あらすじ[?]このあらすじは飯塚弘明の作成です。[×閉じる]:
第56巻から58巻の前半までは、テルモン山の神館(かむやかた)の物語である。
本巻の後半から第60巻までは、イヅミの国のスマの里の物語。玉国別(たまくにわけ)の一行が活躍をする。
- 第1~5章
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三千彦(みちひこ)の師匠の玉国別(たまくにわけ)の一行が宮町に現れると、ワックス率いる悪酔怪員(あくすいかいいん)とバラモン兵士によって攻撃を受けるが、霊犬スマートの活躍で追い払われ、無事に神館に入る。
ワックスは捕まり、鞭打ちの刑となり、三千彦のすすめで悪酔怪は解散することになった。町民一同打ち揃って神館に詣でて、テルモン山に平和が訪れた。
- 第6~25章
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玉国別一行はハルナの都に向かって旅立つ。
テルモン湖という巨大な湖を船で渡る途中、ワックス一味に襲撃されるが、初稚姫(はつわかひめ)によって助けられる。初稚姫は霊犬スマートの背に乗り波の彼方に消え去った。
玉国別一行は、猩々(しょうじょう)がたくさん住む「猩々島」でバーチルを救出する。
イヅミの国の「スマの里」の豪農バーチルは、3年前に漂流してこの孤島に流れ着き、猩々の王である猩々姫(しょうじょうひめ)と夫婦生活を送っていた。
バーチルは猩々と別れてスマの里に戻るが、妻のサーベル姫に猩々姫の霊が憑依し、バーチル家の霊的因縁が明らかになる。