霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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アンカーの表示 [?]本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。[×閉じる]


宣伝歌 [?]宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。[×閉じる]
脚注 [?][※]や[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。まだ少ししか付いていませんが、目障りな場合は「表示しない」設定に変えて下さい。ただし[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。[×閉じる]


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獲鹿

インフォメーション
題名:獲鹿 著者:出口王仁三郎
ページ:47 目次メモ:
概要: 備考:『故山の夢』p76-82 タグ: データ凡例: データ最終更新日:2023-10-30 12:09:58 OBC :B121808c24
─十八九歳の頃─
奥山(おくやま)に刈りし(しば)()を馬の背の(けん)をつたひて風に飛ばさる
打越(うちこし)(あか)ずれ急坂(きふはん)(しば)になひ谷底(たにそこ)ふかくすべり落ちし初春(はつはる)
谷底に(しば)()もろともまくられてころころ団子の足を傷つく
谷底に転がるさまを友は見てあれよと驚くばかりすくはず
(すく)はむとすれどもあまりの急坂(きふはん)に友もせんすべなかりしなるらむ
道遠き山坂いくつ越えながら奥山に柴刈りしわかき日
(しば)()は重たけれども負けをしみ強きがままに(あせ)して帰る
堂建(だうたて)の山に柴刈るをりもあれ手負ひの鹿は(みね)わたり()
刈り上げし柴を野山(のやま)に捨ておきて一目散に鹿のあと()
手を負ひし鹿はたちまち新池(しんいけ)(いのち)限りに飛び込みにけり
新池(しんいけ)(まは)りを友ととりまきてやうやう鹿をうち殺したり
柴を刈る友と鹿をば(にな)ひつつたそがるるころ(さと)にかへれり
鹿とりて帰れば父は腹立てて特種(とくしゆ)になつたと呶鳴りつけたり
やむを得ず治郎松(ぢろまつ)(かど)にかつぎゆきて友と集ひて鹿の皮はぐ
鹿の腹出刃(でば)庖丁(ぼうちやう)()ち切れば中より(はら)()あらはる夕暮(ゆふぐれ)
村人はよりつどひつつ鹿の肉わかつをりしも猟師()()
後脚(あとあし)に銃弾の跡あるをみて()がうちし鹿と猟師は責むるも
皮も肉も残らず猟師に奪ひとられ(おのおの)十銭出してあやまる
隠しおきし三貫目(さんぐわんめ)の肉を柴の友といより集ひて(たひら)げにける
鹿の肉あまり沢山食ひすぎてその翌日は目の色かはる
鹿を()たその翌朝(よくてう)は天も地も森羅万象黄色く見えけり
犬骨(いぬぼね)を折りて()りたる牝鹿(めしか)をば猟師にとられて馬鹿(ばか)(わら)はる
これからは殺生(せつしやう)してはならぬぞと父の()光り声はとがりぬ

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10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
5/8【霊界物語ネット】霊界物語ネットに出口王仁三郎の第六歌集『霧の海』を掲載しました。
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