霊界物語.ネット
~出口王仁三郎 大図書館~
目 次
設 定
閉じる
×
霊界物語
三鏡
大本神諭
伊都能売神諭
出口王仁三郎全集
出口王仁三郎著作集
王仁文庫
惟神の道
幼ながたり
開祖伝
聖師伝
霧の海(第六歌集)
大本七十年史
大本史料集成
神霊界
新聞記事
新月の光
その他
王仁文献考証
検索は「
王仁DB
」で
←
戻る
霊界物語
霊主体従
第1巻(子の巻)
第2巻(丑の巻)
第3巻(寅の巻)
第4巻(卯の巻)
第5巻(辰の巻)
第6巻(巳の巻)
第7巻(午の巻)
第8巻(未の巻)
第9巻(申の巻)
第10巻(酉の巻)
第11巻(戌の巻)
第12巻(亥の巻)
如意宝珠
第13巻(子の巻)
第14巻(丑の巻)
第15巻(寅の巻)
第16巻(卯の巻)
第17巻(辰の巻)
第18巻(巳の巻)
第19巻(午の巻)
第20巻(未の巻)
第21巻(申の巻)
第22巻(酉の巻)
第23巻(戌の巻)
第24巻(亥の巻)
海洋万里
第25巻(子の巻)
第26巻(丑の巻)
第27巻(寅の巻)
第28巻(卯の巻)
第29巻(辰の巻)
第30巻(巳の巻)
第31巻(午の巻)
第32巻(未の巻)
第33巻(申の巻)
第34巻(酉の巻)
第35巻(戌の巻)
第36巻(亥の巻)
舎身活躍
第37巻(子の巻)
第38巻(丑の巻)
第39巻(寅の巻)
第40巻(卯の巻)
第41巻(辰の巻)
第42巻(巳の巻)
第43巻(午の巻)
第44巻(未の巻)
第45巻(申の巻)
第46巻(酉の巻)
第47巻(戌の巻)
第48巻(亥の巻)
真善美愛
第49巻(子の巻)
第50巻(丑の巻)
第51巻(寅の巻)
第52巻(卯の巻)
第53巻(辰の巻)
第54巻(巳の巻)
第55巻(午の巻)
第56巻(未の巻)
第57巻(申の巻)
第58巻(酉の巻)
第59巻(戌の巻)
第60巻(亥の巻)
山河草木
第61巻(子の巻)
第62巻(丑の巻)
第63巻(寅の巻)
第64巻(卯の巻)上
第64巻(卯の巻)下
第65巻(辰の巻)
第66巻(巳の巻)
第67巻(午の巻)
第68巻(未の巻)
第69巻(申の巻)
第70巻(酉の巻)
第71巻(戌の巻)
第72巻(亥の巻)
特別編 入蒙記
天祥地瑞
第73巻(子の巻)
第74巻(丑の巻)
第75巻(寅の巻)
第76巻(卯の巻)
第77巻(辰の巻)
第78巻(巳の巻)
第79巻(午の巻)
第80巻(未の巻)
第81巻(申の巻)
←
戻る
第51巻(寅の巻)
序文
総説
第1篇 霊光照魔
01 春の菊
〔1316〕
02 怪獣策
〔1317〕
03 犬馬の労
〔1318〕
04 乞食劇
〔1319〕
05 教唆
〔1320〕
06 舞踏怪
〔1321〕
第2篇 夢幻楼閣
07 曲輪玉
〔1322〕
08 曲輪城
〔1323〕
09 鷹宮殿
〔1324〕
10 女異呆醜
〔1325〕
第3篇 鷹魅艶態
11 乙女の遊
〔1326〕
12 初花姫
〔1327〕
13 槍襖
〔1328〕
14 自惚鏡
〔1329〕
15 餅の皮
〔1330〕
第4篇 夢狸野狸
16 暗闘
〔1331〕
17 狸相撲
〔1332〕
18 糞奴使
〔1333〕
19 偽強心
〔1334〕
20 狸姫
〔1335〕
21 夢物語
〔1336〕
余白歌
このサイトは『霊界物語』を始めとする出口王仁三郎等の著書を無料で公開しています。
(注・出口王仁三郎の全ての著述を収録しているわけではありません。未収録のものも沢山あります)
閉じる
×
この文献を王仁DBで開く
印刷用画面を開く
[?]
プリント専用のシンプルな画面が開きます。文章の途中から印刷したい場合は、文頭にしたい位置のアンカーをクリックしてから開いて下さい。
[×閉じる]
話者名の追加表示
[?]
セリフの前に話者名が記していない場合、誰がしゃべっているセリフなのか分からなくなってしまう場合があります。底本にはありませんが、話者名を追加して表示します。
[×閉じる]
追加表示する
追加表示しない
【標準】
表示できる章
テキストのタイプ
[?]
ルビを表示させたまま文字列を選択してコピー&ペーストすると、ブラウザによってはルビも一緒にコピーされてしまい、ブログ等に引用するのに手間がかかります。そんな時には「コピー用のテキスト」に変更して下さい。ルビも脚注もない、ベタなテキストが表示され、きれいにコピーできます。
[×閉じる]
通常のテキスト
【標準】
コピー用のテキスト
その他の設定項目を表示する
ここから下を閉じる
文字サイズ
S
【標準】
M
L
フォント
フォント1
【標準】
フォント2
ルビの表示
通常表示
【標準】
括弧の中に表示
表示しない
古いブラウザでうまく表示されない時はこの設定を試してみて下さい
アンカーの表示
[?]
本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。
[×閉じる]
左側にだけ表示する
【標準】
表示しない
全てのアンカーを表示
宣伝歌
[?]
宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。
[×閉じる]
一段組
【標準】
二段組
脚注
[?]
[※]や[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。まだ少ししか付いていませんが、目障りな場合は「表示しない」設定に変えて下さい。ただし[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。
[×閉じる]
全ての脚注を開く
全ての脚注を閉じる(マーク表示)
【標準】
脚注マークを表示しない
文字の色
背景の色
ルビの色
傍点の色
[?]
底本で傍点(圏点)が付いている文字は、『霊界物語ネット』では太字で表示されますが、その色を変えます。
[×閉じる]
外字1の色
[?]
この設定は現在使われておりません。
[×閉じる]
外字2の色
[?]
文字がフォントに存在せず、画像を使っている場合がありますが、その画像の周囲の色を変えます。
[×閉じる]
→
表示がおかしくなったらリロードしたり、クッキーを削除してみて下さい。
【新着情報】
10月30~31日に旧サイトから新サイトへの移行作業を行う予定です。
実験用サイト
|
サブスク
霊界物語
>
第51巻
> 第2篇 夢幻楼閣 > 第8章 曲輪城
<<< 曲輪玉
(B)
(N)
鷹宮殿 >>>
マーキングパネル
設定パネルで「全てのアンカーを表示」させてアンカーをクリックして下さい。
【引数の設定例】 &mky=a010-a021a034 アンカー010から021と、034を、イエローでマーキング。
第八章
曲輪城
(
まがわじやう
)
〔一三二三〕
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻
篇:
第2篇 夢幻楼閣
よみ(新仮名遣い):
むげんろうかく
章:
第8章 曲輪城
よみ(新仮名遣い):
まがわじょう
通し章番号:
1323
口述日:
1923(大正12)年01月26日(旧12月10日)
口述場所:
筆録者:
松村真澄
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1924(大正13)年12月29日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
[×閉じる]
:
高姫は妖幻坊を促し、浮木の里の入り口にある水音高い玉滝に立ち寄った。そこで曲輪の玉を漱ぎ洗ってみれば、玉はこうこうと輝きだした。高姫は眼を射られて目まいを起こし、その場にどっと倒れてしまった。
妖幻坊は高姫が失神した隙を伺い、妖術を使ってここに蜃気楼を現した。エルサレムの壮観に比べてもいく十倍とも知れないような驚くばかりの建築を、数多の魔神を使役して現出した。
いかに魔法を仕えても、神の形に造られた人間を使わなければ自分の計画は遂行できないとほくそ笑み、滝の清水をすくって高姫の口に含ませ、正気を取り戻させた。
妖幻坊は、杢助神司たる自分が瑞の御魂の宝を手に入れたからには、神の力を現してたちまち城郭を現すこともできると高姫に語りかけた。
高姫は感激し、これからは杢助と力を合わせて活動し、瑞の御霊や東野別らを驚かせ、アフンとさせてやろうとにわかに元気を盛り返し、楼閣の表門をくぐって奥殿指して進んで行った。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
[×閉じる]
:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2023-08-09 18:56:52
OBC :
rm5108
愛善世界社版:
123頁
八幡書店版:
第9輯 311頁
修補版:
校定版:
125頁
普及版:
59頁
初版:
ページ備考:
001
常世
(
とこよ
)
の
国
(
くに
)
に
生
(
うま
)
れたる
002
常世
(
とこよ
)
の
姫
(
ひめ
)
の
再来
(
さいらい
)
と
003
自
(
みづか
)
ら
名乗
(
なの
)
る
高姫
(
たかひめ
)
は
004
地獄
(
ぢごく
)
中有
(
ちうう
)
娑婆
(
しやば
)
世界
(
せかい
)
005
ならぬ
第二
(
だいに
)
の
地獄道
(
ぢごくだう
)
006
兇党界
(
きようたうかい
)
に
蟠
(
わだか
)
まる
007
金毛
(
きんまう
)
九尾
(
きうび
)
の
悪霊
(
あくれい
)
や
008
其
(
その
)
外
(
ほか
)
百
(
もも
)
の
曲神
(
まがかみ
)
に
009
魅
(
みい
)
られ
茲
(
ここ
)
に
両親
(
りやうしん
)
の
010
隙
(
すき
)
を
窺
(
うかが
)
ひアーメニヤ
011
ソツとぬけ
出
(
い
)
でエルサレム
012
都
(
みやこ
)
を
指
(
さ
)
して
進
(
すす
)
み
行
(
ゆ
)
く
013
高宮姫
(
たかみやひめ
)
の
若盛
(
わかざか
)
り
014
東野別
(
あづまのわけ
)
とゆくりなく
015
怪
(
あや
)
しき
仲
(
なか
)
となり
果
(
は
)
てて
016
子
(
こ
)
まで
成
(
な
)
したる
恋仲
(
こひなか
)
を
017
北光神
(
きたてるがみ
)
に
遮
(
さへぎ
)
られ
018
ここに
生木
(
なまき
)
のさき
別
(
わか
)
れ
019
高宮姫
(
たかみやひめ
)
は
止
(
や
)
むを
得
(
え
)
ず
020
彼方
(
あなた
)
此方
(
こなた
)
と
漂浪
(
さすらひ
)
の
021
其
(
その
)
成果
(
なりはて
)
はバラモンの
022
神
(
かみ
)
の
教
(
をしへ
)
やウラル
教
(
けう
)
023
三五教
(
あななひけう
)
を
聞
(
き
)
きかじり
024
小才
(
こさい
)
の
利
(
き
)
きし
所
(
ところ
)
より
025
肉体界
(
にくたいかい
)
の
精霊
(
せいれい
)
に
026
其
(
その
)
全身
(
ぜんしん
)
を
左右
(
さいう
)
され
027
流
(
なが
)
れ
流
(
なが
)
れてフサの
国
(
くに
)
028
北山村
(
きたやまむら
)
にウラナイの
029
教
(
をしへ
)
の
射場
(
いば
)
を
建設
(
けんせつ
)
し
030
股肱
(
ここう
)
と
頼
(
たの
)
む
黒姫
(
くろひめ
)
や
031
魔我彦
(
まがひこ
)
其
(
その
)
他
(
た
)
の
弟子
(
でし
)
達
(
たち
)
を
032
呼
(
よ
)
び
集
(
つど
)
へつつ
日
(
ひ
)
に
月
(
つき
)
に
033
変性
(
へんじやう
)
男子
(
なんし
)
の
系統
(
ひつぽう
)
ぞ
034
日
(
ひ
)
の
出神
(
でのかみ
)
の
生宮
(
いきみや
)
と
035
名乗
(
なの
)
りて
世人
(
よびと
)
を
欺
(
あざむ
)
きつ
036
遂
(
つひ
)
に
進
(
すす
)
んで
自転倒
(
おのころ
)
の
037
島
(
しま
)
に
渡
(
わた
)
りていろいろと
038
艱難
(
かんなん
)
辛苦
(
しんく
)
の
其
(
その
)
結果
(
けつくわ
)
039
神
(
かむ
)
素盞嗚
(
すさのを
)
の
大神
(
おほかみ
)
の
040
仁慈
(
じんじ
)
無限
(
むげん
)
の
御心
(
みこころ
)
に
041
感喜
(
かんき
)
の
涙
(
なみだ
)
絞
(
しぼ
)
りつつ
042
茲
(
ここ
)
に
心
(
こころ
)
を
翻
(
ひるがへ
)
し
043
三五教
(
あななひけう
)
に
救
(
すく
)
はれて
044
神
(
かみ
)
の
司
(
つかさ
)
と
成
(
な
)
りけるが
045
又
(
また
)
もや
兇霊
(
きようれい
)
に
欺
(
あざむ
)
かれ
046
金剛
(
こんがう
)
不壊
(
ふゑ
)
の
如意
(
によい
)
宝珠
(
ほつしゆ
)
047
黄金
(
こがね
)
の
玉
(
たま
)
を
握
(
にぎ
)
らむと
048
心猿
(
しんえん
)
意馬
(
いば
)
の
止
(
と
)
め
度
(
ど
)
なく
049
狂
(
くる
)
ひ
出
(
だ
)
したる
果敢
(
はか
)
なさよ
050
高砂島
(
たかさごじま
)
や
竜宮島
(
りうぐうじま
)
051
島
(
しま
)
の
八十島
(
やそしま
)
八十
(
やそ
)
の
国
(
くに
)
052
廻
(
めぐ
)
り
廻
(
めぐ
)
りて
末
(
すゑ
)
遂
(
つひ
)
に
053
我情
(
がじやう
)
我慢
(
がまん
)
を
後悔
(
こうくわい
)
し
054
又
(
また
)
もや
猫
(
ねこ
)
の
如
(
ごと
)
くなり
055
綾
(
あや
)
の
聖地
(
せいち
)
に
奉職
(
ほうしよく
)
し
056
暫
(
しばら
)
く
道
(
みち
)
を
布
(
し
)
きけるが
057
淡路
(
あはぢ
)
の
酋長
(
しうちやう
)
東助
(
とうすけ
)
が
058
幼馴染
(
おさななじみ
)
の
恋人
(
こひびと
)
と
059
分
(
わか
)
りし
後
(
のち
)
は
高姫
(
たかひめ
)
の
060
心
(
こころ
)
は
暗
(
やみ
)
に
彷徨
(
さまよ
)
ひて
061
吾
(
わが
)
子
(
こ
)
も
玉
(
たま
)
も
念頭
(
ねんとう
)
を
062
悉皆
(
しつかい
)
離
(
はな
)
れ
恋人
(
こひびと
)
の
063
後
(
あと
)
を
慕
(
した
)
ひてはるばると
064
山海
(
やまうみ
)
河野
(
かはの
)
打渡
(
うちわた
)
り
065
夜
(
よ
)
を
日
(
ひ
)
についでウブスナの
066
大高原
(
だいかうげん
)
の
斎苑
(
いそ
)
館
(
やかた
)
067
神
(
かむ
)
素盞嗚
(
すさのを
)
の
隠
(
かく
)
れます
068
高天原
(
たかあまはら
)
に
参上
(
まゐのぼ
)
り
069
東野別
(
あづまのわけ
)
に
懇々
(
こんこん
)
と
070
天地
(
てんち
)
の
道理
(
だうり
)
を
諭
(
さと
)
されて
071
一度
(
いちど
)
は
悔悟
(
くわいご
)
せしものの
072
又
(
また
)
もや
意馬
(
いば
)
は
狂
(
くる
)
ひ
出
(
だ
)
し
073
此
(
この
)
失恋
(
しつれん
)
を
如何
(
いか
)
にして
074
回復
(
くわいふく
)
せむかといらちつつ
075
恋
(
こひ
)
の
涙
(
なみだ
)
にくれながら
076
五十
(
ごじふ
)
を
越
(
こ
)
えた
身
(
み
)
を
以
(
もつ
)
て
077
執念深
(
しふねんぶか
)
き
婆々
(
ばば
)
勇
(
いさ
)
み
078
風
(
かぜ
)
吹
(
ふ
)
きすさび
獅子
(
しし
)
熊
(
くま
)
や
079
虎
(
とら
)
狼
(
おほかみ
)
の
吠
(
ほ
)
えたける
080
河鹿
(
かじか
)
峠
(
たうげ
)
をドンドンと
081
登
(
のぼ
)
りつ
下
(
くだ
)
りつ
漸
(
やうや
)
くに
082
祠
(
ほこら
)
の
森
(
もり
)
に
来
(
き
)
て
見
(
み
)
れば
083
こはそも
如何
(
いか
)
に
此
(
こ
)
は
如何
(
いか
)
に
084
下
(
した
)
つ
磐根
(
いはね
)
に
宮柱
(
みやばしら
)
085
太
(
ふと
)
しき
建
(
た
)
てて
千木
(
ちぎ
)
高
(
たか
)
く
086
鎮
(
しづ
)
まりゐます
皇神
(
すめかみ
)
の
087
瑞
(
みづ
)
の
御舎
(
みあらか
)
拝観
(
はいくわん
)
し
088
ひそかに、うなづくほくそ
笑
(
ゑみ
)
089
此処
(
ここ
)
は
名
(
な
)
に
負
(
お
)
ふ
河鹿山
(
かじかやま
)
090
斎苑
(
いそ
)
の
館
(
やかた
)
の
喉首
(
のどくび
)
よ
091
われは
此所
(
ここ
)
にて
一旗
(
ひとはた
)
を
092
吹
(
ふ
)
く
神風
(
かみかぜ
)
に
靡
(
なび
)
かせて
093
数多
(
あまた
)
の
役員
(
やくゐん
)
信徒
(
しんと
)
等
(
ら
)
を
094
将棋倒
(
しやうぎだふ
)
しに
説
(
と
)
き
伏
(
ふ
)
せつ
095
高姫
(
たかひめ
)
王国
(
わうごく
)
建設
(
けんせつ
)
し
096
三五教
(
あななひけう
)
の
向
(
むか
)
ふ
張
(
は
)
り
097
名
(
な
)
を
挙
(
あ
)
げくれむと
思
(
おも
)
ひ
立
(
た
)
ち
098
日
(
ひ
)
の
出神
(
でのかみ
)
の
義理
(
ぎり
)
天上
(
てんじやう
)
099
変性
(
へんじやう
)
男子
(
なんし
)
の
系統
(
ひつぽう
)
と
100
現
(
あら
)
はれ
出
(
い
)
でし
高姫
(
たかひめ
)
よ
101
天地
(
てんち
)
開
(
ひら
)
けし
始
(
はじ
)
めより
102
幾万劫
(
いくまんごふ
)
の
末
(
すゑ
)
までも
103
元
(
もと
)
を
掴
(
つか
)
んだ
因縁
(
いんねん
)
の
104
身魂
(
みたま
)
はわれよと
頑張
(
ぐわんば
)
つて
105
祠
(
ほこら
)
の
森
(
もり
)
の
珍彦
(
うづひこ
)
や
106
其
(
その
)
外
(
ほか
)
百
(
もも
)
の
司
(
つかさ
)
等
(
ら
)
を
107
言葉
(
ことば
)
巧
(
たくみ
)
に
説
(
と
)
き
伏
(
ふ
)
せて
108
暴威
(
ばうゐ
)
を
揮
(
ふる
)
ふ
憎
(
にく
)
らしさ
109
斯
(
か
)
かる
所
(
ところ
)
へ
兇党界
(
きようたうかい
)
110
八岐
(
やまた
)
大蛇
(
をろち
)
の
片腕
(
かたうで
)
と
111
現
(
あら
)
はれ
出
(
い
)
でし
妖幻坊
(
えうげんぼう
)
112
高姫司
(
たかひめつかさ
)
の
悪心
(
あくしん
)
を
113
目敏
(
めざと
)
く
探
(
さぐ
)
り
身
(
み
)
を
変
(
へん
)
じ
114
斎苑
(
いそ
)
の
館
(
やかた
)
の
杢助
(
もくすけ
)
と
115
現
(
あら
)
はれ
来
(
きた
)
りウマウマと
116
高姫司
(
たかひめつかさ
)
を
誑惑
(
きやうわく
)
し
117
茲
(
ここ
)
に
夫婦
(
ふうふ
)
の
約
(
やく
)
結
(
むす
)
び
118
祠
(
ほこら
)
の
森
(
もり
)
に
居
(
ゐ
)
すわりて
119
五六七
(
みろく
)
神政
(
しんせい
)
の
妨害
(
ばうがい
)
を
120
力
(
ちから
)
限
(
かぎ
)
りに
遂行
(
すゐかう
)
し
121
大黒主
(
おほくろぬし
)
の
大望
(
たいまう
)
を
122
助
(
たす
)
けむものと
全力
(
ぜんりよく
)
を
123
尽
(
つく
)
してゐたる
折
(
をり
)
もあれ
124
思
(
おも
)
ひに
任
(
まか
)
せぬ
珍彦
(
うづひこ
)
を
125
妻
(
つま
)
諸共
(
もろとも
)
に
毒殺
(
どくさつ
)
し
126
誰
(
たれ
)
憚
(
はばか
)
らぬ
身
(
み
)
となりて
127
初心
(
しよしん
)
を
貫徹
(
くわんてつ
)
せむものと
128
企
(
たく
)
む
折
(
をり
)
しも
三五
(
あななひ
)
の
129
教
(
をしへ
)
の
道
(
みち
)
の
宣伝使
(
せんでんし
)
130
初稚姫
(
はつわかひめ
)
が
現
(
あら
)
はれて
131
曲
(
まが
)
の
企
(
たく
)
みを
洞察
(
どうさつ
)
し
132
身
(
み
)
を
謙
(
へりくだ
)
り
両兇
(
りやうきよう
)
の
133
非望
(
ひばう
)
を
妨
(
さまた
)
げ
善心
(
ぜんしん
)
に
134
復
(
かへ
)
して
救
(
すく
)
ひ
助
(
たす
)
けむと
135
真心
(
まごころ
)
尽
(
つく
)
し
給
(
たま
)
へども
136
いかがはしけむ
曲津見
(
まがつみ
)
の
137
垢
(
あか
)
に
汚
(
よご
)
れし
醜魂
(
しこだま
)
は
138
其
(
その
)
正体
(
しやうたい
)
の
暴露
(
ばくろ
)
をば
139
恐
(
おそ
)
れて
犬
(
いぬ
)
に
逐
(
お
)
はれつつ
140
河鹿
(
かじか
)
峠
(
たうげ
)
をトントンと
141
力
(
ちから
)
限
(
かぎ
)
りに
逃
(
に
)
げ
出
(
いだ
)
す
142
又
(
また
)
もや
曲津
(
まがつ
)
妖幻坊
(
えうげんばう
)
143
高姫司
(
たかひめつかさ
)
を
誑
(
たぶら
)
かし
144
小北
(
こぎた
)
の
山
(
やま
)
の
聖場
(
せいぢやう
)
に
145
登
(
のぼ
)
りてここに
一仕組
(
ひとしぐみ
)
146
なさむと
思
(
おも
)
ひいろいろと
147
よからぬ
事
(
こと
)
を
企
(
たく
)
らみつ
148
月
(
つき
)
大神
(
おほかみ
)
の
霊光
(
れいくわう
)
に
149
照
(
て
)
らされ
忽
(
たちま
)
ち
仰天
(
ぎやうてん
)
し
150
崎嶇
(
きく
)
たる
岩上
(
がんじやう
)
に
顛落
(
てんらく
)
し
151
負傷
(
ふしやう
)
をなしてスゴスゴと
152
此処
(
ここ
)
を
逃出
(
にげだ
)
す
其
(
その
)
途端
(
とたん
)
153
曲輪
(
まがわ
)
の
宝
(
たから
)
を
紛失
(
ふんしつ
)
し
154
小北
(
こぎた
)
の
山
(
やま
)
を
後
(
あと
)
にして
155
春草
(
はるくさ
)
萌
(
も
)
ゆる
野路
(
のぢ
)
を
越
(
こ
)
え
156
怪志
(
あやし
)
の
森
(
もり
)
の
此方
(
こなた
)
迄
(
まで
)
157
来
(
きた
)
る
折
(
をり
)
しも
道
(
みち
)
の
辺
(
べ
)
の
158
石
(
いし
)
に
躓
(
つまづ
)
きバツタリと
159
倒
(
たふ
)
れて
懐
(
ふところ
)
査
(
しら
)
ぶれば
160
妖幻坊
(
えうげんばう
)
が
変身
(
へんしん
)
の
161
魔法
(
まはふ
)
に
使
(
つか
)
ふ
品玉
(
しなだま
)
は
162
いつしか
藻脱
(
もぬけ
)
の
殻
(
から
)
となり
163
姿
(
すがた
)
も
知
(
し
)
れぬ
悲
(
かな
)
しさに
164
大地
(
だいち
)
にドツカと
胡床
(
あぐら
)
かき
165
腕
(
うで
)
くみ
思案
(
しあん
)
にくれゐたる
166
かかる
所
(
ところ
)
へ
後
(
あと
)
逐
(
お
)
うて
167
追
(
お
)
つつき
来
(
きた
)
る
高姫
(
たかひめ
)
や
168
初公
(
はつこう
)
、
徳公
(
とくこう
)
両人
(
りやうにん
)
と
169
しばし
息
(
いき
)
をば
休
(
やす
)
めつつ
170
肝腎要
(
かんじんかなめ
)
の
宝
(
たから
)
をば
171
小北
(
こぎた
)
の
山
(
やま
)
に
落
(
おと
)
せしと
172
妖幻坊
(
えうげんばう
)
のかこち
言
(
ごと
)
173
聞
(
き
)
くより
高姫
(
たかひめ
)
いらだちて
174
初
(
はつ
)
、
徳
(
とく
)
二人
(
ふたり
)
に
命令
(
めいれい
)
し
175
曲輪
(
まがわ
)
の
宝
(
たから
)
を
取返
(
とりかへ
)
し
176
来
(
きた
)
れと
厳
(
きび
)
しく
下知
(
げち
)
すれば
177
主命
(
しゆめい
)
拒
(
こば
)
むに
由
(
よし
)
もなく
178
再
(
ふたた
)
び
小北
(
こぎた
)
の
聖場
(
せいぢやう
)
に
179
忍
(
しの
)
び
帰
(
かへ
)
りて
受付
(
うけつけ
)
の
180
様子
(
やうす
)
いかにと
眺
(
なが
)
むれば
181
盲爺
(
めくらぢ
)
さまの
文助
(
ぶんすけ
)
が
182
絵
(
ゑ
)
をかきながら
物語
(
ものがた
)
る
183
ブンブン
玉
(
だま
)
の
因縁
(
いんねん
)
を
184
聞
(
き
)
くより
二人
(
ふたり
)
はいろいろと
185
言葉
(
ことば
)
巧
(
たくみ
)
に
言
(
い
)
ひなして
186
取返
(
とりかへ
)
さむと
思
(
おも
)
へども
187
流石
(
さすが
)
の
文助
(
ぶんすけ
)
頑張
(
ぐわんば
)
りて
188
容易
(
ようい
)
に
渡
(
わた
)
さぬもどかしさ
189
二人
(
ふたり
)
は
茲
(
ここ
)
に
意
(
い
)
を
決
(
けつ
)
し
190
忽
(
たちま
)
ち
爺
(
ぢ
)
さまを
突倒
(
つきたふ
)
し
191
其
(
その
)
間
(
ま
)
に
玉
(
たま
)
をふんだくり
192
雲
(
くも
)
を
霞
(
かすみ
)
と
痛
(
いた
)
い
足
(
あし
)
193
無理
(
むり
)
に
引
(
ひき
)
ずりドスドスと
194
怪志
(
あやし
)
の
森
(
もり
)
に
到着
(
たうちやく
)
し
195
妖幻坊
(
えうげんばう
)
や
高姫
(
たかひめ
)
に
196
お
褒
(
ほ
)
めの
言葉
(
ことば
)
を
頂
(
いただ
)
いて
197
笑壺
(
ゑつぼ
)
に
入
(
い
)
りし
時
(
とき
)
もあれ
198
俄
(
にはか
)
に
疵
(
きず
)
は
痛
(
いた
)
み
出
(
だ
)
し
199
モウ
一歩
(
ひとあし
)
も
進
(
すす
)
まねば
200
ここに
一夜
(
いちや
)
を
明
(
あ
)
かさむと
201
四
(
よ
)
人
(
にん
)
は
評議
(
ひやうぎ
)
一決
(
いつけつ
)
し
202
初
(
はつ
)
、
徳
(
とく
)
二人
(
ふたり
)
は
忽
(
たちま
)
ちに
203
白河
(
しらかは
)
夜船
(
よぶね
)
の
夢
(
ゆめ
)
うつつ
204
四辺
(
あたり
)
に
聞
(
きこ
)
ゆる
高
(
たか
)
いびき
205
聞
(
き
)
きすましたる
高姫
(
たかひめ
)
は
206
妖幻坊
(
えうげんばう
)
を
促
(
うなが
)
して
207
暗
(
やみ
)
を
幸
(
さいは
)
ひドシドシと
208
浮木
(
うきき
)
の
里
(
さと
)
を
指
(
さ
)
して
行
(
ゆ
)
く
209
浮木
(
うきき
)
の
里
(
さと
)
の
入口
(
いりぐち
)
に
210
水音
(
みなおと
)
高
(
たか
)
き
玉滝
(
たまたき
)
の
211
落
(
お
)
つるを
目当
(
めあて
)
に
立寄
(
たちよ
)
つて
212
曲輪
(
まがわ
)
の
玉
(
たま
)
を
洗滌
(
せんでき
)
し
213
見
(
み
)
れば
曲輪
(
まがわ
)
は
皎々
(
かうかう
)
と
214
輝
(
かがや
)
き
初
(
そ
)
めて
高姫
(
たかひめ
)
は
215
眼
(
まなこ
)
を
射
(
い
)
られ
眩暈
(
げんうん
)
し
216
其
(
その
)
場
(
ば
)
にドツと
倒
(
たふ
)
れける
217
妖幻坊
(
えうげんばう
)
は
逸早
(
いちはや
)
く
218
失心
(
しつしん
)
したる
高姫
(
たかひめ
)
の
219
隙
(
すき
)
を
伺
(
うかが
)
ひ
妖術
(
えうじゆつ
)
を
220
使
(
つか
)
つて
此処
(
ここ
)
に
楼閣
(
ろうかく
)
を
221
忽
(
たちま
)
ち
現
(
あら
)
はす
蜃気楼
(
しんきろう
)
222
珍
(
うづ
)
の
都
(
みやこ
)
のエルサレム
223
其
(
その
)
壮観
(
さうくわん
)
に
比
(
くら
)
ぶれば
224
幾十倍
(
いくじふばい
)
とも
知
(
し
)
れぬよな
225
驚
(
おどろ
)
く
許
(
ばか
)
りの
建築
(
けんちく
)
を
226
数多
(
あまた
)
の
魔神
(
まがみ
)
を
使役
(
しえき
)
して
227
現出
(
げんしゆつ
)
せしぞ
不思議
(
ふしぎ
)
なれ
228
妖幻坊
(
えうげんばう
)
は
打笑
(
うちわら
)
ひ
229
これにて
吾
(
われ
)
の
計画
(
けいくわく
)
は
230
いよいよ
其
(
その
)
緒
(
ちよ
)
につきにけり
231
いかに
魔法
(
まはふ
)
を
使
(
つか
)
ふとも
232
神
(
かみ
)
の
形
(
かたち
)
に
造
(
つく
)
られし
233
心
(
こころ
)
の
強
(
つよ
)
き
人間
(
にんげん
)
を
234
使
(
つか
)
はにや
出来
(
でき
)
ぬ
醜
(
しこ
)
の
業
(
わざ
)
235
ここにウマウマ
高姫
(
たかひめ
)
を
236
擒
(
とりこ
)
にしたる
曲神
(
まがかみ
)
の
237
得意
(
とくい
)
や
思
(
おも
)
ひ
知
(
し
)
らるべし
238
妖幻坊
(
えうげんばう
)
は
高姫
(
たかひめ
)
に
239
滝
(
たき
)
の
清水
(
しみづ
)
を
掬
(
すく
)
ひ
上
(
あ
)
げ
240
口
(
くち
)
にふくませオイオイと
241
声
(
こゑ
)
を
限
(
かぎ
)
りに
呼
(
よ
)
ばはれば
242
息
(
いき
)
吹返
(
ふきかへ
)
し
正気
(
しやうき
)
づき
243
四辺
(
あたり
)
キヨロキヨロ
打眺
(
うちなが
)
め
244
昼
(
ひる
)
より
明
(
あ
)
かき
怪光
(
くわいくわう
)
に
245
目
(
め
)
を
見
(
み
)
はりつつ
舌
(
した
)
をまき
246
あああ
不思議
(
ふしぎ
)
、ああ
不思議
(
ふしぎ
)
247
最早
(
もはや
)
俄
(
にはか
)
に
天津
(
あまつ
)
日
(
ひ
)
の
248
日
(
ひ
)
の
出神
(
でのかみ
)
のお
出
(
で
)
ましか
249
合点
(
がてん
)
いかぬと
俯
(
うつむ
)
いて
250
思案
(
しあん
)
にくれる
可笑
(
をか
)
しさよ
251
妖幻坊
(
えうげんばう
)
は
打笑
(
うちわら
)
ひ
252
アハハハハツハ
高姫
(
たかひめ
)
よ
253
われは
杢助
(
もくすけ
)
神司
(
かむつかさ
)
254
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
御
(
おん
)
宝
(
たから
)
255
手
(
て
)
に
入
(
い
)
る
上
(
うへ
)
は
此
(
この
)
通
(
とほ
)
り
256
暗
(
やみ
)
を
変
(
へん
)
じて
昼
(
ひる
)
となし
257
神
(
かみ
)
の
力
(
ちから
)
を
現
(
あら
)
はして
258
春風
(
はるかぜ
)
渡
(
わた
)
る
此
(
この
)
野辺
(
のべ
)
を
259
忽
(
たちま
)
ち
変
(
へん
)
じて
城廓
(
じやうくわく
)
を
260
ゑがき
出
(
だ
)
したる
勇
(
いさ
)
ましさ
261
喜
(
よろこ
)
び
祝
(
いは
)
へ
高姫
(
たかひめ
)
と
262
背
(
せな
)
なでさすり
呼
(
よ
)
ばはれば
263
高姫
(
たかひめ
)
頓
(
とみ
)
に
感激
(
かんげき
)
し
264
仮令
(
たとへ
)
杢助
(
もくすけ
)
神司
(
かむつかさ
)
265
善
(
ぜん
)
であらうが
悪
(
あく
)
だろが
266
モウ
此
(
この
)
上
(
うへ
)
は
構
(
かま
)
はない
267
細工
(
さいく
)
は
流々
(
りうりう
)
仕上
(
しあげ
)
をば
268
みて
下
(
くだ
)
されよ
天地
(
あめつち
)
の
269
皇
(
すめ
)
大神
(
おほかみ
)
を
始
(
はじ
)
めとし
270
其
(
その
)
他
(
ほか
)
百
(
もも
)
の
神
(
かみ
)
様
(
さま
)
よ
271
日
(
ひ
)
の
出神
(
でのかみ
)
の
義理
(
ぎり
)
天上
(
てんじやう
)
272
いよいよ
之
(
これ
)
から
杢助
(
もくすけ
)
と
273
力
(
ちから
)
を
併
(
あは
)
せ
神
(
かみ
)
の
為
(
ため
)
274
世人
(
よびと
)
の
為
(
ため
)
に
活動
(
くわつどう
)
し
275
五六七
(
みろく
)
の
御代
(
みよ
)
を
目
(
ま
)
のあたり
276
築
(
きづ
)
きまつりて
天
(
あめ
)
の
下
(
した
)
277
四方
(
よも
)
の
民草
(
たみぐさ
)
喜
(
よろこ
)
ばせ
278
三五教
(
あななひけう
)
の
神司
(
かむつかさ
)
279
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
を
初
(
はじめ
)
とし
280
東野別
(
あづまのわけ
)
や
其
(
その
)
他
(
ほか
)
の
281
百
(
もも
)
の
司
(
つかさ
)
を
驚
(
おどろ
)
かせ
282
アフンとさしてやらむずと
283
俄
(
にはか
)
に
元気
(
げんき
)
を
盛返
(
もりかへ
)
し
284
妖幻坊
(
えうげんばう
)
と
手
(
て
)
をひいて
285
今
(
いま
)
現
(
あら
)
はれし
楼閣
(
ろうかく
)
の
286
表門
(
おもてもん
)
をばくぐりつつ
287
奥殿
(
おくでん
)
指
(
さ
)
して
進
(
すす
)
み
入
(
い
)
る
288
曲津
(
まがつ
)
身魂
(
みたま
)
ぞ
忌々
(
ゆゆ
)
しけれ。
289
(
大正一二・一・二六
旧一一・一二・一〇
松村真澄
録)
Δこのページの一番上に戻るΔ
<<< 曲輪玉
(B)
(N)
鷹宮殿 >>>
霊界物語
>
第51巻
> 第2篇 夢幻楼閣 > 第8章 曲輪城
Tweet
絶賛発売中『超訳霊界物語2/出口王仁三郎の「身魂磨き」実践書/一人旅するスサノオの宣伝使たち』
オニド関連サイト
最新更新情報
10/22
【霊界物語ネット】
『
王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)
』をテキスト化しました。
9/18
【
飯塚弘明.com
】
飯塚弘明著『
PTC2 出口王仁三郎の霊界物語で透見する世界現象 T之巻
』発刊!
5/8
【霊界物語ネット】
霊界物語ネットに出口王仁三郎の
第六歌集『霧の海』
を掲載しました。
このページに誤字・脱字や表示乱れなどを見つけたら教えて下さい。
返信が必要な場合はメールでお送り下さい。【
メールアドレス
】
【08 曲輪城|第51巻(寅の巻)|霊界物語/rm5108】
合言葉「みろく」を入力して下さい→