あらすじ[?]このあらすじは飯塚弘明の作成です。[×閉じる]:
タラハン国の国政改革の物語。
最後に梅公別によって救済される。
- 第1~8章
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スダルマン太子に恋慕されたスバール姫は、父シャカンナと住んでいた山を下りて、都の町はずれ、茶の湯の宗匠タルチンの家に隠れて住むようになった。太子は変装してスバール姫の元へ通いつめる。
- 第9~13章
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タラハン城下で暴動が起き、大火災が発生した。実はタルチンの後妻バランスが革命グループのリーダーで、逮捕されて取り調べを受け、アリナの計らいで太子がスバール姫と密会していたことを曝露する。民衆の強い要求によってバランスは釈放された。
アリナは大罪人として逮捕命令を出され、山へ逃走した。
- 第14~17章
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太子はスバール姫との恋愛にのめり込み、国家も国民も捨てて山間の古寺に二人で駆け落ちをした。
国家を乗っ取ろうとたくらむ右守サクレンスによって二人は捕まり、水車小屋に監禁されるが、梅公別によって救出される。
- 第18~21章
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太子はタラハン城に帰り、父カラピン王の後を継いで国王となった。スバール姫は王妃となり、シャカンナは左守、アリナは右守に抜擢され、国政の改革が断行された。