
)
はれ、
249
夏山彦
『ヤア
皆
(
みな
)
さま、
250
汚穢
(
むさくる
)
しい
家
(
うち
)
で…………、
251
また
夜前
(
やぜん
)
は
何
(
なん
)
だか
寝苦
(
ねぐる
)
しき
陽気
(
やうき
)
で
御座
(
ござ
)
いました。
252
定
(
さだ
)
めてお
困
(
こま
)
りでしたでせう。
253
マアゆるりと
御飯
(
ごはん
)
でも
御
(
お
)
食
(
あが
)
り
下
(
くだ
)
さいませ』
254
初公
(
はつこう
)
『ヤア、
255
是
(
これ
)
だ
是
(
これ
)
だ。
256
皆
(
みな
)
さま
寛
(
ゆつく
)
りと
御飯
(
ごはん
)
でも
上
(
あが
)
りませうかい』
257
此
(
この
)
時
(
とき
)
得
(
え
)
も
云
(
い
)
はれぬ
薫
(
かん
)
ばしき
香気
(
かうき
)
俄
(
にはか
)
に
室内
(
しつない
)
に
充
(
み
)
ち、
258
何処
(
いづこ
)
ともなく
嚠喨
(
りうりやう
)
たる
糸竹
(
しちく
)
管絃
(
くわんげん
)
の
響
(
ひびき
)
聞
(
きこ
)
え
来
(
き
)
たる。
259
(
大正一一・三・九
旧二・一一
岩田久太郎
録)
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