霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
目 次設 定
設定
印刷用画面を開く [?]プリント専用のシンプルな画面が開きます。文章の途中から印刷したい場合は、文頭にしたい位置のアンカーをクリックしてから開いて下さい。[×閉じる]
話者名の追加表示 [?]セリフの前に話者名が記していない場合、誰がしゃべっているセリフなのか分からなくなってしまう場合があります。底本にはありませんが、話者名を追加して表示します。[×閉じる]
表示できる章
テキストのタイプ [?]ルビを表示させたまま文字列を選択してコピー&ペーストすると、ブラウザによってはルビも一緒にコピーされてしまい、ブログ等に引用するのに手間がかかります。そんな時には「コピー用のテキスト」に変更して下さい。ルビも脚注もない、ベタなテキストが表示され、きれいにコピーできます。[×閉じる]

文字サイズ
フォント

ルビの表示



アンカーの表示 [?]本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。[×閉じる]


宣伝歌 [?]宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。[×閉じる]
脚注 [?][※]や[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。まだ少ししか付いていませんが、目障りな場合は「表示しない」設定に変えて下さい。ただし[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。[×閉じる]


文字の色
背景の色
ルビの色
傍点の色 [?]底本で傍点(圏点)が付いている文字は、『霊界物語ネット』では太字で表示されますが、その色を変えます。[×閉じる]
外字1の色 [?]この設定は現在使われておりません。[×閉じる]
外字2の色 [?]文字がフォントに存在せず、画像を使っている場合がありますが、その画像の周囲の色を変えます。[×閉じる]

  

表示がおかしくなったらリロードしたり、クッキーを削除してみて下さい。


【新着情報】10月30~31日に旧サイトから新サイトへの移行作業を行う予定です。実験用サイトサブスク
マーキングパネル
設定パネルで「全てのアンカーを表示」させてアンカーをクリックして下さい。

【引数の設定例】 &mky=a010-a021a034  アンカー010から021と、034を、イエローでマーキング。

          

第八章 (しま)訣別(けつべつ)〔七三八〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第24巻 如意宝珠 亥の巻 篇:第2篇 南洋探島 よみ(新仮名遣い):なんようたんとう
章:第8章 島に訣別 よみ(新仮名遣い):しまにけつべつ 通し章番号:738
口述日:1922(大正11)年07月02日(旧閏05月08日) 口述場所: 筆録者:谷村真友 校正日: 校正場所: 初版発行日:1923(大正12)年5月10日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
三五教の教主・言依別命は、玉能姫から高姫が玉への執着に囚われて海に漕ぎ出したと聞いた。言依別命は高姫が難儀をしているだろうから助けに行くようにと命じ、命を奉じた玉治別、初稚姫、玉能姫は船を作って高姫を追いかけた。
途中、馬関海峡の瀬戸の岩に、友彦、鶴公、清公、武公が難船しているのを見つけ、船に乗せて一緒に高姫を追いかけた。一行はアンボイナ島の海辺に高姫の笠が落ちているのを認め、濃霧の中を雌滝指してやって来たのであった。
一行は高姫を見つけ出して来意を告げたが、高姫はまた玉探しの妨害をしに来たと思って毒舌で一行を迎える。玉治別は蜈蚣姫が倒れて苦しんでいるのに気づき、鎮魂を施して癒した。
蜈蚣姫が涙を流して玉治別に感謝を表すと、高姫は、自分の神力によって玉治別が蜈蚣姫を治したのだ、と屁理屈をこねる。しかし蜈蚣姫に最前の態度をたしなめられて黙ってしまう。
蜈蚣姫は玉治別、玉能姫、初稚姫と初対面をし憎まれ口を叩く。しかし一行に混じって友彦がやってきたのを見て、娘に会おうと思って追いかけてきたのならさっさとあきらめて帰るように、と叱り付ける。
友彦は、東助によって罪を赦され、その代わりに高姫の救助に向かうようにと仰せ付けられて、清公、武公、鶴公と一緒に船出したが、難船したところを三五教の一行に助けられたのだ、と経緯を物語る。
高姫は、上手いことを言って玉を奪おうとして追って来たのだろうと、東助を始め一同を嘲弄する。高姫のあまりの悪口暴言に、さすがの蜈蚣姫も三五教徒らを気の毒がり、船を持ってきてくれたことに礼を言い、感謝の意を表した。
玉治別は、二艘の船を持ってきたので一艘は蜈蚣姫らに与え、もう一艘で聖地に帰ろうと高姫を促す。高姫は誰が玉治別に従うものか、と言うとむくっと起きて一目散に海辺に走り行き、大きい方の船に乗って一人漕ぎ出してしまった。
一同は呆れていたが、高姫は印籠を滝の側に忘れたことを思い出し、引き返してきた。そしてちょっと漕いでみたのだ、と言い訳をして、自分が戻るまで船を出さないようにと言い置いて滝に印籠を取りに行った。
一行は船を出して、十間ばかり沖で笑いさざめいている。高姫は浜辺に戻ってきて船を呼ぶが、友彦はわざと意地の悪いことを言って高姫をなぶる。高姫は仕方なく泳いで船の方にやってきた。命からがら船に手をかけると、貫州とスマートボールが高姫を船に引き上げた。
玉治別、玉能姫、初稚姫、鶴、武、清ら三五教の一行は何処へともなく帰ってしまった。蜈蚣姫、高姫らの一行に友彦を加えた船は、西南指して進んで行った。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2021-08-02 19:07:56 OBC :rm2408
愛善世界社版:118頁 八幡書店版:第4輯 655頁 修補版: 校定版:120頁 普及版:56頁 初版: ページ備考:
001(玉治別)(かみ)経綸(しぐみ)白浪(しらなみ)
002()つの御玉(みたま)(さぐ)らむと
003執着心(しふちやくしん)何処(どこ)までも
004(ふか)海原(うなばら)(うか)びつつ
005(この)()瀬戸(せと)(うみ)()えて
006家島(えしま)高島(たかしま)小戸島(せうどしま)
007国城山(くにしろやま)岩窟(がんくつ)
008(とりで)(かま)へて瑞宝(ずゐはう)
009所在(ありか)(さが)蜈蚣姫(むかでひめ)
010(こころ)(おな)高姫(たかひめ)
011やうやう妥協(だけふ)(ととの)へて
012(ふたた)(ふね)(さを)をさし
013梅島(うめじま)竹島(たけじま)桜島(さくらじま)
014馬関(ばくわん)海峡(かいけふ)乗越(のりこ)えつ
015(かみ)(めぐみ)大島(おほしま)
016栗島(くりしま)岩島(いはしま)竹野島(たけのしま)
017(なほ)(すす)んで琵琶(びは)(しま)
018南洋一(なんやういち)霊場(れいぢやう)
019(うはさ)(たか)竜宮島(りうぐうじま)
020(たま)所在(ありか)(さぐ)るべく
021(たづ)(きた)るぞ果敢(はか)なけれ
022(われ)聖地(せいち)()れませる
023言依別(ことよりわけ)神司(かむづかさ)
024稜威(いづ)御言(みこと)をかかぶりて
025再度山(ふたたびやま)山麓(さんろく)
026(たづ)ねて(きた)折柄(をりから)
027玉能(たまの)(ひめ)物語(ものがたり)
028三五教(あななひけう)高姫(たかひめ)
029(たま)(こころ)(うば)はれて
030(あら)海路(うなぢ)(わた)りつつ
031南洋(なんやう)さして()()きし
032(はなし)()くより()(たて)
033(たま)()ねたる玉治別(たまはるわけ)
034天地(てんち)(つう)ずる真心(まごころ)
035玉能(たまの)(ひめ)(うご)かせて
036(あらた)(かた)(ふね)(つく)
037御後(みあと)(した)(きた)りけり
038馬関(ばくわん)瀬戸(せと)()ぐるとき
039(なみ)(ただよ)(ふね)()
040(いは)()ひつき()(さけ)
041二三(にさん)(ひと)(かげ)()
042(ふね)近寄(ちかよ)(なが)むれば
043バラモン(けう)宣伝使(せんでんし)
044友彦(ともひこ)(はじ)三五(あななひ)
045(かみ)(をしへ)信徒(まめひと)
046(つか)(まつ)りし(つる)さまや
047(きよ)さま(たけ)さま四人(よにん)(づれ)
048九死(きうし)一生(いつしやう)有様(ありさま)
049(すく)うて(やうや)(この)(しま)
050(きた)りて()れば海端(うみばた)
051()ちたる(かさ)高姫(たかひめ)
052此処(ここ)()ませる(しるし)ぞと
053(こころ)(いさ)()(いさ)
054青葉(あをば)(しげ)れる()()をば
055(くぐ)りて此処(ここ)()()れば
056雄滝(をだき)雌滝(めだき)相並(あひなら)
057天下(てんか)無比(むひ)絶景(ぜつけい)
058憧憬(あこが)()たる(をり)もあれ
059(たちま)(つつ)深霧(ふかぎり)
060咫尺(しせき)(べん)ぜず一行(いつかう)
061雄滝(をだき)(まへ)(たたず)みて
062様子(やうす)(うかが)()たりしが
063雌滝(めだき)(はう)より(きこ)()
064(あや)しき(をんな)(さけ)(ごゑ)
065何事(なにごと)ならむと()(いら)
066(たす)けむものと(おも)へども
067咫尺(しせき)(べん)ぜぬ(きり)(なか)
068()(くだ)すべき(よし)もなく
069(こころ)をいらつ一刹那(いつせつな)
070(たちま)()()科戸辺(しなどべ)
071(かみ)伊吹(いぶき)(はら)はれて
072一望(いちばう)千里(せんり)()れの(そら)
073小路(こみち)(つた)()()れば
074高姫(たかひめ)さまの一行(いつかう)
075(いよいよ)此処(ここ)立籠(たてこも)
076(みそぎ)修業(しゆげふ)最中(さいちう)
077(さと)りし(とき)(うれ)しさよ
078あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
079御霊(みたま)(さちは)ひましまして
080高姫(たかひめ)さまの(むね)(うち)
081一日(ひとひ)(はや)()らせかし
082(われ)玉治別(たまはるわけ)(つかさ)
083玉能(たまの)(ひめ)初稚姫(はつわかひめ)
084(まこと)御言(みこと)(したが)ひて
085(なれ)(いのち)(すく)はむと
086やうやう此処(ここ)(きた)りたり
087嗚呼(ああ)高姫(たかひめ)(その)(ほか)
088(かみ)大道(おほぢ)(あゆ)(ひと)
089(こころ)(たひら)(やす)らかに
090(わが)一行(いつかう)真心(まごころ)
091うまら詳細(つばら)聞召(きこしめ)せ』
092(うた)ひつつ男女(だんぢよ)(しち)(にん)093高姫(たかひめ)(まへ)()(あら)はれ、094(うた)(よそほ)ひて来意(らいい)()()てたり。
095 高姫(たかひめ)一行(いつかう)姿(すがた)(なが)め、
096高姫『ヤアお(まへ)玉能姫(たまのひめ)初稚姫(はつわかひめ)さま、097それに玉治別(たまはるわけ)田吾作(たごさく)どの、098何用(なによう)あつて執念深(しふねんぶか)高姫(たかひめ)(あと)()(ねら)うてお()でたのだ。099()()(たま)所在(ありか)(さが)されてはならないと(おも)つて、100()碌々(ろくろく)()られず、101こんな(ところ)(まで)調(しら)べに()たのだらう。102遥々(はるばる)()遠方(ゑんぽう)(ところ)()苦労(くらう)(さま)103よもや高姫(たかひめ)(この)(しま)()るとは(おも)はなんだでせう。104サアかうなる以上(いじやう)(たま)(かく)したのは、105(この)竜宮島(りうぐうじま)間違(まちが)ひない。106(ひやく)(にち)(あま)りも(さが)して()たが、107何分(なにぶん)(おほ)きな(しま)だから充分(じうぶん)調(しら)べる(わけ)にも()かず、108サアよい(ところ)()た。109今度(こんど)(たま)所在(ありか)明瞭(はつきり)()ひなされ』
110 玉能姫(たまのひめ)(しづ)かに、
111玉能姫高姫(たかひめ)さま、112何程(なにほど)(さが)(あそ)ばしても、113三十万(さんじふまん)(ねん)未来(みらい)でなければ、114(みつ)つの神宝(しんぱう)(あら)はれませぬ。115(わたし)(けつ)して貴女(あなた)(がた)玉探(たまさが)しを、116()()けて(まゐ)つたのではありませぬ。117初稚姫(はつわかひめ)(さま)教主(けうしゆ)言依別(ことよりわけの)(みこと)(さま)(めい)(ほう)じ、118高姫(たかひめ)さまは(たま)(こころ)(うば)はれ、119いらぬ苦労(くらう)をなさるのが()(どく)だから、120(むか)(まを)して()いとの()命令(めいれい)121(ふね)(なが)され(さぞ)(こま)りだといふ(こと)を、122(かみ)(さま)(さき)にお(わか)りだから、123(ふた)つの(ふね)()つてお(むか)ひに()たのです。124どうぞ吾々(われわれ)此処(ここ)()(こと)善意(ぜんい)(かい)して(くだ)さい』
125高姫『これはこれは(なに)から(なに)まで()()のない言依別(ことよりわけの)(みこと)126……初稚姫(はつわかひめ)127玉能姫(たまのひめ)さま、128(ふね)二艘(にそう)()つてようマア()られました。129(まこと)()親切(しんせつ)有難(ありがた)いと(まを)したいが、130さう安々(やすやす)とお(れい)(まを)されぬ理由(りいう)が……ヘン御座(ござ)いますワイ。131あれだけ(この)高姫(たかひめ)揚壺(あげつぼ)()はし、132(よろこ)んで()言依別(ことよりわけの)(みこと)海洋(かいやう)万里(ばんり)(この)(しま)(まで)(わたし)(たす)けに()親切(しんせつ)があれば、133玉隠(たまかく)しをしたりして我々(われわれ)(くる)しめる道理(だうり)がない。134(もと)をただせば(この)高姫(たかひめ)がコンナ(ところ)まで()て、135あらゆる艱難(かんなん)苦労(くらう)するのも、136みな言依別(ことよりわけの)(みこと)137初稚姫(はつわかひめ)138杢助(もくすけ)139玉能姫(たまのひめ)(さま)のお(かしこ)悪智慧(わるぢゑ)のお(かげ)ですワイ。140ようマアこれ(だけ)(ひと)心配(しんぱい)をかけて(くだ)さつた。141何程(なにほど)高姫(たかひめ)機嫌(きげん)をとらうと(おも)つても(その)()には()りませぬぞえ』
142 玉治別(たまはるわけ)(くち)(とが)らせ、
143玉治別(なん)とマア執念深(しふねんぶか)(わけ)(わか)らぬ高姫(たかひめ)だなア、144(いのち)からがら小舟(こぶね)()つて、145万里(ばんり)波濤(はたう)(わた)(たす)けに()ながら、146こんな小言(こごと)()かうとは(おも)はなかつた。147……高姫(たかひめ)さま、148(まへ)さま、149本当(ほんたう)没分暁漢(わからずや)だなア』
150高姫『コレ田吾作(たごさく)どの、151(なに)をツベコベと横槍(よこやり)()れるのだイ。152(まへ)宇都山(うづやま)(むら)で、153(いも)赤子(あかご)さへ大切(たいせつ)(そだ)てて()れば(しやう)()ふのだ。154言依別(ことよりわけ)(めづ)らしもの()ひに抜擢(ばつてき)されて宣伝使(せんでんし)になり、155玉治別(たまはるわけ)()(いただ)いたと(おも)うて、156変性(へんじやう)男子(なんし)系統(ひつぽう)生宮(いきみや)に、157(なに)をツベコベほざくのだ、158スツコンで()なさい。159あまり偉相(えらさう)()ふと(この)(しま)熊蜂(くまばち)()つて()て……それ其処(そこ)()蜈蚣姫(むかでひめ)(やう)()()はされますよ』
160言葉尻(ことばじり)をピンとはねて(からだ)(ゆす)り、161(はち)(はら)(やう)態度(たいど)にてパタパタと()ばたきして()せる。162玉治別(たまはるわけ)(はじ)めて其処(そこ)蜈蚣姫(むかでひめ)(たふ)れて()るに気付(きづ)き、163一生(いつしやう)懸命(けんめい)神言(かみごと)奏上(そうじやう)し、164言霊(ことたま)(とな)鎮魂(ちんこん)(ほどこ)した。165不思議(ふしぎ)蜈蚣姫(むかでひめ)(はれ)刻々(こくこく)ひすぼり、166(たちま)(もと)姿(すがた)(かへ)り、167玉治別(たまはるわけ)(むか)両手(りやうて)(あは)せ、168(なみだ)(たき)(ごと)(なが)感謝(かんしや)()(へう)して()る。
169高姫『コレハコレハ蜈蚣姫(むかでひめ)さま、170仕合(しあは)せな(こと)171(わたし)(いま)(たす)けて()げようと(おも)つて、172色々(いろいろ)(かみ)(さま)(ねが)つて()つた(ところ)173半時(はんとき)ばかりの(あひだ)全快(ぜんくわい)させてやらうと、174()出神(でのかみ)仰有(おつしや)つて恰度(ちやうど)(いま)半時(はんとき)(ばか)()つた(ところ)だ。175其処(そこ)玉治別(たまはるわけ)がやつて()(からす)おどし(やう)恰好(かつかう)して鎮魂(ちんこん)をしてそれで(なほ)つたと(おも)ふと(おほ)きな間違(まちが)ひ、176恰度(ちやうど)()時刻(じこく)()よつて自分(じぶん)(なほ)した(やう)(おも)うて、177(まへ)さまの感謝(かんしや)言葉(ことば)手柄顔(てがらがほ)偉相(えらさう)に、178……蚯蚓切(みみずき)りの蛙飛(かはづと)ばしの(くせ)に、179鎮魂(ちんこん)に、180神力(しんりき)があつてたまりますか。181コンナ(をとこ)病気(びやうき)(なほ)せる(くらゐ)なら、182(わたし)(すで)(かみ)(さま)宣伝使(せんでんし)はやめて()りますよ』
183蜈蚣姫『ドチラのお(かげ)だか()りませぬが、184有難(ありがた)御座(ござ)います。185(しか)高姫(たかひめ)さま、186貴女(あなた)最前(さいぜん)濃霧(のうむ)(つつ)まれた(とき)187……貫州(くわんしう)だけ(たす)けて(くだ)され、188蜈蚣姫(むかでひめ)()都合(つがふ)でドウなとして(くだ)さい……と(いの)つて()ましたねエ。189随分(ずゐぶん)水臭(みづくさ)いお(かた)ですワ』
190 高姫(たかひめ)無言(むごん)
191玉能姫貴女(あなた)(うはさ)()きました蜈蚣姫(むかでひめ)(さま)御座(ござ)いますか。192これは(めづ)らしい(ところ)でお()にかかりました。193(わたし)生田森(いくたのもり)玉能姫(たまのひめ)御座(ござ)います。194(この)(ちひ)さい(をんな)(かた)聖地(せいち)(おい)有名(いうめい)初稚姫(はつわかひめ)(さま)御座(ござ)います』
195蜈蚣姫『さうかいナア。196……お(まへ)がアノ(てこ)でも(ぼう)でも(うご)かぬ玉能姫(たまのひめ)だな。197さうして頑固者(ぐわんこもの)杢助(もくすけ)(むすめ)()ふのは此奴(こいつ)かいなア。198ホンニ一寸(ちよつと)小賢(こざか)しい悪気(わるぎ)()りさうな、199()ささうな(かほ)をして()るワイ、200オホヽヽヽ。201……ヤアお(まへ)(くそ)まぶれになつて()げて()友彦(ともひこ)ぢやないか。202大方(おほかた)(わし)(あと)()ひ、203(むすめ)()はうと(おも)つて()たのだらう。204エヽ(けが)らはしい。205友彦(ともひこ)糞彦(くそひこ)206サア、207トツトと(かへ)らつしやれ』
208友彦(わたし)(けつ)して小糸姫(こいとひめ)未練(みれん)があつて(まゐ)つたのではありませぬ。209淡路島(あはぢしま)酋長(しうちやう)東助(とうすけ)(さま)が、210(わたし)大罪(だいざい)(ゆる)して(くだ)さいまして、211(その)(かは)()一同(いちどう)をお(たす)けする()めに(ふね)()つて()けと(めい)ぜられ、212(きよ)さま、213(たけ)さま、214(つる)さまと一緒(いつしよ)(あと)()うて(まゐ)つたのです。215東助(とうすけ)(さま)(かみ)(さま)がお()(あそ)ばしたには、216(まへ)さまは南洋(なんやう)のアンボイナ(たう)(ふね)をとられるに(ちが)ひないから、217(ふね)()つて(むか)ひに()つて()いと仰有(おつしや)られて、218情深(なさけぶか)東助(とうすけ)(さま)が、219(まへ)(たす)ける(やう)(わたし)をお(つか)はしになつたのだ。220東助(とうすけ)さまにお(れい)(まを)さねばなりませぬぞえ。221高姫(たかひめ)さま、222蜈蚣姫(むかでひめ)さま、223どうです。224これでも不足(ふそく)()(ところ)がありますかい』
225高姫(とも)さま、226イランお世話(せわ)だ。227(たれ)(たす)けて()れと(たの)みました。228自分(じぶん)勝手(かつて)口実(こうじつ)(まう)けて、229(たま)所在(ありか)(さが)さうと(おも)ひよつて()たのだらう。230ヘン阿呆(あはう)らしい。231(たれ)がお(れい)()馬鹿(ばか)があるものかい。232いい加減(かげん)(ひと)馬鹿(ばか)にして()きなさい。233余人(よにん)はイザ()らず、234(この)高姫(たかひめ)(かぎ)つて、235ソンナ巧妙(かうめう)(うそ)()ひませぬわいなア。236オホヽヽヽ』
237一言(ひとこと)々々(ひとこと)(かた)から胴体(どうたい)(ゆす)つて嘲弄(てうろう)する。238友彦(ともひこ)疳筋(かんすぢ)()て、
239友彦(わたし)何程(なにほど)嘲笑(てうせう)されても不足(ふそく)()はれてもかまはぬが、240さういふ挨拶(あいさつ)をされて東助(とうすけ)(さま)(たい)して、241ドウいふ返事(へんじ)をしてよいか(わか)りませぬ。242(なん)とか其処(そこ)人情(にんじやう)(わきま)へての()挨拶(あいさつ)()りさうなものですなア』
243高姫『ヘン、244(うま)(こと)仰有(おつしや)いますワイ。245(ひと)家島(えじま)()つたらかして、246東助(とうすけ)野郎(やらう)247(きよ)248(たけ)249(つる)(さん)(にん)引捉(ひつとら)へ、250気楽(きらく)さうに追分(おひわけ)(うた)つて()んだぢやないか。251それ()親切(しんせつ)があるなら、252ナゼ(わし)家島(えじま)()つて()んで仕舞(しま)つた。253ナント(うま)(こと)()うても、254事実(じじつ)事実(じじつ)だから仕方(しかた)がありますまい。255オー(こわ)(こわ)や、256(むし)(ころ)さぬ(やう)(つら)をして()るチツペの初稚姫(はつわかひめ)玉能姫(たまのひめ)が、257(この)年寄(としより)素破抜(すつぱぬ)きを()はして、258玉隠(たまかく)しをやると()()(なか)だから、259油断(ゆだん)(すき)もあつたものぢやないワイなア。260何程(なにほど)親切(しんせつ)にして()せて(くだ)さつても、261(こころ)から親切(しんせつ)でない以上(いじやう)は、262有難(ありがた)いともナントモ(おも)ひませぬ。263(かへつ)(その)仕打(しうち)(にく)らしい。264イヒヽヽヽ』
265上下(うへした)()けたり()はせ(くちびる)四角(しかく)にして、266(まへ)突出(つきだ)して()せる。
267友彦高姫(たかひめ)さま、268あまりぢやありませぬか。269東助(とうすけ)さまはアヽ()えても、270親切(しんせつ)(かた)ですよ』
271高姫親切(しんせつ)ぢやと()つて船頭(せんどう)(くらゐ)をして()(やつ)(なん)になるか。272()出神(でのかみ)天眼通(てんがんつう)でチヤンと調(しら)べてある。273船頭(せんどう)社会(なかま)ヤンチヤ(いへ)(なに)()(やつ)だらう。274(えら)さうに国城山(くにしろやま)(きよ)275(つる)276(たけ)()させよつて、277一廉(いつかど)酋長(しうちやう)だとか金持(かねもち)だとか(ぬか)しよつて、278(わざ)とに八百長(やほちやう)友彦(ともひこ)引縛(ひつくく)つて(かへ)り、279(その)(あと)(おひ)かけて()たのだらう。280船頭(せんどう)賃銭(ちんせん)なしに(たれ)がお(まへ)(たち)をよこすものか。281(また)(まへ)(たち)日頃(ひごろ)泥棒(どろばう)根性(こんじやう)発揮(はつき)して、282高姫(たかひめ)(たま)発見(はつけん)したら、283フンだくつて(かへ)らうと(おも)うて()たのに(ちが)ひない。284三百(さんびやく)(りやう)フンだくつたり、285(ひと)女房(にようばう)(ねら)ひそこねて、286雪隠(せんち)(くぐ)つて()()したりする(やう)(をとこ)が、287()んな(うま)(こと)()うても駄目(だめ)だ。288モツト人格(じんかく)のある(をとこ)()ふのなら、289(ひと)つや半分(はんぶん)承知(しようち)をせまいものでもないが、290(まへ)(やう)泥棒(どろばう)根性(こんじやう)(をとこ)や、291(きよ)292(つる)293(たけ)(やう)裏返(うらがへ)(もの)()(こと)が、294ドウして、295……ヘン(しん)じられますか。296初稚姫(はつわかひめ)297玉能姫(たまのひめ)298田吾作(たごさく)だとて(その)(とほ)りだ。299(しち)(にん)(はら)(あは)せ、300高姫(たかひめ)蜈蚣姫(むかでひめ)手柄(てがら)横取(よこど)りしようと(おも)つてやつて()(その)計略(けいりやく)301仮令(たとへ)千万言(せんまんげん)(つく)弁解(べんかい)しても……ヘン、302だアめですよ』
303両手(りやうて)(まへ)(はう)にニユウと()()し、304(こし)(かが)め、305(しり)(たて)()つて、306(かへる)(ごと)二三(にさん)間前(げんまへ)にピヨンピヨン()んでキヨクツて()せる。
307 蜈蚣姫(むかでひめ)()(どく)がり、
308蜈蚣姫高姫(たかひめ)(さま)(なん)仰有(おつしや)ろうとも、309どうぞお()()へて(くだ)さいますな。310あの(かた)一寸(ちよつと)(かは)つて()ますから、311(わたし)(ふね)()つて()(くだ)さつたのが(なに)より有難(ありがた)い。312玉能姫(たまのひめ)(さま)313初稚姫(はつわかひめ)(さま)有難(ありがた)う。314(この)(とほ)りお(れい)(まを)します』
315(なみだ)(なが)しながら両手(りやうて)(あは)して(こころ)(そこ)より感謝(かんしや)する。
316玉能姫(なに)これしきの(こと)に、317(れい)仰有(おつしや)つて(くだ)さつては、318玉能姫(たまのひめ)一行(いつかう)319(かへつ)(はづ)かしい(やう)()(いた)します。320()(なか)相身互(あひみたが)ひで御座(ござ)います。321(あめ)(した)他人(たにん)だの(かたき)だのと()(もの)()らう道理(だうり)御座(ござ)いませぬ。322サア何時(いつ)(まで)斯様(かやう)(ところ)()られましても、323(たま)(けつ)して()ては(まゐ)りませぬ。324(はや)(かへ)りませう』
325蜈蚣姫『ハイ有難(ありがた)う。326ソンナラ(ふね)()つて()(くだ)すつたのを(さいは)ひ、327(わたし)(むすめ)小糸姫(こいとひめ)()ひたくてなりませぬから、328竜宮(りうぐう)(ひと)(じま)(わた)りますから、329どうぞ一艘(いつそう)(ふね)をお()(くだ)さいませ』
330玉能姫二艘(にそう)()つて(まゐ)りましたから、331一艘(いつそう)(だけ)はどうぞ、332()自由(じいう)にお使(つか)(くだ)さい。333……サア高姫(たかひめ)(さま)334(わたし)一緒(いつしよ)聖地(せいち)(かへ)りませう。335(とも)(いた)しますから』
336高姫『ナント()つても此処(ここ)一寸(いつすん)(うご)きませぬぞへ、337高姫(たかひめ)は』
338 玉治別(たまはるわけ)は、
339玉治別『ソンナラお(まへ)さまの()勝手(かつて)になさいませ。340……サア(みな)さま、341(かへ)りたい(かた)(ふね)()つて(かへ)りませぬか。342()りたい(かた)()()げて(くだ)さい。343(いち)344()345(さん)……ヤア何方(どなた)(かへ)りたいと()えます。346一人(ひとり)()りたい(ひと)はないと()えます。347一寸(いつすん)(うご)かないと仰有(おつしや)つた高姫(たかひめ)さまでさへも()()げなさらぬワイ』
348高姫(たれ)田吾作(たごさく)命令(めいれい)服従(ふくじう)して、349この(たふと)()安々(やすやす)()げたり()げたりしますかいナア。350ササ(はや)()つて丈夫(ぢやうぶ)(ふね)()りませうかい』
351とムクムクと起上(おきあが)り、352浜辺(はまべ)()して一目散(いちもくさん)(はし)つて()く。353一同(いちどう)高姫(たかひめ)のあとに()()浜辺(はまべ)(むか)ふ。354高姫(たかひめ)(はや)くも一艘(いつそう)(ふね)()()大勢(おほぜい)(のこ)し、355(ただ)一人(ひとり)(うみ)(なか)(とほ)()いで(はし)()く。
356 玉治別(たまはるわけ)(した)をまきながら、
357玉治別『ヤア高姫(たかひめ)(やつ)358()しからぬ(こと)をしよる。359(おほ)きい()(ふね)(ただ)一人(ひとり)()りよつて(この)小船(こぶね)(これ)()けの(もの)()るのは大変(たいへん)険難(けんのん)だ。360(なみ)(しづ)かな(とき)()いが、361チツトでも(なみ)()つたら()()れない。362(こま)つた(こと)になつたものだ』
363磯端(いそばた)地団駄(ぢだんだ)()んで口惜(くや)しがつて()る。364一方(いつぱう)高姫(たかひめ)はメラの(たき)(ふもと)肝腎要(かんじんかなめ)印籠(いんろう)(わす)れた(こと)(おも)()し、365イヤイヤ(なが)(ふたた)(ふね)()いで此方(こちら)(かへ)()る。
366 玉治別(たまはるわけ)()()つて、
367玉治別『ヤア、368さすがの高姫(たかひめ)(おき)まで()(こわ)くなつたと()え、369後戻(あともど)りして()をる。370(えら)さうに()つても流石(さすが)(をんな)だ。371これでは()出神(でのかみ)生宮(いきみや)()加減(かげん)なものだなア。372アハヽヽヽ』
373一同『オホヽヽヽ』
374 大勢(おほぜい)一度(いちど)にドツト(わら)ふ。375(この)(とき)長途(ちやうと)航海(かうかい)()れた()で、376()(あやつ)()()(ごと)(もど)つて()高姫(たかひめ)は、
377高姫(みな)さま、378一寸(ちよつと)()いで()たが随分(ずゐぶん)面白(おもしろ)いものだ。379(これ)なら仮令(たとへ)(ひやく)()(せん)()()いだところで大丈夫(だいぢやうぶ)だよ。380(わたし)はメラの(たき)(おと)(もの)をしたから、381五六丁(ごろくちやう)(ところ)だから()つて()るよつて()つて()(くだ)さいよ。382……コレコレ貫州(くわんしう)383玉治別(たまはるわけ)さま、384(わたし)()いてお()で、385()(ふね)()されちや大変(たいへん)だから……』
386 貫州(くわんしう)387玉治別(たまはるわけ)(くち)(そろ)へて、
388玉治別、貫州滅相(めつさう)な、389吾々(われわれ)両人(りやうにん)(そろ)ひも(そろ)うて(あし)(うら)(たけ)()(かぶ)()き、390一歩(いつぽ)(ある)けないのだよ。391吾々(われわれ)一同(いちどう)(この)(うみ)景色(けしき)(なが)めて()つて()るから、392貴女(あなた)一人(ひとり)()つて()(くだ)さい、393(けつ)してお(まへ)さまのやうに意地(いぢ)(わる)(こと)はせぬからなア』
394 高姫(たかひめ)(あわただ)しくメラの(たき)(はう)(むか)つて、395青葉(あをば)()うて姿(すがた)(かく)したり。396(その)(あひだ)玉能姫(たまのひめ)397初稚姫(はつわかひめ)398玉治別(たまはるわけ)399(きよ)400(つる)401(たけ)(ろく)(にん)(あたら)しき(ふね)()()みぬ。402蜈蚣姫(むかでひめ)403友彦(ともひこ)404久助(きうすけ)405スマートボール、406(たみ)()()二人(ふたり)は、407(やや)(ふる)小船(こぶね)()()せたり。408さうして手早(てばや)(ともづな)()き、409十間(じつけん)ばかり(おか)をはなれて面白(おもしろ)可笑(をか)しさうに(わら)ひさざめき()る。410そこに高姫(たかひめ)印籠(いんろう)引掴(ひつつか)み、411スタスタと(はし)(きた)り、
412高姫(わたし)応答(こたへ)もなしに…………何故(なぜ)(ふね)()したのだい。413サア、414(はや)(ふね)()いでこちらへ()せなされよー』
415 玉治別(たまはるわけ)新船(さらぶね)を、416友彦(ともひこ)古船(ふるぶね)一生(いつしやう)懸命(けんめい)()()す。417一刻(いつこく)々々(いつこく)陸地(りくち)(とほ)ざかる。418高姫(たかひめ)(こゑ)(かぎ)りに、
419高姫『オーイその(ふね)420此方(こちら)()せるのだー』
421友彦『ナンダか()らぬが、422友彦(ともひこ)()げば()ぐほど(ふね)(さき)()くのだよ』
423(うた)(うた)ひながら、424意地悪(いぢわる)(おき)(むか)つて()(はじ)めける。425高姫(たかひめ)赤裸(まつぱだか)になり、426印籠(いんろう)(くち)(くは)へ、427着物(きもの)(あたま)にくくりつけ、428抜手(ぬきて)()つて蜈蚣姫(むかでひめ)()つた古船(ふるぶね)(むか)つて(およ)()く。429友彦(ともひこ)相変(あいかは)らず(いそ)いで()()ぐ。430蜈蚣姫(むかでひめ)は、
431蜈蚣姫『コレコレ友彦(ともひこ)432ソンナ意地(いぢ)(わる)(こと)をするものでない。433高姫(たかひめ)さまの(こころ)にもなつて()たがよからう』
434友彦(あま)(くち)()いから改心(かいしん)()めに、435友彦(ともひこ)一寸(ちよつと)いちやつかしてやつたのです。436ソンナラ()ちませうか』
437()()(やす)める。438高姫(たかひめ)(いのち)カラガラ(やうや)くにして(ふね)()ひつきぬ。439スマートボール、440貫州(くわんしう)高姫(たかひめ)両手(りやうて)()つて、441やつとの(こと)(ふね)(なか)引上(ひきあ)げた。
442 玉治別(たまはるわけ)()(あや)つりながら(この)()見捨(みす)てて何処(どこ)ともなく(かへ)()く。443……高姫(たかひめ)444蜈蚣姫(むかでひめ)一行(いつかう)()せた(ふね)友彦(ともひこ)(あやつ)られ、445西南(せいなん)縹渺(へうべう)たる大海原(おほうなばら)()して(すす)()く。
446大正一一・七・二 旧閏五・八 谷村真友録)
目で読むのに疲れたら耳で聴こう!霊界物語の朗読ユーチューブ
オニド関連サイト最新更新情報
10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
5/8【霊界物語ネット】霊界物語ネットに出口王仁三郎の第六歌集『霧の海』を掲載しました。
このページに誤字・脱字や表示乱れなどを見つけたら教えて下さい。
返信が必要な場合はメールでお送り下さい。【メールアドレス
合言葉「みろく」を入力して下さい→  
霊界物語ネットは飯塚弘明が運営しています。【メールアドレス】 / 動作に不具合や誤字脱字等を発見されましたら是非お知らせ下さるようお願い申し上げます。 / 本サイトに掲載されている霊界物語等の著作物の電子データは飯塚弘明ほか、多数の方々の協力によって作られました。(スペシャルサンクス) / 本サイトの著作権(デザイン、プログラム、凡例等)は飯塚弘明にあります。出口王仁三郎の著作物(霊界物語等)の著作権は保護期間が過ぎていますのでご自由にお使いいただいて構いません。ただし一部分を引用するのではなく、本サイト掲載の大部分を利用して電子書籍等に転用する場合には、必ず出典と連絡先を記して下さい。→「本サイト掲載文献の利用について」 / 出口王仁三郎の著作物は明治~昭和初期に書かれたものです。現代においては差別的と見なされる言葉や表現もありますが、当時の時代背景を鑑みてそのままにしてあります。 / プライバシーポリシー
(C) 2007-2024 Iizuka Hiroaki