霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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アンカーの表示 [?]本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。[×閉じる]


宣伝歌 [?]宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。[×閉じる]
脚注 [?][※]や[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。まだ少ししか付いていませんが、目障りな場合は「表示しない」設定に変えて下さい。ただし[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。[×閉じる]


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牧場

インフォメーション
題名:牧場 著者:出口王仁三郎
ページ:99 目次メモ:
概要: 備考:『故山の夢』p171-175 タグ: データ凡例: データ最終更新日:2023-11-02 11:54:16 OBC :B121808c46
─二十三四歳の頃─
園部(そのべ)より逃げて帰ればわが父は(ひたひ)凸凹(でこぼこ)眺めておどろく
園部(そのべ)より五里の夜道(よみち)を逃げ帰りほろりとなつた()(いへ)(のき)
凸凹(でこぼこ)如何(どう)して出来た直吉(なほきち)に叩かれたかと父は問ひけり
実状をあかせば父は憤慨しせがれの頭を打ちよつたと(いか)
親でさへ打たぬ頭を直吉(なほきち)()料簡(れうけん)ならぬと雄猛びなしをり
腹立てば煙管(きせる)棍棒(こんぼう)で打つ父が腹立ちまぎれにこんなといふ
ともかくも様子はあとでわかるから今日は休めと()りて()に行く
大切な息子を打つた(なほ)(やつ)もうかへさぬと父()たけびす
この夏は大旱魃(だいかんばつ)ぢや(さいはひ)稲田(いなだ)(みづ)かへさせんとよろこぶ
竪釣瓶(たてつるべ)()む途端に足場はづし井戸に(おちい)り両腕ぬきたり
その時にぬきたる(きず)が六十の今になつてもものいふ苦しさ
搾乳(さくにう)や配達出来ぬに困り果て叔父(をぢ)清六(せいろく)を呼びによこせり
叔父(しゆくふ)なる佐野(さの)清六(せいろく)いろいろと父をなだめて(われ)を連れかへる
井上の家にかへれば夫婦ともプリンと(つら)をふくらしてゐる
馬鹿らしいもう俺はいぬと言ひながら闇夜に(やかた)を駈け出しにけり
()叔父(をぢ)従兄弟(いとこ)井上直吉(なほきち)もおどろきあとより追つかけきたる
いち早く闇にまぎれて藤坂(ふぢさか)薬店(やくてん)()りてひそみゐたりき
奥の間にひそみてをれば()従兄弟(いとこ)叔父(をぢ)諸共(もろとも)藤坂(ふぢさか)(きた)
藤坂(ふぢさか)主人(あるじ)と叔父と井上と店の()()し論戦つとむる
藤坂(ふぢさか)はわたしが医者に仕上げると気焔(きえん)万丈(ばんぢやう)あたる(すべ)なし
()()かし(はなし)の結果うち解けて再び牧場に立ち帰りけり

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10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
5/8【霊界物語ネット】霊界物語ネットに出口王仁三郎の第六歌集『霧の海』を掲載しました。
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