霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第四三章 言霊解(げんれいかい)五〔三九三〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 篇:第6篇 黄泉比良坂 よみ(新仮名遣い):よもつひらさか
章:第43章 言霊解五 よみ(新仮名遣い):げんれいかい五 通し章番号:393
口述日:1922(大正11)年02月11日(旧01月15日) 口述場所: 筆録者:谷村真友(再録) 校正日: 校正場所: 初版発行日:1922(大正11)年6月15日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじはMさん作成です(一部加筆訂正してあります)。一部の章はAIによって要約を作成しています。[×閉じる]:
そして最後には、世界全体が一致して日の神の御国へ攻め寄せてくるのである。これが最後の世界の大峠である。
千引岩とは、君国を思う勇士の軍隊のことである。国家鎮護の神霊の御威徳、国防軍である。霊主体従国と、体主霊従国は、その国魂相応のやり方で立て分ける、という神勅が、事戸を渡す、ということである。和光同塵的なやり方ではもう行かない、ということである。
古事記に伊邪那美命が一日に千人を殺す、というのは大本の信者を一日に千人妨害して離教させようという邪神の企みを示している。それに対して、生まれ赤子の人民を千五百人養成しよう、と返しているのである。
人民を養成するチイホウブヤとは、神の血筋の因縁の御魂が寄り集まって霊主体従の本領を発揮する聖場である。綾部大本の神示の経綸がチイホウブヤ(千五百産屋)である。
黄泉大神は道敷大神とも言われる。チシキとは外に向かって乱を起こし、正道を妨害する大神、ということである。
それにたえして伊邪那岐命が道に置かれた道返大神は、邪道・邪神を防ぐ神ということである。
古事記に言うイフヤザカ(伊賦夜坂)とは、善悪正邪の分水嶺である。黄泉軍の経綸は惟神の大道に反している。ゆえに大動乱の末に破滅に至るのである。
どこまでも徳を積み重ね、よく隠忍して天下の大徳を保つ日本に対して、世界各国はほとんど争乱の極みに達して、正義人道は地を払い、⦿スに事のある暴国となっている。
ここに、仁義の神の国は、一切の善事瑞祥を発生して、仁慈大神の神世に復し治めるべきである。そうして、暗黒界に光を輝かせて、妖軍に悩まされて滅亡せんとする国土人民に対して、身命を投げ出して救助するべきである。
治国平天下の神の鍵を握るときであり、治乱・興亡の大境界線である現代も、またこれ、古事記に言う「出雲の伊賦夜坂」というべきものなのである。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる]: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2021-06-10 23:37:00 文字数:4948 OBC :rm0843
愛善世界社版:314頁 八幡書店版:第2輯 263頁 修補版: 校定版:317頁 普及版:141頁 初版: ページ備考:
初出[?]この文献の初出または底本となったと思われる文献です。[×閉じる]:神霊界 > 大正9年12月1日号(第132号) > 皇典と現代(二)
001『最後(いやはて)に其(その)妹(いも)伊弉冊(いざなみの)命(みこと)、002身(み)自(みづか)ら追来(おひき)ましき』
003 今(いま)迄(まで)は、004千五百(ちいほ)の黄泉軍(よもつぐん)を以(もつ)て攻撃(こうげき)に向(むか)つて来(き)たのが、005最後(さいご)には世界(せかい)全体(ぜんたい)が一致(いつち)して日(ひ)の神(かみ)の御国(みくに)へ攻(せ)め寄(よ)せて来(き)たと云(い)ふ事(こと)は、006伊弉冊(いざなみの)命(みこと)身自(みみづか)ら追(お)ひ来(き)ましきといふ意義(いぎ)であります。007是(これ)が最后(さいご)の世界(せかい)の大峠(おほたうげ)であります。008すなはち神軍(しんぐん)と魔軍(まぐん)との勝敗(しようはい)を決(けつ)する、009天下(てんか)興亡(こうばう)の一大(いちだい)分水嶺(ぶんすゐれい)であります。
010『爾(すなは)ち千引岩(ちびきいは)を、011其(そ)の黄泉(よもつ)比良坂(ひらさか)に引塞(ひきさ)へて、012一日(ひとひ)に千頭(ちがしら)絞(くび)り殺(ころ)さむと申(まを)したまひき』
013 千引岩(ちびきいは)とは、014非常(ひじやう)に重量(ぢうりやう)の在(あ)る千万(せんまん)人(にん)の力(ちから)を以(もつ)てせざれば、015微躯(びく)とも動(うご)かぬ岩(いは)といふ意義(いぎ)であります。016千引岩(ちびきいは)は血日国金剛数多(ちびきいは)といふ意義(いぎ)で、017君国(くんこく)を思(おも)ふ赤誠(せきせい)の血(ち)の流(なが)れたる大(だい)金剛力(こんがうりき)の勇士(ゆうし)の群隊(ぐんたい)と云(い)ふことであつて、018国家(こくか)の干城(かんじやう)たる忠勇(ちうゆう)無比(むひ)の軍人(ぐんじん)のことであります。019また国家(こくか)鎮護(ちんご)の神霊(しんれい)の御(ご)威徳(ゐとく)も、020国防軍(こくばうぐん)も皆(みな)千引岩(ちびきいは)であつて、021侵入(しんにふ)し来(きた)る魔軍(まぐん)を撃退(げきたい)し又(また)は防止(ばうし)する兵力(へいりよく)の意義(いぎ)であります。
022 『中(なか)に置(お)き事戸(ことど)を渡(わた)す』と云(い)ふ事(こと)は、023霊主(れいしゆ)体従(たいじゆう)の国家(こくか)国民(こくみん)と、024体主(たいしゆ)霊従(れいじゆう)の国家(こくか)国民(こくみん)とは、025到底(たうてい)融合(ゆうがふ)親睦(しんぼく)の望(のぞ)みは立(た)たぬ。026堂(だう)しても天賦(てんぷ)的(てき)に、027国魂(くにたま)が異(ことな)つて居(を)るから、028神国(しんこく)の行(や)り方(かた)、029異国(いこく)(黄泉国(よもつのくに))はその国魂(くにたま)相応(さうおう)の行(や)り方(かた)で、030霊主(れいしゆ)体従(たいじゆう)国(こく)と体主(たいしゆ)霊従(れいじゆう)国(こく)とを立別(たてわけ)ると云(い)ふ神勅(しんちよく)が事戸(ことど)を渡(わた)すと云(い)ふ事(こと)であります。
031 善一筋(ぜんひとすぢ)の政治(せいぢ)や神軍(しんぐん)の兵法(へいはふ)は、032体主(たいしゆ)霊従(れいじゆう)国(こく)の軍法(ぐんぱふ)とは根本(こんぽん)的(てき)に相違(さうゐ)して居(を)るから、033一切(いつさい)を茲(ここ)に立別(たてわけ)て、034霊主(れいしゆ)体従(たいじゆう)国(こく)は霊主(れいしゆ)体従(たいじゆう)国(こく)の世(よ)の持方(もちかた)、035体主(たいしゆ)霊従(れいじゆう)は体主(たいしゆ)霊従(れいじゆう)の世(よ)の治(をさ)め方(かた)と、036区別(くべつ)を付(つ)けられた事(こと)であります。037要(えう)するに神国(しんこく)の土地(とち)へは、038黄泉軍(よもつぐん)の不良(ふりやう)分子(ぶんし)は立入(たちい)るべからずとの御(ご)神勅(しんちよく)であります。039人皇(じんくわう)第十代(だいじふだい)崇神(すじん)天皇(てんわう)様(さま)が、040皇運(くわううん)発展(はつてん)の時機(じき)を待(ま)たせ玉(たま)ふ御(ご)神慮(しんりよ)より、041光(ひかり)を和(やはら)げ塵(ちり)に同(まじ)はりて、042海外(かいぐわい)の文物(ぶんぶつ)を我国(わがくに)に輸入(ゆにふ)せしめ玉(たま)ひし如(ごと)く、043何時(いつ)までも和光(わくわう)同塵(どうぢん)の制度(せいど)を、044墨守(ぼくしゆ)する事(こと)が出来(でき)ないので、045断然(だんぜん)として、046事戸(ことど)を渡(わた)さねば成(な)らぬ現代(げんだい)に立到(たちいた)つた如(ごと)き有様(ありさま)であります。047事(こと)は言辞(げんじ)論説(ろんせつ)の意味(いみ)で、048戸(と)は閉塞(へいそく)するの用(よう)であります。049要(えう)するに日本(につぽん)は皇祖(くわうそ)大神(おほかみ)の御(ご)聖訓(せいくん)を以(もつ)て、050治国(ちこく)安民(あんみん)の要道(えうだう)と決定(けつてい)され、051一切(いつさい)体主(たいしゆ)霊従(れいじゆう)国(こく)の不相応(ふさうおう)なる言論(げんろん)を輸入(ゆにふ)されないと云(い)ふ意義(いぎ)が、052乃(すなは)ち事戸(ことど)を渡(わた)し給(たま)うと云(い)ふ事(こと)であり、053之(これ)を夫婦(ふうふ)の間(あひだ)に譬(たと)へますと離縁状(りえんじやう)を渡(わた)して、054一切(いつさい)の関係(くわんけい)を断(た)つと云(い)ふ事(こと)であります。055何時(いつ)までも和光(わくわう)同塵(どうじん)的(てき)方針(はうしん)を採(と)るのは我々(われわれ)の今日(こんにち)の処世(しよせい)上(じやう)に於(おい)ても一考(いつかう)せなくては成(な)らぬ。056悪思想(あくしさう)や貧乏神(びんばふがみ)には、057一(いち)日(にち)も早(はや)く絶縁(ぜつえん)するが、058家(いへ)の為(た)めにも一身(いつしん)上(じやう)の為(ため)にも得策(とくさく)であります。059今日(こんにち)の我(わが)国家(こくか)も、060一(いち)日(にち)も早(はや)く目覚(めざ)めて我(わが)国土(こくど)に不相応(ふさうおう)なる思想(しさう)や、061論説(ろんせつ)や哲学(てつがく)宗教(しうけう)なぞと絶縁(ぜつえん)して、062所謂(いはゆる)事戸(ことど)を立(た)て渡(わた)し度(た)いもので在(あ)ります。
063『伊弉冊(いざなみの)命(みこと)宣(の)りたまはく愛(うつ)くしき我(あが)那勢(なせの)命(みこと)如此為(かくなし)たまはば汝(いまし)の国(くに)の人草(ひとくさ)、064一日(ひとひ)に千頭(ちかしら)絞(くび)り殺(ころ)さむとまをしたまひき』
065 黄泉(よもつ)大神(おほかみ)の宣言(せんげん)には、066我々(われわれ)の愛慕(あいぼ)して止(や)まない、067神国兄(なせ)の国(くに)の神宣示(みこと)を以(もつ)て、068斯(かく)の如(ごと)く黄泉国(よもつのくに)の宗教(しうけう)学説(がくせつ)を排斥(はいせき)さるるならば、069此方(こちら)にも一(ひと)つ考(かんが)へがある。070汝(なんぢ)の国(くに)の人民(じんみん)の、071上(うへ)に立(た)つて居(を)る所(ところ)の頭(かしら)役人(やくにん)どもを黄泉軍(よもついくさ)の術策(じゆつさく)を以(もつ)て、072一(いち)日(にち)に千(せん)人(にん)即(すなは)ち只(ただ)一挙(いつきよ)にして、073上(かみ)の方(はう)の役人(やくにん)どもを馘(くびき)つて了(しま)つてやる、074即(すなは)ち免職(めんしよく)をさせて見(み)せようと云(い)ふ事(こと)である。
075 惟神(かむながら)の大道(だいだう)即(すなは)ち皇祖(くわうそ)の御(ご)遺訓(ゐくん)に依(よ)つて思想界(しさうかい)を統一(とういつ)せむとする守護神(しゆごじん)があれば、076直(ただち)に時代(じだい)に遅(おく)れた骨董(こつとう)品格(ひんかく)にして、077役人(やくにん)の頭(かしら)に採用(さいよう)せないのみならず、078直(ただち)に首(くび)を馘(き)られて了(しま)ふから、079伊弉諾(いざなぎの)命(みこと)即(すなは)ち日本(につぽん)固有(こいう)の大道(だいだう)を、080宣伝(せんでん)実行(じつかう)する事(こと)を、081避(さ)けむとする利己(りこ)主義(しゆぎ)のみが発達(はつたつ)するのであります。
082 是(これ)皆(みな)黄泉軍(よもつぐん)、083体主(たいしゆ)霊従(れいじゆう)魂(だま)の頤使(いし)に甘(あま)んずる腐腸漢(ふちやうかん)計(ばか)りに成(な)つて居(を)る現代(げんだい)であります。084我々(われわれ)は伊弉諾(いざなぎの)命(みこと)の神教(しんけう)、085即(すなは)ち天神(てんしん)天祖(てんそ)の聖訓(せいくん)を天下(てんか)に宣伝(せんでん)し実行(じつかう)せむとするに当(あた)つて、086黄泉(よもつ)の軍(いくさ)の体主霊従国魂(とつくにだま)の守護神(しゆごじん)から圧迫(あつぱく)され、087日々(にちにち)千(せん)人(にん)即(すなは)ち赤誠(せきせい)の信者(しんじや)を、088大本(おほもと)より離(はな)れさせむとして、089黄泉神(よもつがみ)の手先(てさき)が、090百方(ひやつぱう)邪魔(じやま)をひろぐのも同(おな)じ意味(いみ)であります。
091 たとへ日本(にほん)の神(かみ)の教(をしへ)が結構(けつこう)と知(し)り、092又(また)大本(おほもと)の出現(しゆつげん)が、093現代(げんだい)を救(すく)ふには大必要(だいひつえう)である事(こと)を、094充分(じゆうぶん)了解(れうかい)し乍(なが)ら世間(せけん)を憚(はばか)り且(か)つ又(また)、095旧(きう)思想家(しさうか)と云(い)はれ、096終(つひ)には現今(げんこん)の位置(ゐち)より馘(くびき)られ、097社会(しやくわい)的(てき)に殺(ころ)され葬(はうむ)られて了(しま)ふ事(こと)を恐(おそ)れて世間並(せけんなみ)に至誠(しせい)貫天(くわんてん)的(てき)の、098社会(しやくわい)奉仕(ほうし)の大本(おほもと)を悪評(あくへう)し、099かつ圧迫(あつぱく)するを以(もつ)て、100安全(あんぜん)の策(さく)と心得(こころえ)て居(を)る守護神(しゆごじん)許(ばか)りで表面(へうめん)上(じやう)大本(おほもと)の信者(しんじや)たる事(こと)を標榜(へうぼう)するが最後(さいご)、101直(ただち)に其(そ)の赤誠人(せきせいじん)は軍人(ぐんじん)と言(い)はず、102教育家(けういくか)と言(い)はず会社員(くわいしやゐん)と言(い)はず、103馘(くびき)られ職(しよく)を免(めん)ぜられると云(い)ふ事(こと)が『一(いち)日(にち)に千(せん)人(にん)絞(くびき)り殺(ころ)さむとまをしたまひき』と云(い)ふ事(こと)になるので在(あ)ります。
104『爾(ここ)に伊弉諾(いざなぎの)命(みこと)詔(の)り玉(たま)はく、105愛(うつ)くしき我(あが)那邇妹(なにもの)命(みこと)、106汝(いまし)然為(しかし)たまはば吾(あれ)はや、107一(いち)日(にち)に千五百(ちいほ)産屋(うぶや)立(た)ててむと詔(の)りたまひき。108是(これ)を以(もつ)て一(いち)日(にち)に必(かなら)ず千(せん)人(にん)死(し)に一(いち)日(にち)に必(かなら)ず千五百(ちいほ)人(にん)なも生(うま)るる』
109 茲(ここ)に伊弉諾(いざなぎの)命(みこと)は、110我(あが)愛(あい)する那邇妹(なにもの)命(みこと)よ、111思想(しさう)問題(もんだい)を以(もつ)て日(ひ)の御国(みくに)を混乱(こんらん)せしめ猶(な)ほ亦(また)、112今(いま)一致(いつち)して武力(ぶりよく)を以(もつ)て、113我国(わがくに)を攻(せ)め給(たま)ふならば、114我(われ)にも亦(また)大決心(だいけつしん)がある。115吾(あ)は惟神(かむながら)の大道(だいだう)を発揮(はつき)して、116以(もつ)て一(いち)日(にち)に千五百(ちいほ)の産屋(うぶや)を立(た)てて見(み)ませうと仰(あふ)せられた。117御(ご)神諭(しんゆ)にある産(うぶ)の精神(せいしん)の人民(じんみん)、118生(うま)れ赤子(あかご)の心(こころ)の人民(じんみん)を養成(やうせい)する霊地(れいち)を、119産屋(うぶや)と云(い)ふのであります。
120 チは血(ち)なり赤誠(せきせい)也(なり)、121霊主(れいしゆ)体従(たいじゆう)の意(い)也(なり)、122父(ちち)の徳(とく)也(なり)、123乳(ちち)也(なり)、124塩(しほ)也(なり)。
125 イ[※ヤ行イ]は結(むす)び溜(たま)る也(なり)、126身(み)を定(さだ)めて不動(ふどう)也(なり)。
127 ホは、128上(うへ)に顕(あら)はる也(なり)、129太陽(たいやう)の明分(めいぶん)也(なり)、130照込(てりこみ)也(なり)、131天(てん)の心(こころ)也(なり)。
132 ウ[※ア行ウ]は結(むす)び合(あ)ふ也(なり)、133真実(しんじつ)金剛力(こんがうりき)也(なり)、134親(おや)の働(はたら)き也(なり)。
135 ブは茂(しげ)り栄(さか)ふ也(なり)、136世(よ)の結(むす)び所(どころ)也(なり)、137父母(ふぼ)を思(おも)ひ合(あ)ふ也(なり)。
138 ヤは固有(こいう)の大父(たいふ)也(なり)、139天(てん)に帰(かへ)る也(なり)、140経綸(けいりん)の形(かた)也(なり)。
141以上(いじやう)のチイホウブヤの六言霊(ろくげんれい)を納(をさ)むる時(とき)は、142神(かみ)の血筋(ちすぢ)因縁(いんねん)の身魂(みたま)が集(よ)り合(あ)ひて、143赤誠(せきせい)の実行(じつかう)を修(おさ)め、144霊主(れいしゆ)体従(たいじゆう)の本領(ほんりやう)を発揮(はつき)し、145天(てん)の父(ちち)たり、146地(ち)の母(はは)たるの位(くらゐ)を保(たも)ちて、147仁恵(めぐみ)の乳(ちち)を万民(ばんみん)に含(ふく)ませ、148大海(たいかい)の塩(しほ)の如(ごと)く、149総(すべ)ての汚(けが)れを浄(きよ)め、150総(すべ)ての物(もの)に美(うる)はしき味(あぢ)を与(あた)へ腐敗(ふはい)を防(ふせ)ぎ、151有為(いうゐ)の人材(じんざい)一団(いちだん)と成(な)りて、152我身(わがみ)の方向(はうかう)進路(しんろ)を安定(あんてい)し、153以(もつ)て邪説(じやせつ)貪欲(どんよく)に心(こころ)を動(うご)かさず、154俗界(ぞくかい)の上(うへ)に超然(てうぜん)として顕(あら)はれ、155大神(おほかみ)の大御心(おほみこころ)を宇内(うだい)に照(て)り込(こ)ませ、156太陽(たいやう)の明分(めいぶん)即(すなは)ち日(ひ)の神国(しんこく)の天職(てんしよく)を明(あきら)かに教(をし)へ覚(さと)し、157至真(ししん)至実(しじつ)の大(だい)金剛力(こんがうりき)を蓄(たくは)へ、158世界(せかい)の親(おや)たるの活動(くわつどう)を為(な)し、159上下(しやうか)の階級(かいきふ)一(ひと)つの真道(まみち)に由(よ)りて結合(けつがふ)し、160日々(にちにち)に結(むす)びの力(ちから)を加(くは)へ、161終(つひ)には世界(せかい)を統一(とういつ)結合(けつがふ)し、162父母(ふぼ)として万民(ばんみん)慕(した)ひ集(あつ)まり固有(こいう)の大父(たいふ)なる国祖(こくそ)大国常立(おほくにとこたちの)神(かみ)の御稜威(みいづ)を仰(あふ)ぎ、163天賦(てんぷ)の霊性(れいせい)に帰(かへ)りて世界(せかい)を経綸(けいりん)し以(もつ)て、164三千(さんぜん)世界(せかい)を開発(かいはつ)し、165救済(きうさい)する聖場(せいぢやう)の意義(いぎ)であります。166要(えう)するに、167地(ち)の高天原(たかあまはら)なる綾部(あやべ)の大本(おほもと)の、168神示(しんじ)の経綸(けいりん)は、169乃(すなは)ち千五百(ちいほ)産屋(うぶや)に相当(さうたう)するのであります。170大本(おほもと)の御(ご)神諭(しんゆ)には『綾部(あやべ)は三千(さんぜん)世界(せかい)の世(よ)の立替(たてかへ)立直(たてなほ)しの地場(ぢば)であるから、171日(ひ)の大神(おほかみ)様(さま)の御(ご)命令(めいれい)によりて、172世界(せかい)の人民(じんみん)を天(てん)の大神(おほかみ)の誠(まこと)一(ひ)とつで此(こ)の世(よ)を治(をさ)める結構(けつこう)な地(ち)の高天原(たかあまはら)であるぞよ』と示(しめ)されてあるも、173所謂(いはゆる)千五百(ちいほ)産屋(うぶや)の意義(いぎ)にして、174生(うま)れ赤子(あかご)の純良(じゆんりやう)なる身魂(みたま)を産(う)み育(そだ)て玉(たま)ふ神界(しんかい)の大経綸(だいけいりん)の中府(ちうふ)であります。175故(ゆゑ)に何程(なにほど)黄泉(よもつ)大神(おほかみ)の精神(せいしん)より出(い)でたる、176過激(くわげき)的(てき)思想(しさう)も侵略(しんりやく)的(てき)の体主(たいしゆ)霊従(れいじゆう)国(こく)軍(ぐん)も、177綾部(あやべ)に千五百(ちいほ)産屋(うぶや)の儼存(げんぞん)する限(かぎ)りは、178如何(いかん)ともする事(こと)が出来(でき)ないのであります。179亦(また)之(これ)を文章(ぶんしやう)の侭(まま)に解(かい)する時(とき)は、180一(いち)日(にち)に千(せん)人(にん)死(し)して千五百(せんごひやく)人(にん)生(うま)れ出(い)づる時(とき)は、181結局(けつきよく)人口(じんこう)は年(とし)を追(お)うて増進(ぞうしん)する故(ゆゑ)に、182之(これ)を天(あめ)の益人(ますひと)と謂(ゐ)ふのであります。183天(あめ)の益人(ますひと)は天下(てんか)国家(こくか)の為(ため)に利益(りえき)を計(はか)る、184至誠(しせい)の人(ひと)の意味(いみ)にも成(な)るのであります。185我(わが)大本(おほもと)の誠(まこと)の信徒(しんと)は、186皆(みな)一同(いちどう)に天(あめ)の益人(ますひと)とならねば成(な)らぬ。187亦(また)日本(にほん)全体(ぜんたい)を通(つう)じて天(あめ)の益人(ますひと)たるの行動(かうどう)をとつて、188国家(こくか)を開発(かいはつ)進展(しんてん)せしめ、189黄泉国(よもつのくに)なる国々(くにぐに)に其(そ)の範(はん)を垂(た)れ示(しめ)さねば、190神国(しんこく)の神民(しんみん)たる天職(てんしよく)を尽(つく)す事(こと)は出来(でき)ぬのであります。191今日(こんにち)社会(しやくわい)主義(しゆぎ)や過激派(くわげきは)にかぶれた、192不良(ふりやう)国民(こくみん)が黄泉軍(よもついくさ)の眷属(けんぞく)となり、193大官(だいくわん)連中(れんちう)に不穏(ふおん)なる脅迫状(けうはくじやう)を送(おく)つたり、194大本(おほもと)の幹部(かんぶ)連中(れんちう)に向(むか)つて、195同様(どうやう)の脅迫状(けうはくじやう)が舞(ま)ひ込(こ)んで来(く)るのも、196千(せん)人(にん)を殺(ころ)さむと白(まを)したまひきの意味(いみ)であります。197米国(べいこく)加州(かしう)の排日案(はいにちあん)が通過(つうくわ)したのも、198西伯利亜(しべりや)満洲(まんしう)支那(しな)朝鮮(てうせん)の排日(はいにち)行動(かうどう)も、199排貨(はいくわ)運動(うんどう)の実現(じつげん)も、200各地(かくち)の小吏(せうり)が大本(おほもと)に極力(きよくりよく)反対(はんたい)し、201且(か)つ我(わが)行動(かうどう)を妨害(ばうがい)しつつあるのも、202皆(みな)黄泉軍(よもつぐん)の一(いち)日(にち)に千(せん)人(にん)くびらむ、203と白(まを)し玉(たま)ひきの実現(じつげん)であります。
204 太陽面(たいやうめん)に、205地球(ちきう)の七八倍(しちはちばい)もある円形(ゑんけい)にして巨大(きよだい)なる黒点(こくてん)が出現(しゆつげん)し、206約(やく)七万(しちまん)哩(マイル)の直径(ちよくけい)を有(いう)し、207吾人(ごじん)の肉眼(にくがん)を以(もつ)て明視(めいし)し得(う)る如(ごと)くに成(な)つて居(を)るのも、208日(ひ)の若宮(わかみや)に坐(ま)す伊弉諾(いざなぎの)命(みこと)を、209黄泉軍(よもつぐん)の犯(をか)しつつある表徴(へうちよう)であります。210亦(また)この黒点(こくてん)が現(あら)はれると、211其(そ)の年(とし)及(およ)び前後(ぜんご)数(すう)年間(ねんかん)は、212従来(じうらい)の記録(きろく)に依(よ)つて調(しら)べて見(み)ると、213第一(だいいち)気候(きこう)が不順(ふじゆん)で、214悪病(あくびやう)天下(てんか)に蔓延(まんえん)し、215饑饉(ききん)旱魃(かんばつ)等(とう)は大抵(たいてい)その時(とき)に現(あら)はれ、216人心(じんしん)の騒擾(さうぜう)極点(きよくてん)に達(たつ)する時(とき)であります。217天明(てんめい)の大饑饉(だいききん)も、218太陽(たいやう)の黒点(こくてん)と時(とき)を同(おな)じうして現(あら)はれて居(ゐ)る。219今日(けふ)此(この)頃(ごろ)の天候(てんこう)の不順(ふじゆん)も亦(また)この黒点(こくてん)の影響(えいきやう)である。220況(いは)んや今度(こんど)の如(ごと)き、221開闢(かいびやく)以来(いらい)未曾有(みぞう)の大黒点(だいこくてん)に於(おい)ておやであります。222アヽ一天(いつてん)一日(いちじつ)の太陽(たいやう)の黒点(こくてん)、223果(はた)して何(なに)を意味(いみ)するものぞ。224伊弉諾(いざなぎの)命(みこと)の持(も)たせ玉(たま)へる一(ひと)ツ火(び)の光(ひかり)も、225半(なか)ば消滅(せうめつ)せむとするには非(あら)ざるか、226我(われ)等(ら)は一(いち)日(にち)も早(はや)く千五百(ちいほ)産屋(うぶや)は愚(おろか)、227八千五百(やちいほ)産屋(うぶや)万産屋(よろづうぶや)を建(た)て、228以(もつ)て君国(くんこく)の為(た)めに大活動(だいくわつどう)を開始(かいし)せざるべからざるを切(せつ)に感(かん)ぜざるを得(え)ないのであります。
229『故(かれ)其(その)伊弉冊(いざなみの)命(みこと)を、230黄泉津(よもつ)大神(おほかみ)と謂(まを)す。231亦(また)其(そ)の追及(おひき)しに由(よ)りて、232道敷(ちしきの)大神(おほかみ)と称(まを)すとも云(い)へり』
233 チシキの大神(おほかみ)の言霊(ことたま)を解(かい)すれば、
234 チは血(ち)也(なり)、235数(かず)の児(こ)を保(たも)つ也(なり)、236外(ほか)に乱(みだ)れ散(ち)る也(なり)。
237 シは却(かへつ)て弛(ゆる)み撒(さばえ)る也(なり)、238世(よ)の現在(げんざい)也(なり)。
239 キは打返(うちかへ)す也(なり)、240打(う)ち砕(くだ)く也(なり)。
241 之(これ)を一言(いちげん)に約(やく)する時(とき)は、242数多(あまた)の児(こ)即(すなは)ち千五百(ちいほ)軍(いくさ)を部下(ぶか)に有(いう)し、243血脈(けつみやく)を保(たも)ち外(そと)に向(むか)つて乱(らん)を興(おこ)し終(つひ)に自(みづか)ら散乱(さんらん)し現在(げんざい)の世(よ)の一切(いつさい)を弛廃(しはい)せしめ、244以(もつ)て正道(せいだう)を打返(うちかへ)して、245邪道(じやだう)に化(くわ)し、246至仁(しじん)至愛(しあい)の惟神(かむながら)の、247生成(せいせい)化育(くわいく)の道(みち)を打砕(うちくだ)く、248大神(おほかみ)と云(い)ふ事(こと)であります。249現代(げんだい)は国(くに)の内外(ないぐわい)を問(と)はず、250洋(やう)の東西(とうざい)を論(ろん)ぜず道敷(ちしき)の大神(おほかみ)の最(もつと)も活動(くわつどう)を続行(ぞくかう)し玉(たま)ふ時(とき)であります。
251『亦(また)其(そ)の黄泉(よもつ)の坂(さか)に塞(さや)れりし石(いし)は道反(ちがへしの)大神(おほかみ)とも号(まを)し塞坐(さやります)黄泉戸(よみどの)大神(おほかみ)とも謂(まを)す』
252 チカヘシの大神(おほかみ)はウチカヘシの大神(おほかみ)と云(い)ふ事(こと)で在(あ)り、253又(また)邪道(じやだう)を塞(ふさ)ぎて邪道(じやだう)を通過(つうくわ)せしめずと云(い)ふ意義(いぎ)であります。254古来(こらい)町(まち)の入口(いりぐち)や出口(でぐち)には、255塞(さえ)の神(かみ)と謂(ゐ)うて巨大(きよだい)なる石(いし)が祭(まつ)つて在(あ)つたもので在(あ)ります。256是(これ)も邪悪(じやあく)を町村内(ちやうそんない)に侵入(しんにふ)させぬ為(ため)の目的(もくてき)であります。257吾人(ごじん)の家屋(かをく)を建(た)つるにしても、258礎石(そせき)を用(もち)ゐ、259又(また)その周囲(しうゐ)に石(いし)を積(つ)み、260又(また)は延(の)べ石(いし)を廻(めぐ)らすも、261皆(みな)悪鬼(あくき)邪神(じやしん)の侵入(しんにふ)を防止(ばうし)するの意義(いぎ)より、262起元(きげん)したもので在(あ)ります。263今日(こんにち)の思想界(しさうかい)にも此(こ)の大石(おほいし)が沢山(たくさん)に欲(ほ)しいものであります。
264『故(かれ)其(そ)の所謂(いはゆる)黄泉津(よもつ)比良坂(ひらさか)は、265今(いま)出雲国(いづものくに)の伊賦夜(いふや)坂(ざか)とも謂(ゐ)ふ』
266 伊賦夜(いふや)坂(ざか)の言霊(ことたま)を解(かい)すれば、
267 イ[※ア行イ]は強(つよ)く思(おも)ひ合(あ)ふ也(なり)、268同(おな)じく平等(べうどう)也(なり)、269乱(みだ)れ動(うご)く也(なり)、270破(やぶ)れ動(うご)く也(なり)。
271 フは進(すす)み行(ゆ)く也(なり)、272至極(しごく)鋭敏(えいびん)也(なり)、273忽(たちま)ち昇(のぼ)り忽(たちま)ち降(くだ)る也(なり)、274吹(ふ)き出(だ)す也(なり)。
275 ヤは外(そと)を覆(おほ)ふ也(なり)、276固有(こいう)の大父(たいふ)也(なり)、277焼(や)く也(なり)、278失(しつ)也(なり)[※「失」は「矢」の誤字の可能性がある。「言霊の大要」(『神霊界』大正7年3月1日号p20)では「矢」でフリガナが無いが、大石凝眞素美の『大日本言霊』では「矢」に「ヤ」とフリガナが付いている。黄泉比良坂の古事記言霊解は大正9年11月1日に綾部の五六七殿で講演した講演録であり、3つの文献に掲載されている。『神の国』大正9年12月1日号(皇典と現代2)p24では「失(うしなふ)」、『霊界物語』第8巻第43章「言霊解五」(大正11年2月9日再録、昭和10年3月4日校正)では「失(しつ)」、『出口王仁三郎全集 第5巻』(昭和10年6月30日発行)p59は「失(しつ)」になっている。]、279裏面(りめん)の天地(てんち)也(なり)。
280 ザ[※以下の活用は「ザ」ではなく「サ」の言霊の活用である。]は騒(さわ)ぎ乱(みだ)る也(なり)、281⦿(す)に事(こと)在(あ)る也(なり)、282降(くだ)り極(きま)る也(なり)、283破壊(はくわい)也(なり)。
284 カは一切(いつさい)の発生(はつせい)也(なり)、285光(ひかり)輝(かがや)く也(なり)、286懸(か)け出(だ)し助(たす)くる也(なり)、287鍵(けん)也(なり)。
288 イフヤザカの五(ご)言霊(ことたま)を約言(やくげん)する時(とき)は善悪(ぜんあく)正邪(せいじや)の分水嶺(ぶんすゐれい)であります。289男神(をがみ)の伊弉諾(いざなぎの)命(みこと)と女神(めがみ)の伊弉冊(いざなみの)命(みこと)と、290互(たが)ひに自分(じぶん)の住(ぢう)し、291かつ占有(せんいう)する国土(こくど)を発展(はつてん)せしめむと、292強(つよ)く思(おも)ひ合(あ)ひて争(あらそ)ひ賜(たま)ふ所(ところ)は同(おな)じく平等(べうどう)にして何(なん)の差別(さべつ)もなく、293只々(ただただ)施政(しせい)の方針(はうしん)に大(だい)なる正反対(せいはんたい)の意見(いけん)あるのみ。294然(さ)れど女神(めがみ)黄泉神(よもついくさ)の御(ご)経綸(けいりん)は惟神(かむながら)の大道(だいだう)に背反(はいはん)せるが故(ゆゑ)に、295終(つひ)に海外(かいぐわい)の某々(ぼうぼう)の如(ごと)く悉(ことごと)く大動乱(だいどうらん)大破裂(だいはれつ)の惨状(さんじやう)を露出(ろしゆつ)したのは、296近来(きんらい)事実(じじつ)の確証(かくしよう)する所(ところ)であります。
297 男神(をがみ)の神国(しんこく)は、298日進(につしん)月歩(げつぽ)至極(しごく)鋭敏(えいびん)にして、299終(つひ)に世界(せかい)の大強国(だいきやうこく)の仲間入(なかまい)りを為(な)したり。300されど忽(たちま)ち昇(のぼ)り忽(たちま)ち降(くだ)るの虞(おそ)れあり。301黄泉国(よもつくに)の二(に)の舞(まひ)を演(えん)ぜざる様(やう)、302注意(ちうい)を要(えう)する次第(しだい)であります。303ヤは日本(にほん)にして、304何処(どこ)までも徳(とく)を積(つ)み輝(かがや)きを重(かさ)ねつつ、305外面(ぐわいめん)を覆(おほ)ひ、306以(もつ)て克(よ)く隠忍(いんにん)し、307天下(てんか)の大徳(だいとく)を保(たも)ちて天下(てんか)に臨(のぞ)むと雖(いへど)も黄泉国(よもつくに)の八雷神(やくさのいかづちがみ)や、308千五百(ちいほ)の妖軍(ようぐん)は何(なん)の容赦(ようしや)も荒々(あらあら)しく、309焼(せう)也(なり)、310天(てん)也(なり)、311の活動(くわつどう)を成(な)し、312裏面(りめん)の天地(てんち)を生(う)み成(な)しつつあり。313故(ゆゑ)に世界(せかい)各国(かくこく)は殆(ほとん)ど騒乱(さうらん)の極(きは)みに達(たつ)し正義(せいぎ)仁道(じんだう)は地(ち)を払(はら)ひ、314⦿(す)に事(こと)の在(あ)りし暴国(ぼうこく)なり。315茲(ここ)に仁義(じんぎ)の神(かみ)の国(くに)の一切(いつさい)の善事(ぜんじ)瑞祥(ずいしやう)発生(はつせい)して、316仁慈(みろく)大神(おほかみ)の神世(しんせい)に復(ふく)し治(をさ)め、317暗黒界(あんこくかい)を光(ひか)り輝(かがや)かせ、318妖軍(ようぐん)に悩(なや)まされ滅亡(めつぼう)せむとする、319国土(こくど)人民(じんみん)に対(たい)しては身命(しんめい)を投(な)げだして救助(きうじよ)し治国(ちこく)平(へい)天下(てんか)の神鍵(しんけん)を握(にぎ)る可(べ)き、320治乱(ちらん)興亡(こうばう)の大(だい)境界線(きやうかいせん)を画(くわく)せる、321現代(げんだい)も亦(また)これ出雲(いづも)の国(くに)の伊賦夜(いふや)坂(ざか)と謂(い)ふべきものであります。322(完)
323(大正九・一一・一 午前 五六七殿講演 外山豊二録)
324(大正一一・二・一一 旧一・一五 谷村真友再録)
325(第三七章~第四三章 昭和一〇・三・四 於綾部穹天閣 王仁校正)
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