あらすじ[?]このあらすじは飯塚弘明の作成です。[×閉じる]:
トルマン国を舞台に照国別一行が活躍する物語。
オーラ山の山賊を言向け和す。
- 第1~6章
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バラモン教の大教主・大黒主(おおくろぬし)を言向け和すためハルナの都に向かって進み行く照国別一行は、トルマン国のタライの村で、バラモン軍によって略奪暴行を受けた老婆(サンヨ)と出会い、行方不明の二人の娘(ヨリコ姫、花香姫)を探し出すことを引き受ける。
里庄のジャンクも娘(スガコ姫)と許嫁(サンダー)が行方不明になっていた。
大足別(おおだるわけ)が率いるバラモン軍を国から追い払うため、義勇軍へ参加するよう村人への動員令がトルマン国王から発せられた。ジャンクが従軍することを聞いて、照国別も従軍することを決める。これは敵を殺すためではなく、敵味方の区別無く誠の道を説き諭して平和に解決するためである。
- 第7~11章
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オーラ山の修験者シーゴーは、玄真坊を始め三千の部下を集めてアジトをつくり、インドの覇権を握ろうとたくらんでいた。
玄真坊の妻になっていたヨリコ姫は、大胆不敵にもシーゴーと玄真坊の二人を丸め込んで自分の部下にしてしまい、自分が女帝となってインドを統一してやろうと、天下取りの野望を持つ。
- 第12~15章
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スガコ姫はシーゴーによって岩窟に監禁されていた。
許嫁のサンダーはスガコ姫を探すためオーラ山に登り、同じ岩窟に閉じこめられてしまう。
- 第16~20章
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照国別の弟子の梅公の活躍で、バラモン軍に捕まっていた花香姫は救われた。花香姫は梅公に求婚を申し込む。
二人でオーラ山へ、姉のヨリコ姫を探しに行くが、捕まってしまい、サンダーとスガコと同じ岩窟の中へ。
しかし梅公によって、女親分のヨリコ姫とシーゴーは言向け和される。話は次巻に続く。