霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第二四章 玉川(たまがは)(たき)〔四一七〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第9巻 霊主体従 申の巻 篇:第4篇 千山万水 よみ(新仮名遣い):せんざんばんすい
章:第24章 玉川の滝 よみ(新仮名遣い):たまがわのたき 通し章番号:417
口述日:1922(大正11)年02月15日(旧01月19日) 口述場所: 筆録者:河津雄 校正日: 校正場所: 初版発行日:1922(大正11)年7月5日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
虎公は、岩窟の神が邪神ではないのではないかと思い始め、拍手再拝して敬意を表し、教えを乞うた。
岩窟の神は宣伝使としての心構えを虎公、熊公に伝えた。そして、自分は実は八岐の大蛇ではなく、大蛇彦命である、と伝えた。
虎公(志芸山津見)はこれよりますます心を改め、カルの国一円を宣伝し、熊公と供に功を表した。そして黄泉比良坂の神軍に参加して勇名をとどろかした。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2020-06-23 23:07:02 OBC :rm0924
愛善世界社版:189頁 八幡書店版:第2輯 342頁 修補版: 校定版:196頁 普及版:80頁 初版: ページ備考:
001 巌窟(がんくつ)(うな)りは刻々(こくこく)(はげ)しくなり、002数多(あまた)人々(ひとびと)(また)もやピツタリと大地(だいち)(あたま)()畏縮(ゐしゆく)して()る。003二人(ふたり)(たがひ)(かほ)見合(みあは)せ、004(うで)()んで思案顔(しあんがほ)
005虎公(とらこう)(志芸山津見)『オイ、006熊公(くまこう)ツ、007この巌窟(がんくつ)(かみ)(ぜん)とも(あく)とも(わか)らぬぢやないか、008此奴(こいつ)一寸(ちよつと)審神(さには)がむつかしいぞ。009体主(たいしゆ)霊従(れいじゆう)(をしへ)(すす)めるかと(おも)へば、010吾々(われわれ)意見(いけん)をするやうな(こと)()ふなり、011どうも合点(がてん)がゆかぬぢやないか』
012熊公『そりやさうだよ。013(かみ)(さま)がお(まへ)修業(しうげふ)をさせなさるのだ。014珍山彦(うづやまひこ)(かみ)さまが玉川(たまがは)(たき)(まへ)修業(しうげふ)をして()いと仰有(おつしや)つただらう。015余程(よほど)()をつけぬと、016悪魔(あくま)だと(おも)つてゐると、017どえらい()()ふかも()れぬぞ。018さうだと()つて、019悪魔(あくま)でないと(おも)つて油断(ゆだん)する(こと)出来(でき)ぬ。020ともかく腹帯(はらおび)()める(こと)だ』
021虎公(志芸山津見)『さうかなア、022ひとつ、023八岐(やまた)大蛇(をろち)(かみ)とやらに一遍(いつぺん)(くは)しう温和(おとな)しう()()いて()ようか』
024志芸山津見(しぎやまづみ)巌窟(がんくつ)(むか)ひ、025拍手(はくしゆ)再拝(さいはい)敬意(けいい)(へう)し、
026虎公(志芸山津見)『モシモシ、027巌窟(がんくつ)(かみ)(さま)028どうぞ(わたくし)利益(ため)になる(こと)(をし)へて(くだ)さいませぬか』
029 巌窟(がんくつ)(なか)音響(おんきやう)はピタリ()んで、030またもや(こゑ)(きこ)()し、
031ヽヽヽ(ほど)()()いたならば、032()なりと(をし)へて()らう。033かその(はう)改心(かいしん)したと(まを)せども、034まだまだ(ほこり)がとれては()らぬ。035その(やう)()くら(がたな)で、036世界(せかい)悪魔(あくま)言向(ことむ)けられやうか。037生知者(ましりもの)生兵法(まびやうはふ)大怪我(おほけが)(もと)038難儀(んぎ)苦労(くらう)()らぬ(ゆゑ)039その(こころ)宣伝(せんでん)をいたしたら、040()(づら)かわいて、041(さけ)ない(はぢ)をさらさねばらぬぞよ。042まだ理屈(りくつ)()べよつて、043()にも()らぬ()(むし)が、044(ふゆ)(ゆき)(わら)ふやうに(かみ)()めてかかるふとどき(もの)045ヽヽヽ二進(つち)三進(さつち)もならぬ(やう)にこの(はう)()()められて、046()(ごし)になつたその醜態(ざま)047()言葉(ことば)(くる)しいか。048()宣伝使(せんでんし)のその(はう)慢心(まんしん)049日夜(ちや)(こころ)(あらた)めて、050この(はう)(まを)(とほ)りに(いた)して世界(せかい)(すく)ひ、051烏羽玉(ばたま)(くろ)(こころ)月日(つきひ)(ひかり)(てら)()て、052(わが)()(かへり)み、053()(おそ)れ、054()(あらた)め、055世界(せかい)人民(じんみん)(ねんごろ)取扱(とりあつか)ひ、056(のど)から()()くやうな修業(しうげふ)(いた)して、057(はら)塵芥(ごもくた)(みな)()()し、058()張詰(りつめ)油断(ゆだん)をするな。059高慢(かうまん)ぶらず、060(おご)らず、061()()うして謙譲(へりくだ)れ。062どんな(つら)いことがあつても、063不服(ふく)()ふな、064不足(そく)(おも)ふな、065拙劣()長談義(ながだんぎ)をするな、066()められたさに法螺(ほら)()くな067小賢(こざか)しい理屈(りくつ)(なら)べな。068(まこと)(ひと)つの正道(まさみち)()()めて()(つつし)み、069(みだ)りに(さわ)がず(あせ)らず、070無理(むり)をせず、071無闇(むやみ)(ひと)(さば)かず、072(あなど)らず、073目上(めうへ)目下(めした)区別(くべつ)なく、074諸々(もろもろ)人々(ひとびと)(むか)つて()(まじ)はれ、075八岐(やまたの)大蛇(をろち)とこの(はう)(まを)したのは(いつは)りだ。076まことは()花姫(はなひめ)御心(みこころ)(もつ)て、077(なんぢ)済度(さいど)せむために、078この巌窟(がんくつ)()()けゐたる大蛇彦(をろちひこの)(みこと)ぢや。079三笠丸(みかさまる)船中(せんちう)のことを(おぼ)えて()るか。080イヤ何時(いつ)までも不憫(かはい)さうだから、081これは、082これ(ぐらゐ)にして()めて()かう。083悠然(ゆつたり)とした(こころ)(もつ)数多(あまた)(ひと)(むか)へよ。084依怙(えこ)贔屓(ひいき)(いた)すでないぞ。085よく(ひと)正邪(せいじや)賢愚(けんぐ)推知(すゐち)して、086その(ひと)身魂(みたま)相応(さうおう)(をしへ)をいたせ。087(らく)(みち)()かうとするな。088理窟(りくつ)一切(いつさい)()ふな、089(わが)()(こころ)()らし()て、090(ひと)難儀(なんぎ)(おも)()れよ。091威張(ゐば)()らして、092(はな)(たか)くして、093谷底(たにぞこ)(おと)されな。094ウカウカ(いた)すな。095よい()になるな。096何事(なにごと)にも(こころ)落付(おちつ)けて、097(かみ)神徳(しんとく)(あら)はせよ。098()()れよ、099義理(ぎり)()れよ、100愚図(ぐづ)々々(ぐづ)いたすな。101元気(げんき)()して、102(たゆ)まず(くつ)せず(をしへ)神徳(しんとく)(あら)はせ。103まだまだ(をし)へたき(こと)あれど、104今日(けふ)はこれ(くらゐ)にして()かう。105ウーオー』
106と、107またもや巌窟(がんくつ)(とら)(おほかみ)(うな)るが(ごと)大音響(だいおんきやう)(はつ)して(しづ)まりかへり、108志芸山津見(しぎやまづみ)(かみ)はこれよりますます(こころ)(あらた)め、109カルの(くに)(いち)(ゑん)宣伝(せんでん)して、110熊公(くまこう)(とも)(こう)(あら)はし、111黄泉(よもつ)比良坂(ひらさか)神軍(しんぐん)参加(さんか)勇名(ゆうめい)(とどろ)かしたり。
112大正一一・二・一五 旧一・一九 河津雄録)

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