霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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テキストのタイプ [?]ルビを表示させたまま文字列を選択してコピー&ペーストすると、ブラウザによってはルビも一緒にコピーされてしまい、ブログ等に引用するのに手間がかかります。そんな時には「コピー用のテキスト」に変更して下さい。ルビも脚注もない、ベタなテキストが表示され、きれいにコピーできます。[×閉じる]

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アンカーの表示 [?]本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。[×閉じる]


宣伝歌 [?]宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。[×閉じる]
脚注 [?][※]や[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。まだ少ししか付いていませんが、目障りな場合は「表示しない」設定に変えて下さい。ただし[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。[×閉じる]


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傍点の色 [?]底本で傍点(圏点)が付いている文字は、『霊界物語ネット』では太字で表示されますが、その色を変えます。[×閉じる]
外字1の色 [?]この設定は現在使われておりません。[×閉じる]
外字2の色 [?]文字がフォントに存在せず、画像を使っている場合がありますが、その画像の周囲の色を変えます。[×閉じる]

  

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マーキングパネル
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【引数の設定例】 &mky=a010-a021a034  アンカー010から021と、034を、イエローでマーキング。

          

血潮

インフォメーション
題名:血潮 著者:出口王仁三郎
ページ:135 目次メモ:
概要: 備考:『故山の夢』p252-256 タグ: データ凡例: データ最終更新日:2023-11-05 14:54:33 OBC :B121808c61
─二十五六歳の頃─
母親の肩で(かぜ)きりかへりたる三日目の(あさ)彼女のふみ()
玉章(たまづさ)(ひら)きて見れば京都市へ奉公にやらるとしるしありけり
京都市の呉服店にて奉公すると彼女の手紙こまごまきたる
真心の君におはせば一度(ぐらゐ)は訪ね()ませとしるしありたり
矢も(たて)もたまらず京都市大宮通り四条(しでう)の呉服店を()ひゆく
呉服店に()りて品物調べつつ待てども彼女のおもかげもなし
上女中(かみぢよちう)なりしがためか店の()何時(いつ)まで待てど彼女は見えず
店員に顔のぞかるるじれつたさ羽織地一反(いつたん)買ひてかへれり
丹波より六里の雪の道ゆきてかへる(ゆふ)べのさびしきこころ
彼女()のこと思はじと雄心(をごころ)(あきら)めみれどもわすらえなくに
待てど待てど()まさぬ(きみ)(うら)めしと(しばら)くたちて彼女の(ふみ)()
()ごころの(ふみ)見て胸の高鳴りのやまぬくるしさ又(きやう)(のぼ)
呉服屋の店をふたたび()ひゆきて待てど彼女の声だも聞かず
二時間()店に待ちしがあきらめてまた袴地(はかまぢ)を買ひてかへりぬ
それ以後は彼女の(はう)より(ふみ)()(われ)もゆかなく(とし)ふりにけり
青春の血に燃えつつも行末をおもへば恋の鋒先(ほこさき)ゆるみぬ『故山の夢』では「鋒」ではなく「鉾」。
独り立つ身にしあらねば恋心(こひごころ)おこすべきかはと(あきら)めてけり
時折に彼女のうはさきくごとにあきらめし胸ふたたび高鳴る
若き日の血潮(ちしほ)燃えたつ秋の日に紅葉狩(もみぢがり)してこころなぐさむ
忘れむと()へどときどき夢に見る彼女の姿に悩みし若き日

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