あらすじ[?]このあらすじは飯塚弘明の作成です。[×閉じる]:
前半はイヅミの国のスマの里の物語。
後半は三美歌と祝詞と神諭である。
- 第1~6章
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玉国別(たまくにわけ)はイヅミの国のアヅモス山の「天王の森」に神殿を造り、バーチル夫妻は神主として奉仕することになった。
今まで「スマの里」の土地はすべてバーチル家のもので、村人はみな小作人だったが、バーチル夫妻は全財産を村人に分け与え、ここに楽天地が実現した。
- 第7~11章
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玉国別一行は「天王の森」の古い社の床下を調査することになった。
伊太彦が深い石段を下りて行き、岩窟の奥深くに封じ込められていたタクシャカ竜王を言向け和して「夜光の玉」を受け取る。
また「キヨの湖」に潜むサアガラ竜王も帰順して、持っていた「如意宝珠の玉」を献上した。
玉国別一行は二つの玉を捧げつつ、聖地エルサレムへ向かって進んで行く。
- 第12・13章(第3篇)
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「三美歌」が収録されている。キリスト教の讃美歌のメロディで歌えるようになっている。
- 第14~19章(第4篇)
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「天津祝詞」「神言」を始め、各種の祝詞が収録されている。
- 第20~25章(第5篇)
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「三五神諭(おおもとしんゆ)」が収録されている。
出口直(大本開祖)に艮の金神(国祖・国常立尊)が懸かって書いた「筆先」は漢数字と平仮名で書かれているが、これに王仁三郎が漢字を当てはめて普通に読めるようにしたものが「大本神諭」である。
霊界物語の中のこの「三五神諭」は、大本神諭と異なる漢字が当てはめられており、一見偏狭で排他的と思われる部分がなくなって、より広いグローバルな解釈となっている。