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第四二章 言霊解(げんれいかい)四〔三九二〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第8巻 霊主体従 未の巻 篇:第6篇 黄泉比良坂 よみ(新仮名遣い):よもつひらさか
章:第42章 言霊解四 よみ(新仮名遣い):げんれいかい四 通し章番号:392
口述日:1922(大正11)年02月11日(旧01月15日) 口述場所: 筆録者:谷村真友(再録) 校正日: 校正場所: 初版発行日:1922(大正11)年6月15日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
醜い姿を見られた伊邪那美命が、恥をかかせられたと言って予母都志許売を遣わして追わせた、というのは、大本の一つ火の明光に照らされた悪神たちが、逆に圧迫妨害を加えて四方八方から攻め立てる、ということなのである。
伊邪那岐命が黒御鬘を取って投げ捨てると、蒲子が生った、というのは、幽玄な神の御教えを天下に宣伝すると、美しい誠の新信者ができた、ということである。黄泉醜女が、一人一人に圧迫を加える、ということである。
ここにおいて神はついに、神界の一輪咲いた梅の花である経綸を現して黄泉醜女に向かって宣伝した。すると箏という上流貴紳の了解を得て、大本の使命が純忠純良なことが天下に知られる、ということである。
邪神の頭株が大本の経綸を破壊しようと苦心しつつあるうちに、神国の危機を救うべき準備を整えていくことである。
黄泉軍とは、大本にたとえると社会主義者、仏教家、キリスト教徒などが露骨な圧迫を加えてくることである。世界にたとえると、侵略とか利権獲得などの良からぬ目的のために戦いを起こす賊軍のことである。
ヒラサカとは、尊厳無比にして世界全体を照らし、統一し、仁慈を施す神軍である。霊系の大本神である日の大神の徳と万世一系の皇徳を備えている。⦿(ス)に変あるときは、水の精である月光が世に出て皇国の栄を守り、抑え忍んだ公憤を発して向かい戦い、神威皇徳を世界に輝かすという、神軍のことを言うのである。
坂本は大本のことであり、三つの桃は瑞霊の御魂のことである。瑞霊が十拳剣の精なる神の教えによって待ち討つとき、黄泉軍はことごとく敗走した、ということである。
伊邪那岐命は自分の命を救ってくれた、と桃の実つまり瑞霊とその聖なる団体に向かって賞賛された。今後においても、万一危機が出来したら、報国の大活躍をして万民を救え、と言い、オホカムツミと名を賜った。
オホカムツミの言霊は、惟神の大道を天下に宣伝する至誠至忠の聖団、忠良な柱石神である、というご賞賛である。今の世に、麻柱の大道を実行する大神津見命は、今いずこに活躍しているのだろうか。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2021-06-10 22:48:25 OBC :rm0842
愛善世界社版:306頁 八幡書店版:第2輯 260頁 修補版: 校定版:310頁 普及版:137頁 初版: ページ備考:
初出[?]この文献の初出または底本となったと思われる文献です。[×閉じる]神霊界 > 大正9年12月1日号(第132号) > 皇典と現代(二)
001(その)(いも)伊弉冊(いざなみの)(みこと)(われ)(はぢ)()せたまひつと(まを)したまひて、002(すなは)黄泉(よもつ)醜女(しこめ)(つか)はして()はしめき』と()(こと)は、003以上(いじやう)(ごと)くに(みだ)()てたる醜状(しうじやう)を、004(かみ)(ひかり)なる(ひと)()()らされ、005(つら)(かは)曳剥(ひきめく)られて侮辱(ぶじよく)されたと()つて、006大本(おほもと)であれば(こころ)(あた)醜悪(しうあく)なる教信徒(けうしんと)一生(いつしやう)懸命(けんめい)大本(おほもと)教主(けうしゆ)反抗(はんかう)すると()ふことであり、007世界(せかい)()へば、008益々(ますます)立腹(りつぷく)して大本(おほもと)圧迫(あつぱく)し、009窮地(きうち)(おとしい)れむとする人物(じんぶつ)出現(しゆつげん)すると()(こと)()るから、010(まこと)(をしへ)(ひら)くと()(こと)は、011随分(ずゐぶん)六ケ敷(むつかしき)事業(じげふ)であります。012今日(こんにち)のやうな無明(むみやう)闇黒(あんこく)社会(しやくわい)()れられる(やう)(をしへ)なら(べつ)苦労(くらう)艱難(かんなん)()らぬ、013四方(しはう)八方(はつぱう)から()(はや)されるで()らうが、014その(やう)(をしへ)なら現代(げんだい)覚醒(かくせい)し、015人心(じんしん)改造(かいざう)する(こと)出来(でき)ない。016国家(こくか)泰山(たいざん)(やす)きに()(たてまつ)らむとするの志士(しし)仁人(じんじん)(すべ)ての迫害(はくがい)(たたか)ひ、017(すべ)ての悪魔(あくま)()()ち、018()(もつ)天下(てんか)(あた)るの勇猛心(ゆうまうしん)(えう)するのであります。019黄泉(よもつ)醜女(しこめ)(けつ)して(わる)魔女(まぢよ)(こと)では()い。020今日(こんにち)人間(にんげん)上下(しやうか)(とも)(をとこ)(をんな)も、021八九分(はちくぶ)(どほ)りまで醜女(しこめ)であります。022何処(どこ)にも一点(いつてん)男子(だんし)らしき、023勇壮(ゆうさう)なる果断(くわだん)なる意気(いき)(みと)むる(こと)出来(でき)ぬ。024()ういふやうな黄泉(よもつ)醜女(しこめ)らが、025大本(おほもと)(ひと)()明光(めいくわう)(てら)されて、026(なつ)(むし)(ごと)くに()しに()ては(かへ)つて自分(じぶん)大怪我(おほけが)をするのであります。027今日(こんにち)大本(おほもと)四方(しはう)八方(はつぱう)から()()てられ、028人民(じんみん)保護(ほご)()(しよく)()人々(ひとびと)までが、029(とき)には逆様(さかさま)攻撃(こうげき)妨害(ばうがい)(くは)へむとして()るのであります。030(これ)大本(おほもと)四方突(よもつ)醜目(しこめ)()てをると()ふのであります。
031 (しか)至誠(しせい)思国(しこく)吾々(われわれ)大本人(おほもとびと)は、032所在(あらゆる)(すべ)ての圧迫(あつぱく)と、033妨害(ばうがい)()()(ため)に、034(ひと)つの(ちから)(たくは)へねば()らぬ(ごと)く、035世界(せかい)(たい)しても我国(わがくに)は、036充分(じゆうぶん)準備(じゆんび)(ととの)へねばならぬ。037(すなは)神典(しんてん)所謂(いはゆる)黒御鬘(くろみかづら)()()つて(かか)らねば()らぬのであります。
038(かれ)伊弉諾(いざなぎの)(みこと)黒御鬘(くろみかづら)()りて()()(たま)ひしかば、039(すなは)蒲子(ゑびかづらのみ)()りき』
040 (これ)今日(こんにち)大本(おほもと)(たと)へると、041幽玄(くろき)(うる)はしき(かみ)御教(みをしへ)を、042天下(てんか)宣伝(せんでん)する(こと)を『()()(たま)ひき』といふのであります。043蒲子(ゑびかづらのみ)()りき』と()(こと)は、044(うる)はしき(まこと)新信者(しんしんじや)出来(でき)たと()(こと)であります。045黄泉(よもつ)(かみ)醜女(しこめ)は、046また(これ)(むか)つて一人(ひとり)々々(ひとり)種々(しゆじゆ)圧迫(あつぱく)妨害(ばうがい)(くは)へると()(こと)が、047(これ)(ひろ)()む』と()ふのであります。048(いづ)れの教子(をしへご)にも(ことごと)四方突(よもつ)(いくさ)()(かげ)(おと)さしに(まは)つて()る。049その(あひだ)(また)(ひと)つの戦闘(せんとう)準備(じゆんび)着手(ちやくしゆ)する(こと)を『()()でますを』と()ふのであります。
050(なほ)()ひしかば、051(また)()(みぎり)御角髪(みみづら)()せる、052湯津津間(ゆづつま)(ぐし)引闕(ひきかぎ)て、053()()てたまひしかば(すなは)(たかむら)()りき』
054 蒲子(ゑびかづらのみ)とも()ふべき信仰(しんかう)(わか)信者(しんじや)を、055片端(かたつぱし)から追詰(おひつ)引落(ひきおと)しにかけ(なが)ら、056なほもそれに()()らずして、057大々(だいだい)(てき)妨害(ばうがい)(くは)へむとの乱暴(らんばう)には、058(かみ)(つひ)堪忍袋(かんにんぶくろ)()()れたので、059(みぎ)御角髪(みみづら)にまかせる湯津津間(ゆづつま)(ぐし)引闕(ひきかぎ)て、060(すなは)神界(しんかい)一輪(いちりん)()いた(うめ)(はな)経綸(しぐみ)表顕(あらは)して、061所在(あらゆる)四方突(よもつ)醜女(しこめ)(むか)つて宣伝(せんでん)した(ところ)が、062(つひ)(たかむら)()ふ、063上流(じやうりう)貴紳(きしん)身分の高い人という意了解(れうかい)()064至誠(しせい)(てん)(つう)じて、065いよいよ大本(おほもと)使命(しめい)純忠(じゆんちう)純良(じゆんりやう)なる(こと)を、066天下(てんか)()らるるやうに()るのを(たかむら)()りきと()ふのであります。067(これ)全地球(ぜんちきう)(じやう)出来事(できごと)(たい)する()神書(しんしよ)であれども、068(すべ)ての信徒(しんと)了解(れうかい)出来(でき)(やす)いやうに、069現今(げんこん)大本(おほもと)将来(しやうらい)大本(おほもと)使命(しめい)引用(いんよう)して、070説明(せつめい)(くだ)したのであります。
071(これ)()()(あひだ)逃行(にげい)でましき』
072 又々(またまた)邪神(じやしん)頭株(あたまかぶ)が、073大本(おほもと)折角(せつかく)経綸(しぐみ)破壊(はくわい)せむと、074百方(ひやつぱう)苦心(くしん)しつつ()(うち)に、075いよいよ神国(しんこく)危急(ききふ)(すく)()き、076諸々(もろもろ)準備(じゆんび)(ととの)へ、077何時(なんどき)にても身命(しんめい)国家(こくか)(ささ)(たてまつ)つて、078君国(くんこく)(まも)るべき用意(ようい)(ととの)へて()くと()(こと)が、079(これ)()()(あひだ)逃行(にげい)でましき』と()意義(いぎ)であります。
080(また)(あと)には()八種(やくさ)雷神(いかづちがみ)千五百(ちいほ)黄泉軍(よもついくさ)()へて()はしめき』
081 (これ)大本(おほもと)(たと)へて()ると、082八種(やくさ)(いかづち)(まへ)詳述(しやうじゆつ))に(くは)ふるに社会(しやくわい)主義者(しゆぎしや)または仏教家(ぶつけうか)083基督(キリスト)教徒(けうと)などの、084数限(かずかぎ)りなき露骨(ろこつ)なる運動(うんどう)(おこ)して、085(ちから)(かぎ)攻撃(こうげき)()()(きた)(こと)であります。086(これ)世界(せかい)対照(たいせう)する(とき)は、087前述(ぜんじゆつ)八種(やくさ)悪魔(あくま)潜在(せんざい)する(うへ)に、088千五百(ちいほ)(いくさ)(すなは)()(くに)から、089日本(にほん)霊主(れいしゆ)体従(たいじゆう)なる神国(しんこく)()めて()ると()(こと)になるのであります。090黄泉軍(よもついくさ)()ふことは、091占領(せんりやう)とか、092侵略(しんりやく)とか、093利権(りけん)獲得(くわくとく)とか、094()からぬ目的(もくてき)(ため)(たたか)ひを(ひら)(くに)賊軍隊(ぞくぐんたい)()ひであります。
095(かれ)御佩(みはか)せる十拳剣(とつかのつるぎ)()きて、096後手(しりへで)()きつつ()()ませるを』
097 霊主(れいしゆ)体従(たいじゆう)神軍(しんぐん)戦備(せんび)(ととの)へながら(すなは)十拳剣(とつかのつるぎ)()きながら、098充分(じゆうぶん)隠忍(いんにん)(あへ)(たたか)はず、099なるべく世界(せかい)人類(じんるゐ)平和(へいわ)()め、100治国(ちこく)安民(あんみん)(ため)言向(ことむけ)平和(やは)さむとする意味(いみ)()して『後手(しりへで)()きつつ()()ませる』と()ふのであります。
101()坂本(さかもと)なる(もも)()三個(さんこ)()りて待撃(まちう)ちたまひしかば(ことごと)()(かへ)りき』
102 ヒラサカ言霊(ことたま)明徹(めいてつ)(なり)103尊厳(そんげん)(なり)104顕幽(けんいう)(みな)貫徹(くわんてつ)する(なり)105照智(せうち)(なり)106光明(くわうみやう)遍照(へんぜう)十方(じつぱう)世界(せかい)(なり)107()(あさ)(なり)108大慈(だいじ)大悲(だいひ)五六七(みろく)神徳(しんとく)(なり)109言霊(ことたま)は、110高皇(たかみ)産霊(むすびの)(かみ)(なり)111霊系(れいけい)大本(おほもと)(なり)112無量寿(むりやうじゆ)大基(だいき)(なり)113本末(ほんまつ)一貫(いつくわん)(なり)
114 言霊(ことたま)⦿()(こと)ある(なり)115(さか)(なり)116(みづ)(おと)(なり)117(みづ)(せい)(なり)
118 言霊(ことたま)は、119(かぶ)(おほ)(なり)120(ひか)(かがや)(なり)121()()(たす)くる(なり)
122 以上(いじやう)ヒラサカ四言霊(しげんれい)活用(くわつよう)(つづ)むる(とき)は、123尊厳(そんげん)無比(むひ)にして六合(りくがふ)(てら)し、124世界(せかい)統一(とういつ)(もつ)仁慈(じんじ)(ほどこ)し、125霊系(れいけい)大本神(だいほんしん)たる()大神(おほかみ)本末(ほんまつ)一貫(いつくわん)(とく)と、126万世(ばんせい)一系(いつけい)皇徳(くわうとく)(そな)へ、127⦿()(へん)ある(とき)は、128(みづ)(せい)なる月光(げつくわう)()()で、129皇国(くわうこく)(さか)えを(まも)り、130隠忍(いんにん)したる公憤(こうふん)(はつ)して、131()()(むか)(たたか)ひ、132神威(しんゐ)皇徳(こうとく)世界(せかい)(かがや)かすてふ、133神軍(しんぐん)()ひであります。
134 (また)坂本(さかもと)神国(しんこく)(さか)()大元(おほもと)といふ(こと)であります。135大本(おほもと)といふも坂本(さかもと)意義(いぎ)である。136(もも)(もも)意義(いぎ)で、137諸々(もろもろ)武士(ぶし)といふ(こと)であります。138霊主(れいしゆ)体従(たいじゆう)日本(やまと)(だましひ)種子(たね)(すなは)(もも)()であります。139三箇(みつ)()りて()()ちたまひし』とは日本(につぽん)男子(だんし)桃太郎(ももたらう)が、140智仁勇(ちじんゆう)(たと)へたる、141(さる)(いぬ)(きじ)(もつ)て、142(たたか)ふと()(こと)であります。143(さる)()(はい)し、144(きじ)(じん)(はい)し、145(いぬ)(ゆう)(はい)するのであります。146(また)()ツと()(こと)は、147変性(へんじやう)女子(によし)なる三女神(さんによしん)瑞霊(みづ)御魂(みたま)であります。148そこで()ツの御魂(みたま)(すなは)十拳剣(とつかのつるぎ)(せい)なる(かみ)(をしへ)(よつ)悠然(いうぜん)として、149()()ちたまうた(とき)に、150黄泉軍(よもついくさ)(ことごと)敗軍(はいぐん)遁走(とんそう)して(しま)つたと()意義(いぎ)であります。
151(ここ)伊弉諾(いざなぎの)(みこと)桃子(もものみ)()(たま)はく。152(なれ)()(たす)けし(ごと)153葦原(あしはら)(なか)(くに)に、154()らゆる現在(うつしき)人民(あをひとぐさ)苦瀬(うきせ)()ちて苦患(くるしま)(とき)に、155(たす)けてよと()りたまひて、156意富(おほ)加牟豆美(かむづみの)(みこと)といふ()(たま)ひき』
157 (ここ)(おい)()大神(おほかみ)(さま)から、158(せい)なる至誠(しせい)団体(だんたい)や、159()つの御魂(みたま)(むか)つて、160()忠誠(ちうせい)(つく)し、161国難(こくなん)(すく)うて()れたと、162()()めになり、163なほ(かさ)ねて世界(せかい)人民(じんみん)戦争(せんそう)(ため)に、164塗炭(とたん)(くるし)みを()けるやうな(こと)が、165今後(こんご)において万一(まんいち)にも出来(しゆたい)したら、166今度(こんど)のやうに至誠(しせい)報国(はうこく)大活躍(だいくわつやく)をして、167天下(てんか)万民(ばんみん)(すく)うて()つて()れよ。168(いまし)にはその(かは)りに意富(おほ)加牟豆美(かむづみの)(みこと)()(たま)うと(あふ)せになつたのであります。169このオホカムツミ言霊(ことたま)奉釈(ほうしやく)すると(つぎ)(ごと)くであります。
170 言霊(ことたま)は、171霊治(れいぢ)大道(だいだう)()である。
172 言霊(ことたま)は、173透逸(とういつ)卓出(たくしゆつ)()である。
174 言霊(ことたま)は、175神霊(しんれい)活気(くわつき)凛々(りんりん)()である。
176 言霊(ことたま)は、177組織(そしき)親睦(しんぼく)国家(こくか)()である。
178 言霊(ことたま)は、179永遠(えいゑん)無窮(むきゆう)連続(れんぞく)()である。
180 言霊(ことたま)は、181(みづ)身魂(みたま)善美(ぜんび)()である。
182 (これ)一言(いちげん)(つづ)むる(とき)は、183霊徳発揚()神威活躍()平和統一()高照祥光()瑞霊()神剣発動()(かみ)()(こと)であります。184(すなは)惟神(かむながら)大道(たいだう)天下(てんか)宣伝(せんでん)する至誠(しせい)至忠(しちう)聖団(せいだん)にして、185忠良(ちうりやう)なる柱石神(ちうせきしん)なりとの()賞詞(しやうし)であります。186アヽ現代(げんだい)世態(せたい)(たい)し、187(かみ)大命(たいめい)(ほう)じて日本(にほん)神国(しんこく)のために身心(しんしん)(ささ)げ、188麻柱(あななひ)大道(たいだう)実行(じつかう)する大神津見(おほかむづみの)(みこと)は、189(いま)何処(いづこ)活躍(くわつやく)するぞ。190天下(てんか)濁流(だくりう)(きよ)妖雲(えううん)一掃(いつさう)し、191災禍(さいくわ)(ほろぼ)し、192世界(せかい)万有(ばんいう)安息(あんそく)せしむる神人(しんじん)は、193(いま)何処(いづこ)出現(しゆつげん)せむとする()194(じつ)現代(げんだい)黄泉(よもつ)比良坂(ひらさか)の、195善悪(ぜんあく)正邪(せいじや)治乱(ちらん)興廃(こうはい)(わか)るる大峠(おほたうげ)(あが)(ぐち)であります。
196大正九・一一・一 於五六七殿 外山豊二録)
197大正一一・二・一一 旧一・一五 谷村真友再録)

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