霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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アンカーの表示 [?]本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。[×閉じる]


宣伝歌 [?]宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。[×閉じる]
脚注 [?][※]や[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。まだ少ししか付いていませんが、目障りな場合は「表示しない」設定に変えて下さい。ただし[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。[×閉じる]


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観音堂

インフォメーション
題名:観音堂 著者:出口王仁三郎
ページ:71 目次メモ:
概要: 備考:『霧の海』p23-28 タグ: データ凡例: データ最終更新日:2023-10-31 08:40:29 OBC :B121808c34
─二十三四歳の頃─
穴太寺(あなをでら)観音堂の法会(ほふゑ)()こころ合ひたる女とかたる
穴太寺(あなをでら)春の法会(ほふゑ)無縁経(むえんきやう)有縁(うえん)の女と語る楽しさ
観音堂の裏の小暗(をぐら)き庭にたち堅く握りし手は(あつ)かりき
何となく胸をののきて一言(ひとこと)()(こと)()()でざりにけり
感激の身をふるはせて()の女(われ)と同じくもだし()たりき
手を握り(たがひ)に目と目をそらしつつ(おも)はほてりぬ息ははづみぬ
(やうや)くに好きと小声に(われ)いへばにやりと笑ひてすと逃げてゆく
或家(あるいへ)門口(かどぐち)あけて()の女伯母(をば)と語れる言葉ふるへる
()(そと)にそとたたずみてその女伯母(をば)と語れる様子聞き居り
どうしてももう一言(ひとこと)を語らねば心すまずと去りがてに居し
屋内にパッと消えたる洋燈(やうとう)(われ)あきらめて家路に帰る
わが家に帰れと(まなこ)さえにつつ彼女のことのみ夢に見たりき
女の()寝言(ねごと)にいひし(あくる)(あさ)父はほほゑみもらへと語る
ほほゑめる父の面貌(おもは)のはづかしさ(おも)ほてりつつ知らぬと答へぬ
お互ひの恋の佳境に()りしころ(われ)は修業のために村去る
小北山(こぎたやま)(みなみ)おもては()ふる人のうからやからの住める里なり
獣医学(じういがく)修業せむとて園部(そのべ)ゆく途中を彼女の家に立ち寄る
立ち寄れば彼女の父はよろこびて風流談(ふうりうだん)などなして()(あか)
一夜(ひとよ)さの夢も結ばず小北山(こぎたやま)越えて園部(そのべ)(われ)()でゆく
二三日すれば彼女の(たま)(ふみ)盂蘭盆(うらぼん)()に会はむとしるせり
この(ふみ)を見るより盂蘭盆(うらぼん)待ちかねて牛飼ふ(わざ)も手につかぬ思ひ
盂蘭盆(うらぼん)の日を待ちかねて故郷(ふるさと)に帰れば伯母にさまたげられたり
喜楽さんお前はすまぬ男よと彼女の伯母は(われ)をたしなむ
伯母の()の鋭きままに一言(ひとこと)もかはす(すべ)なく惜しく(わか)れし
その日より(かな)はぬ恋とあきらめて(われ)園部(そのべ)立帰(たちかへ)りけり

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10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
5/8【霊界物語ネット】霊界物語ネットに出口王仁三郎の第六歌集『霧の海』を掲載しました。
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