霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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序文(じよぶん)

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 篇:前付 よみ(新仮名遣い):
章:序文 よみ(新仮名遣い):じょぶん 通し章番号:
口述日:1922(大正11)年02月11日(旧01月15日) 口述場所: 筆録者:王仁 校正日: 校正場所: 初版発行日:1922(大正11)年6月15日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
この霊界物語は、全部で五百六十七節で完成しようと、一冊を五十節、全十二冊の予定であった。
しかしこれでは到底一部分も述べきれないことを覚り、本巻からは一冊五十章組みの規定を破り、行き突きばったりに進むこととなった。
この物語は、現・神・幽三界に渉った神人の活動の一部を、神示のままに述べたもので、今日の人々の耳には入りがたく受け取れない点もたくさんあるであろう。
各国の神話を取り入れず、神話から漏れた部分を取り入れている。夢物語と取ってもらってもよいが、読めば読むほど面白く、また精神上に一つの光明を認めうることと信じる次第である。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm080001
愛善世界社版:前付 1頁 八幡書店版:第2輯 149頁 修補版: 校定版:前付 1頁 普及版:前付 1頁 初版: ページ備考:
001 (そう)じてこの霊界(れいかい)物語(ものがたり)は、002口述(こうじゆつ)最初(さいしよ)(あた)五百(ごひやく)六十七(ろくじふしち)(せつ)にて完成(くわんせい)する(かんが)へを(もつ)て、003一冊(いつさつ)五十節(ごじつせつ)(きざ)(ぜん)十二冊(じふにさつ)予定(よてい)のところ、004到底(たうてい)(これ)にてはその一部分(いちぶぶん)をも講了(かうれう)すべからざるを(さと)り、005本巻(ほんくわん)よりは一冊(いつさつ)五十章(ごじつしやう)(ぐみ)規定(きてい)(やぶ)り、006(くち)(くるま)()()きばつたりに()(すす)むる(こと)(いた)しました。
007 (そもそ)もこの物語(ものがたり)は、008(げん)009(しん)010(いう)三界(さんかい)(わた)つた神人(しんじん)活動(くわつどう)一部(いちぶ)を、011神示(しんじ)(まま)()べたもので、012今日(こんにち)人々(ひとびと)(みみ)には()(がた)く、013また受取(うけと)れない(てん)沢山(たくさん)あらうと(おも)ひます。014また各国(かくこく)神話(しんわ)や、015歴史(れきし)(とう)(あら)はれたる事実(じじつ)は、016()()くこの物語(ものがたり)には()せない心算(つもり)です。
017 (えう)するに神話(しんわ)()れたる(ぶん)のみを、018(ここ)発表(はつぺう)する(こと)(いた)しました。019(しん)ずると(いな)とは読者(どくしや)自由(じいう)ですから、020夢物語(ゆめものがたり)(おも)つて()(もら)つても結構(けつこう)です。021(しか)(なが)()めば()(ほど)面白(おもしろ)精神(せいしん)(じやう)(ひと)つの光明(くわうみやう)(みと)()(こと)(しん)じます。
022  大正十一年二月十一日 紀元節に
023      亀岡 瑞祥閣に於て 王仁識
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