霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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アンカーの表示 [?]本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。[×閉じる]


宣伝歌 [?]宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。[×閉じる]
脚注 [?][※]や[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。まだ少ししか付いていませんが、目障りな場合は「表示しない」設定に変えて下さい。ただし[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。[×閉じる]


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落角

インフォメーション
題名:落角 著者:出口王仁三郎
ページ:145 目次メモ:
概要: 備考:『故山の夢』p275-280 タグ: データ凡例: データ最終更新日:2023-11-06 12:06:40 OBC :B121808c66
─二十五六歳の頃─
後家(ごけ)の家に牛乳(ちち)配りゆけば(われ)を見て地蔵眉毛と追ひかけまはる
新田(しんでん)の地蔵をまつるこの後家(ごけ)はわれを(ほとけ)と間違へたるらし
牛乳(ちち)くばるお前は子供の(まも)(がみ)地蔵地蔵と追ひ()後家婆(ごけばば)
牧畜のほかに小作田(こさくだ)五千(つぼ)牧畜のひまにたがやしにけり
乳牛(ちちうし)糞尿(ふんねう)のこらず田に入れて(つち)肥えたればみのり豊けし
朝夕(あさゆふ)に江戸腹当(はらあて)法被(はつぴ)きて附近の(むら)むら牛乳(ちち)くばりゆく
一合(いちがふ)牛乳(ちち)は三銭そのときの(こめ)八合(はちがふ)に相当なしたる
あちこちの医者の世話にて病人のある家ごとに牛乳(ちち)配りけり
牛乳(ちち)くばりかへる(ゆふ)べに辻相撲(つじずまふ)とりて左の(ひぢ)きずつけにけり
幸ひに左の(ひぢ)のきずなれば牛乳(ちち)しぼるにはさしつかへなき
牛の背にまたがり小幡(をばた)の川わたり揺り(おと)されて水中にしづむ
乳牛(ちちうし)はわれを川水(かはみづ)におとし置き悠悠(いういう)牧場にかへり居たりき
川中(かはなか)をはひ(あが)りつつ()(ぎぬ)をしぼりてそろそろ牧場にかへる
腹たちてこん畜生といひながら頭を打てばぽろりと(つの)()
片角(かたつの)をおとしたりとて乳牛(ちちうし)のあたひ半分に足らずなりけり
(おと)したる(つの)を拾ひてつぎ見れど首ふるたびにまたぽろり落つ
ぬけ落ちし(つの)の根もとにやはらかき一寸(いつすん)ばかりの若角(わかつの)生え居り
若角(わかつの)は血にまみれつつ痛さうに乳牛(うし)は頭を下げて寝て居り
翌朝(よくてう)より(ちち)分量(ぶんりやう)激減し()牛乳屋(ちちや)にて買ひくばりけり
(この)牛乳(ちち)は味がちがふと得意先ゆ小言(こごと)きかされ値切られにけり
牧場で青年隊と牛肉を煮て食ひわれは腹をくだせり
牛の()を煮る大釜(おほがま)にて牛肉をたくは無茶よと村上(むらかみ)(おこ)りぬ
その鍋をそのまま牛の()を煮れば牛はフンフン()ぎて(くら)はず
()むを得ず川水(かはみづ)に鍋洗ひ清め()を煮てやれど又(うし)食はず
軽石をもちて鍋皮(なべかは)(みが)き上げやうやく牛に()てもらひける

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10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
5/8【霊界物語ネット】霊界物語ネットに出口王仁三郎の第六歌集『霧の海』を掲載しました。
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