霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第二六章 (ともゑ)(まひ)〔四一九〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第9巻 霊主体従 申の巻 篇:第4篇 千山万水 よみ(新仮名遣い):せんざんばんすい
章:第26章 巴の舞 よみ(新仮名遣い):ともえのまい 通し章番号:419
口述日:1922(大正11)年02月16日(旧01月20日) 口述場所: 筆録者:土井靖都 校正日: 校正場所: 初版発行日:1922(大正11)年7月5日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
西の岩窟の大蛇彦の説教は続き、三五教の教えを熊公、鹿公に授けた。熊公と鹿公は岩窟の前で、大蛇彦の神徳をたたえる歌を節面白く歌った。すると、この歌につられて岩窟の中から志芸山津見が現れ、三人は吾を忘れて踊り狂った。
三人は日夜滝に禊をなし、おのおの手分けして三五教の教えを伝えた。熊公は石柝の司、鹿公は根柝の司の活動をなし、黄泉比良坂の神業に参加して大功を立てることになる。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2020-06-23 23:13:50 OBC :rm0926
愛善世界社版:202頁 八幡書店版:第2輯 347頁 修補版: 校定版:209頁 普及版:86頁 初版: ページ備考:
001 (をり)から高照山(たかてるやま)より()(おろ)(あらし)(おと)も、002岩戸(いはと)大音響(だいおんきやう)も、003次第(しだい)々々(しだい)(しづ)まりて、004(あと)には千丈(せんぢやう)琴滝(ことだき)()つる(おと)005淙々(そうそう)(きこ)ゆるのみ。006巌窟(いはや)(なか)より(また)もや竹筒(たけづつ)()いた(やう)(こゑ)がして、
007大蛇彦鹿公(しかこう)よ、008この大蛇彦(をろちひこ)(まを)(こと)(しつか)()けよ。009(にはか)改心(かいしん)()()はぬ。010盗人(ぬすびと)(つかま)へて(なは)()ふやうな(こと)ではまさか(とき)()()はぬぞ。011この(かみ)(まを)すこととつくり(はら)()れて、012(まこと)人間(にんげん)(うま)(かは)り、013(かみ)(をしへ)をよく()いて、014()(なか)(ため)(ちから)をつくせ。015(あく)(たく)みは仇花(あだばな)だ。016何時(いつ)までも(いろ)(たも)たぬ。017(はな)(さか)えぬ、018()(むす)ばぬぞ。019(みじか)(この)()(うま)()020(なが)霊魂(みたま)(いのち)(うしな)ふな021枝葉(えだは)(しげ)常磐木(ときはぎ)の、022何時(いつ)青々(あをあを)松心(まつごころ)023(さか)しき(こころ)取直(とりなほ)し、024(おだや)かな(こころ)になつて(かみ)(した)しみ、025(ひと)(まじ)はれ。026(かみ)(をしへ)仇花(あだばな)はない。027(みみ)(かたむ)けて(こころ)落付(おちつ)け、028()けば()くほど神徳(とく)がつく。029世界(せかい)(ため)(まこと)(ため)に、030苦労(くらう)(いた)すは結構(けつこう)だ。031(けつ)して(けつ)して(いま)までのやうな体主霊従(われよし)(こころ)()すな。032(こころ)(そこ)から掃除(さうぢ)して、033神直日(かむなほひ)034大直日(おほなほひ)(かみ)(めぐみ)(たす)けられ、035(さか)(ひさ)しき(まつ)()(かがみ)となれよ。036()んでも()きても(かみ)(ふところ)()かれた人間(にんげん)()037(ただ)(かみ)(まか)せよ。038誠心(まごころ)()めて(いの)れよ。039素直(すなほ)改心(かいしん)いたして(すず)やかな(おこな)ひを(いた)せ。040世間(せけん)(ひと)に、041(おに)悪魔(あくま)よといはれたるその悪名(あくめい)(そそ)げよ、042(はら)へよ。043(かみ)(をしへ)(まこと)(かぜ)に、044高照山(たかてるやま)(たに)(そこ)で、045(ちから)一杯(いつぱい)(あぶら)()かれ、046(はらわた)(あら)はれ、047(きも)()られて、048(はじ)めてこの()(なか)悪魔(あくま)(ほろ)ぼす(つよ)人間(にんげん)となれ。049天地(てんち)(かみ)(ふか)御心(みこころ)(さと)り、050(とほ)(ちか)きの(へだ)てなく、051(くら)(あか)きの(わか)ちなく、052世界(せかい)一目(ひとめ)見渡(みわた)(かみ)()()まる(やう)の、053(きよ)(ただ)しき(おこな)ひをして()れ。054何事(なにごと)によらず、055(かみ)(こころ)(こころ)として、056世界(せかい)(ため)誠心(まごころ)をつくし、057(よわ)(もの)(たす)け、058(かみ)威勢(ゐせい)()()して、059この琴滝(ことだき)のやうに(きよ)()四方(よも)(とどろ)かせ』
060鹿公(しかこう)『いやもう、061(なに)から(なに)まで抜目(ぬけめ)のない、062御念(ごねん)()つた有難(ありがた)(あふ)せ、063骨身(ほねみ)にこたへました。064(はて)しなき欲心(よくしん)(まよ)ひ、065日々(にちにち)(こころ)(くも)らせ、066不埒(ふらち)不都合(ふつがふ)(こと)ばかり(いた)して()ました。067どうぞ(かみ)(さま)(ひろ)(あつ)御心(みこころ)()(なほ)()(なほ)して、068吾々(われわれ)(ふか)(つみ)をお(ゆる)(くだ)さいませ。069アヽもう(これ)でお(いとま)頂戴(ちやうだい)いたします』
070 巌窟(いはあな)(なか)より、
071大蛇彦ダマダ、072マダマダ、073(かへ)つてはならぬ』
074熊公(くまこう)『オイ、075鹿公(しかこう)076もちつと辛抱(しんばう)せ』
077鹿公(しかこう)『マアマアマア、078()だまだ、079アヽ()だまだと仰有(おつしや)るのだ。080マアどうどうしたら()からう。081イイ加減(かげん)(まく)()()げて(くだ)さつたら()かりさうなものだがなあ。082(かみ)(さま)退引(のつぴき)ならぬ言葉(ことば)に、083()()き、084(した)()き、085ヘコ()いた熊公(くまこう)のやうな(をとこ)()るものだから、086この鹿公(しかこう)までが巻添(まきぞへ)にあはされたのだ。087サアこれから捻鉢巻(ねぢはちまき)でもして、088世界(せかい)のために(つく)さねばならぬワイ』
089熊公鹿(しか)巻添(きぞへ)ではなうて、090鹿(しか)捩鉢巻(ねじはち)巻舌(きじた)では(あま)(たふと)くもなからうかい』
091 巌窟(いはあな)(なか)より、
092大蛇彦ヽヽ()(ほど)(かんが)へて、093身分(ぶん)相応(さうおう)(おこな)ひを(いた)し、094(ひと)未熟(じゆく)といはれな。095醜悪(つとも)ないことをして見下()げられな、096蔑視(くび)られな。097ヽヽ六ケ敷(つかし)(こと)をいふな。098(いま)までの(やう)世間(せけん)(ひと)無理()難題(なんだい)()きかけて、099無闇(やみ)(かね)()るな。100(あく)()いは(おそ)ろしいぞ。101罪障(めぐり)()むな。102盲目(めくら)滅法(めつぱふ)に、103前後(あとさき)(かま)はずに、104無駄()(こと)をしてはならぬぞ。105大和(やまと)(だましひ)()(かへ)何時(いつ)(うご)かぬ松心(まつごころ)で、106(ゆき)より(きよ)く、107(はな)より(うるは)しく、108()(なか)(ひかり)となれ、109(しほ)となれ。110乱暴(らんばう)狼藉(ろうぜき)(いた)らざるなき、111(いま)までの(なんぢ)所業(しわざ)利己(りこ)主義(しゆぎ)()て、112陋劣(ろうれつ)手段(しゆだん)()めて吾身(わがみ)(かへり)み、113何時(いつ)までも(かは)らぬ(うつく)しい(うめ)(はな)(やう)(こころ)(もつ)(かみ)(みち)()(まも)れ。114(うるは)しい三五(あななひ)(をしへ)夢寐()にも(わす)れず、115日夜(にちや)(おこた)らず(きよ)(いの)りを(ささ)げよ。116大蛇彦(をろちひこ)(かみ)()()けて()くぞよ。117オーオー』
118(また)もや巌窟(いはあな)(うち)より、119大音響(だいおんきやう)(きこ)(きた)る。
120 熊公(くまこう)121鹿公(しかこう)巌窟(いはあな)(まへ)()つて(うた)ふ。
122熊公、鹿公(かみ)御稜威(みいづ)高照(たかてる)
123(やま)より()つる言霊(ことたま)
124(たき)(ひびき)淙々(そうそう)
125(とほ)(ちか)くに()(わた)
126堅磐(かきは)常磐(ときは)巌窟(いはあな)
127(かみ)使(つかひ)大蛇彦(をろちひこ)
128()花姫(はなひめ)分霊(わけみたま)
129此処(ここ)(あら)はれましまして
130()()につきぬ御教(みをしへ)
131天地(あめつち)四方(よも)神人(しんじん)
132(つぶ)さに()らせ(たま)ひつつ
133(なが)れも(きよ)言霊(ことたま)
134(たき)(こころ)(あら)()
135(みづ)御霊(みたま)()れまして
136(くさ)片葉(かきは)にいたるまで
137()(たひら)けく(やす)らけく
138言問(ことと)ひやめて(かみ)()
139堅磐(かきは)常磐(ときは)(をさ)めむと
140(こころ)千々(ちぢ)(くだ)かせつ
141滝津涙(たきつなみだ)(そそ)ぎまし
142(われ)らを(すく)(たま)ふなり
143嗚呼(ああ)皇神(すめかみ)皇神(すめかみ)
144(ひと)(たふと)(かみ)御子(みこ)
145(たふと)(かみ)生宮(いきみや)
146()烏羽玉(うばたま)(くら)くして
147(ちり)(あくた)(けが)れたる
148霊魂(みたま)をこれの琴滝(ことだき)
149(みそ)(はら)ひてすくすくと
150直日(なほひ)(かみ)(たま)となり
151(くら)谷間(たにま)伊都能売(いづのめ)
152(かみ)(いさを)高照(たかてる)
153(やま)より(たか)()らすべし
154(ひがし)西(にし)巌窟(いはあな)
155(あら)はれ(たま)皇神(すめかみ)
156(こころ)(きよ)琴滝(ことだき)
157みづの霊魂(みたま)姿(すがた)かな
158あゝ(ねが)はくばこの(みづ)
159(きよ)きが(ごと)()(ひと)
160霊魂(みたま)(あら)(きよ)めませ
161(われ)らは(ひと)()(かみ)御子(みこ)
162(かみ)(ひと)とは(むつ)()
163(あめ)(つち)とは秩序(ちつじよ)よく
164千代(ちよ)万代(よろづよ)(かは)りなく
165(うご)かぬ御代(みよ)(まつ)(しげ)
166神世(かみよ)(きよ)高砂(たかさご)
167(まつ)(さか)えの(ひさ)しかれ
168(まつ)(さか)えの(ひさ)しかれ』
169(ふし)面白(おもしろ)調子(てうし)(あは)せて(うた)ふ。170この(うた)面白(おもしろ)さに、171志芸山津見(しぎやまづみ)()()されて、172巌窟(がんくつ)(なか)より、173()をふり(あし)(をど)らせ、174竹筒(たけづつ)()きながら巌窟(いはや)(まへ)(あら)はれ(きた)り、175(われ)(わす)れて(さん)(にん)()(どもゑ)となりて(をど)りくるふ。
176 ここに志芸山津見(しぎやまづみ)177熊公(くまこう)178鹿公(しかこう)(さん)(にん)琴滝(ことだき)(みづ)日夜(にちや)(みそぎ)(しう)し、179(おのおの)手分(てわけ)をなして、180三五教(あななひけう)(をしへ)四方(よも)(つた)ふることとなりぬ。181熊公(くまこう)石拆(いはさく)(かみ)活動(くわつどう)をなし、182鹿公(しかこう)根拆(ねさく)(かみ)活動(くわつどう)をなして、183黄泉(よもつ)比良坂(ひらさか)神業(しんげふ)参加(さんか)大功(たいこう)()てたるなり。
184大正一一・二・一六 旧一・二〇 土井靖都録)

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