霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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宣伝歌 [?]宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。[×閉じる]
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趣味

インフォメーション
題名:趣味 著者:出口王仁三郎
ページ:58 目次メモ:
概要: 備考:『故山の夢』p103-109 タグ: データ凡例: データ最終更新日:2023-10-30 22:00:37 OBC :B121808c29
─二十二三歳の頃─
わが父の(さと)なる川辺(かはべ)船岡(ふなをか)叔父(をぢ)をたづねて神教(しんけう)を聞くこの項に3ヶ所「叔父」があるが底本ではいずれも「伯父」になっている。佐野清六は王仁三郎の父の弟なので「叔父」に修正した。『故山の夢』のこの項の注記参照。
わが叔父の佐野(さの)清六(せいろく)妙霊(めうれい)教会布教師として教会所()てり
帰るさは大堰(おほゐ)の川を舟に乗り宇津根(うつね)の浜に上陸なしたり
何よりも楽しかりしは舟に乗り大堰(おほゐ)の川を(くだ)るわかき日
千代川(ちよかは)今津(いまづ)の里に()伯母(をば)を三日目(ごと)に訪ね行きたる
伯母の家に到れば何時(いつ)も稲荷(おろ)し病気平癒の祈祷なしをり
稲荷(おろ)し祈祷も(かう)なくわが伯母は遂に黄泉(よみぢ)()りしかなしさ
伯母も叔父も一子(いつし)なくして()せければその霊魂(れいこん)()()に祀る
反古紙(ほごがみ)の裏にをりをり絵をかきて不粋(ぶすゐ)の父にどなられにけり
絵をかいて何益(なにえき)になるか極道()と父はとがつた声でたしなむ
(めし)よりもすきな絵なれどたらちねの父の言葉にしばしためらふ
父の()をぬすみて土に木片(きぎれ)もて色色(いろいろ)の絵をかきて楽しむ
本を読むいとまがあれば百姓をはげめと何時(いつ)も父は()りけり
絵をかいて貧乏世帯(じよたい)がもてるかと小言(こごと)のみいふ(うら)めしき父
読書して親の雪隠(せつちん)(くそ)たれぬ(やう)になつてはならぬといふ父
絵をかくな本を読むなと日日(にちにち)に父と母とはわれに迫れり
世の中の大勢(たいせい)知らぬ百姓の父母(ふぼ)にこまりし若き日のわれ
肝腎の勉強すべき若き日を車力(しやりき)と百姓にすごしたるわれ
浄瑠璃(じやうるり)をかたれば父は義太夫(ぎだいふ)で生活たたぬとまたもいましむ
楽しみは残らず父におさへられ友とかくれて角力(すまふ)のみとる
わが父も若かりし日は都島(みやこじま)名告(なの)りをあげて角力(すまふ)とりたり
わが(いへ)は祖父の代まで三四代(さんよだい)角力(すまふ)の行司をなしたりと聞く
屋根裏に行司の団扇(うちは)三四本(さんしほん)くすぼりたるがさしてありけり
行司団扇(うちは)そつととり出し辻角力(つじずまふ)に使つてまたも父にどならる
真黒(まつくろ)の行司の団扇(うちは)川水(かはみづ)にひたして洗へばもろくもつぶれぬ
つぶれたる団扇(うちは)に紙はり黒くぬりてそつと屋根裏にさしおきにけり
幸ひに父さとらねどびくびくと屋根裏(なが)めてしばし苦しみぬ

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10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
5/8【霊界物語ネット】霊界物語ネットに出口王仁三郎の第六歌集『霧の海』を掲載しました。
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